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第2章 少年期 剣術・魔術成長編
第18話 中央都市ケントルム
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リューネの誕生日パーティーから数日が経ち今、俺とリューネはお父さんの部屋にいる。
「なるほどなぁ。確かにそれは良いかもな」
「だからお父さん! 明日俺とリューネをケントルムに連れて行って!」
「私からもお願いします!」
俺たちが今何をお願いしているのか。それは、
「エイミーの二十歳のお祝いをしたいんだ!」
そう。明後日でエイミーは二十歳になる。
この世界では女性は二十歳で立派な大人と認められる。
それを今まで世話になった恩返しとしてお祝いをしたかったのだ。
リューネの次はエイミー。彼女にはしっかりお祝いをしたい。プレゼントもだ。
「まぁ母さんもお祝いしようとしてたからいいと思うが、グラリスとリューネは何してあげようと思ってるんだ?」
「大きな花束とか買ってあげようかなと」
「お金は?」
「僕たちの貯めてたお小遣いからだします」
俺はポッケから銀硬貨4枚、リューネは銀硬貨3枚を取り出した。
この世界での銀硬貨の価値で言うと、現実世界で言う1000円位の価値だろう。
銅、銀、金硬貨があって、それぞれ、100円、1000円、10000円と言ったところか。
「僕とリューネはほとんど家の敷地から出ないので、お手伝いとかでもらったお小遣いを消費するタイミングがないので結構溜まっちゃいました」
俺はニコニコしながらお父さんにそう伝えた。
「グラディウスさん。お願いします」
「……よし。パーティメンバーには明日は急遽休みだと伝えておくよ。くれぐれも俺から離れちゃダメだからな!」
「「ありがとう!」」
こうして俺たちは明日、エイミーへ送る為の花束を買いに行くこととなった。
──────
ここは中央都市ケントルム。
中央大陸のど真ん中に位置し、この世界最大の都市だ。
「うわ~すっげぇ~!」
どこを見ても人! 人! 人!
久しぶりにこんなに人を見た気がする。
家を出る時、「ええええ! グラリス様たちケントルムに行くんですか!? 私も連れてってくださいよ~」と駄々をこねたエイミーをなだめるのにかなり時間がかかったが、まぁなんとか、祝うってことをバレずに家を出ることに成功した。
建物やお店は全部白っぽいレンガ造りになっていて、ヨーロッパとかそっちの方をイメージさせられる。
「二人とも迷子になるなよ」
お父さんは俺とリューネと手を繋ぎ、大通りを歩く。
「ケントルムはこんなに人がいるのね……」
「いやぁ、俺は毎日ここに来てるけど今日はいつもより少ない方だな」
「え、これで少ないんですか?」
家族みたいな話を、いや、俺たちは家族なんだ。
なんだかんだこうやってお父さんと出かけるのも初めてだ。
普通に嬉しいし、楽しい。
やっぱり俺はお父さんが大好きなんだ。
「確か、そこがお花屋さんだな。ほら俺は待ってるから二人で選んでこい」
そう言ってお父さんは俺たちの背中をポンと、押し出した。
「いらっしゃい。どんなのが欲しいんだい?」
お店の中に入ると、ブワッと、花の匂いに包まれ、壁の至る所に花が飾られていた。
お店の人はおじさん、いや、おじいちゃんと言った感じの優しそうな人だった。
「えっと……銀硬貨7枚で大きくて綺麗な花束を作りたいんですけど……」
俺がそう伝えた瞬間だった。
ドォォォォオン!!
その音に合わせて店内が揺れた。
「な、なんじゃね!?」
「なんだ今の音!」
「グラリス! 見に行くわよ!」
俺とリューネはすぐにドアを開け外に出た。
すると目の前には───
「な、なんで安全区域なのにモンスターがいるんだよ!」
怯える街の人たちの中にいたのは、四足歩行のモンスターだった。
四足歩行と言っても犬や猫みたいに可愛いもんじゃない。
「な、何だこの大きさ」
高さは俺の三倍はあるだろう。見上げてしまうくらいだった。
「おい! 二人とも危ねぇぞ!」
お父さんが俺たちに怒鳴る。
そこで俺たちは初めてお父さんがこのモンスターと戦っていることに気が付いた。
「お、お父さん!」
俺が叫んだ。その時だった。
「グラァァァァア!!」
モンスターが俺とリューネ目掛けて突進してきた。
「きゃぁぁあ!」
俺はすかさずリューネを【風属性】の魔法で吹き飛ばし、俺も反対方向に飛んで逃げた。
ドーーン!
モンスターはさっき俺たちがいたお花屋さんに激突した。
激突した店の壁はまるで豆腐のように崩れ落ちた。
中からおじいちゃんの「なんでーーーー!!」と言う悲鳴が聞こえた気がしたがそれどころじゃ無かった。
……危ねぇ! こんなのに当たったら命なんてないぞ……
俺はお父さんの前に尻もちを着いて着地をした。
「お父さん……」と、呼ぼうとした時、お父さんは俺の襟を掴んでリューネの元に投げ飛ばした。
「えええ! なんで投げるの!」
「俺はお前を信じてる! だから絶対リューネを危険な目に合わせんなよ!!」
そう言ってお父さんはモンスターに向かって【火属性】の魔法を放つ。そして、腰につけていた魔剣を右手に構えた。
あーもう! 分かったよ! リューネは俺が守るよ!!
俺はリューネのいるところに着地をした……が、
「リューネ! ……リューネ? どこ行ったんだ!?」
そこにいるはずのリューネは既にどこかに消えてしまっていた。
やばい! どこ行ったんだ!? リューネが一人で逃げたのか!? いや、そんなことはありえないはず。 探せ……探せ……!
その時、俺の中でビビっと来るものがあった。
「……リューネの魔力だ!」
リューネの魔力を感じた方に目を向ける。
俺の目に映ったのは、モンスターの騒ぎでごった返している遠く離れたところで、男二人組に捕まっているリューネが居た。
「……なんでこんな時に!!」
俺はそれを見た瞬間足元に巨大な風を起こし、全力で追いかけた。
片方の男がリューネを担ぎ、もう一人が道を選び移動している。
何度も曲がり逃げる二人の男はある裏路地に入っていった。
その路地はかなり狭く、薄暗い目立たない場所だった。
その路地に入ると、目の前はすぐに行き止まり。リューネは縄で腕を縛られ拘束されている。
その前に二人の男が立ちはだかっていた。
「やっぱりつけられてたか」
「でも、こっちもこんなガキだぜ?」
「いやでも見てみろよあの魔力の量。きっとこっちも捕まえればあの方喜ぶぜ?」
二人はニヤニヤながら何か話していた。
俺がつけていたことがバレていたのか?
さっきまで大丈夫だった身体が急に震えだす。
───恐怖だ。
俺はリューネを守らなきゃ行けないんだ。
ここで……ここで引いたらダメなんだ!
でも……怖い。あの二人に勝てるのか?
身体はゴツイしでかい。俺の魔力量だってお見通しだ。
どうしようどうしよう……どうすればいいんだ……
俺がグダグダ考えているうちに二人の男がこっちに近付いてくる。
やばい……どうしよう……身体が固まって……動けない!
動け動け動け! 馬鹿野郎!! グラリス・バルコット!!
その時だった───
「た、す……けて! グラ……リス!」
リューネの声だった。リューネが俺に助けを求めていた。
そんなこと今まであるはずがなかった。
……何怖がってんだよ、俺は。
今まで俺はなんのために練習してきたんだ。
大丈夫。大丈夫だ。俺なら勝てる。
「……リューネ遅れてすまん! 今……助ける!」
俺は目にも止まらぬ速さで二人の男に近付いた。
「……! はっや!」
一瞬にして二人の前までたどり着いた俺は、二人の間に巨大な竜巻を起こし、道を開けた。
空いた道をブウォンっと、大きな音を立てて通る。
木でできた箱がつまれている場所に座らされているリューネの元に初めに向かい、リューネの安全を確保しようとした。
「大丈夫か? リューネ」
そう聞いたが少し様子がおかしかった。
リューネが縛られているのは手だけであった。
口も足も自由に使うことが出来る状況で正直、この二人にリューネが捕まることなんてないと思った。
恐らくリューネ一人でも勝てそうな相手だと俺は判断してしまっていた。
「き……つ……」
リューネが苦しそうに何かを伝えようとしていた。
「どうした? リューネ」
「き……つけ……て」
きつけて? ……!
気をつけて
「……!!」
気が付いた時には一人の男が俺の真後ろにまで近付いており、彼の右手にはなにか粉のようなものが握られていた。
「……ガキ二人にこれを使うとは思わなかったぜ」
その粉をかけられた俺はみるみるうちに身体の力が抜けていき、立つことすらも出来無くなっていた。
「な……んだ……これ……」
「ははははは! 教えるかばーか」
男が俺に向かって腕を振り下ろした。
「なるほどなぁ。確かにそれは良いかもな」
「だからお父さん! 明日俺とリューネをケントルムに連れて行って!」
「私からもお願いします!」
俺たちが今何をお願いしているのか。それは、
「エイミーの二十歳のお祝いをしたいんだ!」
そう。明後日でエイミーは二十歳になる。
この世界では女性は二十歳で立派な大人と認められる。
それを今まで世話になった恩返しとしてお祝いをしたかったのだ。
リューネの次はエイミー。彼女にはしっかりお祝いをしたい。プレゼントもだ。
「まぁ母さんもお祝いしようとしてたからいいと思うが、グラリスとリューネは何してあげようと思ってるんだ?」
「大きな花束とか買ってあげようかなと」
「お金は?」
「僕たちの貯めてたお小遣いからだします」
俺はポッケから銀硬貨4枚、リューネは銀硬貨3枚を取り出した。
この世界での銀硬貨の価値で言うと、現実世界で言う1000円位の価値だろう。
銅、銀、金硬貨があって、それぞれ、100円、1000円、10000円と言ったところか。
「僕とリューネはほとんど家の敷地から出ないので、お手伝いとかでもらったお小遣いを消費するタイミングがないので結構溜まっちゃいました」
俺はニコニコしながらお父さんにそう伝えた。
「グラディウスさん。お願いします」
「……よし。パーティメンバーには明日は急遽休みだと伝えておくよ。くれぐれも俺から離れちゃダメだからな!」
「「ありがとう!」」
こうして俺たちは明日、エイミーへ送る為の花束を買いに行くこととなった。
──────
ここは中央都市ケントルム。
中央大陸のど真ん中に位置し、この世界最大の都市だ。
「うわ~すっげぇ~!」
どこを見ても人! 人! 人!
久しぶりにこんなに人を見た気がする。
家を出る時、「ええええ! グラリス様たちケントルムに行くんですか!? 私も連れてってくださいよ~」と駄々をこねたエイミーをなだめるのにかなり時間がかかったが、まぁなんとか、祝うってことをバレずに家を出ることに成功した。
建物やお店は全部白っぽいレンガ造りになっていて、ヨーロッパとかそっちの方をイメージさせられる。
「二人とも迷子になるなよ」
お父さんは俺とリューネと手を繋ぎ、大通りを歩く。
「ケントルムはこんなに人がいるのね……」
「いやぁ、俺は毎日ここに来てるけど今日はいつもより少ない方だな」
「え、これで少ないんですか?」
家族みたいな話を、いや、俺たちは家族なんだ。
なんだかんだこうやってお父さんと出かけるのも初めてだ。
普通に嬉しいし、楽しい。
やっぱり俺はお父さんが大好きなんだ。
「確か、そこがお花屋さんだな。ほら俺は待ってるから二人で選んでこい」
そう言ってお父さんは俺たちの背中をポンと、押し出した。
「いらっしゃい。どんなのが欲しいんだい?」
お店の中に入ると、ブワッと、花の匂いに包まれ、壁の至る所に花が飾られていた。
お店の人はおじさん、いや、おじいちゃんと言った感じの優しそうな人だった。
「えっと……銀硬貨7枚で大きくて綺麗な花束を作りたいんですけど……」
俺がそう伝えた瞬間だった。
ドォォォォオン!!
その音に合わせて店内が揺れた。
「な、なんじゃね!?」
「なんだ今の音!」
「グラリス! 見に行くわよ!」
俺とリューネはすぐにドアを開け外に出た。
すると目の前には───
「な、なんで安全区域なのにモンスターがいるんだよ!」
怯える街の人たちの中にいたのは、四足歩行のモンスターだった。
四足歩行と言っても犬や猫みたいに可愛いもんじゃない。
「な、何だこの大きさ」
高さは俺の三倍はあるだろう。見上げてしまうくらいだった。
「おい! 二人とも危ねぇぞ!」
お父さんが俺たちに怒鳴る。
そこで俺たちは初めてお父さんがこのモンスターと戦っていることに気が付いた。
「お、お父さん!」
俺が叫んだ。その時だった。
「グラァァァァア!!」
モンスターが俺とリューネ目掛けて突進してきた。
「きゃぁぁあ!」
俺はすかさずリューネを【風属性】の魔法で吹き飛ばし、俺も反対方向に飛んで逃げた。
ドーーン!
モンスターはさっき俺たちがいたお花屋さんに激突した。
激突した店の壁はまるで豆腐のように崩れ落ちた。
中からおじいちゃんの「なんでーーーー!!」と言う悲鳴が聞こえた気がしたがそれどころじゃ無かった。
……危ねぇ! こんなのに当たったら命なんてないぞ……
俺はお父さんの前に尻もちを着いて着地をした。
「お父さん……」と、呼ぼうとした時、お父さんは俺の襟を掴んでリューネの元に投げ飛ばした。
「えええ! なんで投げるの!」
「俺はお前を信じてる! だから絶対リューネを危険な目に合わせんなよ!!」
そう言ってお父さんはモンスターに向かって【火属性】の魔法を放つ。そして、腰につけていた魔剣を右手に構えた。
あーもう! 分かったよ! リューネは俺が守るよ!!
俺はリューネのいるところに着地をした……が、
「リューネ! ……リューネ? どこ行ったんだ!?」
そこにいるはずのリューネは既にどこかに消えてしまっていた。
やばい! どこ行ったんだ!? リューネが一人で逃げたのか!? いや、そんなことはありえないはず。 探せ……探せ……!
その時、俺の中でビビっと来るものがあった。
「……リューネの魔力だ!」
リューネの魔力を感じた方に目を向ける。
俺の目に映ったのは、モンスターの騒ぎでごった返している遠く離れたところで、男二人組に捕まっているリューネが居た。
「……なんでこんな時に!!」
俺はそれを見た瞬間足元に巨大な風を起こし、全力で追いかけた。
片方の男がリューネを担ぎ、もう一人が道を選び移動している。
何度も曲がり逃げる二人の男はある裏路地に入っていった。
その路地はかなり狭く、薄暗い目立たない場所だった。
その路地に入ると、目の前はすぐに行き止まり。リューネは縄で腕を縛られ拘束されている。
その前に二人の男が立ちはだかっていた。
「やっぱりつけられてたか」
「でも、こっちもこんなガキだぜ?」
「いやでも見てみろよあの魔力の量。きっとこっちも捕まえればあの方喜ぶぜ?」
二人はニヤニヤながら何か話していた。
俺がつけていたことがバレていたのか?
さっきまで大丈夫だった身体が急に震えだす。
───恐怖だ。
俺はリューネを守らなきゃ行けないんだ。
ここで……ここで引いたらダメなんだ!
でも……怖い。あの二人に勝てるのか?
身体はゴツイしでかい。俺の魔力量だってお見通しだ。
どうしようどうしよう……どうすればいいんだ……
俺がグダグダ考えているうちに二人の男がこっちに近付いてくる。
やばい……どうしよう……身体が固まって……動けない!
動け動け動け! 馬鹿野郎!! グラリス・バルコット!!
その時だった───
「た、す……けて! グラ……リス!」
リューネの声だった。リューネが俺に助けを求めていた。
そんなこと今まであるはずがなかった。
……何怖がってんだよ、俺は。
今まで俺はなんのために練習してきたんだ。
大丈夫。大丈夫だ。俺なら勝てる。
「……リューネ遅れてすまん! 今……助ける!」
俺は目にも止まらぬ速さで二人の男に近付いた。
「……! はっや!」
一瞬にして二人の前までたどり着いた俺は、二人の間に巨大な竜巻を起こし、道を開けた。
空いた道をブウォンっと、大きな音を立てて通る。
木でできた箱がつまれている場所に座らされているリューネの元に初めに向かい、リューネの安全を確保しようとした。
「大丈夫か? リューネ」
そう聞いたが少し様子がおかしかった。
リューネが縛られているのは手だけであった。
口も足も自由に使うことが出来る状況で正直、この二人にリューネが捕まることなんてないと思った。
恐らくリューネ一人でも勝てそうな相手だと俺は判断してしまっていた。
「き……つ……」
リューネが苦しそうに何かを伝えようとしていた。
「どうした? リューネ」
「き……つけ……て」
きつけて? ……!
気をつけて
「……!!」
気が付いた時には一人の男が俺の真後ろにまで近付いており、彼の右手にはなにか粉のようなものが握られていた。
「……ガキ二人にこれを使うとは思わなかったぜ」
その粉をかけられた俺はみるみるうちに身体の力が抜けていき、立つことすらも出来無くなっていた。
「な……んだ……これ……」
「ははははは! 教えるかばーか」
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