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第1章
第5話 最悪
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……あれ? てか……俺って……どうやって離婚したんだっけ……?
そうだ……そうだ。そうだそうだそうだ。
全部忘れてたんだ。いや、忘れたんだ。自分を肯定するために。
これは、あの寝取られ現場を見た数日後。
俺は久しぶりに家に帰った。
そこにはげっそりしたケイトだけがいた。
「おか……えり……なさい」
「あぁ……」
貯金をある程度崩し、食料だけ持ってまたホテルに行こうとしていた。
何もケイトには告げず、玄関のドアを開けようとしたその時、ケイトは俺を1度引き止めた。
「ちょっと待って! しっかり話をしたいの」
もう感情なんてものはこの時にはなかった。
あるものはケイトは寝取られた、という事実だけだった。
「話ってなんだよ。手短にしてくれ」
「聞いてくれるならちゃんと机で面と向かってしましょ?」
「……わかった」
断る理由もなく、リビングへと向かった。
恐らく別れ話だろう。少しでも謙虚に出れば、私は悪くありませんって言えば。
そんなこと思ってるんだろう。
でも、まぁもういい。終わったことだ。んでもって俺が負けた、それだけだ。
「まず……ごめんなさい」
机に座った俺たちは話を始める。
「あぁ。別に謝んなくていいよ。話って他にあるんだろ」
「今までバッドが知らなかった話をちゃんとしようと思ってるの」
「知らなかったって?」
「ヴィルンの話」
ヴィルン。そいつはアイツのことだ。
俺の妻を寝取ったアイツ。
沈黙を続けるとケイトは話し出す。
「ヴィルンは貴方を殺そうとしてるの」
「……俺を?」
「ヴィルンは私のことが好き。本人がそう言ってたの。それで私……バッドを殺すって脅されて……それで……それでね……」
泣き出すケイト。
この話が事実なのか分からない。でも、俺はこの時もうおかしくなっていた。
「……何が脅されてただよ。なんだよそれ! 相談ひとつくらいしてくれても良かったんじゃねぇのかよ!!」
ケイトの顔が強張る。
「ち、違うの! 本当に……」
「うるさい!!」
俺は立ち上がり怒りに任せて彼女の胸ぐらを掴んで持ち上げた。
「どんなに言い訳したって事実は変わらねぇだろ! こっちはどんな気持ちでアイツの雑用変わってたと思ってんだよ! クエストだって全部俺が探してんだぞ……」
カッとなりすぎたと気がついた俺は、静かに胸ぐらを掴んでいた手を離した。
くしゃくしゃになった襟元からさっきまで隠れていた首元が見えた。
そこには絞められたようなアザがあった。
この時、頭が回っていなかった。気にもしなかった。
今なら分かる。この時の俺は最悪だ。
俺の人生が最悪だった? ふざけるな。トンチンカンが。
大切な人がそこまで好きじゃないやつに奪われた。それだけで俺は周りを見れていなかった。
彼女のことなんて考えてすらいなかった。
そして、死ぬまで考えてやれなかった。
ケイトはくしゃくしゃになった襟元を治す素振りすら見せず、涙を流しながらニコっと笑い、こう言い放った。
「……ごめんね」
その瞬間、勝手に口が動いていた。
「……離婚しよう」
こうして俺たちは夫婦ではなく、ただのパーティーメンバーとなった。
……思い出した。全部思い出した。今までの違和感も本能もどうしてケイトを嫌いになりきることが出来なかったのかも。
俺はベッドの上で泣いた。いい加減なのは分かってる。
正直、記憶から消えていた。彼女の訴えも傷も。
勝手に自分に不都合な事実を消していた。
でも、思い出したなら。いいじゃないか今からでも。
俺は全部結末を知ってるんだ。人生の。
最悪を最高にするんだろ?
今の俺の最高はなんだ?
……そんなの決まってる。
この死に戻りは最悪な人生の編集のためじゃない。
最悪な俺の編集だ。
ありがとうどっかの神様。
死んでも彼女を幸せにする。死んだら幸せにならねぇなら死んでも死なねぇ。
また惚れさせて、付き合って、結婚して、死ぬ時はケイトにしっかり見守ってもらう。
「泣いてられっかよ……ケイトはもっと辛かったんだ」
腕で涙をゴシゴシ拭い、起き上がり、両頬をパンっと叩いた。
この痛みに誓え。あの時の脇腹の痛みにも誓え。
俺は絶対にケイトを幸せにしてみせる。
「……まぁ、まずはお母さんたちを救うところからだな」
バタン、とまたベッドに倒れ込み、俺は眠りについた。
──────
翌日。またまたあの洞穴にきていた。
「……また出ない」
魔法の進歩はここ数ヶ月ゼロだ。
「てか、ここモンスター湧かないんだな」
最近気がついたが、小さいダンジョンとは言え、少なからずモンスターは湧く。弱いやつだけどな。
でもおかしい。一度も見たことがない。
ま、出ない分にはいいか。練習沢山できるし。
一応小型ナイフを持ってきてはいる。だからまぁ、死ぬことは無いだろう。
「はぁ、それにしても何も出ないなぁ」
硬い床に寝転ぶ俺。するとこの洞穴に来てから起きたことの無いことが起きた。
コツコツ……
……誰か来た!?
キュピー!!
洞穴に響く足音と共に聞こえてきたのは、蜘蛛のようなモンスターの鳴き声であった。
モンスター!? 俺は一度も見たことないのに俺の来た道にモンスターが湧いたって言うのか!?
寝っ転がりながら思考をグルグルしていると、あらびっくり。目の前に大男が。
「借金取りから逃げてきたと思ったら……こりゃ子どもか? モンスターにやられちまったのか。ま、とりあえず連れていくか」
「ちょ、ちょ、待って待って待って!!」
肩に担がれた俺の声は全く届いてなかった。
どうしてなんだよーーー!!! このやろーーー!!!
パタパタと暴れたが、俺は逃れることは出来なかった。
そうだ……そうだ。そうだそうだそうだ。
全部忘れてたんだ。いや、忘れたんだ。自分を肯定するために。
これは、あの寝取られ現場を見た数日後。
俺は久しぶりに家に帰った。
そこにはげっそりしたケイトだけがいた。
「おか……えり……なさい」
「あぁ……」
貯金をある程度崩し、食料だけ持ってまたホテルに行こうとしていた。
何もケイトには告げず、玄関のドアを開けようとしたその時、ケイトは俺を1度引き止めた。
「ちょっと待って! しっかり話をしたいの」
もう感情なんてものはこの時にはなかった。
あるものはケイトは寝取られた、という事実だけだった。
「話ってなんだよ。手短にしてくれ」
「聞いてくれるならちゃんと机で面と向かってしましょ?」
「……わかった」
断る理由もなく、リビングへと向かった。
恐らく別れ話だろう。少しでも謙虚に出れば、私は悪くありませんって言えば。
そんなこと思ってるんだろう。
でも、まぁもういい。終わったことだ。んでもって俺が負けた、それだけだ。
「まず……ごめんなさい」
机に座った俺たちは話を始める。
「あぁ。別に謝んなくていいよ。話って他にあるんだろ」
「今までバッドが知らなかった話をちゃんとしようと思ってるの」
「知らなかったって?」
「ヴィルンの話」
ヴィルン。そいつはアイツのことだ。
俺の妻を寝取ったアイツ。
沈黙を続けるとケイトは話し出す。
「ヴィルンは貴方を殺そうとしてるの」
「……俺を?」
「ヴィルンは私のことが好き。本人がそう言ってたの。それで私……バッドを殺すって脅されて……それで……それでね……」
泣き出すケイト。
この話が事実なのか分からない。でも、俺はこの時もうおかしくなっていた。
「……何が脅されてただよ。なんだよそれ! 相談ひとつくらいしてくれても良かったんじゃねぇのかよ!!」
ケイトの顔が強張る。
「ち、違うの! 本当に……」
「うるさい!!」
俺は立ち上がり怒りに任せて彼女の胸ぐらを掴んで持ち上げた。
「どんなに言い訳したって事実は変わらねぇだろ! こっちはどんな気持ちでアイツの雑用変わってたと思ってんだよ! クエストだって全部俺が探してんだぞ……」
カッとなりすぎたと気がついた俺は、静かに胸ぐらを掴んでいた手を離した。
くしゃくしゃになった襟元からさっきまで隠れていた首元が見えた。
そこには絞められたようなアザがあった。
この時、頭が回っていなかった。気にもしなかった。
今なら分かる。この時の俺は最悪だ。
俺の人生が最悪だった? ふざけるな。トンチンカンが。
大切な人がそこまで好きじゃないやつに奪われた。それだけで俺は周りを見れていなかった。
彼女のことなんて考えてすらいなかった。
そして、死ぬまで考えてやれなかった。
ケイトはくしゃくしゃになった襟元を治す素振りすら見せず、涙を流しながらニコっと笑い、こう言い放った。
「……ごめんね」
その瞬間、勝手に口が動いていた。
「……離婚しよう」
こうして俺たちは夫婦ではなく、ただのパーティーメンバーとなった。
……思い出した。全部思い出した。今までの違和感も本能もどうしてケイトを嫌いになりきることが出来なかったのかも。
俺はベッドの上で泣いた。いい加減なのは分かってる。
正直、記憶から消えていた。彼女の訴えも傷も。
勝手に自分に不都合な事実を消していた。
でも、思い出したなら。いいじゃないか今からでも。
俺は全部結末を知ってるんだ。人生の。
最悪を最高にするんだろ?
今の俺の最高はなんだ?
……そんなの決まってる。
この死に戻りは最悪な人生の編集のためじゃない。
最悪な俺の編集だ。
ありがとうどっかの神様。
死んでも彼女を幸せにする。死んだら幸せにならねぇなら死んでも死なねぇ。
また惚れさせて、付き合って、結婚して、死ぬ時はケイトにしっかり見守ってもらう。
「泣いてられっかよ……ケイトはもっと辛かったんだ」
腕で涙をゴシゴシ拭い、起き上がり、両頬をパンっと叩いた。
この痛みに誓え。あの時の脇腹の痛みにも誓え。
俺は絶対にケイトを幸せにしてみせる。
「……まぁ、まずはお母さんたちを救うところからだな」
バタン、とまたベッドに倒れ込み、俺は眠りについた。
──────
翌日。またまたあの洞穴にきていた。
「……また出ない」
魔法の進歩はここ数ヶ月ゼロだ。
「てか、ここモンスター湧かないんだな」
最近気がついたが、小さいダンジョンとは言え、少なからずモンスターは湧く。弱いやつだけどな。
でもおかしい。一度も見たことがない。
ま、出ない分にはいいか。練習沢山できるし。
一応小型ナイフを持ってきてはいる。だからまぁ、死ぬことは無いだろう。
「はぁ、それにしても何も出ないなぁ」
硬い床に寝転ぶ俺。するとこの洞穴に来てから起きたことの無いことが起きた。
コツコツ……
……誰か来た!?
キュピー!!
洞穴に響く足音と共に聞こえてきたのは、蜘蛛のようなモンスターの鳴き声であった。
モンスター!? 俺は一度も見たことないのに俺の来た道にモンスターが湧いたって言うのか!?
寝っ転がりながら思考をグルグルしていると、あらびっくり。目の前に大男が。
「借金取りから逃げてきたと思ったら……こりゃ子どもか? モンスターにやられちまったのか。ま、とりあえず連れていくか」
「ちょ、ちょ、待って待って待って!!」
肩に担がれた俺の声は全く届いてなかった。
どうしてなんだよーーー!!! このやろーーー!!!
パタパタと暴れたが、俺は逃れることは出来なかった。
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