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第3話 戦いの反省
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戦いに勝利したワシだが落ち込んでいた。
カッコいいダークヒーローを目指しているのに安易に敵の前に出て顔を知られてしまう失態をしてしまった。
それだけでなくコマンドを忘れたことを忘れていた。何よりもショックなのは掛け声だ。
あれはダークヒーローとしてはあり得ないレベルだとワシも思う。
これは落ち込む。
エリーちゃんの目が開いていたことにも気づかないほどに‥
落ち込んでいたワシだが、幸いエリーちゃんは助けられた。
なんでエリーちゃんが狙われたのか分からないけど、まあ人身売買をしようとしてたってことだろう。
ダークヒーローを目指しているワシには分かるのだ。エリーちゃん可愛いし。
あのあとエリーちゃんはそのまま眠っていた為エリーちゃんの家に送り届けた。
勿論さらわれかけていたことは言っていない。
ワシは闇に潜むダークヒーローなのだ。
「おーい!遊ぼうぜー!」
次の日、レンはエリーちゃんと一緒に遊びゴホンお互いを高めにきた。
親友でありライバルだと思っているレンには昨日あったことをちゃんと話したが「お前って想像力豊かなんだな」と呆れた顔で言われなぜか信じて貰えなかった。何故?
エリーちゃんは何故かずっとこちらを見ていて帰り際「私は一生コマン様について行きます。そのためには組織を作って邪神を復活させようとしている組織に対抗出来るだけに育ゴニョゴニョ」と宣言されたが良く分からない。
「どういうことか」と聞くと
「すいません。秘密でしたね」と言われた。
エリーちゃん今日はひどく疲れているようである。
人間誰しもそういう日はある察してあげよう。
ワシは空気が読めるのである。
終わり良ければすべて良しである。
▪︎ある廃墟の地下にて
「計画はどこまで進んでいるのだ!あの御方のよりどころとなる奴は見つかったのか!」
「はい。あのジョンとジュリーが見つけたらしいです。ですが今どこにいるのかわからない状態で‥」
「すぐに連絡をつけて計画を急がせろ。時間がないぞ!」
「まあまあ、アイツらは幹部の中でもなかなか実力があるからしくじることはねぇよ。よっぽどの事が無いとな」その顔はひどく不気味な嗤いかたをしていた。まるで他人の顔を張り付けたような。または好敵手を見つけたかのような。
▪︎エリーの家
少女の顔も笑っていた。深く心酔したようなこれからの未来に希望が出来たかのようなそんな顔。
「こんなことしてる場合じゃない。コマン様の力になる為に邪神復活を阻止する力を‥それから組織を作らなければ。組織が育ってきたらレンカを誘ってみようかあの娘もあの御方のこと昔から好きだもんね」
「コマンーご飯よー」
「はーい」
母さん帰ってきたのか。ワシの今世の母さんはすごく綺麗なひとだ。
そして料理もうまい。
こんな良くできた妻と子どもを残して父さんはどこへ行ったのやら。
それは置いておいて、この間の戦いを反省をしよう。
ワシは次に繋げることが出来る男なのだ。
ワシはあの時コマンドを忘れていることを忘れてコマンドを使おうとしていた。
そして結局修行していない拳で戦ってしまった。
魔法も使わず拳で戦ってしまった。
こんな戦い体に悪い。
接近戦なんていくら命があっても足りない。
ワシが言うんだから間違いない。
てか、この世界の戦いってコマンドバトル方式じゃなかったけ?と思ったが細かいことは気にしない。
この2つの理由からコマンドを思い出すことにした。
そんな簡単には思い出せないと思っていたがちゃんと思い出そうとしたら時間はかかったが思い出せた。
やっぱり若い脳はちがうのう。
ダジャレは結構すきじゃ。
「縦横ナナメ右上左肩右肘親指頭鼻顎右肘」
これが相手を一瞬で、戦闘不能にするコマンドだ。
ゲームをプレイしていたワシしか知らないはずだ。
ワシが前世で覚えた唯一のコマンドでもある。
しかし、これで戦闘の問題は解決かといわれるとそうでもない。
本当の問題はこのコマンドを覚える事が出来るかという点だ。
カッコいい技名ならいくらでも覚えることが出来るのだが、これはそうもいかない。どうしようか。
困ったがこれは努力をするしかない。
でも、せっかく若い体になったんだ、体を動かす努力の方がしたい。
コマンドを覚えられなかったときのことも考えて、筋トレの量も増やそう。
うん。それがいい。
こんなことを考えながらご飯を食べていたら母さんが
「コマン学園に通う気はない?」
と聞いてた。なので反射で
「通いたい!」
「じゃあ、学園にいって勉強してらっしゃい」
「とはいってもコマンが学園に通うのは2年後よ」
言ってしまった。
学園通うとなると邪神関連のリスクが上がるが仕方がない。
ワシ久々の学園にワクワクしてしまったのだ。
学園に入るのは2年後ということなので主人公の後輩になる。
何でハーフなのに人間の学園に通うことが出来るかは母さんに聞いても教えてくれなかったが、まあ気にしない。
ハーフと言っても人間と変わるのは魔力があることくらいなのだ。
だから言わなければバレることもないだろう。
もちろん学園に通うまでの間も、修行は欠かさない。
しかし、前回のことでちょっと心配なので師匠探しをすることにした。
ワシは念には念を入れるタイプなのだ。
「や~」
まずはここからだな。
カッコいいダークヒーローを目指しているのに安易に敵の前に出て顔を知られてしまう失態をしてしまった。
それだけでなくコマンドを忘れたことを忘れていた。何よりもショックなのは掛け声だ。
あれはダークヒーローとしてはあり得ないレベルだとワシも思う。
これは落ち込む。
エリーちゃんの目が開いていたことにも気づかないほどに‥
落ち込んでいたワシだが、幸いエリーちゃんは助けられた。
なんでエリーちゃんが狙われたのか分からないけど、まあ人身売買をしようとしてたってことだろう。
ダークヒーローを目指しているワシには分かるのだ。エリーちゃん可愛いし。
あのあとエリーちゃんはそのまま眠っていた為エリーちゃんの家に送り届けた。
勿論さらわれかけていたことは言っていない。
ワシは闇に潜むダークヒーローなのだ。
「おーい!遊ぼうぜー!」
次の日、レンはエリーちゃんと一緒に遊びゴホンお互いを高めにきた。
親友でありライバルだと思っているレンには昨日あったことをちゃんと話したが「お前って想像力豊かなんだな」と呆れた顔で言われなぜか信じて貰えなかった。何故?
エリーちゃんは何故かずっとこちらを見ていて帰り際「私は一生コマン様について行きます。そのためには組織を作って邪神を復活させようとしている組織に対抗出来るだけに育ゴニョゴニョ」と宣言されたが良く分からない。
「どういうことか」と聞くと
「すいません。秘密でしたね」と言われた。
エリーちゃん今日はひどく疲れているようである。
人間誰しもそういう日はある察してあげよう。
ワシは空気が読めるのである。
終わり良ければすべて良しである。
▪︎ある廃墟の地下にて
「計画はどこまで進んでいるのだ!あの御方のよりどころとなる奴は見つかったのか!」
「はい。あのジョンとジュリーが見つけたらしいです。ですが今どこにいるのかわからない状態で‥」
「すぐに連絡をつけて計画を急がせろ。時間がないぞ!」
「まあまあ、アイツらは幹部の中でもなかなか実力があるからしくじることはねぇよ。よっぽどの事が無いとな」その顔はひどく不気味な嗤いかたをしていた。まるで他人の顔を張り付けたような。または好敵手を見つけたかのような。
▪︎エリーの家
少女の顔も笑っていた。深く心酔したようなこれからの未来に希望が出来たかのようなそんな顔。
「こんなことしてる場合じゃない。コマン様の力になる為に邪神復活を阻止する力を‥それから組織を作らなければ。組織が育ってきたらレンカを誘ってみようかあの娘もあの御方のこと昔から好きだもんね」
「コマンーご飯よー」
「はーい」
母さん帰ってきたのか。ワシの今世の母さんはすごく綺麗なひとだ。
そして料理もうまい。
こんな良くできた妻と子どもを残して父さんはどこへ行ったのやら。
それは置いておいて、この間の戦いを反省をしよう。
ワシは次に繋げることが出来る男なのだ。
ワシはあの時コマンドを忘れていることを忘れてコマンドを使おうとしていた。
そして結局修行していない拳で戦ってしまった。
魔法も使わず拳で戦ってしまった。
こんな戦い体に悪い。
接近戦なんていくら命があっても足りない。
ワシが言うんだから間違いない。
てか、この世界の戦いってコマンドバトル方式じゃなかったけ?と思ったが細かいことは気にしない。
この2つの理由からコマンドを思い出すことにした。
そんな簡単には思い出せないと思っていたがちゃんと思い出そうとしたら時間はかかったが思い出せた。
やっぱり若い脳はちがうのう。
ダジャレは結構すきじゃ。
「縦横ナナメ右上左肩右肘親指頭鼻顎右肘」
これが相手を一瞬で、戦闘不能にするコマンドだ。
ゲームをプレイしていたワシしか知らないはずだ。
ワシが前世で覚えた唯一のコマンドでもある。
しかし、これで戦闘の問題は解決かといわれるとそうでもない。
本当の問題はこのコマンドを覚える事が出来るかという点だ。
カッコいい技名ならいくらでも覚えることが出来るのだが、これはそうもいかない。どうしようか。
困ったがこれは努力をするしかない。
でも、せっかく若い体になったんだ、体を動かす努力の方がしたい。
コマンドを覚えられなかったときのことも考えて、筋トレの量も増やそう。
うん。それがいい。
こんなことを考えながらご飯を食べていたら母さんが
「コマン学園に通う気はない?」
と聞いてた。なので反射で
「通いたい!」
「じゃあ、学園にいって勉強してらっしゃい」
「とはいってもコマンが学園に通うのは2年後よ」
言ってしまった。
学園通うとなると邪神関連のリスクが上がるが仕方がない。
ワシ久々の学園にワクワクしてしまったのだ。
学園に入るのは2年後ということなので主人公の後輩になる。
何でハーフなのに人間の学園に通うことが出来るかは母さんに聞いても教えてくれなかったが、まあ気にしない。
ハーフと言っても人間と変わるのは魔力があることくらいなのだ。
だから言わなければバレることもないだろう。
もちろん学園に通うまでの間も、修行は欠かさない。
しかし、前回のことでちょっと心配なので師匠探しをすることにした。
ワシは念には念を入れるタイプなのだ。
「や~」
まずはここからだな。
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