ちょっとエッチな執事の体調管理

執事との生活

寝てる間に

朝ごはんはほとんど食べられなかった。そのあと私はすぐに布団についた。佐川がタオルをおでこに乗せてくれ、気持ちよくてすぐに眠りについた。
それから2時間が経った。
（…よく寝たな）
起きると佐川は私が寝ている間手を握ってずっとそばにいてくれたようだった。
「体調の方大丈夫でしょうか。お飲み物をお持ちします」
「ぅん、お願い」
（まだ寝足りない…）
佐川が飲み物を取りに行っている間私はまた寝てしまった。
少し経った時、口に温かい水が入ってきた。温度がちょうど良く気持ちいい。
（な、なに？）
目を開けると佐川が口移しで水を飲ませてくれていた。
（ま、まじか！？）
「起こしてしまい申し訳ございません。しかし水分をお取りになって頂きたいと思いますのでそのままの体勢でいて下さい」
そう言うと佐川はまた口移しで少しずつ私の口に水を入れた。
（あぁ、美味しい）
「ん…もっと…」
「承知いたしました」
佐川の体温が伝わるのが安心して、私もリラックスして水分を取った。