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執事との生活

初めての朝

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(ま、眩しい…)
「優様、おはようございます。朝でございます」
一瞬え、誰?!と思ったがそうだった、私に執事がついたんだった。
「おはよう」
なんだかお腹が痛い。便秘は治ったのに…
「お顔を洗いましょう。こちらへ」
「あ、うん」
そう言われて立ち上がり洗面台へ向かった。
パシャパシャ…冷たい水で顔を洗った。目が冴えた。
「優様タオルでございます」
「ありがとう」
用意されたタオルで顔を拭いた。ふと窓を見ると綺麗に洗濯物が干してあった。
「え、あれ佐川が干したの?」
「さようでございます。」
自分の下着を洗われたことに最初は違和感を感じたがもう裸も見られているし今更恥ずかしがってもしょうがない。
「それではお着替えをさせて頂きますね」
部屋着のボタンを外され下着が露になる。1日経つとやっぱり恥ずかしい。
佐川がズボンに触れたその時だった。
「あ…!ごめん!!」
「どうなさいましたか?」
「血…あぁそうだった…」
「生理ですね。お手洗いに行きましょう」
私の顔は真っ赤だった。男性に生理であることを知られてしまった時、人はこんなに恥ずかしいと思うんだ…。
サッと抱き上げられ、全てを脱がされトイレの便座に座らされてくれた。
「下着の方替えさせて頂きます。朝のご排尿をどうぞ」
「うん」
血とともにジョ、ジョ、シャーーッッっと勢いよくおしっこが出た。佐川に見られながらの放尿は恥ずかしくもあるが不思議と快感だった。
「勢いがいいですね。色もちょっと濃いめですが朝ですから問題ありません。」
ナプキンを用意しながら佐川は言った。
「では、失礼します」
急に下半身裸のまま抱き上げられベッドへ連れられた。そこにはシートが敷かれていた。
「何するの…?」
「経血の方お拭きいたします。おみ足を曲げて開いてください」
(ぇぇえ…恥ずかしいよ、、)
でも血がお尻の方まで伝っていて気持ち悪いのも事実だった。
「わかった」
言われた通りにすると佐川は丁寧に経血を拭いてくれた。そしてナプキンをそっとあて、パンツも履かせてくれた。
「スッキリした。ありがとう」
「いいえ。本日のお召し物こちらでよろしいですか?」
いつもの普段着だった。
「うん、それで」
そう言うと佐川は服を着せてくれた。

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