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出会い

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ある帰りの電車の中。いつもの電車に乗り、いつもの席でスマホをいじる。
だが今日はいつもと何かが違う。隣から苦しそうな声が聞こえる。ふと隣を見ると、そこにはおなかを抱えて必死にうずくまる男性がいた。歳は20代後半、スーツを着ているから同じく会社員だろう。
「あ、あの…大丈夫ですか?」
ふと声をかけてしまった。
「え、」
「あ、驚かせちゃってすみません…なんか具合悪そうだったので…」
「すみません便秘持ちで…あと、今日トイレ行く時間なくて」
なるほど。お腹が痛いのか…今この電車には席が全て埋まるぐらいには人がいる。ここで漏らしたら大惨事だ。
「次で一緒に降りましょう。歩けますか?」
「え、?」 
「放っておけませんから。ほら、着きましたよ、立って」
「すみま、せん…」
私はその男性を無理やり立たせ、電車を降りさせる。手を引いて駅のトイレまで直進する。なぜかその男性は前を抑えていた。
「多目的トイレ、入りますよっ」
「えっ!?」
有無を言わさず男性を多目的トイレに押し入れる。
「だって何かあったら心配ですから。あっち向いてるから、トイレ済ませて下さい」
「す、すみません…」
私が壁の方を向いても、その男性はなぜかトイレをし始めない。
「あ、あの…」
「どうしましたか?」
「ズボン、下ろしてもらってもいいですか…」
前を抑えていて手が塞がっているらしい。1度外せばいいじゃんと思うが、そこまで頭が回らないのだろう。
「わかりました、失礼しますね」
私は男性のベルトを解き、ズボンを一気に下ろす。すると予想よりも立派なモノが出てきたので、一瞬手が止まってしまった。が、気を取り直して男性に言う。
「脱げましたよ。座ってください」
「すみません、本当にありがとうございます…。」
「いいえ。それではごゆっくり。私はあっちを向いてます」
「あの…何度もお願いして本当に申し訳ないんですが、出来れば…おなかをさすってて貰えませんか…?」
「え?」
「めちゃくちゃおなかいたくて、、。そうして貰えると少し楽になるんです」
「いいですよ、じゃあぱぱっとしちゃいましょう」
私がお腹をさすり出すと、すぐに男性のおちんちんからおしっこが飛び出た。
「すみません、こんな見苦しいところ見せちゃって」 
放尿しながら申し訳なさそうに男性が言う。
「いいえ、すごい勢いで出ますね笑」 
「はい…我慢してたので…」
その男性は安心したように力を抜いておしっこを出していた。周りにアンモニア臭が漂う。
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