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【更新中】苦痛にまつわるエトセトラ
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それにしても。
「ねぇ山村くん。君ね、拘束されてないからって元気いっぱい暴れすぎなんだよね。電極危ないって言ってるでしょ?」
絶叫に次ぐ絶叫と全身運動で酸欠みたいになってる山村くんは、言葉を返す余裕もないのか視線だけ僕に向けてはぁはぁと肩で息を吐いている。
「暴れたくなるくらい気持ちいいのは分かるけどさ、動いて気持ちいいの発散させちゃったら勿体ないでしょ?」
だから、こうしよう。
計器に伸ばす手を山村くんの視線が追って、彼の口から「やめろ……」と絶望的な声が漏れた。
「それ聞いて貰えたことあった?」
足に繋がった電極のダイヤルをじんわりと回せば、モニターには分かりやすく電圧がかけられている様子が表示され、山村くんの顔色がみるみる青ざめて行く。外からじゃ伺えないけど、多分一生懸命足を動かそうとしてるんだろう。腹筋が強ばっている。
これで彼は鯉みたいに跳ね回ることも出来なくなった。できるのはみっともなく性器をビタビタと暴れ回らせることと、腹筋を痙攣させることくらいかな? ようやくまな板に乗っかった。
さぁ続きを……と改めてガーゼを手に取った所でバフッと音がしたので、見れば山村くんが「うぅ゙」と唸りながら枕に頭をグリグリと押し付けていた。悔しげに目がしかめられる。
「……君最初の頃僕に何させようとしたか忘れたの? 自力で気絶できる人が気絶できる手段残しとくわけないでしょ」
「……異常者め……ッ」
「ふふ、段々気持ちよくなってきた。それ」
上機嫌が伝わるように微笑んで見せて、改めてぬめるガーゼを取り上げる。
「お望み通り、いっぱい触ってあげるからね」
ぴんと張って、亀頭を包むまでも行かないように鈴口の先端だけを掠めるように繰り返し繰り返し左右に滑らせる。長ーく、短く短く長ーく。
「い゙ぁ゙あアア゙ア゙!!あ゙ぅゔゔぐぅう!!」
山村くんの絶叫に合わせて腹筋がビクビクと波打つ。忙しなく性器が跳ねて、ガーゼの荒い布目を超えてぴゅるるっと先走りが溢れる。
それだというのに手足はぴくりとも動かないんだからちょっと異様な光景だ。
「ふふ、ジタバタ暴れて発散できないの辛いねぇ。ちんぽムズムズしてイライラする? 一杯掻いてあげようね」
真っ赤になってパンパンに腫れあがっている亀頭にガーゼを被せてぐるりぐるりと撫で回せば、漏れる悲鳴が一段上擦った。山村くんは唯一自分の意志で動かせる首を我武者羅に左右に振って獣のような咆哮を上げる。
「ちょっとキツい? 休憩しよっか」
ガーゼを外せばほんの一瞬の解放感の後、込み上げてくる強烈なもどかしさに性器が激しく前後に踊って、塗れたローションだか先走りだかの液体が痙攣を繰り返している腹に散った。
「ゔぁ゛アああ゙! も、もう、出したい……っ、だ、ア゙ッ、出させ……、出させてくださいッ!!」
——すんなり言うクセがついちゃってるのは彼にとっていい事なのか悪い事なのか。確かに現状維持も辛いだろうけどそんなに迂闊なこと言ってたらこの先持たないのに。
でも、すっかり余裕を無くした様子で縋る目線を送られるのは悪い気はしないので、お望み通り一杯出させてあげることにしよう。
「ねぇ山村くん。君ね、拘束されてないからって元気いっぱい暴れすぎなんだよね。電極危ないって言ってるでしょ?」
絶叫に次ぐ絶叫と全身運動で酸欠みたいになってる山村くんは、言葉を返す余裕もないのか視線だけ僕に向けてはぁはぁと肩で息を吐いている。
「暴れたくなるくらい気持ちいいのは分かるけどさ、動いて気持ちいいの発散させちゃったら勿体ないでしょ?」
だから、こうしよう。
計器に伸ばす手を山村くんの視線が追って、彼の口から「やめろ……」と絶望的な声が漏れた。
「それ聞いて貰えたことあった?」
足に繋がった電極のダイヤルをじんわりと回せば、モニターには分かりやすく電圧がかけられている様子が表示され、山村くんの顔色がみるみる青ざめて行く。外からじゃ伺えないけど、多分一生懸命足を動かそうとしてるんだろう。腹筋が強ばっている。
これで彼は鯉みたいに跳ね回ることも出来なくなった。できるのはみっともなく性器をビタビタと暴れ回らせることと、腹筋を痙攣させることくらいかな? ようやくまな板に乗っかった。
さぁ続きを……と改めてガーゼを手に取った所でバフッと音がしたので、見れば山村くんが「うぅ゙」と唸りながら枕に頭をグリグリと押し付けていた。悔しげに目がしかめられる。
「……君最初の頃僕に何させようとしたか忘れたの? 自力で気絶できる人が気絶できる手段残しとくわけないでしょ」
「……異常者め……ッ」
「ふふ、段々気持ちよくなってきた。それ」
上機嫌が伝わるように微笑んで見せて、改めてぬめるガーゼを取り上げる。
「お望み通り、いっぱい触ってあげるからね」
ぴんと張って、亀頭を包むまでも行かないように鈴口の先端だけを掠めるように繰り返し繰り返し左右に滑らせる。長ーく、短く短く長ーく。
「い゙ぁ゙あアア゙ア゙!!あ゙ぅゔゔぐぅう!!」
山村くんの絶叫に合わせて腹筋がビクビクと波打つ。忙しなく性器が跳ねて、ガーゼの荒い布目を超えてぴゅるるっと先走りが溢れる。
それだというのに手足はぴくりとも動かないんだからちょっと異様な光景だ。
「ふふ、ジタバタ暴れて発散できないの辛いねぇ。ちんぽムズムズしてイライラする? 一杯掻いてあげようね」
真っ赤になってパンパンに腫れあがっている亀頭にガーゼを被せてぐるりぐるりと撫で回せば、漏れる悲鳴が一段上擦った。山村くんは唯一自分の意志で動かせる首を我武者羅に左右に振って獣のような咆哮を上げる。
「ちょっとキツい? 休憩しよっか」
ガーゼを外せばほんの一瞬の解放感の後、込み上げてくる強烈なもどかしさに性器が激しく前後に踊って、塗れたローションだか先走りだかの液体が痙攣を繰り返している腹に散った。
「ゔぁ゛アああ゙! も、もう、出したい……っ、だ、ア゙ッ、出させ……、出させてくださいッ!!」
——すんなり言うクセがついちゃってるのは彼にとっていい事なのか悪い事なのか。確かに現状維持も辛いだろうけどそんなに迂闊なこと言ってたらこの先持たないのに。
でも、すっかり余裕を無くした様子で縋る目線を送られるのは悪い気はしないので、お望み通り一杯出させてあげることにしよう。
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