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【完結】スイングボーイズ【3P/呼吸管理】
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みち、みち、と押し入ってくる性器に血の気が引いた。
少し入ってくる度に縁が引っ張られるように内側に巻き込んで、それがぷちゅっと戻る時にぞくっと痺れが走る。圧迫感が恐ろしい。
「きっつ、結構解したつもりだったんだけどなぁ」
解されてたのか。あの快楽地獄は。
浮かび上がった疑問を他所に、その間も空翔の性器は喉の奥に入り込んだままで、快感と苦しさを叩きこんでくる。
酸欠で頭がぼうっとして、身体の感覚がふわふわと揺れだした時にずるりと引き抜かれて、また激しくえづきながら唾液をだらだらと垂らすと空翔が嬉しそうに笑った。
「ふふ、乾先輩、どろどろですね。いつものクールなイメージからは想像できない」
ぜぇぜぇと喘いでいる途中で顎に手が添えられて、息も整わないうちにまた喉の奥に性器が入り込んできて喉がひくひくと痙攣する。
「あ、痙攣きもちい。もうイきそ…」
ぬ゛る、と奥を擦られて、込み上げてくる吐き気と快感に性器が高ぶるのが分かって、その事実で余計に興奮した。
さっきからずっとイきそうなのに、決定打がなくてもどかしいままだ。腕を封じられて、前と後ろの両側から責め立てられて熱は溜まっていくばかりで、とどめを刺して貰えない性器からはだらだらと床と繋がるくらい先走りが溢れている。
口も、性器も、後ろも、全部苦しい。
一層空翔の性器が口の中に深くまで入り込んできて擦られる快感と苦しさに息が詰まった。
そうやって息を詰められている内に後ろは確実に広げられていて、耐えがたい圧迫感に襲われる。
「んん゛ぅ゛う…!」
喉を制圧されたまま必死で首を振ると、その動きで奥が擦られて脳がびりびり痺れるような快感が走って肩が震えた。
「やっぱキツいっすか。初めてって感じで興奮するけど、先輩が痛いのは俺も嫌っすから」
入った所までで浅い抽挿を繰り返されて、縁が擦られる言いようのない違和感に腰を捩ると、「ちょっと待っててくださいね」と、ずちゅ、と音をたてて海渡の性器が抜け出て行った。
しかし安心感に吐く息は喉の奥で堰き止められている。
また頭がくらくらしてきて、肺が酸素を求めて痙攣し始めたところでようやく喉が解放された。
「っ、え゛ッ、げほっ、はひっ!ひっ!」
反射的に吸い込んだ息で肺が喜びに震える。生理的な涙がぼろぼろ流れ落ちて口元の唾液と混ざって滴った。
「乾先輩、僕もうイきたい。喉の奥くぽくぽするからできる時にしっかり息してくださいね?まぁ落ちても続けますけど」
あの苦しくて気持ちいい所を何度も無遠慮に突かれることを想像して恐怖と期待とで頭がくらくらした。
掲げられていた腕を降ろされて、四つん這いの体勢に戻る。腕はすっかり痺れていて、支えることができない身体が腰だけ残してぺたりと床に崩れ落ちると、唾液で濡れたクッションがぐじゅ、と音をたてた。
「あ、響先輩、そのまま」
ぜぇぜぇと息を吐く後ろから海渡の声がした。久しぶりに声を聞いた気がするけど、実際には数十秒程度のはずだ。酸欠と快感と恐怖とで脳が誤作動を起こしている。
「な、に…」
振り絞った声は潰れて掠れ切っていた。
振り返ろうと脱力した身体に必死で力を込めていると、ぬめった手に尻を撫でられた。親指が縁を広げて熱い塊が押し当てられる。
「ひ、やぁ…っ」
後ろに入れるのは無理だ。怖すぎる。
あの圧迫感にゆっくりゆっくり身体を開かれる不安を思い出して身体が強張った。
「大丈夫っすから、力抜いて」
「…っ」
背中を大きな手で逆撫でられて、ぞわぞわと身体が粟立つ。一瞬きゅうっと筋肉が収縮してから、痺れが抜けるのに合わせてくたりと力が抜けた。
「ふぅーって、腹から息吐いてください」
それも無理だ。散々虐め抜かれた喉はまだ痺れているし、肺はもっともっとと酸素を求めている。
思わず逃げようと腰を捩ると、それを海渡の手が押さえつけてぐいっと自分の方へ引き寄せた。
次の瞬間
「っう゛…!」
じゅぶ!という粘着質な音と同時に、腹の奥を強烈な圧迫感が襲った。
「ああ゛!ひ!!」
下半身から重すぎる衝撃が波のように走り抜けて頭のてっぺんまで痺れた。思わずきつく閉じた目の中がちかちかと弾ける。
なに、何が…っ
自分の身体に起こっていることが認識できない。ただただ腹が苦しい。
衝撃に一拍遅れて、全身ががくがく跳ねて、腹の奥が痙攣して異物をぎゅうぎゅう締め付けた。
「ぅあっ、響せんぱ…っきっつ…」
後ろで海渡が苦しそうな声を上げた所で、ようやく腹の中の異物が海渡の性器だということに気が付いた。
入ってる。奥まで。中でびくびく跳ねている。
不安を感じる間もなく、一気に貫かれた。
ゆっくり広げられるのも辛かったけど、一気に貫かれた今、どちらが良かったのかわからない。
「う、ぅぅぅ…」
あまりの苦しさに細い呻きが漏れる。声を出すのすら苦しくて恐ろしい。
「うわぁ、どっちが鬼畜だよ。引く」
海渡を責めるようなことをいいつつ、助けを求めて縋るように見上げた空翔は熱っぽい息を吐きながら目元を染めて薄く微笑んでいた。
少し入ってくる度に縁が引っ張られるように内側に巻き込んで、それがぷちゅっと戻る時にぞくっと痺れが走る。圧迫感が恐ろしい。
「きっつ、結構解したつもりだったんだけどなぁ」
解されてたのか。あの快楽地獄は。
浮かび上がった疑問を他所に、その間も空翔の性器は喉の奥に入り込んだままで、快感と苦しさを叩きこんでくる。
酸欠で頭がぼうっとして、身体の感覚がふわふわと揺れだした時にずるりと引き抜かれて、また激しくえづきながら唾液をだらだらと垂らすと空翔が嬉しそうに笑った。
「ふふ、乾先輩、どろどろですね。いつものクールなイメージからは想像できない」
ぜぇぜぇと喘いでいる途中で顎に手が添えられて、息も整わないうちにまた喉の奥に性器が入り込んできて喉がひくひくと痙攣する。
「あ、痙攣きもちい。もうイきそ…」
ぬ゛る、と奥を擦られて、込み上げてくる吐き気と快感に性器が高ぶるのが分かって、その事実で余計に興奮した。
さっきからずっとイきそうなのに、決定打がなくてもどかしいままだ。腕を封じられて、前と後ろの両側から責め立てられて熱は溜まっていくばかりで、とどめを刺して貰えない性器からはだらだらと床と繋がるくらい先走りが溢れている。
口も、性器も、後ろも、全部苦しい。
一層空翔の性器が口の中に深くまで入り込んできて擦られる快感と苦しさに息が詰まった。
そうやって息を詰められている内に後ろは確実に広げられていて、耐えがたい圧迫感に襲われる。
「んん゛ぅ゛う…!」
喉を制圧されたまま必死で首を振ると、その動きで奥が擦られて脳がびりびり痺れるような快感が走って肩が震えた。
「やっぱキツいっすか。初めてって感じで興奮するけど、先輩が痛いのは俺も嫌っすから」
入った所までで浅い抽挿を繰り返されて、縁が擦られる言いようのない違和感に腰を捩ると、「ちょっと待っててくださいね」と、ずちゅ、と音をたてて海渡の性器が抜け出て行った。
しかし安心感に吐く息は喉の奥で堰き止められている。
また頭がくらくらしてきて、肺が酸素を求めて痙攣し始めたところでようやく喉が解放された。
「っ、え゛ッ、げほっ、はひっ!ひっ!」
反射的に吸い込んだ息で肺が喜びに震える。生理的な涙がぼろぼろ流れ落ちて口元の唾液と混ざって滴った。
「乾先輩、僕もうイきたい。喉の奥くぽくぽするからできる時にしっかり息してくださいね?まぁ落ちても続けますけど」
あの苦しくて気持ちいい所を何度も無遠慮に突かれることを想像して恐怖と期待とで頭がくらくらした。
掲げられていた腕を降ろされて、四つん這いの体勢に戻る。腕はすっかり痺れていて、支えることができない身体が腰だけ残してぺたりと床に崩れ落ちると、唾液で濡れたクッションがぐじゅ、と音をたてた。
「あ、響先輩、そのまま」
ぜぇぜぇと息を吐く後ろから海渡の声がした。久しぶりに声を聞いた気がするけど、実際には数十秒程度のはずだ。酸欠と快感と恐怖とで脳が誤作動を起こしている。
「な、に…」
振り絞った声は潰れて掠れ切っていた。
振り返ろうと脱力した身体に必死で力を込めていると、ぬめった手に尻を撫でられた。親指が縁を広げて熱い塊が押し当てられる。
「ひ、やぁ…っ」
後ろに入れるのは無理だ。怖すぎる。
あの圧迫感にゆっくりゆっくり身体を開かれる不安を思い出して身体が強張った。
「大丈夫っすから、力抜いて」
「…っ」
背中を大きな手で逆撫でられて、ぞわぞわと身体が粟立つ。一瞬きゅうっと筋肉が収縮してから、痺れが抜けるのに合わせてくたりと力が抜けた。
「ふぅーって、腹から息吐いてください」
それも無理だ。散々虐め抜かれた喉はまだ痺れているし、肺はもっともっとと酸素を求めている。
思わず逃げようと腰を捩ると、それを海渡の手が押さえつけてぐいっと自分の方へ引き寄せた。
次の瞬間
「っう゛…!」
じゅぶ!という粘着質な音と同時に、腹の奥を強烈な圧迫感が襲った。
「ああ゛!ひ!!」
下半身から重すぎる衝撃が波のように走り抜けて頭のてっぺんまで痺れた。思わずきつく閉じた目の中がちかちかと弾ける。
なに、何が…っ
自分の身体に起こっていることが認識できない。ただただ腹が苦しい。
衝撃に一拍遅れて、全身ががくがく跳ねて、腹の奥が痙攣して異物をぎゅうぎゅう締め付けた。
「ぅあっ、響せんぱ…っきっつ…」
後ろで海渡が苦しそうな声を上げた所で、ようやく腹の中の異物が海渡の性器だということに気が付いた。
入ってる。奥まで。中でびくびく跳ねている。
不安を感じる間もなく、一気に貫かれた。
ゆっくり広げられるのも辛かったけど、一気に貫かれた今、どちらが良かったのかわからない。
「う、ぅぅぅ…」
あまりの苦しさに細い呻きが漏れる。声を出すのすら苦しくて恐ろしい。
「うわぁ、どっちが鬼畜だよ。引く」
海渡を責めるようなことをいいつつ、助けを求めて縋るように見上げた空翔は熱っぽい息を吐きながら目元を染めて薄く微笑んでいた。
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