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【完結】2億4000万の男【寸止め/洗脳?】
16*
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ゆっくりと抽挿が開始される。
「…あっ、…ふっ、…ぁんっ」
奥に突き込まれる度に甘い声が漏れる。気持ち良くて。
それがどうにも恥ずかしくて目を閉じて顔を背けると、神宮寺さんの手が俺の顔を正面に向けるように顎を掴んだ。
「気持ちいいんでしょ?ちゃんと見て」
目を開けると、ぼやけた視界に抽挿に合わせてふるふる震える性器と、神宮寺さんの意地悪な顔が見えた。
煽情的なその光景にきゅん、と中が疼く。
それを知ってか知らずか、徐々に抽挿が早くなってくる。
ずちゅっ、じゅっ、ずぶっ、と濡れた音が漏れてきて、込み上げる快感に腰がひくひくと跳ねた。
「も、じんぐ、じ、さん…っ、好き、すき、イきたい…!」
促されなくても漏れた言葉に神宮寺さんは満足そうに息を吐く。それから、にっこりと笑った。
「じゃあ、後ろだけでイッてみようか」
「あぁっんっ!」
ぐぷっと奥まで突き付けられて一層甘い声が出る。
約束が違う。好きって言った。言われた通りのキスもした。早くイかせて欲しいのに、一向に性器を触ってくれない。
堪らず性器を扱こうと伸ばした手はまた纏めて握り込まれて、頭の上で押さえつけられてしまった。そのままぐちゅぐちゅと奥を捏ねられて性器がきゅんきゅんと疼く。
「あっ、アッ、んっ!イかせて、くれるって、言ったのにぃ!」
自由になった腰が一層の快感を求めてかくかくと跳ねた。
恨みがましく見上げる。その視線を受けて神宮寺さんはうっそりと微笑んで耳元に口を寄せた。
「言ったよ?でも、触ってあげるとは言ってないよね?」
絶望的な宣言に、何故だかぞくん、と腰が疼いた。
ずるる、と性器が抜け出て行って、浅い所をぎゅうっと捏ねる。
「あぅん!」
前立腺を押し込まれてまた性器からぷちゅん、と先走りが溢れた。
でもそんなんじゃイけない。もっと、ちゃんと、直接刺激がないとイけない…っ。
ぽろぽろと目尻から涙が零れて縋るように神宮寺さんの目を見ると、彼の口から「はぁっ」と熱い吐息が漏れた。
「大丈夫、ドMの七瀬くんならできるよ」
このドSがっ…っ。
腕の自由を奪われて、身動ぎすら覚束ない。できる事と言ったら神宮寺さんの動きを阻むように腰に足を回すことだけだった。
そんな抵抗なんてものともせず、浅い抽挿は勢いを増していく。
「あっ、ひっ、だめッ、い、やんっ!」
イきそうなのにイけない。
性器からは涙のように先走りが溢れて腹までとろとろになっているのに、あと少しが足りない。
もどかしくて必死で腰を押し付けた。
「強請ってる。可愛いよ」
いよいよ抽挿が早くなってきて、揺さぶられて目線がちかちかしはじめる。
気持ちいい。気持ちいい。前立腺虐められるの気持ちいい…っ!
頭の中が快感で埋め尽くされて、あと一歩を求めて身体をくねらせると額の辺りでぱちぱちと電気が弾けた。
「あっ、やっ、イイっ、じんぐぅじさんっ、だめっ」
ずるっ、ずぷっと深い所と浅い所両方を虐められてきゅぅっと中を締め上げる。腰からゾクゾクと快感がせり上がってきて、性器にもどうしようもない熱が篭もってきた。
見上げた顔は少し余裕なさげに歪んでいる。
それがちょっと小気味よくて、「はふっ」と息を吐いた瞬間、ずりゅっとイイ所全部を攻められて、パチンと首筋の辺りで電気が弾けた。
「あ、アッ、うそ、イクっ…!」
ぞぞぞっと全身が粟立って、それが性器へ集まる。きゅうっと睾丸が疼いて、ぴゅるっと最初の迸りを感じた。
「…あっ、…ふっ、…ぁんっ」
奥に突き込まれる度に甘い声が漏れる。気持ち良くて。
それがどうにも恥ずかしくて目を閉じて顔を背けると、神宮寺さんの手が俺の顔を正面に向けるように顎を掴んだ。
「気持ちいいんでしょ?ちゃんと見て」
目を開けると、ぼやけた視界に抽挿に合わせてふるふる震える性器と、神宮寺さんの意地悪な顔が見えた。
煽情的なその光景にきゅん、と中が疼く。
それを知ってか知らずか、徐々に抽挿が早くなってくる。
ずちゅっ、じゅっ、ずぶっ、と濡れた音が漏れてきて、込み上げる快感に腰がひくひくと跳ねた。
「も、じんぐ、じ、さん…っ、好き、すき、イきたい…!」
促されなくても漏れた言葉に神宮寺さんは満足そうに息を吐く。それから、にっこりと笑った。
「じゃあ、後ろだけでイッてみようか」
「あぁっんっ!」
ぐぷっと奥まで突き付けられて一層甘い声が出る。
約束が違う。好きって言った。言われた通りのキスもした。早くイかせて欲しいのに、一向に性器を触ってくれない。
堪らず性器を扱こうと伸ばした手はまた纏めて握り込まれて、頭の上で押さえつけられてしまった。そのままぐちゅぐちゅと奥を捏ねられて性器がきゅんきゅんと疼く。
「あっ、アッ、んっ!イかせて、くれるって、言ったのにぃ!」
自由になった腰が一層の快感を求めてかくかくと跳ねた。
恨みがましく見上げる。その視線を受けて神宮寺さんはうっそりと微笑んで耳元に口を寄せた。
「言ったよ?でも、触ってあげるとは言ってないよね?」
絶望的な宣言に、何故だかぞくん、と腰が疼いた。
ずるる、と性器が抜け出て行って、浅い所をぎゅうっと捏ねる。
「あぅん!」
前立腺を押し込まれてまた性器からぷちゅん、と先走りが溢れた。
でもそんなんじゃイけない。もっと、ちゃんと、直接刺激がないとイけない…っ。
ぽろぽろと目尻から涙が零れて縋るように神宮寺さんの目を見ると、彼の口から「はぁっ」と熱い吐息が漏れた。
「大丈夫、ドMの七瀬くんならできるよ」
このドSがっ…っ。
腕の自由を奪われて、身動ぎすら覚束ない。できる事と言ったら神宮寺さんの動きを阻むように腰に足を回すことだけだった。
そんな抵抗なんてものともせず、浅い抽挿は勢いを増していく。
「あっ、ひっ、だめッ、い、やんっ!」
イきそうなのにイけない。
性器からは涙のように先走りが溢れて腹までとろとろになっているのに、あと少しが足りない。
もどかしくて必死で腰を押し付けた。
「強請ってる。可愛いよ」
いよいよ抽挿が早くなってきて、揺さぶられて目線がちかちかしはじめる。
気持ちいい。気持ちいい。前立腺虐められるの気持ちいい…っ!
頭の中が快感で埋め尽くされて、あと一歩を求めて身体をくねらせると額の辺りでぱちぱちと電気が弾けた。
「あっ、やっ、イイっ、じんぐぅじさんっ、だめっ」
ずるっ、ずぷっと深い所と浅い所両方を虐められてきゅぅっと中を締め上げる。腰からゾクゾクと快感がせり上がってきて、性器にもどうしようもない熱が篭もってきた。
見上げた顔は少し余裕なさげに歪んでいる。
それがちょっと小気味よくて、「はふっ」と息を吐いた瞬間、ずりゅっとイイ所全部を攻められて、パチンと首筋の辺りで電気が弾けた。
「あ、アッ、うそ、イクっ…!」
ぞぞぞっと全身が粟立って、それが性器へ集まる。きゅうっと睾丸が疼いて、ぴゅるっと最初の迸りを感じた。
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