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【完結】探偵物語【甘め】
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そこからはもう、先生の独壇場だった。
「あっあっ、ダメ!ひっ、せんせっ」
怖い所をぐりぐり虐められて、そうかと思えば奥まで突き込んで抜き差しされる。
僕はというと、その快感に振り回されて腰を捩るしかできない。
「ひっ、ひぁん!そこヤダぁ!」
浅いところを左右の指で交互に虐められて、声がひっくり返る。
好きにするったって、限度があるでしょうよ…!
「だめ、ダメっ、せんせぇ…ッ」
甘えるような声がでて耳が熱くなるけど、そんな事気にしてられないくらい、気持ちよくて怖い。身を捩っても快感が逃せない。
「可愛い。もっと可愛い声聞かせて。ほら」
ぐちゅっ、と音を立てて指をぐるりと回されると、同時に僕の視界もぐるりと歪んだ。
性急に詰め込まれていく快感に、腰がビクビク跳ねる。
やばい、また、来ちゃう。
あの深い快感が思い出されて、堪らず先生の腕にしがみつく。掴まってないと、ひゅんと落ちる時が怖いんだ。
「あれ、またイクの?可愛いね。お尻の穴弄られてまた出ちゃう?」
意地悪な声で言われて、我慢しようとくっと下腹に力を入れる。
そのタイミングを見計らったように、ぬぷりと新たな指が潜り込んできた。
「あぅンっ!」
思わず甘ったるい声が漏れる。予想外の衝撃にゾクゾクと快感が広がった。
「ひ、ひっ…!!はぅ…!!」
身体がふわりと浮いて先生の腕を強く握ると、あやすように手のひらでゆっくり頭を撫でられる。
性器からとろりと汁が漏れて、遅れて腰がガクガクと跳ね上がった。
またイかされた。後ろだけで。こんなの、僕ばっかり弄ばれて…。
涙目で先生を見やると、目尻を赤く染めて、うっすらと微笑んだ顔と目が合った。
その顔が艶っぽくて、また下腹が疼いて目を逸らす。
なんなのこの人、お色気マシーンなの?この顔で数多の女性を誑し込んだってわけですか。
なんとなく腹が立って先生を睨みつけると、今度は先生が目を逸らした。
「ほんと、可愛い。どうしてそんなに煽るの?ぼく、だいぶ我慢してるんだけど」
はぁ、と熱っぽい息を吐いて先生が言う。
知ったこっちゃない。僕に煽られるっていうなら、その責任は先生にある。僕をこんな風にしてるのは先生なんだから。
当の先生は、何かに耐えるように眉根に皺を寄せている。濡れていた髪が随分乾いて、ふんわりと額にかかっていた。僕がいつも整えてあげてるのとは違う、無防備でちょっと幼い雰囲気にまた胸がきゅんと疼く。あんたこそ可愛い。
はぁ、はぁ、って自分の呼吸が耳元で聞こえる。
その呼吸が落ち着くのを待ってくれていたらしい。先生の、3本も入った指がまた動き始める。
にゅくにゅくと前後して、時々広げて、捻って、押し込んで…。
「あ、ぅ、…は、ぁん…」
指が動くたびに腰から甘い痺れが走って背筋を駆け上がる。首筋までゾクゾク痺れる。
それに合わせてはしたない声が漏れて、口を噤むとまたキスが落ちてきた。
「我慢しないで。声、聞かせて」
囁きのあと、唇を割り開くようにして舌が入り込んでくる。
その甘さにおでこの内側のあたりがジン、と痺れた。
「あっあっ、ダメ!ひっ、せんせっ」
怖い所をぐりぐり虐められて、そうかと思えば奥まで突き込んで抜き差しされる。
僕はというと、その快感に振り回されて腰を捩るしかできない。
「ひっ、ひぁん!そこヤダぁ!」
浅いところを左右の指で交互に虐められて、声がひっくり返る。
好きにするったって、限度があるでしょうよ…!
「だめ、ダメっ、せんせぇ…ッ」
甘えるような声がでて耳が熱くなるけど、そんな事気にしてられないくらい、気持ちよくて怖い。身を捩っても快感が逃せない。
「可愛い。もっと可愛い声聞かせて。ほら」
ぐちゅっ、と音を立てて指をぐるりと回されると、同時に僕の視界もぐるりと歪んだ。
性急に詰め込まれていく快感に、腰がビクビク跳ねる。
やばい、また、来ちゃう。
あの深い快感が思い出されて、堪らず先生の腕にしがみつく。掴まってないと、ひゅんと落ちる時が怖いんだ。
「あれ、またイクの?可愛いね。お尻の穴弄られてまた出ちゃう?」
意地悪な声で言われて、我慢しようとくっと下腹に力を入れる。
そのタイミングを見計らったように、ぬぷりと新たな指が潜り込んできた。
「あぅンっ!」
思わず甘ったるい声が漏れる。予想外の衝撃にゾクゾクと快感が広がった。
「ひ、ひっ…!!はぅ…!!」
身体がふわりと浮いて先生の腕を強く握ると、あやすように手のひらでゆっくり頭を撫でられる。
性器からとろりと汁が漏れて、遅れて腰がガクガクと跳ね上がった。
またイかされた。後ろだけで。こんなの、僕ばっかり弄ばれて…。
涙目で先生を見やると、目尻を赤く染めて、うっすらと微笑んだ顔と目が合った。
その顔が艶っぽくて、また下腹が疼いて目を逸らす。
なんなのこの人、お色気マシーンなの?この顔で数多の女性を誑し込んだってわけですか。
なんとなく腹が立って先生を睨みつけると、今度は先生が目を逸らした。
「ほんと、可愛い。どうしてそんなに煽るの?ぼく、だいぶ我慢してるんだけど」
はぁ、と熱っぽい息を吐いて先生が言う。
知ったこっちゃない。僕に煽られるっていうなら、その責任は先生にある。僕をこんな風にしてるのは先生なんだから。
当の先生は、何かに耐えるように眉根に皺を寄せている。濡れていた髪が随分乾いて、ふんわりと額にかかっていた。僕がいつも整えてあげてるのとは違う、無防備でちょっと幼い雰囲気にまた胸がきゅんと疼く。あんたこそ可愛い。
はぁ、はぁ、って自分の呼吸が耳元で聞こえる。
その呼吸が落ち着くのを待ってくれていたらしい。先生の、3本も入った指がまた動き始める。
にゅくにゅくと前後して、時々広げて、捻って、押し込んで…。
「あ、ぅ、…は、ぁん…」
指が動くたびに腰から甘い痺れが走って背筋を駆け上がる。首筋までゾクゾク痺れる。
それに合わせてはしたない声が漏れて、口を噤むとまたキスが落ちてきた。
「我慢しないで。声、聞かせて」
囁きのあと、唇を割り開くようにして舌が入り込んでくる。
その甘さにおでこの内側のあたりがジン、と痺れた。
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