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【完結】冒険の書【ファンタジー/触手】
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「ふ、はふっ、ひぅ…!!」
乳首をずりゅずりゅと擦られて、そこから貫くような快感が全身を駆け巡る。
しかし性器を責める触手は相変わらず焦らすように微かにそこを擽るだけで、決定的な刺激はくれない。
もどかしさに性器がぶるぶると震える。
無理やり詰め込まれた触手の魔力がそこから出ていこうとしているのに、あと少しの刺激が足りない。
早く吐き出してしまわないと、どうにかなりそうだった。
まるでそれを見せつけるかのように、触手が腰を高く掲げた。
みっともなく足を開いて全てをさらけ出すようなその格好に、羞恥心を煽られる。
「う、く…っそ…」
弄ばれた身体はすっかり熱を帯びていて、時折肌を擽る風にすら敏感に反応を返してしまう。
「どうした?随分辛そうではないか」
風をくるくると操りながら魔王が言う。
性器をひんやりと冷やされて睾丸がキュンと緊張した。
押し出されてとぷりと先走りが溢れる。
「ンっ…!!」
たったそれだけの快感ですら、背筋を駆け上がる痺れになって全身を侵した。
上擦った自分の声に屈辱感が募る。
それでもまだ、理性は生きていた。
視界は生理的に溢れた涙でぼやけているが、鋭い視線はそのままで魔王を見据える。
その目に、魔王の瞳孔が引き絞られた。
「お前、いいな」
ニンマリと口端が上がり、嗜虐的に歪む。
「っふ…っ」
風が全身を撫でて、ぞわりと痺れが走った。限界の瀬戸際にある性器が痺れに合わせて震え、トロトロと先走りが溢れる。
「そんなに零すと酷いことになるぞ」
意地悪な声で魔王が言った。
風で嬲られる度に、焦れったさともどかしさに身を捩る。
性器は粘液と先走りに塗れててらてらと光っていた。
それに、触手が反応した。
さわさわと性器を擽っていた細い触手がゆっくりと離れ、先端が大きく膨らんだ太い触手が代わりとばかりにやってくる。
それは性器の真上に位置どって、タラタラと粘液を零した。
「…ぅ…!!」
その粘液のぬめりさえ甘やかな快感に変わる。
太い先端が粘液を塗り込むように性器を撫で回した。そして、少し離れてぶるりと震えたかと思うと、ぐぱ…と音がして先端が百合の花のように割れた。真っ赤な内部の中心に、雌しべのような細い触手が飛び出している。
「な…っ」
花弁の中はぬらぬらと光って糸を引き、無数の突起とひだに覆われている。ドロドロと垂れてきた粘液が性器を濡らした。
「その子は精と魔力を好むと言っただろう?そんなに溢れさせたら食ってくれと言っているようなものだ」
魔王がクツクツと笑う。
やがて、花弁の内側でゆらゆらと揺れていた細い触手が、性器の先端に狙いを定めた。
鈴口にぴとりと張り付いて擦り上げる。
「さぁ、そのパンパンに腫らした性器の中身を全部啜って貰え」
魔王の言葉と同時に、細い触手に力が入り、ずりゅ!と一息で性器の中に潜り込んできた。
乳首をずりゅずりゅと擦られて、そこから貫くような快感が全身を駆け巡る。
しかし性器を責める触手は相変わらず焦らすように微かにそこを擽るだけで、決定的な刺激はくれない。
もどかしさに性器がぶるぶると震える。
無理やり詰め込まれた触手の魔力がそこから出ていこうとしているのに、あと少しの刺激が足りない。
早く吐き出してしまわないと、どうにかなりそうだった。
まるでそれを見せつけるかのように、触手が腰を高く掲げた。
みっともなく足を開いて全てをさらけ出すようなその格好に、羞恥心を煽られる。
「う、く…っそ…」
弄ばれた身体はすっかり熱を帯びていて、時折肌を擽る風にすら敏感に反応を返してしまう。
「どうした?随分辛そうではないか」
風をくるくると操りながら魔王が言う。
性器をひんやりと冷やされて睾丸がキュンと緊張した。
押し出されてとぷりと先走りが溢れる。
「ンっ…!!」
たったそれだけの快感ですら、背筋を駆け上がる痺れになって全身を侵した。
上擦った自分の声に屈辱感が募る。
それでもまだ、理性は生きていた。
視界は生理的に溢れた涙でぼやけているが、鋭い視線はそのままで魔王を見据える。
その目に、魔王の瞳孔が引き絞られた。
「お前、いいな」
ニンマリと口端が上がり、嗜虐的に歪む。
「っふ…っ」
風が全身を撫でて、ぞわりと痺れが走った。限界の瀬戸際にある性器が痺れに合わせて震え、トロトロと先走りが溢れる。
「そんなに零すと酷いことになるぞ」
意地悪な声で魔王が言った。
風で嬲られる度に、焦れったさともどかしさに身を捩る。
性器は粘液と先走りに塗れててらてらと光っていた。
それに、触手が反応した。
さわさわと性器を擽っていた細い触手がゆっくりと離れ、先端が大きく膨らんだ太い触手が代わりとばかりにやってくる。
それは性器の真上に位置どって、タラタラと粘液を零した。
「…ぅ…!!」
その粘液のぬめりさえ甘やかな快感に変わる。
太い先端が粘液を塗り込むように性器を撫で回した。そして、少し離れてぶるりと震えたかと思うと、ぐぱ…と音がして先端が百合の花のように割れた。真っ赤な内部の中心に、雌しべのような細い触手が飛び出している。
「な…っ」
花弁の中はぬらぬらと光って糸を引き、無数の突起とひだに覆われている。ドロドロと垂れてきた粘液が性器を濡らした。
「その子は精と魔力を好むと言っただろう?そんなに溢れさせたら食ってくれと言っているようなものだ」
魔王がクツクツと笑う。
やがて、花弁の内側でゆらゆらと揺れていた細い触手が、性器の先端に狙いを定めた。
鈴口にぴとりと張り付いて擦り上げる。
「さぁ、そのパンパンに腫らした性器の中身を全部啜って貰え」
魔王の言葉と同時に、細い触手に力が入り、ずりゅ!と一息で性器の中に潜り込んできた。
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