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五日目・見ざる、聞かざる、言わざる。
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開けてはいけない箱に入っていた物の怪が、しつこく話しかけてくる。しかし、春花は面倒事になると相手にしていなかったが、急に静かになった 。そのことが気になって 春花は念のために 竹簡の隙間から覗くと 物の怪とバッチリ目が合ってしまった。
その上ナンパ男のように声をかけられた。
『よっ』
「!!!!!!!」
(あーどうして見たのよ!)
自分の我慢のなさに泣きたくなる。 私が気になるように、わざと静かにしてたんだ。
バカ。バカ。バカ。 これでは相手の思う壺だ。のっぺりに 出し抜かれたかと思うとムカつく。
その顔で 頭を使うなんて100万年早い!
こうなったら強制退場させるしかない。春花は 目隠しように立てかけてある竹簡を手に取ると 丸め
ながらダッシュで箱の所へ行って、重石代わりに上に乗せる。はい。これで任務完了と手を打ち付ける。
『$¥&〇%#*』
のっぺりが箱の中から 何か叫んでいるが、 聞こえない聞こえないと耳を塞ぐ。
「あー、あー」
しかし、反応したのは失敗だった。
『%@*☆〒』
春花は、箱を見ながら これから先の事をかんがえて腕組みする。
これも一時しのぎだ。
明日に なれば、きっと話しかけてくる。
船の同乗者の様に、逃げ場がないのが 辛いところだ。 本当に、これからどうしたものか……。 その事を考えると頭が痛い。
*6日目
一晩 あれやこれやと悩んだ結果、完全無視すると決めた。
春花は席につくと帳簿を開いて請求書金額を確認して筆を取る。
昨日のような姑息な手に乗らない。もう二度と騙されない。しかし、そんな私の決意など お構いなしに、のっぺりが話しかけてくる。
『 おはよう』
「っ」
昨日、私がしたことを考えれば関係を持ちたくない 言うことは明白なのに 普通に声をかけて来た。
(軽い、軽すぎる)
いつ私と挨拶を交わすような仲になった?そう聞きたい。
『 昨日は驚いたけど、許してやるよ。お前の気持ちも分かるし。何より俺は心が広いからな』
「 ……… 」
(はっ? その上から目線は どこからくる?)
『 そりゃ、男と目があったら恥ずかしいと思うのはわかるけど、乱暴すぎるよ』
「 ……… 」
(男?のっぺりのくせに?乱暴?わざとに決まってる。馴れ馴れしく話しかけてくるな)
自意識過剰な のっぺりの鼻をへし折りたいところだが 、無視すると決めたんだ。
『俺は 気にしないけど、他の奴らは 気にするかも。気を付けろよ』
『 ……… 」
(お前こそ 気にしろ!………駄目た。我慢。我慢)しかし、そう思ってもイライラする。 春花は八つ当たりするように 乱暴に帳簿を捲る。
『女の子は愛想が大事だから いつもニコニコしてなくちゃ。 でないとモテないぞ 』
「 ……… 」
(大きなお世話だ)
歯を食いしばって耐えながら、筆に墨をつける。
『 それと、もう少し胸に 肉が欲しいな』
「 ……… 」
( 人が一番気にしていることを!)
子供の頃は香玉と 大して体つきが変わらなかったのに、気づけば香玉だけ 胸が大きくなっていた。 春花は育ちきれない自分の胸を見る。
( ……… )
やはり食べ物が違うからなんだろうか?
ポタリと墨の落ちる音に ハッとして紙を見る。
考え事をしていたせいで紙に大きなシミができている。
くそっ 書き直しだ。
文鎮をはずして紙をくちゃくちゃに丸めてクズかごに放り投げる。
冷静になれ!たかがのっぺりの戯言だ。まともに受け取る必要などない。一呼吸おいて新しい紙を置くと 墨を擦り始める。
『おしゃれもしなくちゃ。地味な服だと それでなくても地味な顔が もっと地味に なるよ』
「 ……… 」
( ……… )
無視しよう。我慢しよう。 いくら、そう思っても、ずっとダメ出しされ続けられると……。
『あー、 でも 派手な色だと顔が負けちゃうか?』
「 ……… 」
(コイツ……言わせておけば! )
『化粧もしなくちゃ。そうすれば少しは今より少しはマシになるな』
「 ……… 」
(マシだと?自分は目しかないくせに。 人のことが言えるのか?)
ボキッ!
墨をする手に力が 入りすぎて真っ二つに折ってしまった。 こうなった原因は全部のっぺりのせい。
春花は怒りに震える手で持っている 半分になってしまった墨を見る。
………もう限界だ 。堪忍袋の緒が切れた。これ以上聞いていたら箱を叩き壊したくなる。
春花は、のっぺりを脅かすように わざとバンと大きな音を立てて 机に両手を打ち付ける。
『たっ、 なんだよ。急に びっくりするだろう。 全くガサツなんだから 』
「 ……… 」
(がさつで結構。 私だって、おしゃべりな男は嫌いだ )
立ち上がって隣の部屋から 2番目に重たい竹簡を手にして、 のっぺりに気づかれないように後ろ手に隠し持つ。
『これだからモテない女は嫌いなんだ』
「 ……… 」
(あら、気が合う)
ぶつぶつ文句を言っている のっぺりに 笑顔で近づく。 すると、のっぺりが何も知らずに喜ぶ。
『 おっ、やっと俺と話す気になったか』
「 ……… 」
(ふふっ)
ご希望通り あなたの存在を認めます。 でも、私と関わりを持つことは許さない。のっぺりが 昨夜 落とした 竹簡を 何に使うか悟られないように しゃがんで拾うと すっくと立ち上がる。
私の素早い動きに 何か危険を察知したのか のっぺりが 身を引いて私と距離をとる。物の怪の本能だろうか?
『なっ、 何だ。何をする気だ?』
「 ……… 」
(さあ、何でしよう)
もう遅いと両手に持った竹簡を これみよがしに、のっぺりの目の前で振ってみせる。
これが何だかわかるかな?と、小首をかしげて、のっぺりを見る。
『 待て、待て、垢抜けていないと言ったことは謝る』
「 ……… 」
私の意図に気づいたらしく 止めようと必死に言い訳を言い出した。
無駄なこと。 私を怒らせた自分が悪い。
『むっ、胸は小さい方が育てがいがある』
「 ……… 」
(手が無いくせに何を言うんだか。呆れる )
竹簡を持った手を高々と上げる。
のっぺりが竹簡に釘付けになりながら 私の機嫌をとろうとする。
『だっ、だから……えっと、だから……』
しかし、言葉が出てこない。 言い訳は終わり? だったら、これが私の答えだと 腕を振り上げて、反省しやがれて!と 勢いよく下ろす。
『うひゃー』
体が挟まる直前に のっぺりか悲鳴をあげて箱の中に戻った。その上に、どんどんと 竹簡を二つ
箱に乗せる。
ふん!
やっと黙った。いい気味だ。 これで当分は静かだろう。
のっぺりのせいで 手間取ったが、 なんとか今日の分の仕事が終わった。首のコリをほぐしながら立ち上がると 大きく伸びをする。しかし、そこで はたと、 のっぺりのこと思い出す。
(そうだった。のっぺりは?)
箱を見るとシーンとしていて動いても、音もしない。
「 ……… 」
ここまで静かだと生死が気になるところだ。
もし、死んでいたら私の責任に なるんだろうか……。
寝たのか?諦めたのか?
( ……… )
確かめた方が良いだろう。
箱のところまで行くと春花は 箱を爪でツンツン
とつつく。
「 ……… 」
反応がない。念のため今度は 強めにもう一度指で トントンと叩いた。
「 ……… 」
うんともすんとも言わない。 よほど私が強かったんだろう。 案外小心者だ。
やり過ぎたかと思うと、少々後ろめたくはあるが これで邪魔されずに済むと思うと 清々する。
明日から、いつもの日常が戻ってくる。
軽い足取りで寝室の扉を開けた。 すると、背後でカタンという音が聞こえた。
「っ」
パッと振り返って箱を見る。
しかし、蓋が開いた気配はない。 二つのせてある竹簡も そのままだ。
気のせい?
( ……… )
また音がするのではと、しばらく箱を注視していたが、何も起こらない。
今日のことに懲りて、ちょっかいをもうかけてこないだろう。そう思っていたが、次の日には 自分の考えが いかに甘いかを 思い知らされることに なろうとは思わなかった。
その上ナンパ男のように声をかけられた。
『よっ』
「!!!!!!!」
(あーどうして見たのよ!)
自分の我慢のなさに泣きたくなる。 私が気になるように、わざと静かにしてたんだ。
バカ。バカ。バカ。 これでは相手の思う壺だ。のっぺりに 出し抜かれたかと思うとムカつく。
その顔で 頭を使うなんて100万年早い!
こうなったら強制退場させるしかない。春花は 目隠しように立てかけてある竹簡を手に取ると 丸め
ながらダッシュで箱の所へ行って、重石代わりに上に乗せる。はい。これで任務完了と手を打ち付ける。
『$¥&〇%#*』
のっぺりが箱の中から 何か叫んでいるが、 聞こえない聞こえないと耳を塞ぐ。
「あー、あー」
しかし、反応したのは失敗だった。
『%@*☆〒』
春花は、箱を見ながら これから先の事をかんがえて腕組みする。
これも一時しのぎだ。
明日に なれば、きっと話しかけてくる。
船の同乗者の様に、逃げ場がないのが 辛いところだ。 本当に、これからどうしたものか……。 その事を考えると頭が痛い。
*6日目
一晩 あれやこれやと悩んだ結果、完全無視すると決めた。
春花は席につくと帳簿を開いて請求書金額を確認して筆を取る。
昨日のような姑息な手に乗らない。もう二度と騙されない。しかし、そんな私の決意など お構いなしに、のっぺりが話しかけてくる。
『 おはよう』
「っ」
昨日、私がしたことを考えれば関係を持ちたくない 言うことは明白なのに 普通に声をかけて来た。
(軽い、軽すぎる)
いつ私と挨拶を交わすような仲になった?そう聞きたい。
『 昨日は驚いたけど、許してやるよ。お前の気持ちも分かるし。何より俺は心が広いからな』
「 ……… 」
(はっ? その上から目線は どこからくる?)
『 そりゃ、男と目があったら恥ずかしいと思うのはわかるけど、乱暴すぎるよ』
「 ……… 」
(男?のっぺりのくせに?乱暴?わざとに決まってる。馴れ馴れしく話しかけてくるな)
自意識過剰な のっぺりの鼻をへし折りたいところだが 、無視すると決めたんだ。
『俺は 気にしないけど、他の奴らは 気にするかも。気を付けろよ』
『 ……… 」
(お前こそ 気にしろ!………駄目た。我慢。我慢)しかし、そう思ってもイライラする。 春花は八つ当たりするように 乱暴に帳簿を捲る。
『女の子は愛想が大事だから いつもニコニコしてなくちゃ。 でないとモテないぞ 』
「 ……… 」
(大きなお世話だ)
歯を食いしばって耐えながら、筆に墨をつける。
『 それと、もう少し胸に 肉が欲しいな』
「 ……… 」
( 人が一番気にしていることを!)
子供の頃は香玉と 大して体つきが変わらなかったのに、気づけば香玉だけ 胸が大きくなっていた。 春花は育ちきれない自分の胸を見る。
( ……… )
やはり食べ物が違うからなんだろうか?
ポタリと墨の落ちる音に ハッとして紙を見る。
考え事をしていたせいで紙に大きなシミができている。
くそっ 書き直しだ。
文鎮をはずして紙をくちゃくちゃに丸めてクズかごに放り投げる。
冷静になれ!たかがのっぺりの戯言だ。まともに受け取る必要などない。一呼吸おいて新しい紙を置くと 墨を擦り始める。
『おしゃれもしなくちゃ。地味な服だと それでなくても地味な顔が もっと地味に なるよ』
「 ……… 」
( ……… )
無視しよう。我慢しよう。 いくら、そう思っても、ずっとダメ出しされ続けられると……。
『あー、 でも 派手な色だと顔が負けちゃうか?』
「 ……… 」
(コイツ……言わせておけば! )
『化粧もしなくちゃ。そうすれば少しは今より少しはマシになるな』
「 ……… 」
(マシだと?自分は目しかないくせに。 人のことが言えるのか?)
ボキッ!
墨をする手に力が 入りすぎて真っ二つに折ってしまった。 こうなった原因は全部のっぺりのせい。
春花は怒りに震える手で持っている 半分になってしまった墨を見る。
………もう限界だ 。堪忍袋の緒が切れた。これ以上聞いていたら箱を叩き壊したくなる。
春花は、のっぺりを脅かすように わざとバンと大きな音を立てて 机に両手を打ち付ける。
『たっ、 なんだよ。急に びっくりするだろう。 全くガサツなんだから 』
「 ……… 」
(がさつで結構。 私だって、おしゃべりな男は嫌いだ )
立ち上がって隣の部屋から 2番目に重たい竹簡を手にして、 のっぺりに気づかれないように後ろ手に隠し持つ。
『これだからモテない女は嫌いなんだ』
「 ……… 」
(あら、気が合う)
ぶつぶつ文句を言っている のっぺりに 笑顔で近づく。 すると、のっぺりが何も知らずに喜ぶ。
『 おっ、やっと俺と話す気になったか』
「 ……… 」
(ふふっ)
ご希望通り あなたの存在を認めます。 でも、私と関わりを持つことは許さない。のっぺりが 昨夜 落とした 竹簡を 何に使うか悟られないように しゃがんで拾うと すっくと立ち上がる。
私の素早い動きに 何か危険を察知したのか のっぺりが 身を引いて私と距離をとる。物の怪の本能だろうか?
『なっ、 何だ。何をする気だ?』
「 ……… 」
(さあ、何でしよう)
もう遅いと両手に持った竹簡を これみよがしに、のっぺりの目の前で振ってみせる。
これが何だかわかるかな?と、小首をかしげて、のっぺりを見る。
『 待て、待て、垢抜けていないと言ったことは謝る』
「 ……… 」
私の意図に気づいたらしく 止めようと必死に言い訳を言い出した。
無駄なこと。 私を怒らせた自分が悪い。
『むっ、胸は小さい方が育てがいがある』
「 ……… 」
(手が無いくせに何を言うんだか。呆れる )
竹簡を持った手を高々と上げる。
のっぺりが竹簡に釘付けになりながら 私の機嫌をとろうとする。
『だっ、だから……えっと、だから……』
しかし、言葉が出てこない。 言い訳は終わり? だったら、これが私の答えだと 腕を振り上げて、反省しやがれて!と 勢いよく下ろす。
『うひゃー』
体が挟まる直前に のっぺりか悲鳴をあげて箱の中に戻った。その上に、どんどんと 竹簡を二つ
箱に乗せる。
ふん!
やっと黙った。いい気味だ。 これで当分は静かだろう。
のっぺりのせいで 手間取ったが、 なんとか今日の分の仕事が終わった。首のコリをほぐしながら立ち上がると 大きく伸びをする。しかし、そこで はたと、 のっぺりのこと思い出す。
(そうだった。のっぺりは?)
箱を見るとシーンとしていて動いても、音もしない。
「 ……… 」
ここまで静かだと生死が気になるところだ。
もし、死んでいたら私の責任に なるんだろうか……。
寝たのか?諦めたのか?
( ……… )
確かめた方が良いだろう。
箱のところまで行くと春花は 箱を爪でツンツン
とつつく。
「 ……… 」
反応がない。念のため今度は 強めにもう一度指で トントンと叩いた。
「 ……… 」
うんともすんとも言わない。 よほど私が強かったんだろう。 案外小心者だ。
やり過ぎたかと思うと、少々後ろめたくはあるが これで邪魔されずに済むと思うと 清々する。
明日から、いつもの日常が戻ってくる。
軽い足取りで寝室の扉を開けた。 すると、背後でカタンという音が聞こえた。
「っ」
パッと振り返って箱を見る。
しかし、蓋が開いた気配はない。 二つのせてある竹簡も そのままだ。
気のせい?
( ……… )
また音がするのではと、しばらく箱を注視していたが、何も起こらない。
今日のことに懲りて、ちょっかいをもうかけてこないだろう。そう思っていたが、次の日には 自分の考えが いかに甘いかを 思い知らされることに なろうとは思わなかった。
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