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一人暮らしの男のレジ袋の
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今日も仕事が終わった。
つまらなくて無駄な1日だった。
俺は、太田誠。
工場で働いている。ベルトコンベアから四角い箱がくる。
その箱にご飯を100g測って乗せていく。
単純作業だから、ものすごいスピードで乗せていく。
途中でなんでこんなことしてるんだろうなんて考えてはいけない。
ゲシュタルト崩壊してしまう。
ゲシュタルト崩壊とは、ナチスの、鏡に向かって、おれは何者なんだ、と言い続けると、混乱してしまうという恐ろしい実験だ。
いらっしゃいませと一日中言ってると頭がおかしくなりそうだが、
同意してくれる人は居るだろうか、、、。
だから俺は弁当なんて食べられない。
パンが好きになってしまった。
なのでパン屋探しが趣味になった。
いい店を見つけた。ロザリーという店だ。
マフィンが美味しい。工場の帰り道と真逆に行かねばならないのがキツイが、可愛い娘がいる。
看板娘の及川真央さんだ。
高校の頃の隣の席の子に似てるんだ。
似てるだけだが、あの時の気持ちになれるんだ。
病弱でイジメられてた隣の子は不登校になって来なくなってしまったが、好きだった。
そのあと、彼女が、俺の事を好きという噂が1ヶ月ながれた。
別のクラスになって話をしなくなって接点が無くなってしまったので悔やまれた。
及川さんに今日こそはLINEを聞く!聞いてやる。
そうしないと、自分の人生を楽しくする方法が今の所思いつかない。
勢いよくロザリーパン屋に入る。
及川さんはいなかった。そのかわり、、、太った女に話かけられた。
あのー、いつもこの時間にいらっしゃいますよね。
あ、はい。
俺は心の中で舌打ちする。
あのー、ここのマフィン美味しいですよね。
あ、はい。そうですね。ふわふわしてて、種類も他の店より多いし。
私、パンを作るのが得意なんです。あ、余ったのでもし良かったらっ。
あ、はい。なんだろ、、えー凄い。ほんとに。
あ、私、ここで働いてて、、はい。
俺は、どっさりパンを貰う。レジ袋のLサイズ2つ分だ、、、、おいおい。
私、もう仕事あがるし、近くの公園に椅子があるのでそこに行って食べませんか?
あ、公園あるんだ。
俺は連続技を食らうように、翻弄され、操られるように動かされていく。
上手い、、、こうやって誘えばよいのか、、、
モテない俺は参考にするしか、、、。
そして美味い、、、。
あ、私、三枝美智子ていいます。あなたは、、
あ、俺は太田誠、工場勤務、、、。
そうなんですね。
そのあと他愛無い話をしながら、陽が沈んでいった。
同じ店の子なら仲良くしとこ。
及川さんと繋がるかもしれんし、いや、そうしないと、、、こんなチャンス!
あのー、もし良かったら、、、
あ、はい?
LINE交換しませんか?
あ、はい!
展開早いな。慣れとる三枝さん、、、
そうしてまた、会うことになった。
なんでなんだ、なんでこうなる、、、俺と三枝さんはショッピングモールで、ウインドショッピングしている。ああ、及川さんのことを聞かないと流されてしまう。
しかし三枝さんは話しやすい。気分がリラックスする、多分、好きという感情がないからだ。
三枝さんの自分への好意は伝わってくる、、、。
早く、及川さんの事を聞かねばと思ってた。
やっぱり及川さんの事好きですか?
俺はドキっとした。
あ、好きってか、、、、、、好き。
やっぱりそうなんだ。及川さん、あなたの事を嫌だって。もう来ないで欲しいって。
え、、、、。
もう来ないよ及川さん。彼氏いるし。
あ、そうなんだ、、、、そ、そうなんだ、、、
俺は、そうなんだとしか言えない。
あのー、、私とはだめ?私は貴方に一目惚れ。
、、、、、、。
いいわ、しょうがないか。
いや、付き合う。付き合って下さい。
俺は、彼女がいる、という状況を作りたい。それだけでいいんだ。なんとしても、、こんな事口が裂けても言えんが、、、。
ホント?はあー良かった、、、。
次に三枝さんに会ったのは、宅飲みだった。
俺の家。
三枝さんは、リードしてくれる。俺は奥手だから丁度いいのかもしれない。
缶ビール350CCを6本買って、ツマミも3000円位は買った。
三枝さんは、ジャニーズ好きすぎてもうその話しかしない、、はは、酔ってきてる。
レンタルショップで借りた、タイタニックを観る。
うーん名作は何時見てもいいよねー
そうそう。
あ、この菓子袋もう捨てとくね。えっと、あ、このレジ袋をゴミいれとくね、、、。
あーうん、、ん?、、あっ、ちょっとそれはっ!
俺は真っ青になった。
あ、、、大丈夫大丈夫、男の人ってそうやって捨てるものね、、。
気まずい空気にはならなかった。なんか三枝さんは、分かってくれるというか、気が楽になるようにしてくれる。
だからこの後の事も、気が楽だった。
床上手とはこの事だった。
ジュポジュポジュポジュポッ、凄いヨダレで音をたててフェラが始まった。
音だけで、隣の壁を貫通する、、
おいー、明日、隣人と気まずいわっ
でも後の事なんて知るかってほど、頭がボケてく。
そうか、、フェラって女の人、口閉じないから、ヨダレ垂れまくりなわけね、、、
三枝さんは、アソコの毛も、てか髪の毛以外の体毛は無かった。パイパンてやつ。
ちんこ大好きちんこ大好き、、ふうっふうっ
三枝さんは地味顔でちょっと太ってるけど、これはエロい、、えろすぎる、、。
会えない美人より、えろい普通の娘のがよいな。
あ、しまっ、、、
びゅっびゅっ!
大丈夫よ。少し落ち着いたでしょ、すぐ出来るわ。
その通り、5分以内に勃った。
あ、ゆっくり、うん、そこ、、、。
酔っていたし、もう及川さんも、高校の時の女子も全部吹っ飛んだ。
童貞を卒業すると何と自信が湧くのだろうか、、。
あと1人とエチすれば、自分からナンパするの楽勝になりそ。
三枝さんの真似すればよいし。
それから1ヶ月経たずに三枝さんとは別れてしまった。三枝さんはさみしそうな顔も見せない。
それじゃ、また遊ぼうね。誠くん。
別れても、別れた感じにならない、、、
なんだこの気楽さは、、、、。
一軒家。庭も小さいがある。
赤い屋根。2mはあるひまわり。
俺の前には、3歳の娘がいる。パンが大好きで、アンパンマンが好き。
そしてお母さんが作るマフィンが好きなんだそうだ。
ぼくは、面白くて、人生に無駄なんてないと、大きく深呼吸した。
つまらなくて無駄な1日だった。
俺は、太田誠。
工場で働いている。ベルトコンベアから四角い箱がくる。
その箱にご飯を100g測って乗せていく。
単純作業だから、ものすごいスピードで乗せていく。
途中でなんでこんなことしてるんだろうなんて考えてはいけない。
ゲシュタルト崩壊してしまう。
ゲシュタルト崩壊とは、ナチスの、鏡に向かって、おれは何者なんだ、と言い続けると、混乱してしまうという恐ろしい実験だ。
いらっしゃいませと一日中言ってると頭がおかしくなりそうだが、
同意してくれる人は居るだろうか、、、。
だから俺は弁当なんて食べられない。
パンが好きになってしまった。
なのでパン屋探しが趣味になった。
いい店を見つけた。ロザリーという店だ。
マフィンが美味しい。工場の帰り道と真逆に行かねばならないのがキツイが、可愛い娘がいる。
看板娘の及川真央さんだ。
高校の頃の隣の席の子に似てるんだ。
似てるだけだが、あの時の気持ちになれるんだ。
病弱でイジメられてた隣の子は不登校になって来なくなってしまったが、好きだった。
そのあと、彼女が、俺の事を好きという噂が1ヶ月ながれた。
別のクラスになって話をしなくなって接点が無くなってしまったので悔やまれた。
及川さんに今日こそはLINEを聞く!聞いてやる。
そうしないと、自分の人生を楽しくする方法が今の所思いつかない。
勢いよくロザリーパン屋に入る。
及川さんはいなかった。そのかわり、、、太った女に話かけられた。
あのー、いつもこの時間にいらっしゃいますよね。
あ、はい。
俺は心の中で舌打ちする。
あのー、ここのマフィン美味しいですよね。
あ、はい。そうですね。ふわふわしてて、種類も他の店より多いし。
私、パンを作るのが得意なんです。あ、余ったのでもし良かったらっ。
あ、はい。なんだろ、、えー凄い。ほんとに。
あ、私、ここで働いてて、、はい。
俺は、どっさりパンを貰う。レジ袋のLサイズ2つ分だ、、、、おいおい。
私、もう仕事あがるし、近くの公園に椅子があるのでそこに行って食べませんか?
あ、公園あるんだ。
俺は連続技を食らうように、翻弄され、操られるように動かされていく。
上手い、、、こうやって誘えばよいのか、、、
モテない俺は参考にするしか、、、。
そして美味い、、、。
あ、私、三枝美智子ていいます。あなたは、、
あ、俺は太田誠、工場勤務、、、。
そうなんですね。
そのあと他愛無い話をしながら、陽が沈んでいった。
同じ店の子なら仲良くしとこ。
及川さんと繋がるかもしれんし、いや、そうしないと、、、こんなチャンス!
あのー、もし良かったら、、、
あ、はい?
LINE交換しませんか?
あ、はい!
展開早いな。慣れとる三枝さん、、、
そうしてまた、会うことになった。
なんでなんだ、なんでこうなる、、、俺と三枝さんはショッピングモールで、ウインドショッピングしている。ああ、及川さんのことを聞かないと流されてしまう。
しかし三枝さんは話しやすい。気分がリラックスする、多分、好きという感情がないからだ。
三枝さんの自分への好意は伝わってくる、、、。
早く、及川さんの事を聞かねばと思ってた。
やっぱり及川さんの事好きですか?
俺はドキっとした。
あ、好きってか、、、、、、好き。
やっぱりそうなんだ。及川さん、あなたの事を嫌だって。もう来ないで欲しいって。
え、、、、。
もう来ないよ及川さん。彼氏いるし。
あ、そうなんだ、、、、そ、そうなんだ、、、
俺は、そうなんだとしか言えない。
あのー、、私とはだめ?私は貴方に一目惚れ。
、、、、、、。
いいわ、しょうがないか。
いや、付き合う。付き合って下さい。
俺は、彼女がいる、という状況を作りたい。それだけでいいんだ。なんとしても、、こんな事口が裂けても言えんが、、、。
ホント?はあー良かった、、、。
次に三枝さんに会ったのは、宅飲みだった。
俺の家。
三枝さんは、リードしてくれる。俺は奥手だから丁度いいのかもしれない。
缶ビール350CCを6本買って、ツマミも3000円位は買った。
三枝さんは、ジャニーズ好きすぎてもうその話しかしない、、はは、酔ってきてる。
レンタルショップで借りた、タイタニックを観る。
うーん名作は何時見てもいいよねー
そうそう。
あ、この菓子袋もう捨てとくね。えっと、あ、このレジ袋をゴミいれとくね、、、。
あーうん、、ん?、、あっ、ちょっとそれはっ!
俺は真っ青になった。
あ、、、大丈夫大丈夫、男の人ってそうやって捨てるものね、、。
気まずい空気にはならなかった。なんか三枝さんは、分かってくれるというか、気が楽になるようにしてくれる。
だからこの後の事も、気が楽だった。
床上手とはこの事だった。
ジュポジュポジュポジュポッ、凄いヨダレで音をたててフェラが始まった。
音だけで、隣の壁を貫通する、、
おいー、明日、隣人と気まずいわっ
でも後の事なんて知るかってほど、頭がボケてく。
そうか、、フェラって女の人、口閉じないから、ヨダレ垂れまくりなわけね、、、
三枝さんは、アソコの毛も、てか髪の毛以外の体毛は無かった。パイパンてやつ。
ちんこ大好きちんこ大好き、、ふうっふうっ
三枝さんは地味顔でちょっと太ってるけど、これはエロい、、えろすぎる、、。
会えない美人より、えろい普通の娘のがよいな。
あ、しまっ、、、
びゅっびゅっ!
大丈夫よ。少し落ち着いたでしょ、すぐ出来るわ。
その通り、5分以内に勃った。
あ、ゆっくり、うん、そこ、、、。
酔っていたし、もう及川さんも、高校の時の女子も全部吹っ飛んだ。
童貞を卒業すると何と自信が湧くのだろうか、、。
あと1人とエチすれば、自分からナンパするの楽勝になりそ。
三枝さんの真似すればよいし。
それから1ヶ月経たずに三枝さんとは別れてしまった。三枝さんはさみしそうな顔も見せない。
それじゃ、また遊ぼうね。誠くん。
別れても、別れた感じにならない、、、
なんだこの気楽さは、、、、。
一軒家。庭も小さいがある。
赤い屋根。2mはあるひまわり。
俺の前には、3歳の娘がいる。パンが大好きで、アンパンマンが好き。
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