7人目の皇子

カエデ

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37話 ☆

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チヒロside

今日から1泊公爵家に泊まることになりました。病院で泊まったのでドキドキするとかはあまりなく、ただ楽しみという感情だけが大きくありました。

いつものようにお庭を散歩したり、食事をしたりとても楽しく過ごしました。二人でいるとやはり目立つのは敬語と呼び方。ルーカス様と読んでしまうし、敬語も直らない。

「もし良かったらなんですが、チヒロとお呼びしてもよろしいでしょうか?」

「もちろんです!敬語もお辞め下さい!楽に接して下さい!」

「チヒロも、な?」

「私は敬語が慣れてしまっていますので敬語を辞めるとなれば時間がかかるかもしれません。」

「ん。いいよ。ゆっくりで。」


ルーカス様が弟さんを紹介してくださると応接室に来ました。

「弟のマヤリス・テファニーだ。」

「第7皇子様にご挨拶申し上げます。」

「頭をあげてください!?あまりこの挨拶は慣れていなくて、気を楽にしてください。あ、申し遅れました。チヒロ・アリ・ルフトです。」

「チヒロはこう言っているが失礼のないようにな?」

「兄さんに言われなくてもわかっているよ。」

「少々気の強い弟だ。」

その後は学園の話で盛り上がりました。2歳下なら今年は学園に入って1年目ということですね。


「そろそろ風呂に入るか?」

「そうしましょう。明日もありますしね!」

風呂は一緒じゃなくて別々に入りましたがこの一人の時間が胸のドキドキを抑えてくれているように思えました。もし、万が一のことがあったりでもしたら心臓が持たないかもしれません///
反吐が出るほど嫌でしたがお母様に罰として性のことは触れていますし、どんなことになるかは分かりますが///


「そろそろ寝るか。」

「はい。」

妄想しているのがバカみたいでした。

「なぁチヒロ。俺、なんか今日変な気分なものが止まらないのだが。こういうのは
ムラムラというのかな。」


ム、ラムラ?この世にそんな気持ちがあるのでしょうか?

「その、したいのだけれど。いいか?」

!!///

「イ、イデスヨ」

カタコト!!

私は寝る時も寝間着を着て体調に気をつけているので服の上から触られています。

「ん……。」

罰の時とは全然違う触り方。愛されているような触り方です。

「んっ...///  は、ァ」

「あんまり触らないのか?」

「う、ん」

溶けそ、触られているだけなのに。

「もっと動かすぞ」

手が上下に動き声が漏れ出て、

「ん、ん。あっ……/// はァっ♡」

「イきそうか?」

「イク??」

「あー白い液体が出ることだ。頂点に達しそうか?」

「うん、イクっううう♡/////  はぁっふっ」

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