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32話
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チヒロside
この気持ちがなんなのか私はイエレルお兄様に相談致しました。
「お兄様、例えば誰かのお顔を拝見すると、どきどきして、常にその人のことを考えてしまうこの感じはなにか分かりますか?」
ちょっと具体的すぎました!!ああ、恥ずかしい、
「え!?何なに!チヒロ恋をしているの!?誰!?誰?!」
「そ、れは、ちょっと、」
この国では同性婚が認められていますが一般的はやはり女性と男性。お兄様は子供ができる体になったということは知りませんし、言いずらいです。
って私は恋をしているの!?
これが恋と言うやつなの!?
「僕が恋愛ごとに詳しいわけじゃないけれど、
今のを聞いたら誰でも分かるよ。チヒロが恋をしているってことをね!顔も真っ赤だよ!」
恥ずかしくて、私は走って部屋に入りました。
顔が真っ赤になることは知らなかったな。気をつけないとって、もしかして今まで顔赤かったのでしょうか!?もう、本当に恥ずかしい。でも、こんなに庭が綺麗に見えたのは初めてでした。
今日は検診に病院まで来ました。
触れられる所が熱いです。
「異常はありませんでした」
最近はよく、悪くなったり良くなったりを繰り返していたのでどこか病気になっていないか診てもらいましたが、大丈夫なら良かったです。安心いたしました。今日はもう業務がないので午後は暇です。名残惜しいですが皇宮に戻りましょう。
「ありがとうございました。ではそろそろ……」
「あの!」
突然呼び止められびっくりしました。
「こ、この後今日は予定ないので昼食でもご一緒にいかがでしょうか。」
!!
「ちょうど空いております。ご一緒してもよろしいですか?」
「ありがとうございます!」
心はうきうき。言葉は少し平静を装いながらお受けしました。今、顔は赤くないでしょうか?
ルーカス様の耳は少し赤くなっていますがこれは
照れなの、かな?
公爵家に案内してもらい、外で昼食をとりました。
服装をもう少しどうかしてこれば良かったです。罰を受けていた時はもちろん服なんてほぼないようなものでした。オシャレをしたいと贅沢がしたくなるなんて。 外なので風が気持ちいいです。
「急なお誘いにのって頂きありがとうございました。」
「そんなに改まらずとも大丈夫です。もっと気軽にしてください。ルーカス様にはいつも感謝しております。」
「いえ、仕事をこなしているだけなのですが」
「それにしても今日は風が心地よいですね。
お料理も楽しみです。」
と、会話をして盛り上がり、あっという間に昼食を食べてしまいました。
「引き止めてしまい申し訳ありません。
午後の業務ありますよね。気遣い出来ず申し訳ないです。」
「今日の分は片付けてきましたので
お気になさらず!」
ちょっと熱くなってしまいました。もっと一緒にいたいですがもうダメですよね。
「その、僭越ながらまたこういう機会を
作ってもよろしいでしょうか?」
「も、もちろんです!」
「!良かった。ではまた次回。また一緒に食べましょう!」
「はい!今日はご招待ありがとうございました。」
この気持ちがなんなのか私はイエレルお兄様に相談致しました。
「お兄様、例えば誰かのお顔を拝見すると、どきどきして、常にその人のことを考えてしまうこの感じはなにか分かりますか?」
ちょっと具体的すぎました!!ああ、恥ずかしい、
「え!?何なに!チヒロ恋をしているの!?誰!?誰?!」
「そ、れは、ちょっと、」
この国では同性婚が認められていますが一般的はやはり女性と男性。お兄様は子供ができる体になったということは知りませんし、言いずらいです。
って私は恋をしているの!?
これが恋と言うやつなの!?
「僕が恋愛ごとに詳しいわけじゃないけれど、
今のを聞いたら誰でも分かるよ。チヒロが恋をしているってことをね!顔も真っ赤だよ!」
恥ずかしくて、私は走って部屋に入りました。
顔が真っ赤になることは知らなかったな。気をつけないとって、もしかして今まで顔赤かったのでしょうか!?もう、本当に恥ずかしい。でも、こんなに庭が綺麗に見えたのは初めてでした。
今日は検診に病院まで来ました。
触れられる所が熱いです。
「異常はありませんでした」
最近はよく、悪くなったり良くなったりを繰り返していたのでどこか病気になっていないか診てもらいましたが、大丈夫なら良かったです。安心いたしました。今日はもう業務がないので午後は暇です。名残惜しいですが皇宮に戻りましょう。
「ありがとうございました。ではそろそろ……」
「あの!」
突然呼び止められびっくりしました。
「こ、この後今日は予定ないので昼食でもご一緒にいかがでしょうか。」
!!
「ちょうど空いております。ご一緒してもよろしいですか?」
「ありがとうございます!」
心はうきうき。言葉は少し平静を装いながらお受けしました。今、顔は赤くないでしょうか?
ルーカス様の耳は少し赤くなっていますがこれは
照れなの、かな?
公爵家に案内してもらい、外で昼食をとりました。
服装をもう少しどうかしてこれば良かったです。罰を受けていた時はもちろん服なんてほぼないようなものでした。オシャレをしたいと贅沢がしたくなるなんて。 外なので風が気持ちいいです。
「急なお誘いにのって頂きありがとうございました。」
「そんなに改まらずとも大丈夫です。もっと気軽にしてください。ルーカス様にはいつも感謝しております。」
「いえ、仕事をこなしているだけなのですが」
「それにしても今日は風が心地よいですね。
お料理も楽しみです。」
と、会話をして盛り上がり、あっという間に昼食を食べてしまいました。
「引き止めてしまい申し訳ありません。
午後の業務ありますよね。気遣い出来ず申し訳ないです。」
「今日の分は片付けてきましたので
お気になさらず!」
ちょっと熱くなってしまいました。もっと一緒にいたいですがもうダメですよね。
「その、僭越ながらまたこういう機会を
作ってもよろしいでしょうか?」
「も、もちろんです!」
「!良かった。ではまた次回。また一緒に食べましょう!」
「はい!今日はご招待ありがとうございました。」
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