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21話
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チヒロside
数日経ったある日タニカナ・カルベル学園からカインお兄様以外にお手紙が届きました。合格か不合格かが書かれた後、点数 平均点数 順位 合計の順位が書いてありました。各種目100点満点です。私はなんと合格でした!私は魔法が0点、平均は82点。剣術は高得点で85点 平均は56点。学術は100点 平均は43点。
学術はミスでしょうか。平均が43点……。
「ノアお兄様」
「なんだ?」
「合格しましたか?」
「もちろんだ。チヒロは?」
「私もです!」
「良かったな。一緒に通えるぞ。」
「はい!ところで学術は点数どうでしたか?」
「学術か。結構難しかったよな。俺は79点だった。2位だったから上に誰かいるはずだ。」
79点で2位。私は頭がおかしいのでしょうか。難しい?やはり私はどこか外れているのでしょうか。
他の方達と同じでいたいと思います。これから点数はその辺に合わせましょう。
「チヒロは何点だったんだ?」
「学術は68点でした。魔術は0点で受からないと思いました。」
「そうか。 あ、お腹空かないか?良ければ一緒に昼食を食べないか?」
「あ、はい。」
「よし。手配しよう。」
入学は2ヶ月後からです。それまでに魔術を少しでも頑張らないと。
それから毎日毎日発動しようとしましたが発動はしませんでした。弱いと言われているお腹が少しずつ痛くなってきてしまいました。入学準備もありますし、少し休みましょう。
いつの間にか布団の中で眠りに入ってしまいました。
「はぁ……はぁ……」
あれ。眠ってしまってどうしたのでしたっけ。もうまっくらです。頭がクラクラして、、寒気も、
「第7皇子様!!大丈夫ですか?すごい熱です。」
ここの使用人さんは前の使用人と違って叩いたりしてこないし、とても優しくしてくださるので大好きで、信用出来る方達です。
「ご夕食はどうされますか?」
頭が割れるように痛くて返事が返せませんでした。
それを察知してくださって
「今日はもう眠られた方が良いかと思います。冷たいタオルおでこに置いておきますね。」
「また後で参りますのでお大事になさってください。」
「はぁ……はぁ……」
布団が汗で濡れてそれが冷えていくと途端に寒気が強くなりました。どんどん体が辛くなってきました。魔術の練習のしすぎでしょうか。
薄く開く目から見えたのはカインお兄様でした。
「カ、、ンに、い、さま」
殆ど声が出ない中そう呟きました。
「声は出すな。喉が悪くなる。」
と、仰って下さった後、お腹をポンポンとして下さいました。私はどうもこれに安心します。そのまま眠りに着くことが出来ました。
数日経ったある日タニカナ・カルベル学園からカインお兄様以外にお手紙が届きました。合格か不合格かが書かれた後、点数 平均点数 順位 合計の順位が書いてありました。各種目100点満点です。私はなんと合格でした!私は魔法が0点、平均は82点。剣術は高得点で85点 平均は56点。学術は100点 平均は43点。
学術はミスでしょうか。平均が43点……。
「ノアお兄様」
「なんだ?」
「合格しましたか?」
「もちろんだ。チヒロは?」
「私もです!」
「良かったな。一緒に通えるぞ。」
「はい!ところで学術は点数どうでしたか?」
「学術か。結構難しかったよな。俺は79点だった。2位だったから上に誰かいるはずだ。」
79点で2位。私は頭がおかしいのでしょうか。難しい?やはり私はどこか外れているのでしょうか。
他の方達と同じでいたいと思います。これから点数はその辺に合わせましょう。
「チヒロは何点だったんだ?」
「学術は68点でした。魔術は0点で受からないと思いました。」
「そうか。 あ、お腹空かないか?良ければ一緒に昼食を食べないか?」
「あ、はい。」
「よし。手配しよう。」
入学は2ヶ月後からです。それまでに魔術を少しでも頑張らないと。
それから毎日毎日発動しようとしましたが発動はしませんでした。弱いと言われているお腹が少しずつ痛くなってきてしまいました。入学準備もありますし、少し休みましょう。
いつの間にか布団の中で眠りに入ってしまいました。
「はぁ……はぁ……」
あれ。眠ってしまってどうしたのでしたっけ。もうまっくらです。頭がクラクラして、、寒気も、
「第7皇子様!!大丈夫ですか?すごい熱です。」
ここの使用人さんは前の使用人と違って叩いたりしてこないし、とても優しくしてくださるので大好きで、信用出来る方達です。
「ご夕食はどうされますか?」
頭が割れるように痛くて返事が返せませんでした。
それを察知してくださって
「今日はもう眠られた方が良いかと思います。冷たいタオルおでこに置いておきますね。」
「また後で参りますのでお大事になさってください。」
「はぁ……はぁ……」
布団が汗で濡れてそれが冷えていくと途端に寒気が強くなりました。どんどん体が辛くなってきました。魔術の練習のしすぎでしょうか。
薄く開く目から見えたのはカインお兄様でした。
「カ、、ンに、い、さま」
殆ど声が出ない中そう呟きました。
「声は出すな。喉が悪くなる。」
と、仰って下さった後、お腹をポンポンとして下さいました。私はどうもこれに安心します。そのまま眠りに着くことが出来ました。
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