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2夜
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【私は、貴族だったから生活には困らなかった】
「こんにちは」
「(ビクッ)......どうも」
「あの......」
「(ヒッ)すみません(タッタッタッ)」
【でも誰も私と遊んでくれなかったし、話しかけてもすぐに逃げられる】
「(ヒック)(グスッ)どうしてなの?(ウエェン)」
【でもある日転機が訪れた】
「にゃあん(ガリガリガリ)」
ガリガリガリと音が聞こえたので、まどを開けてみると、黒猫がいた。
「こんにちは。君も寂しいの?」
答えがかえってくるはずかないが聞いてみた。
「にゃあん」
答えがかえってきてるわけじゃないのに私は答えた。
「そうかそうか、寂しいね
..................一緒にどこかに行けたらいいのにね」
「それは本当かい?」
「うん」
「君は不思議だ。猫の姿をしている僕が人間の言葉を喋っても驚かないなんて」
「これでも私。驚いてるわよ?」
「では契約しよう。君の名前は?」
「私の名前は......
サラ」
「こんにちは」
「(ビクッ)......どうも」
「あの......」
「(ヒッ)すみません(タッタッタッ)」
【でも誰も私と遊んでくれなかったし、話しかけてもすぐに逃げられる】
「(ヒック)(グスッ)どうしてなの?(ウエェン)」
【でもある日転機が訪れた】
「にゃあん(ガリガリガリ)」
ガリガリガリと音が聞こえたので、まどを開けてみると、黒猫がいた。
「こんにちは。君も寂しいの?」
答えがかえってくるはずかないが聞いてみた。
「にゃあん」
答えがかえってきてるわけじゃないのに私は答えた。
「そうかそうか、寂しいね
..................一緒にどこかに行けたらいいのにね」
「それは本当かい?」
「うん」
「君は不思議だ。猫の姿をしている僕が人間の言葉を喋っても驚かないなんて」
「これでも私。驚いてるわよ?」
「では契約しよう。君の名前は?」
「私の名前は......
サラ」
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