【完結】優しくしないで

にゃーつ

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【第一部】 4章

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「あ、食事は向かい合わせじゃなくて隣同士でおいてください。」


って!!
仲居さんに言う!?
ずっとくっついてたいって言ってるみたいじゃん!

嬉しいけど!

仲居さんに、

「仲がよろしいんですね」

って微笑まれた。
恥ずかしい、、


「ちーこれ!絶対ちー好きな味!!」

「ん!俺好き!おいしい!」

「でしょ?絶対そうだと思ったんだ!!」

恥ずかしさ忘れるくらい美味しいし楽しい。

うぅ、、だって空がかっこいいから。
俺なんか最近ずっと変だ。空が好きすぎてかっこよく見えすぎる。

「はぁー!お腹いっぱい!!

ちー、こっちきて」

最近空の好きな座り方。
足の間に俺をはさんで、抱きしめる座り方。

最初は恥ずかしかったけど、今はもうこれが安心するし俺も好き。

「ねぇちー?今日一緒にお風呂入ってもいい?」

「ぅぇ!?!?お、お風呂!?」

お風呂、裸見られるの!?

「いや、お風呂は流石に、、」

流石に恥ずかしい。

「ーー、、わかった。じゃあ俺先入るね。」

怒ったかな?でも、今日夜するなら、しっかり洗いたいし、、空。

「あ!怒ってなんかないからね!いつかは絶対一緒に入るけど!!」

空、、俺が気にしてるかもって思って、、?



「ほら、次ちー入っといで。露天風呂気持ちいいよ?外の景色も見れるし。」

「うん。行ってくる。」





すごい。広くも狭くもない浴槽。いい匂いする。

しかも景色がめちゃくちゃ綺麗。


「はぁ~気持ちいい。あっという間にもう10時すぎてんのか~明日はどこ行くんだろう。楽しみだなあ。」

その前に、今日の夜、、か。

空と、するのか、な。

やば、のぼせそう。


「おかえり、気持ちよかったでしょ?」

「うん。」

「おいで。」

「空、まだ1日目だけど、これまでで1番楽しい。ありがとう。」

「うん。僕も。ありがとう。さ、明日も朝早いし寝るか。」

「う、うん。」

すごい。布団ふわふわだ。

--ギュッ

いつもは抱きしめるのに、今日は手繋ぐだけなの?
空がギュッてしてくれない。

「おやすみ、ちー。」

なんでギュッてしてくれないの?

なんで。っっっ~っぅ

「え、ちー?なんで泣いてんの?」

「っっ、なんで、ギュッてして、寝ない、の。」

「あ、いや、それは」

「ギュってして!」

無理やり空に抱きついた。
いつもみたいに足も絡め、て、、、、!?!?!?


「だからくっつかないようにしてたのに、、、」

足、当たってるの、硬い、、え?空?

「空、俺で勃ってんの、、?」

「あのねえ、好きな人と旅行きてて、その夜だよ?こうなっちゃうの仕方ないでしょ。」

そう言いながら腰を押し付けてくる空。

「っちょ、、空、まっ、っっ」

「ちーがギュってしてって言ったんでしょ?なに?恥ずかしいの?僕、ちーと寝る時もいっつも頑張って抑えてたんだよ?今日は抑え効かなかったけど。ちーといるとこうなっちゃうの。でも大丈夫。やったりしないよ。ちーまだ怖いだろうし。」

頑張れ千秋。大人の余裕見せろ。







「俺、空となら、、いい、よ?」


言った!言えた!



・・・なんの反応も、ない。

もしかして、引いちゃった?


「あの、空、今の忘れ、、!っっっん!!んむっっん、、、んぁ、、ん、」


「し始めたら、止まれないよ?いいんだね?」

「ん、いい。空なら、いい」




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