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2024年8月28日以降
投資家のメンタルが試されるここ最近
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8月5日の「令和のブラックマンデー」以来暫くは切り返しで回復したもの
の、それも順調すぎて予定調和通り9月の上旬から下落基調に入った。
何度もここで申し上げたが、私から見ればこれは
「必然であり、かつ必要な調整場」
である。
新NISAを始められた方は「長期投資、長期投資」と何度も聞いたフレーズ
だと思うが投資の世界には投資家と言うよりかは「投機家」というべき、短期
の利ザヤで儲けようとする輩がごまんといる。
当然ながら8月5日の大暴落から約一か月の間にある程度戻ってきたところ
で利確をするために売り越し始めた投機家や海外投資機関が、また8月5日ま
でに売り時を逃した連中が、僅かな利益、または損失を出来るだけ取り戻した
いいタイミングと見て売り出し、売りが売りを呼んでいるだけの、いわば8月
5日の直前一週間と同じような感じの動きが出ているのだ。
背景には
①9月はもともと売られやすく株価は弱い時期
②相変わらずくすぶるアメリカの景気後退
③ここにきてまだインフレリスクも指標から見受けられ、利下げされるのか疑念
が起きてきた
④想定以上の円高が進むのでは?という恐れ
⑤(個人的にはムカつくことだが)老害森永卓〇はじめとするろくでもない連中
の根拠ない煽りに怯えてしまい売ってしまう日本人個人投資家
というところか。
⑤については全愛としては微々たるものだが、こういう無責任なアジテーター
は罰することはできないのでしょうかね~?というくらい森〇は糞だと思い
ますよ。ホリエ〇ンのほうが遥かに真っ当ですw
さてさて、森〇の爺なんかは論外ですが、投資の世界ではいつでも一寸先は
闇。誰も想定していない大暴落の可能性は例え1%未満の確率でもあり得ます。
そういう疑心暗鬼が世界満遍なく生まれて人々が一斉に株を売り出すと、本来
は別に人々が恐れるような原因も理由もなかったのに本当にパニック大暴落で
その結果実体経済が破壊されてしまうこともあります。森〇みたいに無責任に
煽って公共電波で売名したがる悪人は罰せられても然るべきと私が思うのも
そこにあるのです。その結果、株買っているわけでない多くの一般庶民の生活
や幸せまで奪いかねないわけですからね。
そういう悪い方向や可能性まであることは認めつつ、私はもっと冷静になって
淡々とした方が良いと思います。
長期投資という言葉は政府がNISAをやらせて国民を騙す手口だと言う人もい
ます。
彼らがわかってそれを言っているのか勘定に任せて単純愚かに言っているか
は知りませんが、一理はある言葉です。
長期投資という言葉は例えば投信販売者が顧客に
「一年後、三年後、あるいは五年後になって成績が上がらない!損しているじゃ
ないか!!というクレームを言い逃れるのにちょうど都合の良い言い訳になる」
からです。
「お客様、最初にご説明した通り、投信は最低10年は、出来るなら20年、30年
という長期の資産形成で見るべきで一年や五年では一時的にマイナスになること
は十分有り得ます」
みたいにね。
そして顧客が投信を買った時の担当者何て20年もすればとっくにトンズラして
ますよw
で、実際に20年、30年待てば成績はプラスになって帰ってくるかと言えば、
長期投資が報われるとは限りません。
そのいい例が残念ながら我が日本。
日本でバブル最盛期の1989年12月に日本株投信を1000万円買った人がいる
とすれば、30年後の2019年12月の段階でもマイナス成績、しかも買った時の25
%マイナス前後のはずですよw(信託報酬の累積、へたくそなファンドマネジャー
に運用されたらマイナス40~50%だってありえる。しかも当時と比べて物価を
比べたらそれこそ当時の1000万円の価値が2019年12月では300万円程度に変わり
果てたかもしれませんね)。
その日本人が
「長期投資なんてリスクの引き延ばし」「長期投資したって報われるわけでは
ない。損する可能性もある」
というのは実に皮肉で含蓄ある言葉になるでしょうか?w
ですが、ですよ。
日本のバブル崩壊の失われた30年と言うのがむしろ世界では稀有な例で、その次
に酷い例とすれば1929年の世界恐慌にさかのぼりますよ。しかしそれですら本家
アメリカは七年ほどで回復を遂げています(しかし主な理由は戦争になりますが
ね)。
ですから淡々と長期投資は100%成功するとは言い切れませんが、100%に近い、
まあ、98%以上は資産を増やす有効手段と言えるのです。
そのためにはここで何度も言うように日本円資産だけに偏るのは危険です。
その日本が長期投資で世界のなかで今のところ唯一の失敗例ですからねw
次に可能性があるのは今の中国がかつての日本の失われた30年に続かないかが
多少心配なくらいですが、アメリカやインドなどについてはその人口や若い人の
割合、日本と違って資源も豊富(インドは石油は完全輸入依存ですが、西側とも
ロシアとも両面展開外交なのでリスクは低いでしょう)なので、日本も含めて
欧米、インド、東南アジア、中南米、豪州やカナダなどと幅広く株式の分散、
心配な方は債券やREAT(不動産投資信託)、そして金やプラチナなど現物投資
など投資先も分散させておけば、五年程度の期間なら最悪30%今の資産を割る
事もあり得ます(リーマンショック時は日本株だけなら60~70%削られた人も
多いでしょうが、そこまでの大暴落は極めてまれなケース)。
しかし私自身が証明しますが、そのリーマンショックの前触れである2007年
夏に発覚した「サブプライムローン問題」の直前に投信を一括購入した場合でも
15年持ち続けて2022年の段階で売っていたらそれでも2~4割程度増えていたん
ですよ。
別に優秀な成績の投信でなく、信託報酬は1.4%で成績も凡庸なやつで、です
よ?
つまり簡潔に申せば、100%絶対は無いにしろ、それに近い高確率で20年以上
投資信託などを、さらにそれを一括購入でなく積み立てで淡々とやれば損する方
がむしろ困難なのは間違いないのです。
しかも別に優秀なファンドマネージャーのいる投信とか長年安定した実績を
持つ投信とか詳しく調べる必要もない。
まあ大手でそこそこ純資産があって、五年以上目立ったへまはなさそうな投信
くらいとまで見れば大丈夫でしょうw
とやや乱暴な言い方でしたが、そんな適当なくらいの買い方しても20年以上の
長期投資で利益を出すのは簡単でむしろ損させる方がよっぽど難しいと言いたい
わけです。
ただし個別株の場合は別です。
その会社が例えば数年後に倒産したら、20年後も30年後もないですからね。
ですから長期投資で資産形成が高確率で出来るというのは
①投信やETFなどを積み立てで淡々と毎月決まった額を投資
②個別株の場合は最低アメリカ株と日本株、出来れば日本株は3割以内程度に抑え
てアメリカ中心に世界の主要企業にくまなく分散投資してまあ100銘柄程度は
買っておくこと。
③投信オンリーならアメリカ中心に全世界の株式に広く分散、不安なら債券・
REAT、金プラチナのETFか金鉱株ファンド(私個人は債券などは長期投資に向か
ないから株だけで十分と思いますが)に毎月定額淡々と投資する
という方法。
これが王道であり、これでダメならそもそも投資しなくても世界の人々の生活
そのものが崩壊しているはずですからね。
つまり投資しないよりした方がより幸せで豊かな生活を得られる可能性ははるか
に高いのです。
皆さん、今日や昨日の一日の、または数か月程度の株価の値動きの低調や円相場
の一年内での10円や20円の動きに惑わされることなく、淡々と決められたとおりの
積み立て投資、または余裕資金で売買を続けていきましょう!
<完>
の、それも順調すぎて予定調和通り9月の上旬から下落基調に入った。
何度もここで申し上げたが、私から見ればこれは
「必然であり、かつ必要な調整場」
である。
新NISAを始められた方は「長期投資、長期投資」と何度も聞いたフレーズ
だと思うが投資の世界には投資家と言うよりかは「投機家」というべき、短期
の利ザヤで儲けようとする輩がごまんといる。
当然ながら8月5日の大暴落から約一か月の間にある程度戻ってきたところ
で利確をするために売り越し始めた投機家や海外投資機関が、また8月5日ま
でに売り時を逃した連中が、僅かな利益、または損失を出来るだけ取り戻した
いいタイミングと見て売り出し、売りが売りを呼んでいるだけの、いわば8月
5日の直前一週間と同じような感じの動きが出ているのだ。
背景には
①9月はもともと売られやすく株価は弱い時期
②相変わらずくすぶるアメリカの景気後退
③ここにきてまだインフレリスクも指標から見受けられ、利下げされるのか疑念
が起きてきた
④想定以上の円高が進むのでは?という恐れ
⑤(個人的にはムカつくことだが)老害森永卓〇はじめとするろくでもない連中
の根拠ない煽りに怯えてしまい売ってしまう日本人個人投資家
というところか。
⑤については全愛としては微々たるものだが、こういう無責任なアジテーター
は罰することはできないのでしょうかね~?というくらい森〇は糞だと思い
ますよ。ホリエ〇ンのほうが遥かに真っ当ですw
さてさて、森〇の爺なんかは論外ですが、投資の世界ではいつでも一寸先は
闇。誰も想定していない大暴落の可能性は例え1%未満の確率でもあり得ます。
そういう疑心暗鬼が世界満遍なく生まれて人々が一斉に株を売り出すと、本来
は別に人々が恐れるような原因も理由もなかったのに本当にパニック大暴落で
その結果実体経済が破壊されてしまうこともあります。森〇みたいに無責任に
煽って公共電波で売名したがる悪人は罰せられても然るべきと私が思うのも
そこにあるのです。その結果、株買っているわけでない多くの一般庶民の生活
や幸せまで奪いかねないわけですからね。
そういう悪い方向や可能性まであることは認めつつ、私はもっと冷静になって
淡々とした方が良いと思います。
長期投資という言葉は政府がNISAをやらせて国民を騙す手口だと言う人もい
ます。
彼らがわかってそれを言っているのか勘定に任せて単純愚かに言っているか
は知りませんが、一理はある言葉です。
長期投資という言葉は例えば投信販売者が顧客に
「一年後、三年後、あるいは五年後になって成績が上がらない!損しているじゃ
ないか!!というクレームを言い逃れるのにちょうど都合の良い言い訳になる」
からです。
「お客様、最初にご説明した通り、投信は最低10年は、出来るなら20年、30年
という長期の資産形成で見るべきで一年や五年では一時的にマイナスになること
は十分有り得ます」
みたいにね。
そして顧客が投信を買った時の担当者何て20年もすればとっくにトンズラして
ますよw
で、実際に20年、30年待てば成績はプラスになって帰ってくるかと言えば、
長期投資が報われるとは限りません。
そのいい例が残念ながら我が日本。
日本でバブル最盛期の1989年12月に日本株投信を1000万円買った人がいる
とすれば、30年後の2019年12月の段階でもマイナス成績、しかも買った時の25
%マイナス前後のはずですよw(信託報酬の累積、へたくそなファンドマネジャー
に運用されたらマイナス40~50%だってありえる。しかも当時と比べて物価を
比べたらそれこそ当時の1000万円の価値が2019年12月では300万円程度に変わり
果てたかもしれませんね)。
その日本人が
「長期投資なんてリスクの引き延ばし」「長期投資したって報われるわけでは
ない。損する可能性もある」
というのは実に皮肉で含蓄ある言葉になるでしょうか?w
ですが、ですよ。
日本のバブル崩壊の失われた30年と言うのがむしろ世界では稀有な例で、その次
に酷い例とすれば1929年の世界恐慌にさかのぼりますよ。しかしそれですら本家
アメリカは七年ほどで回復を遂げています(しかし主な理由は戦争になりますが
ね)。
ですから淡々と長期投資は100%成功するとは言い切れませんが、100%に近い、
まあ、98%以上は資産を増やす有効手段と言えるのです。
そのためにはここで何度も言うように日本円資産だけに偏るのは危険です。
その日本が長期投資で世界のなかで今のところ唯一の失敗例ですからねw
次に可能性があるのは今の中国がかつての日本の失われた30年に続かないかが
多少心配なくらいですが、アメリカやインドなどについてはその人口や若い人の
割合、日本と違って資源も豊富(インドは石油は完全輸入依存ですが、西側とも
ロシアとも両面展開外交なのでリスクは低いでしょう)なので、日本も含めて
欧米、インド、東南アジア、中南米、豪州やカナダなどと幅広く株式の分散、
心配な方は債券やREAT(不動産投資信託)、そして金やプラチナなど現物投資
など投資先も分散させておけば、五年程度の期間なら最悪30%今の資産を割る
事もあり得ます(リーマンショック時は日本株だけなら60~70%削られた人も
多いでしょうが、そこまでの大暴落は極めてまれなケース)。
しかし私自身が証明しますが、そのリーマンショックの前触れである2007年
夏に発覚した「サブプライムローン問題」の直前に投信を一括購入した場合でも
15年持ち続けて2022年の段階で売っていたらそれでも2~4割程度増えていたん
ですよ。
別に優秀な成績の投信でなく、信託報酬は1.4%で成績も凡庸なやつで、です
よ?
つまり簡潔に申せば、100%絶対は無いにしろ、それに近い高確率で20年以上
投資信託などを、さらにそれを一括購入でなく積み立てで淡々とやれば損する方
がむしろ困難なのは間違いないのです。
しかも別に優秀なファンドマネージャーのいる投信とか長年安定した実績を
持つ投信とか詳しく調べる必要もない。
まあ大手でそこそこ純資産があって、五年以上目立ったへまはなさそうな投信
くらいとまで見れば大丈夫でしょうw
とやや乱暴な言い方でしたが、そんな適当なくらいの買い方しても20年以上の
長期投資で利益を出すのは簡単でむしろ損させる方がよっぽど難しいと言いたい
わけです。
ただし個別株の場合は別です。
その会社が例えば数年後に倒産したら、20年後も30年後もないですからね。
ですから長期投資で資産形成が高確率で出来るというのは
①投信やETFなどを積み立てで淡々と毎月決まった額を投資
②個別株の場合は最低アメリカ株と日本株、出来れば日本株は3割以内程度に抑え
てアメリカ中心に世界の主要企業にくまなく分散投資してまあ100銘柄程度は
買っておくこと。
③投信オンリーならアメリカ中心に全世界の株式に広く分散、不安なら債券・
REAT、金プラチナのETFか金鉱株ファンド(私個人は債券などは長期投資に向か
ないから株だけで十分と思いますが)に毎月定額淡々と投資する
という方法。
これが王道であり、これでダメならそもそも投資しなくても世界の人々の生活
そのものが崩壊しているはずですからね。
つまり投資しないよりした方がより幸せで豊かな生活を得られる可能性ははるか
に高いのです。
皆さん、今日や昨日の一日の、または数か月程度の株価の値動きの低調や円相場
の一年内での10円や20円の動きに惑わされることなく、淡々と決められたとおりの
積み立て投資、または余裕資金で売買を続けていきましょう!
<完>
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