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2024年3月25日以降
人気の飲食系株主優待について今後の明暗とは?
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個人投資家に20年前から人気の、そして特に2012年あたりからは月曜から
夜○〇しで有名になった元将棋プロの桐〇さんで認知度が広まり、個人投資家
にも急激に人気が高くなった
「株主優待」
そのなかでも断トツの人気を誇るのが
「外食・飲食店系株主優待」
です。
飲食以外でもイオンなどスーパーの割引系とかJR東日本・ANA・サンリオや
オリエンタルランドなどのアミューズメント・旅行系、そして日本管財やオリッ
クスなどのカタログギフト系なども根強い人気ですが、日本マクドナルドや
吉野家などの外食・飲食店系株主優待が何と言っても人気ナンバーワンです。
↑
飲食店系株主優待券の数々
ところで外食飲食店系銘柄でもさらに三タイプに分かれることはご存知で
すか?
①ガスト、ロイヤルホスト、ココス、木曽路、梅の花、くら寿司などのファミ
レス系→主に店内で複数人で食べる
②日本マクドナルド、てんや、松屋など→店内&テイクアウト両方兼ね備えて
いるタイプ→店内飲食は一人客も多く長居はしない回転の速い雰囲気、持ち帰
りもコロ〇禍以前から大いに前面に出している
③そもそもが持ち帰り主体→小僧寿し、ほっともっと(※現在は株主優待廃止)
サーティワンアイスクリーム、不二家、ミスタードーナッツなど
ちょっと例外は銀座ルノアールやコメダ、ドトールなどコーヒーショップ系
これは後述します
今後の日本人の生活様式、家族の在り方や外食に対する考え方を想像するに
私は①のタイプは衰退すると考えています。
家族でたまにの外食で一家団欒という時間の過ごし方はもう昭和や平成前半
の価値観になっていったように今から思えばします。
勿論今も家族連れでファミレスや焼肉屋に来ることはありますし、今後も
その需要が完全になくなることはないですが、伸びていくことはありません。
伸びる可能性があるなら海外からの移住者とその家族が日本に増えること、
もっともっと日本へインバウンドの外国人が訪問することくらいでしょう。
過剰に外国人が来ることを日本人は嫌うでしょうがね。
③の持ち帰り専門も地味で伸びにくいです。
というのも持ち帰り専門は従来家族数名で持ち帰ったものを家で家族団らん
で食してもらう前提なので、持ち帰り・出前前提のピザにしても利用料金が
2000円や3000円からです。
個人一人分の500円や800円程度のための持ち帰り専門の飲食系は少ないん
です。そもそもがそういうのは既にコンビニやスーパーの総菜売りコーナー
に勝てないんですよ。
ということで外食系の中でも今後も当面は勝ち組でいれるのは②の個人利
用客の店内飲食にも個人分の持ち帰りにも特化しているタイプです。例えば
てんやの天丼なんかは料金的にも作り立ての熱々を食べれる意味でもコンビ
二弁当やスーパーの総菜コーナーに対抗する十分な優位性・個性を持って
います。マクドナルドやケンタッキーなどもなかなかコンビニ・スーパーで
は味わえない個性的な商品を扱っているので今後も大人気でしょう。
要はおひとり様・及び家族でもバラバラな時間帯で食事をするイメージに
対応できる飲食店系が強みを発揮します。
広い店内でボックスシートを用意し、二人、もしく四人くらいのグループ
単位で店内でゆっくり食事する前提の作りの店舗は採算が合わなくなって
くるでしょう。
最終的にはそういうところは客単価を高くせざるを得ない高級なものしか
残らざるを得なくなるのではないでしょうか?
店内飲食が前提ながらも生き残る例外的な業態はコーヒーショップ系で
しょう。
ドトール。コメダ、銀座ルノアールといったところです。
個人的には椿屋(東和フードサービス)は店舗が都市圏主要地しかなく
高価格で苦戦必至、ミスドはコーヒーが必ずしも主体ではないのでやや
例外ですが、上記の三つは個人か友人同士二人やカップルが
「食事をするわけでないが珈琲で一服、または休憩で小腹満たすために
珈琲とケーキとかサンドイッチなど軽食したい、読書や勉強や新聞読んだ
り、周りを気にせず二人でちょっと打ち合わせや商談をしたいetc」
など様々な個人やお二人ニーズに応えられるんですね。しかも長居して
もOKな雰囲気があります(ケンタッキーやてんややすき家にそんな雰囲気
や要素はありません)。
そんな客ばかりなら店も迷惑でしょうが、何だかんだ個人かカップルで
30分もせずにさっさと帰る客も多いし回転は良いし、意外と客単価は低く
はないw(コメダなんてコーヒーに何かつければ軽く1000円超えますよ)
コーヒー系業態の中でもここまでの負債対処に苦慮するドトールはま
だ投資対象として良好かわかりませんが、コメダは買いでも良しと私個人
は考えています。
<完>
夜○〇しで有名になった元将棋プロの桐〇さんで認知度が広まり、個人投資家
にも急激に人気が高くなった
「株主優待」
そのなかでも断トツの人気を誇るのが
「外食・飲食店系株主優待」
です。
飲食以外でもイオンなどスーパーの割引系とかJR東日本・ANA・サンリオや
オリエンタルランドなどのアミューズメント・旅行系、そして日本管財やオリッ
クスなどのカタログギフト系なども根強い人気ですが、日本マクドナルドや
吉野家などの外食・飲食店系株主優待が何と言っても人気ナンバーワンです。
↑
飲食店系株主優待券の数々
ところで外食飲食店系銘柄でもさらに三タイプに分かれることはご存知で
すか?
①ガスト、ロイヤルホスト、ココス、木曽路、梅の花、くら寿司などのファミ
レス系→主に店内で複数人で食べる
②日本マクドナルド、てんや、松屋など→店内&テイクアウト両方兼ね備えて
いるタイプ→店内飲食は一人客も多く長居はしない回転の速い雰囲気、持ち帰
りもコロ〇禍以前から大いに前面に出している
③そもそもが持ち帰り主体→小僧寿し、ほっともっと(※現在は株主優待廃止)
サーティワンアイスクリーム、不二家、ミスタードーナッツなど
ちょっと例外は銀座ルノアールやコメダ、ドトールなどコーヒーショップ系
これは後述します
今後の日本人の生活様式、家族の在り方や外食に対する考え方を想像するに
私は①のタイプは衰退すると考えています。
家族でたまにの外食で一家団欒という時間の過ごし方はもう昭和や平成前半
の価値観になっていったように今から思えばします。
勿論今も家族連れでファミレスや焼肉屋に来ることはありますし、今後も
その需要が完全になくなることはないですが、伸びていくことはありません。
伸びる可能性があるなら海外からの移住者とその家族が日本に増えること、
もっともっと日本へインバウンドの外国人が訪問することくらいでしょう。
過剰に外国人が来ることを日本人は嫌うでしょうがね。
③の持ち帰り専門も地味で伸びにくいです。
というのも持ち帰り専門は従来家族数名で持ち帰ったものを家で家族団らん
で食してもらう前提なので、持ち帰り・出前前提のピザにしても利用料金が
2000円や3000円からです。
個人一人分の500円や800円程度のための持ち帰り専門の飲食系は少ないん
です。そもそもがそういうのは既にコンビニやスーパーの総菜売りコーナー
に勝てないんですよ。
ということで外食系の中でも今後も当面は勝ち組でいれるのは②の個人利
用客の店内飲食にも個人分の持ち帰りにも特化しているタイプです。例えば
てんやの天丼なんかは料金的にも作り立ての熱々を食べれる意味でもコンビ
二弁当やスーパーの総菜コーナーに対抗する十分な優位性・個性を持って
います。マクドナルドやケンタッキーなどもなかなかコンビニ・スーパーで
は味わえない個性的な商品を扱っているので今後も大人気でしょう。
要はおひとり様・及び家族でもバラバラな時間帯で食事をするイメージに
対応できる飲食店系が強みを発揮します。
広い店内でボックスシートを用意し、二人、もしく四人くらいのグループ
単位で店内でゆっくり食事する前提の作りの店舗は採算が合わなくなって
くるでしょう。
最終的にはそういうところは客単価を高くせざるを得ない高級なものしか
残らざるを得なくなるのではないでしょうか?
店内飲食が前提ながらも生き残る例外的な業態はコーヒーショップ系で
しょう。
ドトール。コメダ、銀座ルノアールといったところです。
個人的には椿屋(東和フードサービス)は店舗が都市圏主要地しかなく
高価格で苦戦必至、ミスドはコーヒーが必ずしも主体ではないのでやや
例外ですが、上記の三つは個人か友人同士二人やカップルが
「食事をするわけでないが珈琲で一服、または休憩で小腹満たすために
珈琲とケーキとかサンドイッチなど軽食したい、読書や勉強や新聞読んだ
り、周りを気にせず二人でちょっと打ち合わせや商談をしたいetc」
など様々な個人やお二人ニーズに応えられるんですね。しかも長居して
もOKな雰囲気があります(ケンタッキーやてんややすき家にそんな雰囲気
や要素はありません)。
そんな客ばかりなら店も迷惑でしょうが、何だかんだ個人かカップルで
30分もせずにさっさと帰る客も多いし回転は良いし、意外と客単価は低く
はないw(コメダなんてコーヒーに何かつければ軽く1000円超えますよ)
コーヒー系業態の中でもここまでの負債対処に苦慮するドトールはま
だ投資対象として良好かわかりませんが、コメダは買いでも良しと私個人
は考えています。
<完>
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