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高配当投資戦略でも分散投資は必須

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 本来投資は「分散投資」が基本必須です。
 余程のプロか投機でない限り、初心者はもちろん中級レベルの個人投資家
でも分散投資は基礎土台です。
 
 で、例えば毎年利回り5%程度くらい狙うなら、日本株式20%、先進国株式
30%、新興国株式10%、先進国REAT10%、現金30%とか何かに100%つぎ
込むでなく投資先を分けたり、日本と他の先進国と新興国の三つに分類して
株にしても債券にしてもリスクを分散させるのが基本のやり方です。
 
 私は債券に投資するくらいなら株に寄った方が最終的には大きな差になる、
と考えるので、今は全て株に偏っていますw(リートは価値ありと思ってます
が投信のリートに投資するなら日本株で住友林業や飯田産業やサムティや
住友不動産など不動産系の銘柄を自分で選択して幾つかに投資すれば同じ、
いや信託報酬がない分マシだと考えています)。
 そういった不動産系銘柄も含めて、私は現在日本株と米国株と東南アジア株
のみにフルインベストでいったますからポートフォリオ的にはほぼ分散投資
してませんw

 しかも日本株や米国株は8割方、配当3.8%以上の高配当銘柄ばかりに偏って
ますからね~w

 だが、高配当銘柄に8割突っ込んでいてもそのなかで「分散投資」はしていま
す!
 例えば私に1億丁度の金融資産があるとしましょう。
 今日の時点でそれを全て税抜き利回りが5%を超えている「カナディアン
ソーラー」にぶっこんだとしましょう。
 そうすれば私の年間の分配受け取りは約510万円ほどになります。
 カナディアンソーラーなどインフラ銘柄は国の政策もあり、発電の買い取り
保証もあってあと数年間は配当(というかインフラ銘柄の場合は投信みたいに
分配金と言う方がしっくりきますが)が安定するので一見魅力的に見えます。
 しかし、太陽光発電自体が今後10年、20年先もエネルギー供給源の主力に
なりえてるのか、国の政策も変わりなく継続するのか?カナディアンソーラー
自体が日本で事業を継続しているのか?高配当だからと一社のみに一極集中
するのは実に怖い怖い。
「一つのかごに全ての卵を盛るな」
という格言です。
 一つのかごが落ちたら全ての卵(自分の投資資金)が台無しですからね。
 だからカナディアンソーラーの配当利回りがいくら税抜き5%超えで表面上
は魅力的でも一社に投じるのは多くても全資産の2割程度、出来れば1割まで
に抑えるのが肝心です。
 日本株主体でいくにしても管理上、初心者から初級者程度の個人投資家が
100も200も多くの銘柄にあれこれ色気を出すのはよろしくないので精々
20銘柄程度でがっちり目が行き届くようにし、そのうちの5~10銘柄くらい
は二軍扱いでいつでも次の一軍候補と入れ替え(売り買い)できるように
するのが理想的だと思います。
 
                           <完>
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