投資についていろいろ（日本株・外国株・投信・金・不動産、メインは株主優待）

新NISA、そして来年は辰年

　2023年相場も気付けば後丁度一か月。
　早いものです。
　ここにきて年末アゲアゲの気配もしますが、何せ短期的周期で乱高下の激し
かった一年、12月もどんな終わり方するか予断は許しませんが、筆者が10月
時点（ここでは9月からの流れでまだ低調時期でした）で
「年末は34000台で終わって将来的に日経平均40000円超えする土台」
と予想した通りに11月のこの時期で33700円台まで回復してきました。
　私は2024年3月までは日経平均はおおむね安め33000円、高めは35500円
くらい目指して上昇していくと考えています。
　その根拠の一つは新NISA。
　よくケチな日本政府にしてはこれだけ思い切った免税での個人投資家を呼び
起こす政策を掲げたと思いますよ。
　これ、家族四人でめい一杯枠を使って30年運用したら20.315％の税を利益
から抜かれる特定口座で運用するより家一軒分くらい違ってきますからね。
　ちゃんとした金融機関の説明者がいて、賢くこの制度を活用しようとする人
が多ければ間違いなく高配当銘柄や好配当ETFや米国株や大型好配当銘柄（
武田薬品や伊藤忠商事、TOYOTA、任天堂など）に買いが集中するのは見えて
いますよ。
　既にそれを見越した動きをしているのが例えばJTですね。
　ほんの二年前は2300円台でもなかなか買いが入らない時期があったのが嘘
のように現在は3800円近くまで上昇。私個人は新NISAが始まれば4200円ま
では普通に伸びると思ってます。
　次に来年が辰年であること。
　辰年は株高の年が多いんです。
　直近だと2012年、アベノミクスが始まった年ですね。
　その前は2000年のITバブルで一時的に高騰した年で、その前の1988年は
土地バブルの最盛期。
　こういうアノマリーは大事に。
　逆に寅年なんかは不調な傾向がありますけどね。
　日本人は順張りが苦手で安めを拾った感のある逆張りが好きな民族ですが、
現在日経平均がバブル崩壊後の最高値になってきて割高感を感じるかもしれ
ませんがここは新NISA前に順張りで先に仕込んだものが勝ちやすいと見て
います。
　噂ではもうバフェットは売ってしまったらしいですが、商社株なんかは
安心して仕込んでいい業種でしょうね。
　私個人は住友商事を中心に仕込んで、次に伊藤忠。
　大事なのは同じ業界にだけ突っ込みすぎると分散効果、リスク低減になら
ないので他には不動産・建設の従来の不人気高配当のセクター。奥村組・
淺沼組・鹿島・安藤ハザマ・積水ハウス・住友林業などを前々から少しずつ
仕込んでいます。
　次に個人的に露骨に高配当目当てだけでこれも二年前からJTとINPEX、
カナディアンソーラーの仕込みから始まりタチエス、神戸製鋼、日本特殊
窯業、ソフトバンク、アーバネット、東京海上などにちょこちょこ買いを
入れてます。
　あとは個人的に安定高配当の武田薬品、そして持っておくと高値で売れる
時期もある任天堂、また連続増配＆安定感で三菱HCキャピタル、そして
去年までの超バブルを経て地味になっている海運業の中から商船三井だけ
に絞って買い増ししています。
　石油資源開発（INPEXと被る）、日本郵船（商船三井と被る）など完全
に売り払ってしまった銘柄もありますが、全体で優待も合わせ、投資金額
に対しておよそ５．2％くらいの利回りになっていますね（現在の税込み
総資産額に対してはおおよそ4.1％の利回り）。
　思い切り欲張り投資方法です。
　しかもほぼフルインベストですからｗｗ
　こっから急にリーマンショック来たら失神しますよｗｗ

　

　↑先週売ってしまった壱番屋の8月優待券が届きました。
　2月までに買い戻さない限りもうこれが自宅に届くことはありません。
　と思ったらちょっぴりだけ切なくなったりしてｗ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜完＞