投資についていろいろ（日本株・外国株・投信・金・不動産、メインは株主優待）

2023年3月30日優待・配当権利落ち日

　日本株の投資家にとって一年で最大のお祭りが三月決算銘柄の配当・優待権利
確定日（今年なら昨日の3月29日）ならば、一年で一番盛り下がるのはその翌日
営業日の配当・優待権利落ち日（今年は3月30日）ですね。
　さて本日の私の時価総額はちょうど3月銘柄で得られる配当金・優待券の相当額
から半分の五割掛けの減少でした。
　思ったより悪くない。
　高配当銘柄メインでここ二年はシフトしてきたから、配当金相当額と同じくく
らいは下がるかな、と予想していたからです。
　これはやや悲観的な見解が多い2023年の相場について私は、早ければ夏の終わ
りあたりから、遅くとも年末に近づく11月頃からは上昇傾向を示し、年末には
日経平均ならば最低でも３万円台は回復するのではないか？と見ています。
　日本は値上げ値上げ、と一見景気の悪い話が多いですが、値上げ理由をたてに
今までデフレが当たり前で値上げしずらかった企業がやっと値上げができたと
考えています。
　そして今年の春闘では多くの企業が賃上げベースアップしています。
　そしてここ二、三年続いている企業の内部留保から株主還元積極策は続き、
今年も昨年度と同等レベル以上の配当金を決定する企業が増えていくのではない
でしょうか？
　株主優待はやや縮小するかもしれませんね。
　カナレ電気なども金券優待を廃止しました。
　ただ、自分が使わない優待や金券出すくらいならその分現金による配当を増やす
というのは至極合理的でむしろ歓迎すべきこと。
　優待は優待で楽しみな部分はありますがあくまでオマケ。
　
　なので当然今日は3月期末配当などの銘柄の株価は軒並み下がりましたが、下が
ったけど、各銘柄数か月前の株価と比べたらまだ今日の段階でも高くなっている
ので四月まで様子見ながら、押し目買いで保有株数増やしていくのはありでは
ないかと思います。
　海運業は何とか今年度は６～７％台位の配当までの下落なら御の字、資源株の
三井松島や石油資源開発も６％前後までは期待していいかな？
　現在配当率４～５％台前半までの銘柄で過去の業績の積み重ねから今後も
じわじわと配当増やしそうな銘柄は期待していいでしょう。
　大和工業・双日・住友林業・積水ハウス・三菱HCキャピタルあたりには期待して
います。
　こうして種をまいて、最終的に毎年安定的に配当利回り５～６％の配当金を
貰ってそれだけで1200万円ほどは確保する。
　それが私の野望です。
　現在はその目標到達の半分にも及んでません。
　しかし夢を持つから投資は楽しい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜完＞