16 / 16
高等な肉食動物は感情を持って欲しい獲物を執念深く狙う ~エピローグ~
しおりを挟む
人間は自分が一番世界で最も知能を持った動物だと信じて時に他の種の動物
を下等と決めつけて油断したり、舐めていることがある。
しかし「考える」「言葉を使う」「火を始め道具を使いこなす」「知恵を
めぐらす」という意味では人間は一番知能が高い。
しかし
「生き延びるために感性を研ぎ澄まし無駄な行動はしない、以前犯した失敗は
しない学習能力を持つ、糧を得るためにいかに知恵をフル回転させたり罠を
仕掛けたり、あるいは執念深く追いかけ獲物を根負けさせる」
というのを知能と言うのなら人間はかなり低い地位の動物だ。
そして自然を侮って油断した人間はしばしば他の動物に倒される。
毒を持つスズメバチやフグ、あるいはサソリや毒蛇と言った種には人間も
一定の恐れをなして見かければ警戒をし、相手を怖がり尊重する。
その場合でも油断して相手のテリトリーを脅かし続けると攻撃を受け、
逃げようと思ったときには手遅れになることもある。
だが人間は比較的大型の動物で、大きい分ある程度の耐久力はある上に、
他種から見ても普通の動物と明らかに異なる習性を持つことから滅多に
捕食の対象にはされない。
しかし、知性が低めで手あたり次第何でも食べる、あるいは性質が凶暴で
何にでも襲い掛かるような大型のサメやワニ、大蛇などには獲物と勘違い
されることも多い。
滅多にはないが軍隊アリやピラニアなど人体よりはるかに小さい動物にも
数の暴挙で捕食されることもある。
しかし鳥類以上の高等な動物には通常はあえて捕食の対象にはされず、
むしろ反撃を恐れて警戒されたり回避されることが多い。
しかしそれでも事故が起きることはある。
そういう痛ましい事件が起きるとき我々は思うのだ。
「人間も自分達のテリトリーから離れて自然に踏み出せば弱肉強食の世界
に組み込まれるだけの存在」
だと・・・。
ここは日本・・・ではあるが、現代の日本ではない別世界の、つまり
地球の気候や地殻変化が我々の正史の世界とは異なる進化をしてきた
パラレルワールドの地球の中の日本だ。
随分我々の知っている世界や日本とは異なる世界だ。
このパラレルワールドの日本は現在よりもやや南に位置し、しかも島国
ではない。
一番北は現在の関東地方あたりから縦にも横にも太い、ちょっとした大
陸のような大きさで一番南は現在のベトナムやフィリピンのほうまで伸びて
いて、複雑に入り組む海岸線もあれば太平洋に面してなだらかな砂海岸
もあったり、そして数か所で数十キロメートルあるいは二百㎞程度に
渡り大陸とつながっているところもある。
そんな南北に比較的広く東西の幅も優に2000㎞は越える大国であった。
大国でありながら多くは北から渡ってきた白人に近い黄色系の民族で
多くを占める単一民族であり、一部移民で定着した南方からの褐色の強い
黄色系民族も混じる。
比較的おおらかな国風であり農耕が中心で、その農産物の豊富さ、
海の幸山の幸にも恵まれ豊かな国であった。
と言っても世界ではまだ正規世界でいうところの「産業革命」のような
ものが起きて50年ほどであり、この世界での日本の人々の暮らしは今の
インドやブラジルやち中国南部のような田舎の農作地帯でありながら文化
水準は正規世界の日本史の中では明治時代と江戸時代を合わせたくらいの
ものであり、そこそこ発展は見られている。
と言っても男尊女卑の世界観で男が政治や重要な商業や公的機関や軍人
などの主要な地位を占めて学歴社会のような競争社会が始まったのに
比べ、女は男の留守を守って家業に精を出し、良妻賢母、おしとやかさ、
や素直さや従順さを求められていた。
まだ男の支配する世界に異を唱える女性はほぼ皆無で皆、男の都合の良
いように働き、男よりも実際の生産力は上であった。
そんな日本人だが美女の宝庫としても有名で、最近交流してくるように
なった欧州系の白人男の中には美貌と性格の従順さや貞節を守る安心さ
などから自己主張の多い自国の女性を避け日本人女性との結婚を望む者も
増えてきている。
ただ白人の旦那にとって日本人の妻の弱点は
「教養はない」「面白みに欠ける」「野暮ったくておしゃれしようとか
綺麗でいようと言う欲には欠ける」
ことだという。
今日も各地で多くの女性が縫物やら洗濯やら、農耕やら、木の実や貝類
の採取やら、養蚕やらさまざまな仕事に精を出している。
この世紀の世界の島国で小さい国で中緯度の先進国と言われる日本とは
大きく異なる世界の日本であるが、その分、自然は豊かで景観も優れた
所が多い。
それに伴い、正規の世界の日本の自然下では見られない動物が沢山生息
している。
その中には勿論危険な野生生物もいる。
俺は四日前に獲った「人間の若いメス」の腰辺りに付いていた骨を懸命
にしゃぶっている。
動物の骨にはエキスが染み出してきて、骨周りの肉は実に美味である。
俺は四日前に、その前からあらかじめ狙っていた人間の美味しそうな肉
をした若いメスを何とか仕留めようとあの手この手で狙い続け、ついにこ
のメスが単独で油断して農作か何かに夢中になっていたところを襲って
捕らえることができたのだ。
人間と言うのは大きさはそれなりにデカいくせに妙にもろくてこのメスも
俺が捕らえた瞬間に心臓麻痺か何か起こしたのか抵抗なく呆気なく脱力し
狩りは一瞬で終わった。
しかしこれを捕える前にかかった時間と粘りは大変なものだったから俺
は捕まえて巣穴に持ち込むまで幸せな気分でこの二本足歩行のサルの仲間
の若いメスの顔をしげしげと見た。
異種動物ながら何とも可愛い顔立ちである。
できるならペットにしたいくらいだ。
だがどうしてもこの体毛の少ない柔らかそうな肉体を見るともうその肉
を食べる以外の感情が無くなっていく。
この嫁入り前でもう少しでこの地から離れることになっていた17歳の
桃花という人間のメスを何とかギリギリ仕留めたのはもう嬉しい以外の
何ものでもない。
桃花の肉を四日間かけてきっちり完食した。
もうどこの骨をしゃぶっても美味い肉のエキスは出ないようだ。
頭蓋骨が少し寂し気に俺を見ているようだ。
美味しそうだから脳みその肉までしっかり食べて頭部ももう骨以外空っぽ
であるが、骨だけになってやや寒い森の中で最期を迎えたのを悲しく思って
そうだ。
「ごめんな、でも美味かったぞ♪」
俺はペロペロと慰めるように頭蓋骨を一通り舐めると、
「人間って奴は死んだ仲間を土の中に埋めていたよな?」
と思い出して、近くの適当な土の柔らかい場所を見つけて穴を掘ると、そこ
に桃花の全身の骨を入れて土をかぶせて、その後に太い木の枝を数本持って
きて地面に突き刺し、そして黄色と赤と青の花を飾った。
桃花の墓を作ってやったのだ。
俺は祈りながら
「大地の聖霊よ・・・桃花の御霊よ・・・また俺の次の狩りを成功させるべ
く加護を与えたまえ・・・」
っと人間がやってそうな祈りのようなものを捧げると、次の適切な獲物を
見つけるべく移動を始めた。
俺は同種の中でも強いオスでありテリトリーが広いのでそのなかで人間の
集落も大小計17か所もある。
だから同じところで狩りはしないで移動しながら気に入った若いメスだけ
を狙ってその肉を食べるのである。
次回は俺の狩りの顛末を紹介しよう
<続く>
を下等と決めつけて油断したり、舐めていることがある。
しかし「考える」「言葉を使う」「火を始め道具を使いこなす」「知恵を
めぐらす」という意味では人間は一番知能が高い。
しかし
「生き延びるために感性を研ぎ澄まし無駄な行動はしない、以前犯した失敗は
しない学習能力を持つ、糧を得るためにいかに知恵をフル回転させたり罠を
仕掛けたり、あるいは執念深く追いかけ獲物を根負けさせる」
というのを知能と言うのなら人間はかなり低い地位の動物だ。
そして自然を侮って油断した人間はしばしば他の動物に倒される。
毒を持つスズメバチやフグ、あるいはサソリや毒蛇と言った種には人間も
一定の恐れをなして見かければ警戒をし、相手を怖がり尊重する。
その場合でも油断して相手のテリトリーを脅かし続けると攻撃を受け、
逃げようと思ったときには手遅れになることもある。
だが人間は比較的大型の動物で、大きい分ある程度の耐久力はある上に、
他種から見ても普通の動物と明らかに異なる習性を持つことから滅多に
捕食の対象にはされない。
しかし、知性が低めで手あたり次第何でも食べる、あるいは性質が凶暴で
何にでも襲い掛かるような大型のサメやワニ、大蛇などには獲物と勘違い
されることも多い。
滅多にはないが軍隊アリやピラニアなど人体よりはるかに小さい動物にも
数の暴挙で捕食されることもある。
しかし鳥類以上の高等な動物には通常はあえて捕食の対象にはされず、
むしろ反撃を恐れて警戒されたり回避されることが多い。
しかしそれでも事故が起きることはある。
そういう痛ましい事件が起きるとき我々は思うのだ。
「人間も自分達のテリトリーから離れて自然に踏み出せば弱肉強食の世界
に組み込まれるだけの存在」
だと・・・。
ここは日本・・・ではあるが、現代の日本ではない別世界の、つまり
地球の気候や地殻変化が我々の正史の世界とは異なる進化をしてきた
パラレルワールドの地球の中の日本だ。
随分我々の知っている世界や日本とは異なる世界だ。
このパラレルワールドの日本は現在よりもやや南に位置し、しかも島国
ではない。
一番北は現在の関東地方あたりから縦にも横にも太い、ちょっとした大
陸のような大きさで一番南は現在のベトナムやフィリピンのほうまで伸びて
いて、複雑に入り組む海岸線もあれば太平洋に面してなだらかな砂海岸
もあったり、そして数か所で数十キロメートルあるいは二百㎞程度に
渡り大陸とつながっているところもある。
そんな南北に比較的広く東西の幅も優に2000㎞は越える大国であった。
大国でありながら多くは北から渡ってきた白人に近い黄色系の民族で
多くを占める単一民族であり、一部移民で定着した南方からの褐色の強い
黄色系民族も混じる。
比較的おおらかな国風であり農耕が中心で、その農産物の豊富さ、
海の幸山の幸にも恵まれ豊かな国であった。
と言っても世界ではまだ正規世界でいうところの「産業革命」のような
ものが起きて50年ほどであり、この世界での日本の人々の暮らしは今の
インドやブラジルやち中国南部のような田舎の農作地帯でありながら文化
水準は正規世界の日本史の中では明治時代と江戸時代を合わせたくらいの
ものであり、そこそこ発展は見られている。
と言っても男尊女卑の世界観で男が政治や重要な商業や公的機関や軍人
などの主要な地位を占めて学歴社会のような競争社会が始まったのに
比べ、女は男の留守を守って家業に精を出し、良妻賢母、おしとやかさ、
や素直さや従順さを求められていた。
まだ男の支配する世界に異を唱える女性はほぼ皆無で皆、男の都合の良
いように働き、男よりも実際の生産力は上であった。
そんな日本人だが美女の宝庫としても有名で、最近交流してくるように
なった欧州系の白人男の中には美貌と性格の従順さや貞節を守る安心さ
などから自己主張の多い自国の女性を避け日本人女性との結婚を望む者も
増えてきている。
ただ白人の旦那にとって日本人の妻の弱点は
「教養はない」「面白みに欠ける」「野暮ったくておしゃれしようとか
綺麗でいようと言う欲には欠ける」
ことだという。
今日も各地で多くの女性が縫物やら洗濯やら、農耕やら、木の実や貝類
の採取やら、養蚕やらさまざまな仕事に精を出している。
この世紀の世界の島国で小さい国で中緯度の先進国と言われる日本とは
大きく異なる世界の日本であるが、その分、自然は豊かで景観も優れた
所が多い。
それに伴い、正規の世界の日本の自然下では見られない動物が沢山生息
している。
その中には勿論危険な野生生物もいる。
俺は四日前に獲った「人間の若いメス」の腰辺りに付いていた骨を懸命
にしゃぶっている。
動物の骨にはエキスが染み出してきて、骨周りの肉は実に美味である。
俺は四日前に、その前からあらかじめ狙っていた人間の美味しそうな肉
をした若いメスを何とか仕留めようとあの手この手で狙い続け、ついにこ
のメスが単独で油断して農作か何かに夢中になっていたところを襲って
捕らえることができたのだ。
人間と言うのは大きさはそれなりにデカいくせに妙にもろくてこのメスも
俺が捕らえた瞬間に心臓麻痺か何か起こしたのか抵抗なく呆気なく脱力し
狩りは一瞬で終わった。
しかしこれを捕える前にかかった時間と粘りは大変なものだったから俺
は捕まえて巣穴に持ち込むまで幸せな気分でこの二本足歩行のサルの仲間
の若いメスの顔をしげしげと見た。
異種動物ながら何とも可愛い顔立ちである。
できるならペットにしたいくらいだ。
だがどうしてもこの体毛の少ない柔らかそうな肉体を見るともうその肉
を食べる以外の感情が無くなっていく。
この嫁入り前でもう少しでこの地から離れることになっていた17歳の
桃花という人間のメスを何とかギリギリ仕留めたのはもう嬉しい以外の
何ものでもない。
桃花の肉を四日間かけてきっちり完食した。
もうどこの骨をしゃぶっても美味い肉のエキスは出ないようだ。
頭蓋骨が少し寂し気に俺を見ているようだ。
美味しそうだから脳みその肉までしっかり食べて頭部ももう骨以外空っぽ
であるが、骨だけになってやや寒い森の中で最期を迎えたのを悲しく思って
そうだ。
「ごめんな、でも美味かったぞ♪」
俺はペロペロと慰めるように頭蓋骨を一通り舐めると、
「人間って奴は死んだ仲間を土の中に埋めていたよな?」
と思い出して、近くの適当な土の柔らかい場所を見つけて穴を掘ると、そこ
に桃花の全身の骨を入れて土をかぶせて、その後に太い木の枝を数本持って
きて地面に突き刺し、そして黄色と赤と青の花を飾った。
桃花の墓を作ってやったのだ。
俺は祈りながら
「大地の聖霊よ・・・桃花の御霊よ・・・また俺の次の狩りを成功させるべ
く加護を与えたまえ・・・」
っと人間がやってそうな祈りのようなものを捧げると、次の適切な獲物を
見つけるべく移動を始めた。
俺は同種の中でも強いオスでありテリトリーが広いのでそのなかで人間の
集落も大小計17か所もある。
だから同じところで狩りはしないで移動しながら気に入った若いメスだけ
を狙ってその肉を食べるのである。
次回は俺の狩りの顛末を紹介しよう
<続く>
0
お気に入りに追加
2
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(3件)
あなたにおすすめの小説
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
性的イジメ
ポコたん
BL
この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。
作品説明:いじめの性的部分を取り上げて現代風にアレンジして作成。
全二話 毎週日曜日正午にUPされます。
お前の娘の本当の父親、ガチでお前だったよ。酷えだろ、お前のカミさん托卵してやがったんだ。
蓮實長治
ホラー
え?
タイトルが何かおかしいって……?
いや、気にしないで下さい。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「Novel Days」「ノベリズム」「GALLERIA」「ノベルアップ+」「note」に同じモノを投稿しています。
※R15指定は残酷描写の為です。性描写は期待しないで下さい。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
13歳女子は男友達のためヌードモデルになる
矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
連作の締めだからか、一番丁寧に感じました。キャラクターのセリフと地の文のバランスが良かったです。
集落付近では騒ぎになった→付近は要らないと思います。
しかし、すぐ二行下で家は点在して集落ではないと説明されてます。
しかし、さらに二行下で200平米に5件集まっていて、かなり家が密集して建っているように書かれてます。
集落なのか集落でないのかわからないです。
警察の駐屯→駐在の間違いだと思います。
漁師→猟師の間違いだと思います。
一家の主らも中心に→一家の主人を中心にしたのでしょうか?一家を中心にしたのでしょうか?それとも、同じ意味が二回繰り返されてるのでしょうか。
警察の依頼も頼んで→よく意味がわからないです。「駆けつけた警察官も含め」ということだと思いますが。
熊もモモも見つからず→モモは2行下で見つかってます。熊はもうそこにはいなかったという説明も、4日も経っていてその場に居たほうがおかしいので必要ないと思います。
最後の部分だけでなく、投稿されている小説が全体的にこのような調子で、誤字脱字だけでなく、意味が通らない描写ばかりで読み取るのが困難です。
また、キャラクターも、例えばヒロインのモモをあげても、年齢、性別ぐらいしか文章で伝わる部分がありません。これは野生動物視点で人間など判別できないという描写かもしれませんが。
せっかく精力的に文章を書かれているので、一度しっかりと文章を推敲してみてもいいのではないでしょうか。シチュエーション等は面白いと思うので残念です。
200平米に5件家あるってめちゃくちゃ過密じゃないですか