88 / 104
第88話 修学旅行14
しおりを挟む
「シャルル様、大丈夫だったのですね」
「うん、この通り全員問題なし」
僕達は月面基地での日程を終え、宇宙ステーションへ戻ってきています。
明日にはようやく日本へ帰還です。
「突然月面基地付近で戦闘が行われていると知った時は驚きましたよ」
「かぐやもほとんど無いって言っていたものな…」
今のところグレイとの接触などについては極秘になっています。
「……それで、どうして彼女が…」
理由は一目瞭然なのですが、艶やかに若々しく変貌した竹林かぐやさんがシャルル様の側にいるのです。
「パートナーになってもらったので宇宙にも紹介しておこうと思ってね。それに宇宙ステーションと行き来が出来るとかぐやの気分転換にもなると思って…」
「フフ…、気分転換ならシャルル様の下へ伺いますよ」
「なっ…、私もシャルル様の下へ行きますから…」
「まぁ、いきなり来てもらっても、いないかもしれないけれどね」
「二人共、まずは最低でも【淫紋】が1/10以上にならなければいけませんよ」
「他のパートナー達による試練がありますからね」
「「アイ様、マオ様…、試練…ですか…?」」
「同じパートナーの一員として認められるかどうか、ある意味私達より厳しいところがありますからね」
「マスターにセックスをしていただくという事はそういう事です」
「「……はい。頑張ります」」
「詩子さんや百合さんもですよ」
「何十人もパートナーがいるのですから、地上に戻れば簡単にセックスをしてもらえませんよ」
「「は…はい」」
「まぁまぁ4人共、まずは僕達が教えた通り訓練を頑張れば良いから…。そうすれば自然に感度も上がるよ」
「シャルル様に喜んでいただける身体になります!(×4)」
「ハハ…、楽しみにしているよ」
「じゃあ、最後の晩は宇宙でパートナーにした4人と5Pをしようか」
「はいっ(×5)」
「ご主人様、私達は残りの生徒達の覚醒を…」
「数人婚約者やパートナー候補がいるみたいですけれどね」
「マオ、そういう生徒は無理に覚醒しちゃダメだよ。後で面倒な事になるから…」
「分かっています。外れてもらっていますよ」
「イク事を知れないなんてかわいそうですね…」
「仲間外れですものね…」
「詩子、百合…(そうか…、仲間外れになる可能性があるのか…)」
「分かったよ。アイ、マオ、婚約者がいるような生徒にも【淫紋】以外は同じようにしてあげて」
「そうですね。それなら…」
「【淫紋】の完成はパートナーになる為の最低条件ですからね。印が付く訳でも傷物になる訳でもありませんから…」
「井筒先生、私達も宇宙さんやかぐやさんにに負けないように頑張らないといけませんね」
「そうね…」
私は毎日10回以上イカないといけないから、いざとなれば“アクメモード”やあの“イケない…”で…。
XX XY
翌朝、全ての用事が済むと、僕達は宇宙とかぐやに見送られ日本に向けて出発しました。
用事とは昨晩覚醒された生徒の触診とクリ剥きです。
結局可憐さんを含む30人の生徒の内5人に婚約者やパートナー候補がいたようで、その5人以外には学校で【淫紋】の話はしないように伝えてあります。
ちなみに可憐さん以外の29人は以下の通りです。
東山刹那、宮本史乃、山城雪、初音ひかる、千畳亜矢子
和久菊子、石山和香、小鳥遊希実、長谷晶、中富真理愛
柊まどか、二階堂香織、小泉曜子、神谷ありす、如月瞳
松下雛子、千宮京香、永瀬推子、九十九百(もも)、藍沢果歩
遠山里穂、鴬涼子、仁科七海、佐伯美佐
※柏木水尚、※野々宮唯(ゆい)、※葵明日香、※帝塚山凛子、※水樹誠(まこと)
※印は婚約者等あり
この内何人がパートナーになるかな…。
「皆さ~ん、修学旅行は以上となります」
「家に帰るまでが旅行ですからね。気を付けて帰るように…」
「は~い!(×全員)」
「最後に、この修学旅行で一番お世話になったシャルル様、アイ様、マオ様にお礼を言いましょう」
「シャルル様、アイ様、マオ様、ありがとうございました(×全員)」
「「「本当に楽しい旅行でした」」」
「「もっと早く覚醒していただきたかったです…」」
「シャルル様達に出会えて幸運ですよ」
「「「またお会いしたいです」」」
「フフ…、それは皆さん次第ですね」
「皆さんの成長を期待していますよ」
「はい、アイ様、マオ様(×全員)」
「僕も皆さんと旅行が出来て楽しかったです。少しイレギュラーな事もありましたが、全てが良い思い出になったと思います」
「当分再会する機会はないかもしれませんが、マオの言うように皆さんの成長を願っていますよ」
教室で着席する皆を見ると言動はJCのままですが、行く前よりずいぶん大人っぽくなったようにも見えます。
「はいっ(×全員)」
XX XY
「シャルル様、アイ様、マオ様、可憐様、お帰りなさいませ」
「里中さん、ただいま。わざわざ迎えに来てくれたんだ…」
「当然ですよ」
「塔子、ただいま~。久しぶりね」
「10日振りですからね」
「う~~~んっ、やっと思いっきりオナニーが出来るぅ~」
「可憐様、いきなりそれですか?」
「だって、皆がいてゆっくりオナニーが出来なかったんだもの…」
「シャルル様、お帰りに合わせて六家の皆様もお待ちですよ」
「皆も来ているんだ…」
何だか一気に日常へ戻された気分です。
そろそろ皆にも“アクメモード”と“イケないモード”を解禁しておくか…。
XX XY
「お母様、ただいま~!」
「菊子おかえりなさい…って、どうしたの? 何だか艶やかで瑞々しくなって…」
「フフ、良いでしょう」
「宇宙に行ったせい?」
「内緒、ちょっとお母様みたいになったでしょ?」
「そ、そうね…(本当ね…)」
「修学旅行は本当に楽しかったわ~」
「宇宙旅行なんて心配したわ。宝条家の意向でも…」
「それが、宝条家がシャルル様っていう男性の警護員を同行させてくれたのよ」
行先が宇宙じゃなかったらシャルル様に出会えていなかったかもね…。
「シャ、シャルル様ですって!?」
「ど、どうかしたのお母様?」
「いえ…」
娘の口から出た名前に驚愕します。
「とっても素敵な男性なの…」
「それで…、私…、シャルル様のパートナーになりたいと思っているの」
「クラスのほとんどがパートナー候補なのよ…(ボソッ)」
「何ですって~!? 菊子、そんな事…勝手に…」
「お母様もシャルル様に会えば納得するわよ。格好良くて逞しくて…、そうそう、まだ発表はされていないかもしれないけれど今年の『ミスター・ユニバース』で優勝されたのよ」
「……」
京都におられることは想像できましたが、こんな身近に…。
でも、あのシャルル様だと決まったわけではありません。
「菊子、他にシャルル様の特徴は…?」
「うん、身長が高くて黒色の髪と瞳で…、まぁ名前は外国人みたいだけれど日本人だそうだからね。それに…、アイ様とマオ様っていうとても美しい方をパートナーにされているの」
「アイ様とマオ様…」
確定しました。
シャルル様に間違いありません。
会いたくても会えないシャルル様達がまさか娘の修学旅行に同行されていただなんて…。
宝条家と関係があるとか…?
「お母様…?」
驚かれるのは分かりますが、予想外の反応です。
「……」
菊子がシャルル様のパートナーになれば繋がりが持てるのでは…。
とにかく、まもなく【淫紋】も完成しそうですし、再びシャルル様にお会い出来るのです。
XX XY
「京香様、お帰りなさいませ」
「洋子さん、ただいま…」
「どうしてそんなに…?」
「フフ…、艶やかで瑞々しいかでしょ?」
「はい…」
「この修学旅行で人生観が変わったわ…」
シャルル様のように格好良くて逞しくて素敵な男性に出会えたのは奇跡だわ。
可憐様と宝条家には感謝ね…。
「はい?」
「洋子さん覚えてる? 以前宝条家のスパについて調べてもらったわよね?」
「はい…、結局分からず仕舞いでした」
「その件はもういいの」
可憐様が使っておられたスパは“魔力風呂”と“スライム風呂”という物だったのです。
どういう技術か分かりませんが、アイ様やマオ様、シャルル様にお願いしないと使えない物のようです。
毎日入れたら最高なのにな…。
「……」
何でしょう、人生観が変わったとおっしゃっていましたが、お嬢様がとても大人になられたように感じます。
「そうそう、私にもついにパートナーの目途、いいえ、パートナーにしていただきたい男性が出来ました」
「本当ですか!?」
「屋敷に帰ったらお母様に相談しないと…」
しかし、何としても説得するつもりです。
他のクラスメイトも同じなのですから…。
フフ…、色々と目標が出来て楽しいわね。
XX XY
「シャルル様!」
「あっ、さくら、お帰り」
玲達七家の皆と話し終えた頃、さくらが帰ってきました。
「シャルル様、グレイと遭遇されたそうですね」
「良く知っているね。いきなりだったから驚いたよ」
伊達に侵略者対策本部長ではないようです。
「もしかして、数日前から世界各地で小規模な爆発が続いているのは…」
「あぁ、僕がグレイに命令して同胞たちの宇宙船を破壊して回ってもらっているんだよ」
仕事が早いな…。
それにしてもグレイは世界中にいるのか…。
それで外国の女性も拉致されていたんだな…。
「やっぱり…」
以前、タコにも同じようなことをされていましたものね。
「ついでにグレイの母星でも破壊工作を仕組んでおいたからね。地球への派遣も少なくなると思うよ」
「グ…グレイの母星にまで行かれたのですか!?」
「ハハ…、さすがにそれについては知らなかったか。発表はされないと思うけれど、グレイの母星に奴隷として拉致されていた人たちがいたんだよ」
「それを知って少しでも助けてあげようと…」
宇宙船を拿捕したことも説明しておきます。
「ハァ~、シャルル様やアイ様、マオ様にかなう者がいるとは思えませんが気を付けてくださいね」
「お腹の子の父親でもあるのですから…」
「…そうだね。とにかく今回のグレイとの遭遇はこちらに利があったと思うよ」
その後現れたエローヌ達も僕達に手を出したグレイたちに腹を立てていましたが、僕達の方がやり返したのを知って納得してくれたようです。
タコもいずれ元から叩いた方が良さそうだな。
XX XX XX XX XX XX
ここまで読んでいただきありがとうございます。
修学旅行編という訳ではありませんが長かったですね(笑)
下書きが無くなり焦っていますが、まだ当分は続く予定です。
不規則な更新になってしまうかもしれませんが、これからも読んでいただけると嬉しいです。
「うん、この通り全員問題なし」
僕達は月面基地での日程を終え、宇宙ステーションへ戻ってきています。
明日にはようやく日本へ帰還です。
「突然月面基地付近で戦闘が行われていると知った時は驚きましたよ」
「かぐやもほとんど無いって言っていたものな…」
今のところグレイとの接触などについては極秘になっています。
「……それで、どうして彼女が…」
理由は一目瞭然なのですが、艶やかに若々しく変貌した竹林かぐやさんがシャルル様の側にいるのです。
「パートナーになってもらったので宇宙にも紹介しておこうと思ってね。それに宇宙ステーションと行き来が出来るとかぐやの気分転換にもなると思って…」
「フフ…、気分転換ならシャルル様の下へ伺いますよ」
「なっ…、私もシャルル様の下へ行きますから…」
「まぁ、いきなり来てもらっても、いないかもしれないけれどね」
「二人共、まずは最低でも【淫紋】が1/10以上にならなければいけませんよ」
「他のパートナー達による試練がありますからね」
「「アイ様、マオ様…、試練…ですか…?」」
「同じパートナーの一員として認められるかどうか、ある意味私達より厳しいところがありますからね」
「マスターにセックスをしていただくという事はそういう事です」
「「……はい。頑張ります」」
「詩子さんや百合さんもですよ」
「何十人もパートナーがいるのですから、地上に戻れば簡単にセックスをしてもらえませんよ」
「「は…はい」」
「まぁまぁ4人共、まずは僕達が教えた通り訓練を頑張れば良いから…。そうすれば自然に感度も上がるよ」
「シャルル様に喜んでいただける身体になります!(×4)」
「ハハ…、楽しみにしているよ」
「じゃあ、最後の晩は宇宙でパートナーにした4人と5Pをしようか」
「はいっ(×5)」
「ご主人様、私達は残りの生徒達の覚醒を…」
「数人婚約者やパートナー候補がいるみたいですけれどね」
「マオ、そういう生徒は無理に覚醒しちゃダメだよ。後で面倒な事になるから…」
「分かっています。外れてもらっていますよ」
「イク事を知れないなんてかわいそうですね…」
「仲間外れですものね…」
「詩子、百合…(そうか…、仲間外れになる可能性があるのか…)」
「分かったよ。アイ、マオ、婚約者がいるような生徒にも【淫紋】以外は同じようにしてあげて」
「そうですね。それなら…」
「【淫紋】の完成はパートナーになる為の最低条件ですからね。印が付く訳でも傷物になる訳でもありませんから…」
「井筒先生、私達も宇宙さんやかぐやさんにに負けないように頑張らないといけませんね」
「そうね…」
私は毎日10回以上イカないといけないから、いざとなれば“アクメモード”やあの“イケない…”で…。
XX XY
翌朝、全ての用事が済むと、僕達は宇宙とかぐやに見送られ日本に向けて出発しました。
用事とは昨晩覚醒された生徒の触診とクリ剥きです。
結局可憐さんを含む30人の生徒の内5人に婚約者やパートナー候補がいたようで、その5人以外には学校で【淫紋】の話はしないように伝えてあります。
ちなみに可憐さん以外の29人は以下の通りです。
東山刹那、宮本史乃、山城雪、初音ひかる、千畳亜矢子
和久菊子、石山和香、小鳥遊希実、長谷晶、中富真理愛
柊まどか、二階堂香織、小泉曜子、神谷ありす、如月瞳
松下雛子、千宮京香、永瀬推子、九十九百(もも)、藍沢果歩
遠山里穂、鴬涼子、仁科七海、佐伯美佐
※柏木水尚、※野々宮唯(ゆい)、※葵明日香、※帝塚山凛子、※水樹誠(まこと)
※印は婚約者等あり
この内何人がパートナーになるかな…。
「皆さ~ん、修学旅行は以上となります」
「家に帰るまでが旅行ですからね。気を付けて帰るように…」
「は~い!(×全員)」
「最後に、この修学旅行で一番お世話になったシャルル様、アイ様、マオ様にお礼を言いましょう」
「シャルル様、アイ様、マオ様、ありがとうございました(×全員)」
「「「本当に楽しい旅行でした」」」
「「もっと早く覚醒していただきたかったです…」」
「シャルル様達に出会えて幸運ですよ」
「「「またお会いしたいです」」」
「フフ…、それは皆さん次第ですね」
「皆さんの成長を期待していますよ」
「はい、アイ様、マオ様(×全員)」
「僕も皆さんと旅行が出来て楽しかったです。少しイレギュラーな事もありましたが、全てが良い思い出になったと思います」
「当分再会する機会はないかもしれませんが、マオの言うように皆さんの成長を願っていますよ」
教室で着席する皆を見ると言動はJCのままですが、行く前よりずいぶん大人っぽくなったようにも見えます。
「はいっ(×全員)」
XX XY
「シャルル様、アイ様、マオ様、可憐様、お帰りなさいませ」
「里中さん、ただいま。わざわざ迎えに来てくれたんだ…」
「当然ですよ」
「塔子、ただいま~。久しぶりね」
「10日振りですからね」
「う~~~んっ、やっと思いっきりオナニーが出来るぅ~」
「可憐様、いきなりそれですか?」
「だって、皆がいてゆっくりオナニーが出来なかったんだもの…」
「シャルル様、お帰りに合わせて六家の皆様もお待ちですよ」
「皆も来ているんだ…」
何だか一気に日常へ戻された気分です。
そろそろ皆にも“アクメモード”と“イケないモード”を解禁しておくか…。
XX XY
「お母様、ただいま~!」
「菊子おかえりなさい…って、どうしたの? 何だか艶やかで瑞々しくなって…」
「フフ、良いでしょう」
「宇宙に行ったせい?」
「内緒、ちょっとお母様みたいになったでしょ?」
「そ、そうね…(本当ね…)」
「修学旅行は本当に楽しかったわ~」
「宇宙旅行なんて心配したわ。宝条家の意向でも…」
「それが、宝条家がシャルル様っていう男性の警護員を同行させてくれたのよ」
行先が宇宙じゃなかったらシャルル様に出会えていなかったかもね…。
「シャ、シャルル様ですって!?」
「ど、どうかしたのお母様?」
「いえ…」
娘の口から出た名前に驚愕します。
「とっても素敵な男性なの…」
「それで…、私…、シャルル様のパートナーになりたいと思っているの」
「クラスのほとんどがパートナー候補なのよ…(ボソッ)」
「何ですって~!? 菊子、そんな事…勝手に…」
「お母様もシャルル様に会えば納得するわよ。格好良くて逞しくて…、そうそう、まだ発表はされていないかもしれないけれど今年の『ミスター・ユニバース』で優勝されたのよ」
「……」
京都におられることは想像できましたが、こんな身近に…。
でも、あのシャルル様だと決まったわけではありません。
「菊子、他にシャルル様の特徴は…?」
「うん、身長が高くて黒色の髪と瞳で…、まぁ名前は外国人みたいだけれど日本人だそうだからね。それに…、アイ様とマオ様っていうとても美しい方をパートナーにされているの」
「アイ様とマオ様…」
確定しました。
シャルル様に間違いありません。
会いたくても会えないシャルル様達がまさか娘の修学旅行に同行されていただなんて…。
宝条家と関係があるとか…?
「お母様…?」
驚かれるのは分かりますが、予想外の反応です。
「……」
菊子がシャルル様のパートナーになれば繋がりが持てるのでは…。
とにかく、まもなく【淫紋】も完成しそうですし、再びシャルル様にお会い出来るのです。
XX XY
「京香様、お帰りなさいませ」
「洋子さん、ただいま…」
「どうしてそんなに…?」
「フフ…、艶やかで瑞々しいかでしょ?」
「はい…」
「この修学旅行で人生観が変わったわ…」
シャルル様のように格好良くて逞しくて素敵な男性に出会えたのは奇跡だわ。
可憐様と宝条家には感謝ね…。
「はい?」
「洋子さん覚えてる? 以前宝条家のスパについて調べてもらったわよね?」
「はい…、結局分からず仕舞いでした」
「その件はもういいの」
可憐様が使っておられたスパは“魔力風呂”と“スライム風呂”という物だったのです。
どういう技術か分かりませんが、アイ様やマオ様、シャルル様にお願いしないと使えない物のようです。
毎日入れたら最高なのにな…。
「……」
何でしょう、人生観が変わったとおっしゃっていましたが、お嬢様がとても大人になられたように感じます。
「そうそう、私にもついにパートナーの目途、いいえ、パートナーにしていただきたい男性が出来ました」
「本当ですか!?」
「屋敷に帰ったらお母様に相談しないと…」
しかし、何としても説得するつもりです。
他のクラスメイトも同じなのですから…。
フフ…、色々と目標が出来て楽しいわね。
XX XY
「シャルル様!」
「あっ、さくら、お帰り」
玲達七家の皆と話し終えた頃、さくらが帰ってきました。
「シャルル様、グレイと遭遇されたそうですね」
「良く知っているね。いきなりだったから驚いたよ」
伊達に侵略者対策本部長ではないようです。
「もしかして、数日前から世界各地で小規模な爆発が続いているのは…」
「あぁ、僕がグレイに命令して同胞たちの宇宙船を破壊して回ってもらっているんだよ」
仕事が早いな…。
それにしてもグレイは世界中にいるのか…。
それで外国の女性も拉致されていたんだな…。
「やっぱり…」
以前、タコにも同じようなことをされていましたものね。
「ついでにグレイの母星でも破壊工作を仕組んでおいたからね。地球への派遣も少なくなると思うよ」
「グ…グレイの母星にまで行かれたのですか!?」
「ハハ…、さすがにそれについては知らなかったか。発表はされないと思うけれど、グレイの母星に奴隷として拉致されていた人たちがいたんだよ」
「それを知って少しでも助けてあげようと…」
宇宙船を拿捕したことも説明しておきます。
「ハァ~、シャルル様やアイ様、マオ様にかなう者がいるとは思えませんが気を付けてくださいね」
「お腹の子の父親でもあるのですから…」
「…そうだね。とにかく今回のグレイとの遭遇はこちらに利があったと思うよ」
その後現れたエローヌ達も僕達に手を出したグレイたちに腹を立てていましたが、僕達の方がやり返したのを知って納得してくれたようです。
タコもいずれ元から叩いた方が良さそうだな。
XX XX XX XX XX XX
ここまで読んでいただきありがとうございます。
修学旅行編という訳ではありませんが長かったですね(笑)
下書きが無くなり焦っていますが、まだ当分は続く予定です。
不規則な更新になってしまうかもしれませんが、これからも読んでいただけると嬉しいです。
20
お気に入りに追加
146
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので
sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。
早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。
なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。
※魔法と剣の世界です。
※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!
ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。
悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
愛されない皇妃~最強の母になります!~
椿蛍
ファンタジー
愛されない皇妃『ユリアナ』
やがて、皇帝に愛される寵妃『クリスティナ』にすべてを奪われる運命にある。
夫も子どもも――そして、皇妃の地位。
最後は嫉妬に狂いクリスティナを殺そうとした罪によって処刑されてしまう。
けれど、そこからが問題だ。
皇帝一家は人々を虐げ、『悪逆皇帝一家』と呼ばれるようになる。
そして、最後は大魔女に悪い皇帝一家が討伐されて終わるのだけど……
皇帝一家を倒した大魔女。
大魔女の私が、皇妃になるなんて、どういうこと!?
※表紙は作成者様からお借りしてます。
※他サイト様に掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる