87 / 97
第87話 修学旅行13:遭遇2
しおりを挟む
「これがグレイたちの母星か…」
星自体が暗いのか、太陽のような恒星から距離があるから暗いのか、地球と違い宇宙にポツンとある感じだ。
大きさも一回り小さい気がするな。
「やっぱりワープが出来るのですね」
「地球から一瞬でしたよ」
「ハハ…、この技術はこれまでの迷惑料として貰わないとな…」
異星人達に通じる強力な兵器や技術も欲しいところです。
そうすれば日本軍でも襲撃してくるタコやGに対抗できるかもしれません。
まぁそんなことになれば桂司君や俊成君、エミリアン君は勇者としての優位性が無くなると嫌がるかもしれないけれどね…。
「では、お前たちに命令する」
「地球に戻る為、親玉とこの宇宙船を動かす最低数は宇宙船に待機」
「残りはもう1機宇宙船を調達し、地球から連れてきた奴隷たちを出来るだけ保護してもらう。その後、手の空いた者達は僕達が離れた後に軍事施設を破壊するように…」
「そうそう、奴隷はまだ人体実験されていない者を優先すること」
どれくらいの地球人が捕らわれているのか想像もつかないな…。
「マスター、直接乗り込まないのですか? 私達が出向いた方が効果的で確実かもしれませんよ」
「地球が侵略されている事は許せないし、攻撃されたら容赦はしないけれど、一応使徒として侵略行為に関係ない者まで殺生するのはね…」
僕達が侵略者になってはいけません。
「それにグレイ達を見ていたくないからね。エローヌ達の星なら降り立ってみたいけれど…」
「ご主人様の言う通りですね」
「キモいですから…」
「では、行動開始!」
短時間で星に散ってしまった地球人を全員救い出すのは難しいかもしれませんが、ここが地球に対する軍事拠点であることを祈るばかりです。
『は…い…(×20)』
XX XY
『シャルル…様…、7人の奴隷たちを保護しました』
『全て苗床前の女性達です。男性はどこかしら改造され散ってしまったようです』
「そうか…。意外に少ないんだな…」
感覚的には4時間ほど経った感じです。
ちょうど待っている間に様々なデータベースの管理先を突き止める事が出来たので、離脱する時に魔力を流し込み破壊しておくつもりです。
『母星まで連れて帰るのは地球人の遺伝子に興味のある上層部用です。元々多くはありません』
「ご主人様、上手くいきましたね」
「そうだな、今はこれで良しとしよう。そちらも脱出準備、こちらが離脱次第付いてくるように…」
「あっ、もう1機宇宙船を調達して付いてくること」
「残りは最後まで重要施設を中心に破壊するように」
『は…い…』
3体いれば宇宙船は操作できるそうなので、宇宙船3機と親玉含めて10体が地球に戻ることになり、残り10体が母星で破壊工作に当たります。
上手くいけば母星から新たにグレイが派遣されることは無くなるでしょう。
そして、さっき追加した1機には地上にいる同胞の宇宙船を破壊して回ってもらうのです。
「マスター、エグいですね」
(あっ、心を読んだな…)
「また誘拐されると困るからね」
地球に来ている宇宙船を減らせば拉致して改造や苗床にする事難しくなるでしょう。
今回のように不意に月面基地を襲撃されても困ります。
「じゃあ、データベースを破壊して月面基地に戻るよ」
「「お腹が空きましたよ~」」
「本当だね。お昼も食べていないし…」
拿捕した宇宙船は地上の日本軍と月の宇宙軍に渡せば喜んでもらえると思います。
かぐやの手柄になれば良いな…。
XX XY
「シャルル様~!」
「ただいま、かぐや」
月面にあった日本宇宙軍の軍事基地に着陸すると、かぐやが急いでやって来ました。
「もう、心配しました!」
「ハハ…、でもグレイにはなかなか出会えないし、この機会にやり返しておきたかったからね」
「それで、これが拿捕した宇宙船ですか…。こんなに間近で見たのは初めてですよ」
「この2機は地上の日本軍と月の宇宙軍で研究すれば良いよ。異星人の技術がいっぱい詰まっているからね」
「捕虜は何でも命令を聞くようにしておいたから、情報も簡単に聞き出せると思うよ」
レーダーに見つからない技術やカモフラージュ技術、そしてワープ技術など分かっていることを簡単に伝えておきます。
そして残りの1機は既に地球へ向かわせ、作戦を実行させるよう指示してあります。
「あれがグレイですか…、初めて見ました。遠目に見ても気持ちが悪いですね…」
(Gよりよっぽどマシだけれどね…)
「それから奴隷として母星に連れて行かれていた女性達も救出したから保護してあげてね」
女性達は日本人だけじゃなく様々な国の女性もいるようで、まるで遺伝子のサンプル用みたいでした。
「はい、必ず故郷へ戻ってもらえるようにします」
「それから出来るだけ僕のことは内密にね。世界に知られると日本としても困るんだ」
「宝条家のこともありますからね」
「あぁ、百合たちから聞いたんだね」
「かぐやの手柄にすると良いよ」
「そんなこと…」
どうにかして宙将、幕僚長から宝条家へシャルル様の功績を伝えていただかないと…。
教えていただいた宇宙船の技術だけでも日本のアドバンテージは計り知れません。
「じゃあ、基地に戻るよ。もうお腹がペコペコで…」
驚いたことに僕達には半日ほどの事でしたが、ちょうど丸一日経っていたようです。
XX XY
A:「私達、助かったの?」
聞けばここは月面基地にある日本軍の管轄地らしいです。
B:「そうよ、助かったのよ」
異星人に集められ宇宙船に乗せられた時は更にどこかへ連れて行かれるのかと不安になりました。
C:「誰が助けてくれたのかしら?」
D:「シャルルって方らしいわよ。さっき日本軍の方がそんな事を言っていたわ」
C:「フランス人かしら?」
E:「違うみたい。名前は外国人っぽいけれど日本人みたいよ」
A:「なるほど、だから日本軍の基地に戻ってきたのね」
B:「どうやって異星人を味方にしたのかしら…?」
F:「どうでも良いじゃない。とにかくもう二度と地球に戻れないって思っていたところを救っていただいたんだから」
「「「そうよね」」」
「「「シャルル…様かぁ」」」
B:「一言お礼だけでも言いたいわね」
拉致された男性は改造され、女性は異星人達の苗床になると聞いていましたが本当だったのです。
救出されるのがもう少し遅ければどうなっていた事か…。
G:「私自身お礼になっても良いわよ」
D:「どんな男性かも分からないのに?」
G:「こんなことが出来る男性が凡人な訳ないじゃない。きっと素敵な男性よ」
E:「もし分かったら皆にも連絡するわよ」
D:「そうね、同じ日本人のヒカルに任せるわ」
XX XY
「雨宮ひかるさんね…。私は月面基地日本宇宙軍の司令官をしている竹林かぐやよ」
「司令官…ですか…?」
何て艶やかで若々しいのかしら…。
一体いくつなの?
「何か…?」
「いえ、こんなに若い方が司令官かと驚いたもので…」
「フフ…、これでも25歳なのよ」
「嘘でしょ~!?」
17歳の私より瑞々しくて若々しいわ…。
「さて、この後調書を作成して身体の検査を済ませれば、次の連絡艇で宇宙ステーションに移っていただきます」
「はぁ」
他の皆も個別に調書を作成しているそうです。
「どうしたの? 出来る限り早くお家へ帰してあげたいと思っているのだけれど…」
せっかくシャルル様に助けていただいたのに…。
グレイに何か精神的な拷問でも?
「それより助けてくださったシャルルさんという方にお礼を…」
「えっ、どうしてシャルル様のことを?」
「話し声が聞こえて…」
司令官が様付け…?
「そう…」
「宇宙軍の方ですよね? ぜひお礼を言いたいのですが…」
「ごめんなさいね。名前以上の素性は明かせないわ…」
「本来、他の惑星から救出される事なんてありえない事なの。ですから皆さんには国家機密として他言しない旨の誓約書に署名をしていただくことになるわ」
シャルル様の事も宇宙船の事も他国に知られるわけにはいかないのです。
「そうですか…」
確かにありえないわよね…。
でも同じ日本人ならいつか会えるはずです。
星自体が暗いのか、太陽のような恒星から距離があるから暗いのか、地球と違い宇宙にポツンとある感じだ。
大きさも一回り小さい気がするな。
「やっぱりワープが出来るのですね」
「地球から一瞬でしたよ」
「ハハ…、この技術はこれまでの迷惑料として貰わないとな…」
異星人達に通じる強力な兵器や技術も欲しいところです。
そうすれば日本軍でも襲撃してくるタコやGに対抗できるかもしれません。
まぁそんなことになれば桂司君や俊成君、エミリアン君は勇者としての優位性が無くなると嫌がるかもしれないけれどね…。
「では、お前たちに命令する」
「地球に戻る為、親玉とこの宇宙船を動かす最低数は宇宙船に待機」
「残りはもう1機宇宙船を調達し、地球から連れてきた奴隷たちを出来るだけ保護してもらう。その後、手の空いた者達は僕達が離れた後に軍事施設を破壊するように…」
「そうそう、奴隷はまだ人体実験されていない者を優先すること」
どれくらいの地球人が捕らわれているのか想像もつかないな…。
「マスター、直接乗り込まないのですか? 私達が出向いた方が効果的で確実かもしれませんよ」
「地球が侵略されている事は許せないし、攻撃されたら容赦はしないけれど、一応使徒として侵略行為に関係ない者まで殺生するのはね…」
僕達が侵略者になってはいけません。
「それにグレイ達を見ていたくないからね。エローヌ達の星なら降り立ってみたいけれど…」
「ご主人様の言う通りですね」
「キモいですから…」
「では、行動開始!」
短時間で星に散ってしまった地球人を全員救い出すのは難しいかもしれませんが、ここが地球に対する軍事拠点であることを祈るばかりです。
『は…い…(×20)』
XX XY
『シャルル…様…、7人の奴隷たちを保護しました』
『全て苗床前の女性達です。男性はどこかしら改造され散ってしまったようです』
「そうか…。意外に少ないんだな…」
感覚的には4時間ほど経った感じです。
ちょうど待っている間に様々なデータベースの管理先を突き止める事が出来たので、離脱する時に魔力を流し込み破壊しておくつもりです。
『母星まで連れて帰るのは地球人の遺伝子に興味のある上層部用です。元々多くはありません』
「ご主人様、上手くいきましたね」
「そうだな、今はこれで良しとしよう。そちらも脱出準備、こちらが離脱次第付いてくるように…」
「あっ、もう1機宇宙船を調達して付いてくること」
「残りは最後まで重要施設を中心に破壊するように」
『は…い…』
3体いれば宇宙船は操作できるそうなので、宇宙船3機と親玉含めて10体が地球に戻ることになり、残り10体が母星で破壊工作に当たります。
上手くいけば母星から新たにグレイが派遣されることは無くなるでしょう。
そして、さっき追加した1機には地上にいる同胞の宇宙船を破壊して回ってもらうのです。
「マスター、エグいですね」
(あっ、心を読んだな…)
「また誘拐されると困るからね」
地球に来ている宇宙船を減らせば拉致して改造や苗床にする事難しくなるでしょう。
今回のように不意に月面基地を襲撃されても困ります。
「じゃあ、データベースを破壊して月面基地に戻るよ」
「「お腹が空きましたよ~」」
「本当だね。お昼も食べていないし…」
拿捕した宇宙船は地上の日本軍と月の宇宙軍に渡せば喜んでもらえると思います。
かぐやの手柄になれば良いな…。
XX XY
「シャルル様~!」
「ただいま、かぐや」
月面にあった日本宇宙軍の軍事基地に着陸すると、かぐやが急いでやって来ました。
「もう、心配しました!」
「ハハ…、でもグレイにはなかなか出会えないし、この機会にやり返しておきたかったからね」
「それで、これが拿捕した宇宙船ですか…。こんなに間近で見たのは初めてですよ」
「この2機は地上の日本軍と月の宇宙軍で研究すれば良いよ。異星人の技術がいっぱい詰まっているからね」
「捕虜は何でも命令を聞くようにしておいたから、情報も簡単に聞き出せると思うよ」
レーダーに見つからない技術やカモフラージュ技術、そしてワープ技術など分かっていることを簡単に伝えておきます。
そして残りの1機は既に地球へ向かわせ、作戦を実行させるよう指示してあります。
「あれがグレイですか…、初めて見ました。遠目に見ても気持ちが悪いですね…」
(Gよりよっぽどマシだけれどね…)
「それから奴隷として母星に連れて行かれていた女性達も救出したから保護してあげてね」
女性達は日本人だけじゃなく様々な国の女性もいるようで、まるで遺伝子のサンプル用みたいでした。
「はい、必ず故郷へ戻ってもらえるようにします」
「それから出来るだけ僕のことは内密にね。世界に知られると日本としても困るんだ」
「宝条家のこともありますからね」
「あぁ、百合たちから聞いたんだね」
「かぐやの手柄にすると良いよ」
「そんなこと…」
どうにかして宙将、幕僚長から宝条家へシャルル様の功績を伝えていただかないと…。
教えていただいた宇宙船の技術だけでも日本のアドバンテージは計り知れません。
「じゃあ、基地に戻るよ。もうお腹がペコペコで…」
驚いたことに僕達には半日ほどの事でしたが、ちょうど丸一日経っていたようです。
XX XY
A:「私達、助かったの?」
聞けばここは月面基地にある日本軍の管轄地らしいです。
B:「そうよ、助かったのよ」
異星人に集められ宇宙船に乗せられた時は更にどこかへ連れて行かれるのかと不安になりました。
C:「誰が助けてくれたのかしら?」
D:「シャルルって方らしいわよ。さっき日本軍の方がそんな事を言っていたわ」
C:「フランス人かしら?」
E:「違うみたい。名前は外国人っぽいけれど日本人みたいよ」
A:「なるほど、だから日本軍の基地に戻ってきたのね」
B:「どうやって異星人を味方にしたのかしら…?」
F:「どうでも良いじゃない。とにかくもう二度と地球に戻れないって思っていたところを救っていただいたんだから」
「「「そうよね」」」
「「「シャルル…様かぁ」」」
B:「一言お礼だけでも言いたいわね」
拉致された男性は改造され、女性は異星人達の苗床になると聞いていましたが本当だったのです。
救出されるのがもう少し遅ければどうなっていた事か…。
G:「私自身お礼になっても良いわよ」
D:「どんな男性かも分からないのに?」
G:「こんなことが出来る男性が凡人な訳ないじゃない。きっと素敵な男性よ」
E:「もし分かったら皆にも連絡するわよ」
D:「そうね、同じ日本人のヒカルに任せるわ」
XX XY
「雨宮ひかるさんね…。私は月面基地日本宇宙軍の司令官をしている竹林かぐやよ」
「司令官…ですか…?」
何て艶やかで若々しいのかしら…。
一体いくつなの?
「何か…?」
「いえ、こんなに若い方が司令官かと驚いたもので…」
「フフ…、これでも25歳なのよ」
「嘘でしょ~!?」
17歳の私より瑞々しくて若々しいわ…。
「さて、この後調書を作成して身体の検査を済ませれば、次の連絡艇で宇宙ステーションに移っていただきます」
「はぁ」
他の皆も個別に調書を作成しているそうです。
「どうしたの? 出来る限り早くお家へ帰してあげたいと思っているのだけれど…」
せっかくシャルル様に助けていただいたのに…。
グレイに何か精神的な拷問でも?
「それより助けてくださったシャルルさんという方にお礼を…」
「えっ、どうしてシャルル様のことを?」
「話し声が聞こえて…」
司令官が様付け…?
「そう…」
「宇宙軍の方ですよね? ぜひお礼を言いたいのですが…」
「ごめんなさいね。名前以上の素性は明かせないわ…」
「本来、他の惑星から救出される事なんてありえない事なの。ですから皆さんには国家機密として他言しない旨の誓約書に署名をしていただくことになるわ」
シャルル様の事も宇宙船の事も他国に知られるわけにはいかないのです。
「そうですか…」
確かにありえないわよね…。
でも同じ日本人ならいつか会えるはずです。
0
お気に入りに追加
125
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
俺だけに効くエリクサー。飲んで戦って気が付けば異世界最強に⁉
まるせい
ファンタジー
異世界に召喚された熱海 湊(あたみ みなと)が得たのは(自分だけにしか効果のない)エリクサーを作り出す能力だった。『外れ異世界人』認定された湊は神殿から追放されてしまう。
貰った手切れ金を元手に装備を整え、湊はこの世界で生きることを決意する。
元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる