異世界から元の世界に派遣された僕は他の勇者たちとは別にのんびり暮らします【DNAの改修者ー外伝】

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第73話 エロフ達

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「シャルル様、アイ様、マオ様、お帰りなさいませ」
「お帰りなさいませ(×9)」

「ただいまエローヌ、皆…」

僕も長い休暇だと感じていたのか、10日間留守にしていただけでエローヌ達と顔を合わせるのが久しぶりに感じます。

「以前私達を連れて行ってくださったアメリカに行っておられたのですよね?」

「うん」
「そうそう、ソフィア達も『100イキ苦行』を達成したからね」

「そうですか…、それなら同じパートナーとして認めないといけませんね」

「ハハ…ハ、よろしくね」

エローヌ達が『100イキ苦行』を言い出した時はどうなることかと思いましたが、新しくパートナーになった者達の一つのけじめとして、又、感度の向上に役立っているのは確かなようです。

種族の違うエロフ達が体現していることで、アイやマオの指導とも違う説得力があるのかもしれません。

今ではマオ達による【淫紋】も一部のパートナーや候補達の指標や目標になっているからな…。

「私達もまた外に連れて行ってもらいたいですわ」

「そうだね…」

エロフ達が簡単に出かけられないのはその特異的な見た目の問題です。

髪の色は地球人よりファンシーですし、肌の色や質感も地球人より白く透明感があり、きめ細やかな感じです。
それらを除いても耳の形を見れば地球人ではないのが一目瞭然です。

「そうだエローヌ、精霊魔法で見た目を変えることは出来ないの?」

耳を指差しながら聞いてみます。

「幻影で相手に錯覚をさせることは出来ますが、変えることは出来ないのです」

「それが出来れば十分…、いやちょっと待てよ…」

カメラか…。
エローヌ達の星とは文明が違う地球では様々なカメラによってすべてを欺くことは出来ないかもしれません。

「ご主人様、耳を【治療】してあげれば良いのでは? 陥没乳首を治すように…」

「えっ、形を変えたらエローヌ達もさすがに…」

「それが出来るのなら変えて欲しですわ!」

「良いの!? エロフの特徴的な耳だよ」

「私達は生涯シャルル様のお側にいるつもりですし、子供たちに影響がなければ…」

「もちろんDNAを弄る訳じゃないから、子供たちの耳はエロフそのものになるけれど…」

「お願いします(×10)」

「分かったよ」

いざとなれば元に戻すことも出来るか…。
それぞれのスライムに耳の形状を記憶させておいても良いかもな。



「私達の耳が地球人のように…」

「触れなければ気にならないものですね」

「ハハ…、エロフと思わなければ人類と変わらないものな…」

耳を【治療】する機会にエローヌとフィオーネ以外にも【転移門】の指輪を渡しておきます。
これでどこにでも行けることでしょう。

もっと早く聞いておけば良かったかな…。
髪の色は精霊魔法で変えられるそうです。



その続きで受胎組とそうでない組に分かれて相手をします。

いつもはエローヌとフィオーネが何かと代理をしていますが、2人以外も負けず劣らず美人なのは言うまでもありません。
エローヌがこのエロフ達の代表であり、想像していたエロフらしい肉体だとは言っていましたが、もちろんエローヌだけではありませんし魅力もそれぞれなのです。

「皆、お腹の調子はどう?」

フィオーネ、ミスティ、クトマ、ティア、モイが裸になり僕の前に並びます。

フィオーネ
性別:女
年齢:192歳(24歳)
身長:170cm
体重:54kg
B:82cm
W:48cm
H:82cm
【受胎中】

ミスティ
性別:女
年齢:176歳(22歳)
身長:174cm
体重:58kg
B:90cm
W:56cm
H:86cm
【受胎中】

クトマ
性別:女
年齢:160歳(20歳)
身長:168cm
体重:56kg
B:88cm
W:50cm
H:86cm
【受胎中】

ティア
性別:女
年齢:184歳(23歳)
身長:172cm
体重:54kg
B:84cm
W:48cm
H:86cm
【受胎中】

モイ
性別:女
年齢:168歳(21歳)
身長:174cm
体重:56kg
B:86cm
W:52cm
H:84cm
【受胎中】

※スリーサイズはパートナーになった時のもの。

「お腹の中で胎児が動いているのが分かるのですよ~」

「もう4ヶ月ぐらいか…」

この5人の中で一番若いクトマがそんな事を言います。
エロフ達の受胎期間は240日なのでちょうど半分くらいです。

「「胸も大きくなってきました」」

「そういえば…」

比較的小さめだったフィオーネとティアが胸を揉みながらアピールしてきます。

「オナニーのし過ぎなんじゃ…」

スライムが揉んだり吸引したりしているのでしょう。
よく見ると剥き出しのクリも目に付くぐらい大きくなっているようです。

「セックスが出来なくてもイク回数はエローヌ様達にも負けないように頑張っています!」

「そ…そうなんだ…。受胎中はほどほどにね…」

モイがそう答えると他の皆も頷いています。
いつものことながらエロフ達の快楽に対する執念を感じるな…。

その後、皆の体調を確認しながら身体を洗ってあげ、【触手】を使った前戯で何度かイカせてあげました。
クリが大粒の小豆みたいになっていて口に含み易かったです。



次はエローヌ達の番です。

エローヌ以外に受胎していないのは、スイカ、ミュウ、オーパ、イスタールです。
受胎組とは違い、5人共地球換算で10代です。

まだエローヌ達の母星について詳しく聞いたことはありませんが、エローヌだけ家名があるのです。

エローヌ・ロリキャス・フローシア
性別:女
年齢:128歳(16歳)
身長:166cm
体重:58kg
B:94cm
W:60cm
H:88cm

スイカ
性別:女
年齢:152歳(19歳)
身長:170cm
体重:58kg
B:92cm
W:58cm
H:86cm

ミュウ
性別:女
年齢:136歳(17歳)
身長:168cm
体重:52kg
B:86cm
W:48cm
H:88cm

オーパ
性別:女
年齢:144歳(18歳)
身長:176cm
体重:54kg
B:88cm
W:50cm
H:82cm

イスタール
性別:女
年齢:144歳(18歳)
身長:172cm
体重:50kg
B:82cm
W:48cm
H:84cm

「シャルル様、“アクメモード”は凄いですね」

「『100イキ苦行』は時間が掛かりますが、“アクメモード”は2時間ですものね」

「オーパ、イスタール、まさか毎日ってことはないよね…?」

僕が何も言わなくても裸になると密着してきます。

「えっ、ほぼ毎日ですけれど…」

「午前中かおやつの後ですね…」

「日課なんだ…。大丈夫なら良いけれど…」

そういえば、“モード”名を口にしても発動していません。
まだエロフ達以外には“アクメモード”は教えていませんが、スライムを完璧に制御しているようです。

「地球には私の名前と同じ食べ物があるのですね」

「あ~、スイカだね。夏にはスイカ。……スイカップか、懐かしい」

「スイカップ?」

「スイカのように大きな胸の例えかな。昔スイカップと例えられる女性がいてね、男性からは人気があったんだよ」

「私のは例えじゃなくて本物のスイカップですね?」

「ハハ…ハ…」

柔らかさや白さから巨大なマシュマロみたいなんだけれどね…。

「また何か新しいことを教えてくださるのですか?」

「さっきミスティ達にも教えたけれど、今回は目隠しかな…」

ミュウもエローヌと変わらず好奇心旺盛です。

「目を隠すのですか!?」

「そんな事で気持ち良くなるのでしょうか?」

「エローヌもまだまだだね」

外に出られるように耳の形を変えてあげたので、いずれ玲達のように屋外セックスも教えられますが、変態な彼女達には精神的に気持ち良くなる方が良いと思うのです。

「じゃあ皆、これを着けて…」

一人一人に目隠しをしていきます。

「「「何も見えません…」」」
「「シャルル様も…」」

「当然。でも、見えないという事は…」

モニュモニュ…。

「ヒャッ!? シャ、シャルル様!?」

「何? スイカなの?」

クニュクニ…。

「あんっ! シャルル様~」

「「オーパ!?」」

「ハハ…、見えないことで誰が何をされているか分からないでしょ?」
「それにどこを触られるかも分からないからね」

ギュッ!

「うぐっ、あはっ…」

乳首から強烈な刺激が…。

「「エローヌ様!? 皆どうしたの…?」」

「こうして視覚を奪うとこれまで以上に快感に集中できるんだよ」

“目隠しプレイ”は前世でも好評だったものな…。
ミュウとイスタールにも触れておきます。

「「あふぅ~、ほ…本当です…」」

「じゃあ、一人ずつセックスをしていくよ。待っている間も目隠しをしておくように…」



「ふぅ~、どうだった?」

いつものように【時空】を発動させているとはいえ、今回はイク度にランダムに相手を変えていたので、動けなくなるほどという訳ではありません。

「シャルル様のおっしゃる通りでした」
「いつもとは違う感覚になりました」
「見えていないのに全身でシャルル様を感じられましたよ」
「もう全身が女性器になったみたい…」
「ハァ~、フゥ~、目を隠しただけなのにこんなに凄いだなんて…」

「ハハ…」

最後のエローヌはまだビクビクと身体を痙攣させています。
全員が目隠しをして気配を頼りに顔を向けてくるので不思議な光景です。

「これからオナニーをする時も目隠しをしてみると良いよ」

エロフ達はまた進化することでしょう。

「はい(×5)」
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