54 / 98
第54話 【閑話】しずくの隠れ家
しおりを挟む
新規ゴールデンはまさかの対談番組になりました。
企画の中には報道番組のアンカーという話もあったそうですが、これまで通り他の情報番組にも出演できるように週一回の対談番組になったそうです。
タレント扱いされる番組に出演すると収録後は決まって女性達から美容法を問い詰められたり、男性達からもブレックスに誘われるのですが、対談番組なら相手は一人、女性であっても男性であっても相手の話を聞くことが主なので煩わしさは少なくなるはずです。
出演者は駆け出しの新人アイドルから俳優、企業家など幅広く、プロデューサーが出演依頼をすればすぐに応じてくれるそうです。
スポンサーも凄い数なので製作側は笑いが止まらないとか…。
ギャランティーも予想以上に良かったですが、いつか私にもCMの依頼がくればと密かに思っています。
それに私と業種が被らず人格も良ければ、シャルル様にご紹介も出来るかもしれないので本当に願ったり叶ったりの番組だと思います。
「高遠さん…」
「大原社長…。どうしたのですかスタジオまで来られるだなんて…」
先日シャルル様の施術を受けられて別人のように変貌されています。
さすがに私の方が年齢的にも若々しい感じはしますが、大きくて形の良い胸、くびれた腰、持ち上がったお尻と、グラマーな体型には嫉妬してしまうぐらいです。
シャルル様の手に掛かると肉体まであんなに変わるのね…。
服装も容姿に合わせてセクシーで華やかになり、大原社長の方が報道番組のアンカーっぽい感じです。
その後もオナニーについて話すことが増えましたが、あまりの変わりように元の容姿を知っている人達からはいくら否定してもカスタムしたと思われているそうです。
否定しない方が追及されなくて良いと思うのですが…。
「先に楽屋に行こうとしたけれど、あなた本番前はオナニーしているって言っていたでしょ(ボソッ)」
「そうでした…」
「新しい番組の初回の様子を実際に見ておこうと思ってね。人気番組になれば良いけれど…ね。フフ…」
「そう言われると緊張しますね…」
「冗談よ…。今日の収録相手は友人の上月満子の娘ですからね」
「え~、大原社長は上月満子さんとお知り合いだったのですか…?」
実力があるだけではなく美人で品があって国民的大女優の一人です。
そして今日出演される上月摩子さんは、今CMで人気急上昇のブレックスしたい相手No.1のタレントなのです。
ちなみに私の世代や業種ではもちろん私が一番ですけれどね…。
XX XY
「こんにちは、しずくの隠れ家へ」
「今日から始まるこの番組では、様々な仕事で活躍されている皆さんを私の隠れ家にご招待して色々お話を伺いたいと思っています。長寿番組になれば嬉しいなぁと思っていますの皆さん応援よろしくお願いします」
「記念すべき一回目は今CMで人気急上昇のブレックスしたい相手No.1の摩子さんをお招きしていま~す」
芸名は摩子と名前だけです。
やはり二世タレントと思われたくはないのでしょうか?
18歳と聞いていましたが顔を合わせるともっと年上にも思えますね。
「どうも~、摩子です」
「いつもTVで拝見していますが、今日はいつもと違う雰囲気の衣装ですね。驚きました…」
短髪でボーイッシュ、身長も外国人のように高くスタイルの良い彼女は普段から男性のような服装なのが有名で、中性的な雰囲気が人気の理由だと聞いています。
しかし、今日はとっても女性らしく白地に花柄のドレス姿で露出度も高めです。
胸なんかカメラの角度によって際どく映るんじゃ…、そんな風に心配してしまうほどです。
こんな露出度の高いドレスなんて普段の彼女は絶対着ませんから、今日一回着ただけでスポンサーは元が取れたかもしれませんね。
きっと身に着けている物は全てスポンサーがらみでしょう。
ファッション関係、化粧品やエステ、旅行業界のCMをしていたはずです。
まだ若いのにエステか…、何だか不自然なキラキラ・テカテカはメイクのせいでしょう。
フフ…、私の場合、基本はイクだけで良いのですからね…。
「高遠しずくさんは今話題の人ですからね。そんな方が新番組をされたと聞いて私も意表を突いて負けないようにしてきたんですよ。高遠さんも素敵ですよ~」
間近で見るとなんて艶やかで瑞々しいの…。
こんな方がフリーのアナウンサーだなんて…、この業界で話題になるのも分かるわ。
「そんな私なんて…。摩子さんはファンの方達からすれば今日はその衣装だけでお宝映像ですね…」
(くっ…)
18歳の私より若々しいかも…。
きっと何か特別なことをしているんだと調べている者もいるようですが、未だにスクープされていません。
念のために最大限女性らしく見えるように趣味じゃないドレスを着て、注目されるように露出も高くしてきましたが負けている感じです。
彼女より年下で1対1の対談番組なんて比較されるだけの地獄の番組ね…。
受けるんじゃなかったわ…。
(良し、全部聞いたかな…)
最近の仕事の話題や告知なども伺い、番組は終盤です。
「最後に摩子さんはブレックスしたい相手No.1とのことですが、ブレックスをされる相手の好みはあるのですか?」
「……(男性とはしたくないですけれどね)」
(あれ、聞いてはいけない質問だったかしら?)
「ごめんなさい。プライベートなことを聞いてしまって…」
「私のことより、最後に高遠さんの美容法を教えてくださいよ~」
カスタムじゃないと公言されているのは知っています。
「摩子さんもですか~。摩子さんはまだ若くて気にする必要はないでしょう?」
「いくらなんでも10代の女性には負けますよ(ウソです!)」
(ウソね)
「視聴者はそっちの方に興味があると思いますよ~」
目から余裕が感じられます。
それに先ほども思いましたが艶やかさや瑞々しさは私以上なのです。
フフフ…。
ハハハ…。
「は~い、お疲れ様でした~」
スタジオにADさんの声が響きます。
「摩子さん、お疲れさまでした」
「高遠さんとお話しできて良かったです」
結局美容法については上手くはぐらかされてしまいました。
「私も緊張せずにお話しできて楽しかったです」
「でも、美容法を教えてくだされば高遠さんとブレックスしても良いですよ」
「フフ…、ブレックスなんて…。ここだけの話ですが私はブレックスは好きではないのです。時間がもったいないわ」
1時間あれば2~3回はイケるものね…。
それに、大体女性とする趣味もないし…。
摩子さんより若い世代では女性同士ですることも多いみたいですけれど…。
「えっ?」
ブレックスが嫌い…?
「……摩子さん、お疲れ様。視聴率は取れると思うけれどトークはまだまだね」
当分は収録の予定ですが、いずれは生放送でも面白いわね。
「なっ! 大原…社長…ですか?」
久しぶりにお会いしたとはいえ、まるで別人のよう…。
お母さんよりいくつか年上だったはずなのに…。
「き…厳しいですね。トーク番組には出たことが無いのをご存じなのに…」
モデルのような体型と艶かしい雰囲気に動揺してしまいます。
カスタム…されたの?
「フフ…。そうそう、満子さんはお元気ですか?」
「えぇ、まぁ…。母はストイックですからね。仕事が無い時も何かしら身体を動かしているようですよ」
「確か水泳が趣味だったわね…」
「そうでした、母から手紙を預かっています。もし大原社長に会えれば渡しておくようにって…」
マネージャーから自分のカバンを受け取ると中から一通の手紙を取り出し渡します。
「へ~、何かしら…。ご飯でも奢ってくれるのかしら。後で読んでみるわ」
外食を頻繁にする性格ではないことを分かっていてそう答えます。
XX XY
(満子さんからわざわざ手紙ですか…?)
「そういえばうちの来シーズンのドラマにキャスティングされていたわね…」
なかなかドラマには出てくれないのを個人的に頼んだのです。
『……朱里さん、申し訳ありません。やはりドラマの出演はキャンセルさせてください。自然にキャスティングを変えていただけると助かります』
「なっ…、何ですって~!?」
キャンセルって、一体何が…?
企画の中には報道番組のアンカーという話もあったそうですが、これまで通り他の情報番組にも出演できるように週一回の対談番組になったそうです。
タレント扱いされる番組に出演すると収録後は決まって女性達から美容法を問い詰められたり、男性達からもブレックスに誘われるのですが、対談番組なら相手は一人、女性であっても男性であっても相手の話を聞くことが主なので煩わしさは少なくなるはずです。
出演者は駆け出しの新人アイドルから俳優、企業家など幅広く、プロデューサーが出演依頼をすればすぐに応じてくれるそうです。
スポンサーも凄い数なので製作側は笑いが止まらないとか…。
ギャランティーも予想以上に良かったですが、いつか私にもCMの依頼がくればと密かに思っています。
それに私と業種が被らず人格も良ければ、シャルル様にご紹介も出来るかもしれないので本当に願ったり叶ったりの番組だと思います。
「高遠さん…」
「大原社長…。どうしたのですかスタジオまで来られるだなんて…」
先日シャルル様の施術を受けられて別人のように変貌されています。
さすがに私の方が年齢的にも若々しい感じはしますが、大きくて形の良い胸、くびれた腰、持ち上がったお尻と、グラマーな体型には嫉妬してしまうぐらいです。
シャルル様の手に掛かると肉体まであんなに変わるのね…。
服装も容姿に合わせてセクシーで華やかになり、大原社長の方が報道番組のアンカーっぽい感じです。
その後もオナニーについて話すことが増えましたが、あまりの変わりように元の容姿を知っている人達からはいくら否定してもカスタムしたと思われているそうです。
否定しない方が追及されなくて良いと思うのですが…。
「先に楽屋に行こうとしたけれど、あなた本番前はオナニーしているって言っていたでしょ(ボソッ)」
「そうでした…」
「新しい番組の初回の様子を実際に見ておこうと思ってね。人気番組になれば良いけれど…ね。フフ…」
「そう言われると緊張しますね…」
「冗談よ…。今日の収録相手は友人の上月満子の娘ですからね」
「え~、大原社長は上月満子さんとお知り合いだったのですか…?」
実力があるだけではなく美人で品があって国民的大女優の一人です。
そして今日出演される上月摩子さんは、今CMで人気急上昇のブレックスしたい相手No.1のタレントなのです。
ちなみに私の世代や業種ではもちろん私が一番ですけれどね…。
XX XY
「こんにちは、しずくの隠れ家へ」
「今日から始まるこの番組では、様々な仕事で活躍されている皆さんを私の隠れ家にご招待して色々お話を伺いたいと思っています。長寿番組になれば嬉しいなぁと思っていますの皆さん応援よろしくお願いします」
「記念すべき一回目は今CMで人気急上昇のブレックスしたい相手No.1の摩子さんをお招きしていま~す」
芸名は摩子と名前だけです。
やはり二世タレントと思われたくはないのでしょうか?
18歳と聞いていましたが顔を合わせるともっと年上にも思えますね。
「どうも~、摩子です」
「いつもTVで拝見していますが、今日はいつもと違う雰囲気の衣装ですね。驚きました…」
短髪でボーイッシュ、身長も外国人のように高くスタイルの良い彼女は普段から男性のような服装なのが有名で、中性的な雰囲気が人気の理由だと聞いています。
しかし、今日はとっても女性らしく白地に花柄のドレス姿で露出度も高めです。
胸なんかカメラの角度によって際どく映るんじゃ…、そんな風に心配してしまうほどです。
こんな露出度の高いドレスなんて普段の彼女は絶対着ませんから、今日一回着ただけでスポンサーは元が取れたかもしれませんね。
きっと身に着けている物は全てスポンサーがらみでしょう。
ファッション関係、化粧品やエステ、旅行業界のCMをしていたはずです。
まだ若いのにエステか…、何だか不自然なキラキラ・テカテカはメイクのせいでしょう。
フフ…、私の場合、基本はイクだけで良いのですからね…。
「高遠しずくさんは今話題の人ですからね。そんな方が新番組をされたと聞いて私も意表を突いて負けないようにしてきたんですよ。高遠さんも素敵ですよ~」
間近で見るとなんて艶やかで瑞々しいの…。
こんな方がフリーのアナウンサーだなんて…、この業界で話題になるのも分かるわ。
「そんな私なんて…。摩子さんはファンの方達からすれば今日はその衣装だけでお宝映像ですね…」
(くっ…)
18歳の私より若々しいかも…。
きっと何か特別なことをしているんだと調べている者もいるようですが、未だにスクープされていません。
念のために最大限女性らしく見えるように趣味じゃないドレスを着て、注目されるように露出も高くしてきましたが負けている感じです。
彼女より年下で1対1の対談番組なんて比較されるだけの地獄の番組ね…。
受けるんじゃなかったわ…。
(良し、全部聞いたかな…)
最近の仕事の話題や告知なども伺い、番組は終盤です。
「最後に摩子さんはブレックスしたい相手No.1とのことですが、ブレックスをされる相手の好みはあるのですか?」
「……(男性とはしたくないですけれどね)」
(あれ、聞いてはいけない質問だったかしら?)
「ごめんなさい。プライベートなことを聞いてしまって…」
「私のことより、最後に高遠さんの美容法を教えてくださいよ~」
カスタムじゃないと公言されているのは知っています。
「摩子さんもですか~。摩子さんはまだ若くて気にする必要はないでしょう?」
「いくらなんでも10代の女性には負けますよ(ウソです!)」
(ウソね)
「視聴者はそっちの方に興味があると思いますよ~」
目から余裕が感じられます。
それに先ほども思いましたが艶やかさや瑞々しさは私以上なのです。
フフフ…。
ハハハ…。
「は~い、お疲れ様でした~」
スタジオにADさんの声が響きます。
「摩子さん、お疲れさまでした」
「高遠さんとお話しできて良かったです」
結局美容法については上手くはぐらかされてしまいました。
「私も緊張せずにお話しできて楽しかったです」
「でも、美容法を教えてくだされば高遠さんとブレックスしても良いですよ」
「フフ…、ブレックスなんて…。ここだけの話ですが私はブレックスは好きではないのです。時間がもったいないわ」
1時間あれば2~3回はイケるものね…。
それに、大体女性とする趣味もないし…。
摩子さんより若い世代では女性同士ですることも多いみたいですけれど…。
「えっ?」
ブレックスが嫌い…?
「……摩子さん、お疲れ様。視聴率は取れると思うけれどトークはまだまだね」
当分は収録の予定ですが、いずれは生放送でも面白いわね。
「なっ! 大原…社長…ですか?」
久しぶりにお会いしたとはいえ、まるで別人のよう…。
お母さんよりいくつか年上だったはずなのに…。
「き…厳しいですね。トーク番組には出たことが無いのをご存じなのに…」
モデルのような体型と艶かしい雰囲気に動揺してしまいます。
カスタム…されたの?
「フフ…。そうそう、満子さんはお元気ですか?」
「えぇ、まぁ…。母はストイックですからね。仕事が無い時も何かしら身体を動かしているようですよ」
「確か水泳が趣味だったわね…」
「そうでした、母から手紙を預かっています。もし大原社長に会えれば渡しておくようにって…」
マネージャーから自分のカバンを受け取ると中から一通の手紙を取り出し渡します。
「へ~、何かしら…。ご飯でも奢ってくれるのかしら。後で読んでみるわ」
外食を頻繁にする性格ではないことを分かっていてそう答えます。
XX XY
(満子さんからわざわざ手紙ですか…?)
「そういえばうちの来シーズンのドラマにキャスティングされていたわね…」
なかなかドラマには出てくれないのを個人的に頼んだのです。
『……朱里さん、申し訳ありません。やはりドラマの出演はキャンセルさせてください。自然にキャスティングを変えていただけると助かります』
「なっ…、何ですって~!?」
キャンセルって、一体何が…?
10
お気に入りに追加
137
あなたにおすすめの小説
チートな嫁たちに囲まれて異世界で暮らしています
もぶぞう
ファンタジー
森でナギサを拾ってくれたのはダークエルフの女性だった。
使命が有る訳でも無い男が強い嫁を増やしながら異世界で暮らす話です(予定)。
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
俺だけに効くエリクサー。飲んで戦って気が付けば異世界最強に⁉
まるせい
ファンタジー
異世界に召喚された熱海 湊(あたみ みなと)が得たのは(自分だけにしか効果のない)エリクサーを作り出す能力だった。『外れ異世界人』認定された湊は神殿から追放されてしまう。
貰った手切れ金を元手に装備を整え、湊はこの世界で生きることを決意する。
最底辺の落ちこぼれ、実は彼がハイスペックであることを知っている元幼馴染のヤンデレ義妹が入学してきたせいで真の実力が発覚してしまう!
電脳ピエロ
恋愛
時野 玲二はとある事情から真の実力を隠しており、常に退学ギリギリの成績をとっていたことから最底辺の落ちこぼれとバカにされていた。
しかし玲二が2年生になった頃、時を同じくして義理の妹になった人気モデルの神堂 朱音が入学してきたことにより、彼の実力隠しは終わりを迎えようとしていた。
「わたしは大好きなお義兄様の真の実力を、全校生徒に知らしめたいんです♡ そして、全校生徒から羨望の眼差しを向けられているお兄様をわたしだけのものにすることに興奮するんです……あぁんっ♡ お義兄様ぁ♡」
朱音は玲二が実力隠しを始めるよりも前、幼少期からの幼馴染だった。
そして義理の兄妹として再開した現在、玲二に対して変質的な愛情を抱くヤンデレなブラコン義妹に変貌していた朱音は、あの手この手を使って彼の真の実力を発覚させようとしてくる!
――俺はもう、人に期待されるのはごめんなんだ。
そんな玲二の願いは叶うことなく、ヤンデレ義妹の暴走によって彼がハイスペックであるという噂は徐々に学校中へと広まっていく。
やがて玲二の真の実力に危機感を覚えた生徒会までもが動き始めてしまい……。
義兄の実力を全校生徒に知らしめたい、ブラコンにしてヤンデレの人気モデル VS 真の実力を絶対に隠し通したい、実は最強な最底辺の陰キャぼっち。
二人の心理戦は、やがて学校全体を巻き込むほどの大きな戦いへと発展していく。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる