異世界から元の世界に派遣された僕は他の勇者たちとは別にのんびり暮らします【DNAの改修者ー外伝】

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第46話 バウアー家の未来

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「クラリス、私、シャルル様のパートナーになりましたからね…」

「な…何ですって!?」

「ソフィア様、私達です…」

「ごめんなさい、そうだったわね」
「だから、シャルル様の住まいもこの屋敷になったのよ」

今晩から来て下さいと言いましたが、今回フロリダにいる間はホテルに滞在されるとのことです。

「本当ですか、シャルル様? それにユーリまで…」

「うん、まぁ」

「うそでしょ。私がシャルル様のパートナーになりたいって言っていた時は検討するとか言っていたのに…」

「フフ…、私の誠意が伝わったのですよ」

屋敷に戻って来てから“すらいむ風呂”の“すらいむ”が実は掌に乗るほどの大きさの粘性の物体だと分かりました。
まるで生き物みたいでどうやって作られているか全く分かりません。
それが今は下着のように股間に張り付いているのです。
剥きだしのクリットに吸い付いているようで気持ち良い…。

「シャルル様、だったら私もパートナーに…」

「ソフィアを認めた以上僕はかまわないけれど良いの? それにリズさんの年齢は結婚できるの?」

「もちろんです。それに17歳だから可能です」
「私の方がお母様より先にパートナーになりたいって言っていたのですよ」

「ソフィアが認めるのなら良いよ」

「やったぁ~。お母様文句は言わないですよね?」

「クラリスがシャルル様を導いて来てくれたのは事実ですからね…」

「じゃあ、エブリンさんはどうしたい?」

「「「シャルル様…?」」」

「だって、エブリンさんはリズさんの付き人なんでしょ? ソフィアとユーリのようにコミュニケーションが取れなくなるとかわいそうかなって…」

「私なんかがよろしいのですか?」

「エブリンさんの気持ち次第かな。僕はパートナーの立場を気にしないからね」
「気持ちが固まったら明日リズさんと一緒にパートナーにしてあげる。迷ったらユーリと話してみたら…」

「はい…(もちろん私も…)」

「シャルル様、パートナーになる為に明日まで待たないとダメなのですか?」

「クラリス、慌ててはダメです!」
「明日になればシャルル様のパートナーになることがどういった事か分かりますよ」

「そうです。クラリス様は今晩出来るだけマスタベーションをされておけばいいのです」
「急いては事を仕損ずるですよ。フフ…」

「もうユーリまで知った風に…」



XX XY



シャルル様は夕食を召し上がるとホテルにお戻りになられました。
エブリンに送って差し上げるように指示しています。

クラリス様もその後すぐに部屋へ戻られました。
お風呂に入って明日の為にマスタベーションをされるそうです。

私も今晩からマオ様にいただいた『性典』を熟読してマスタベーションに励まなければいけません。

あの後、私もソフィア様と同じように【淫紋】を施してもらい、驚くことに“スライム”と言う物をいただきました。
様々な“モード”がある他、私の望むように形を変え胸や乳首、女性器や剥き出しになったクリットを責めてくれるのです。

ソフィア様のお話ではスライムとお風呂に入ると最高に気持ちが良いそうで、シャルル様は私の部屋にも“まりょく風呂”と言う1000万ドルもするお風呂を無料で作ってくださいました。

「ソフィア様、この数日で凄い事になりましたね」

「そうね、バウアー家の未来はシャルル様と共にあるのです」



XX XY



私はエブリン。

クラリス様のお供としてバウアー家に仕えています。

今回シャルル様達の来訪はクラリス様がお願いしたそうですが異例中異例です。

ソフィア様のお屋敷に男性が招かれるだけではなく、数日の間にソフィア様がシャルル様のパートナーになられ、シャルル様のお住まいにもなったのです。

それに秘書のユーリさんまで…。

ユーリさんに経緯を聞くと、ソフィア様がシャルル様のパートナーになられたのはマオ様のご提案だったそうですが、ユーリさんは自らお願いされたそうなのです。

そのおかげでシャルル様は私にも選択する機会を与えてくださったのです。

ユーリさんが私以上に若々しく、瑞々しく変貌された姿を見ると迷うことはありません。
シャルル様に委ねられた直後に心は決まっていました。

これまで結婚は考えたことはありませんでしたが、ホテルに送り迎えするシャルル様達を見ていると想い合える男性がいるのも幸せそうで良いなと思ったことも事実です。

それにシャルル様ってクラリス様がおっしゃるように本当に格好良くて素敵な男性なのですから…。

「ユーリさん、シャルル様達をホテルにお送りしてきました」

「ご苦労様…」
「それでエブリンはどうするの?」

「それを聞くのですか~」

「フフ…、それもそうね。シャルル様のパートナーになりたくないなんて言う女性はもう女性として終わっているわよね」

「す…凄い発言ですね…」

「エブリンも明日になれば分かるわよ」

本当の女性になれるのだから…。

「それで、ユーリさんがクラリス様におっしゃっていたマスタベーションとはどういうものなのですか? 私もしておいた方が良いのですよね?」

「ごめんなさい、エブリンはまだ分からなくても良いのよ。明日、アイ様やマオ様が教えてくださるから…」

「そう…ですか…」



XX XY



「また、イック…」

フォ~ン!

ハァ~、フゥ~、ハァ~、ヒィ~。

また紋様が光りました。

お風呂に入った後もベッドの上で『性典』を読みながらマスタベーションをしています。

この女性のクリット、私のより大きいかも…。
愛液の量も多そうだし、処女膜が無いように見えるのはなぜかしら…?

なになに、どこをどういう風に触ればどう感じるかを自覚することが大切か…。

そういえばお風呂でイクのとは違い、自分で弄るのは感覚が違います。
それにシャルル様のエステを受けてから一段と感度が向上し、乳首や女性器を弄るだけで快感が頭の中に伝わるようになりました。
手の使い方や力加減によって気持ち良さも変わってきて、イキそうなタイミングも分かり易いのです。

パートナーは特別だとおっしゃっていたシャルル様…。
お母様がふみかさんと同じ様になっていたのですから、明日はエステ以上の何かをしてくださるのですね…。

(はぁ~、期待で身体が熱くなって眠れそうにないわね)

もう何度かイッておきましょう。
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