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第21話 講習会

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さくらや玲が仕事に向かい、可憐さん達が学校へ出掛けた後、僕はエローヌ達の所へ向かいました。

しばらくエロフ達の相手をしていなかったのと、お風呂の噂を聞いたエローヌ達が自分達の使うお風呂も改修して欲しいと言ってきたのです。

まぁ、スライムは個々に渡してあるので魔力風呂を設けるだけで済む話です。

【時空】を発動させ丁寧に10人の身体を洗ってあげると、受胎している者達は早速お風呂に向かい、まだ受胎していない5人とセックスをしていきます。

エロフ達は一日の大半をオナニーに費やしているそうで、感度だけで言えばさくらや玲よりも上だと言えます。
ドMだけに探求心も凄いです。

途中で、なぜかアイとマオが【淫紋】という魔法を創って欲しいと言ってきました。

僕のイメージする淫紋はとっても危険な気がしますが、イッた分だけ紋様が完成していくようにしたいだけらしいので創っておきます。
何に使うんだか…。



XX XY



学校から屋敷に帰ると、シャルル様のお風呂を体験した者で『午前の部』に参加していなかった者は広間に集まるように言われました。

(『午前の部』…?)
「可憐様、何の集まりでしょうか?」

『午前の部』に参加していた同僚たちはとっても機嫌が良さそうです。

「シャルル様のお風呂を体験した者が集まっているみたいですね。行ってみましょう」

「はい」



「さて、講習会も『午後の部』となりました」
「ご主人様のお風呂を体験され、これまでに感じた事の無い快感を知ってしまった貴女! もっと艶やかで若々しくなりたくはありませんか~?」

「なりたいわ~!(×全員)」
「「「アイ様、マオ様教えて下さ~い!」」」

「良いでしょう。毎日ご主人様の作られたお風呂に入っても効果はありますが、もっと時間を有効的に使わなくてはいけません」
「ちなみに、ビリビリと感じた浴槽が魔力風呂で、もう一方はスライム風呂といいます」

「自分の身体を知ることが大切なのですよ~」



「塔子、これって…。アイ様とマオ様が何かを教えて下さっているんじゃ…」

スライムってスライム・リーマンのスライムかしら…?

「そ…そうみたいですね」

あのビリビリと電気みたいな物が魔力…?
皆がアイ様とマオ様の周りに集まって聞き入っています。



「今、マオが言ったように、皆さんの身体は気持ち良い所も感じ方も人それぞれです。外見では胸の大きさや女性器の形、クリの大きさ等も違いますよね?」

「「シャルル様は胸の大きな女性が好みなのでしょうか?」」
「「「私、クリが小さいみたいなのよね…」」」
「私なんて乳首が大きいのよ…」
「私…、胸はあるのに乳首が…」

ザワザワ…。

「ご主人様は体型の違いを気にされませんよ。むしろ個性を尊重されています」
「で・す・が…、感度をあげることに一生懸命な女性を好まれます」

「「え~っ、一体どうすれば…?」」
「「「シャルル様に嫌われたくな~い!」」」

「大丈夫、これから皆さんにお教えしますからね~」



「塔子、聞きましたか?」

「はい、シャルル様に好かれるための身体づくりの指導みたいです」

メイドや護衛達等が30人ほど集まっていますが、一番後ろに立っている私達には気にも留めません。
アイ様とマオ様は壇上から私達も見て下さっていますが…。

「それでは、これから皆さんにマスター特製の『性典』をお渡ししま~す」

「これはご主人様が以前の世界でパートナーの皆さんと作られた貴重な『手引書』なのです」

「は~い、皆さ~ん並んで下さ~い。一人一冊差し上げますよ~」



私と可憐様もマオ様から頂くと、再び後ろに下がります。

「こ…これは…!?(×全員)」

「皆さん、ご覧になられるとお分かりになると思いますが、フルカラー特装品です。10代~30代の胸や女性器の写真を使った図解入りですよ。顔はプライバシー保護の為ボカシが入っています」

「「「綺麗…」」」
「本当にこの中に30代の方がいるの?」
「「皆さん瑞々しくて弾力のある肌をされています」」
「一体何人分が…?」

「この『性典』には女性器の観察の仕方、こちらでは死語かもしれませんが自慰、又はオナニーについての手法などが写真と共に記されています」

「オナニーの仕方も人それぞれで、自分達でどこをどうすれば気持ち良いか、快感が全身で繋がるように工夫し、時間があれば試していたのですよ~」

「「なるほど~」」
「「「そうだったのね」」」
「「気持ち良さそう~!」」
「見ているだけで変な気持ちに…」

「塔子、これ…、女性器がこんなに濡れておしっこの出る穴から何かを噴き出してる…」

「クリも私達と同じように皮で覆われていませんね…」

それで今朝シャルル様が剥いて下さったのですね…。



「おそらく昨晩はご自分の身体の反応に驚かれた事でしょう。昨晩の体験で子宮が少し目覚めたはずです。ドクドクと活動し、熱く蕩けそうな感覚になり、浴場だったので分かり難かったかもしれませんが、膣から“愛液”というヌルッとした分泌液が溢れ出たことでしょう。それに気持ち良過ぎて限界に達した時、おしっこを漏らしてしまったと思っていませんか?」

「「確かに…」」
「いっぱい出しちゃいました…」
「「「実は私も~」」」
「我慢出来なくて…」

「だからといって、気持ち良さを我慢しちゃダメですよ~。子宮が活発になるほど艶やかで若々しくいられますからね~」

「「「そうなの~」」」
「「私、我慢しないわ~」」
「「「女性器が濡れるのは愛液のせい…なのね…」」」

「そして快感が限度を超え、全身から何かを放出する感覚になればそれが“イク”ということなのです」
「実はイクと、おしっこではなく“潮”という分泌液を噴き出すこともあります」

「とにかくイこう、何度でもイこう!」
「イクほど貴女達は女性らしくなるのです!」

「ワァ~~~ッ!!(×全員)」
「アイ様~! マオ様~!(×全員)」

「本当に凄いわね~」

イク感覚はお母様に教えてもらいました。
さっきチラッと『性聖』で見た、おしっこの出る穴から噴き出していたものが潮なのですね…。

「シャルル様は本当にたくさんの女性を救ってこられたのですね」

そうか、愛液で下着が濡れていたんだ…。
早く部屋に戻って『性典』を読んでみたいですよ。



「先ほども言いましたが、身体の感度向上は努力次第ですからね」

「もちろん強制ではありませんよ。それに仕事に差し支えるとマスターに嫌われるので注意してくださいね」

「はいっ(×全員)」

「では、最後に希望される方全員にある魔法を施します。自分がどれだけ頑張ったか分かる目安にもなります」

「完成したらマスターから何かご褒美があるかもしれませんよ~」
「保証はありませんが…(ボソッ)」

「塔子、シャルル様からご褒美ですって!」

「何でしょうね。魔法も気になりますよ~」

「では、希望される方は再び私とマオの前に並んで下腹部を見せてくださいね」

最初は回数を1000回に設定しておきましょう。
一日10回もイけば100日で達成ですね。
(100日後にイキ死ぬのではなく、生まれ変わるってね…)



「フフ…、可憐さんもですね」

「はい、私もシャルル様に認められたくって…」

「ご主人様の為に頑張ってくださいね。では【淫紋】…」

フォ~ン!

「何かの紋様がお腹の中に消えていきましたよ!?」

一瞬子宮が熱くなった…?

「これで可憐さんがイク度に紋様が下腹部に少しずつ現れ形になっていきます。綺麗な形が現れたら教えて下さいね」

「は…はい…」

「では、皆さん講習会を終わります」

結局講習を受けられた全員が【淫紋】を希望されましたね。

「マスターの為に若々しく綺麗になりましょう!」

「オォ~~~ッ!!(×全員)」
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