DNAの改修者

kujibiki

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第506話 【治療】行為?

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ガチャ…。
「ここが僕の部屋だよ…」

「広くて素敵な…、あれ? ここは一階だと思ったのですが階段があるのですね?」

「うん、地下に寝室と浴場などがあるんだよ」

夕食の後、僕はチェスカを部屋に案内します。
なんだか緊張している様子です。

「……シャルル様…、さ…触っても良いですか…?」

初めて二人きりになれたのは嬉しいのですが、どうして良いのか分かりません。
とりあえず思った事をお願いしてみました。

「ハハ…、触るだけで良いの?」

僕は長椅子のところまでチェスカを招き入れ、抱き寄せると“シャルル抱き”のようにしてから座ります。

「あぁ~ん、シャルル様~」
(いきなり密着なんて~)

「ごめんね、チェスカ。あれ以来会えなくて…」
「皆と同じパートナーなんだから遠慮はいらないからね…。僕も気付けないことがあるからして欲しい事は言ってね」

「はい…、嬉しいです…」

改めてシャルル様の匂いや温もりを感じると、緊張が和らいでいきます。

「では、お風呂の準備をしてきましょうか…?」

このままシャルル様の太ももの上に座って腕に抱かれていたいところですが…。

「うん、でもその前にチェスカにあげる物があるんだ。服を脱いでくれるかな…」

「こ…ここでですか?」

シャルル様には全てを見られているので恥かしくはないのですが、浴場や寝室以外で裸になることは考えてもいませんでした。
お待たせしてもいけませんし、躊躇っていると思われるのも嫌なので平静を装い一枚ずつ脱いでいきます。



「ぬ…脱ぎました…」

「うん…」

何だか恥ずかしそうに、それを僕に悟られないように脱ぐ仕草と雰囲気は少し新鮮な感じです。

背格好はヌエットと変わらないのですが、性格は反対のようです…。
ヌエットなら躊躇わずに脱いでいたよね。
でも覚醒後すぐにセックスをして、まだ二回目だと思えば恥ずかしがるのは当然かな…。
手をどこに持って行ったら良いのか迷っている仕草もかわいいです。

「そうか…、チェスカは毛が生えているんだったよね…」

チェスカは火属性のカラードなので、股間には髪の毛と同じ空色の毛が少し生えていました。

「もしかして、生えているとおかしいのですか?」

「ううん、おかしいと言うよりカラードの者だけ生えるみたいなんだよ…」

「そんな…、そうだったのですか…」

「なぜか、男性も生えないんだよねぇ~」

「じゃあ、シエラさんやメンテールさん達も…?」

「うん、髪の毛と同じように生えていたよ…」

「生えていた…?」

(あっ、さすがに鋭いなぁ)
「え~っと、今は脱毛して皆と同じようにつるつるなんだよ…」

「なっ!?」
「シャルル様、私もつるつるになりたいです。どうすれば良いのですか? 魔法で焼くとか…?」

「そんなことしたら火傷するよ。メンテールは土属性だから泥で固めて抜いたって言っていたかな…」

「そんなぁ~」

「……じゃあ、僕が脱毛してあげるよ。でも、もう毛が生えてこないかもしれないけれど良いの?」

薄褐色の肌に空色の陰毛も綺麗なんだけれどなぁ。

「本当ですか!? シャルル様に抜いていただけるのならかまいません」

「そう…」

じゃあ【触手】をワックスみたいにして脱毛してみようか…、他に方法は…。

(もしかして、今の僕なら【治療】で脱毛が出来るかも…なんてね…)

試しに僕はチェスカの股間に手を当てると脱毛とつるつるをイメージし【治療】を発動させてみます。
すると…。

「すごい、シャルル様! 一瞬で毛が跡形もなく無くなりました。まるで最初から生えていなかったかのようにつるつるです」

「よ…良かった~」

これも一応【治療】行為だったんだね…。
本当に毛穴すら分からなくなっています。
【治療】魔法は思っていた以上に使い勝手が良さそうです。

まぁ、僕の【治療】と【回復】はシェリーのお尻の穴やセレスの潰れた胸を治せるぐらいだからね…。
こんなことならエリシモアの毛も僕が脱毛してあげれば良かったです。
結局、あの時はマドリーンが凍らせて抜いたんだよね…。

(もしかして他にも【治療】行為なら…)

目の前にはつるつるになったチェスカの股間…。
以前から少し気になっていましたが、皆のクリトリスは大きさに関係なくほぼ包茎なのです。
これって女性における退化の一つなのかな…?
トリスの様にクリが大きくなって少しずつ治ってくる場合もあるみたいだけれど…。



「シャルル…様?」

「……チェスカ、良かったらクリも【治療】していいかな…?」

「えっ、私はくりもおかしかったのですか?」

「おかしくはないけれど、良くはないかな…」

「それならシャルル様にお任せします。お好きなように治してください」

「ハハ…」
(お好きなようにって…)

僕はチェスカを長椅子に座らせると、M字開脚させ両手でクリの皮を適切な位置まで剥きます。

「あんっ…」

まだお風呂にも入っていないのに恥ずかしい…。

(うん、しっかり見える位置で皮を切除するイメージで…)

【治療】を発動させると思った通り、クリを覆っていた皮が無くなりました。

(凄いな【治療】…)

物理的に皮が無くなった?
それとも皮が変形した?
良く分かりませんがこれなら衛生的で感度も向上するでしょう。

「終わったよ、チェスカ…」

「すごい…、くりを覆っていた皮が無くなりました。なんだか丸見えで恥ずかしい…」

心なしかスースーします。

「ハハ…、これで感度も良くなると思うよ…」

もしかしてソフィーや『シャルル魔道具製作所』にいた陥没乳首の皆も魔道具を使わずに簡単に治せるんじゃ…。
とりあえず、休暇中に皆がいる間に包茎を治してあげようかな…。

「嬉しい~!」

「それで、話は戻るけれど、裸になってもらったのはこの魔道具をあげる為だったんだよ」

僕はもう一度チェスカを立たせるとスライムを取り出して見せます。



XX XY



ハァ~、ヒィ~、ハァ~、フゥ~。

「すごい…魔道具…ですね…」

シャルル様にいただいた“すらいむ”という魔道具の使い方を教わっただけで膝がガクガクして立っているのもやっとです。

“下着もーど”や“女性器観察もーど”での訓練では、うねうねとした物が胸や乳首、女性器を弄ってきて、剥き出しになったくりをヌルヌルとしたそれで弄られるとすぐに愛液が溢れ気を失いそうになります。

それに“三つの輪もーど”や“二つの球もーど”では、これまで感じたことのない刺激が全身を巡り、頭の中と子宮を快感で繋いでいくのです。

【触手】と【振動】魔法でしたか…、“すらいむ”を装着した状態で日常を過ごすことを考えただけでもゾクゾクしてきます。

「簡単に説明するとこんな感じかな…」
「色々とモードが設定してあるけれど、このスライムはチェスカの使い方によって成長していくからね」

「ほ…本当に生き物みたいです…」

「そうそう、これは特別な魔道具だからグレイス達にも知られないようにね。ただ、チェスカの周りだとムーランにもあげているから…。元々“三つの輪”はムーランが考えたんだよ。最初は紐で縛っていたんだけれど僕が着けやすいように魔道具にしてあげたんだ…」

「ムーランさんが…」

(そうでした!)
「シャルル様、お願いがあるのですが、私にもムーランさんが持っている転移の魔道具をいただけないでしょうか?」

こちらに休暇で来る前からお願いしようと思っていたのです。

「う~ん、そうだね~、分かったよ」

確かに都市から簡単に来る手段がないのは分かっていました。
それに今後、チェスカが管轄する地域の転移先を増やしたり名物などを集めてもらうのに好都合です。

「本当ですか!?」

「色々とお願いすることもあるから、休暇が終わるまでに用意しておくよ」

「嬉しいです!」

「じゃあ、お風呂の用意をしてもらおうかな…」

ひょんな事から【治療】の再発見もしたし、スライムも渡すことが出来ました。
来年にはもっと行動範囲が広くなりそうです。

「はい!」



XX XY



ハァ~、フゥ~。

「シャルル様…、お風呂で“せっくす”をするのも良いですね…」

身体を洗ってもらった後、そのまま広い浴場で“せっくす”をしてもらいました。
濡れても良いベッドや椅子が置かれていたのもその為でしょう。
おもいっきり“しお”を噴き出しても、おしっこを漏らしても気になりません。

「ハハ…、何度も気を失っていたけれどね…」

女性器の観察を頑張っていたのか、最初よりずいぶん感度が上がっていました。

クーシアもそうでしたが、覚醒後すぐにセックスをしてもその後女性器の観察をしっかりしていれば問題は無さそうです。
今回は気持ちに余裕も出てセックスを楽しんでくれたと思います。

「す…“すらいむ”のせいですよ~」

先ほどいただいた“すらいむ”が“せっくす”をしている時に胸を揉んだり、乳首やくりを弄ってくるのです。
まるでシャルル様の手のようでした。

「ハハ…、スライムはチェスカの気持ち良いことを覚えていくからね」

スライムも使ってしてあげたので、どんな風に使えるのか理解できたと思います。

「私もシャルル様に気持ち良くなってもらいたいです…」

「チェスカ、慌てなくて良いんだよ。訓練と慣れだからね…。チェスカが気持ち良く感じられるようになるほど僕も気持ち良くなると思うよ…。その為にスライムもあげた訳だし…」
「“三つの輪モード”も効果はあるけれど、“二つの球モード”で【振動】を自由に制御できるようになれば僕もチェスカも気持ち良いかもね…」

エンターシャ達で実証済みなのでそれとなく促しておきます。

「が…頑張ります!」

子宮に繋がる穴で“二つの球”を締め付けるのよね…、あの【振動】に耐えられるかしら…。

「じゃあ、今度は寝室へ移ろうか…」

「は…はい、起きなくなるまでお願いしますね」

「ハハ…、スライムにもいっぱい教えておくよ…」

「はい…?」
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