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第159話 領主会議ーケープノット領編9
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今日はベントから王領との領界に一番近い町に向かいます。
山に開けられた穴を通っていけるのもその町までです。
「メルモア、あなた魔動力車に乗ってからシャルル様にベッタリね。ちょっとは離れなさいよ」
「いいですよねぇ、シャルル様~」
「それに山の穴の中を通っている間は肌寒くなるんですよ。シャルル様も私がくっ付いていると温かいはずです」
「それはそうですが…」
『メルモアの変わり方がすごくて驚きですね』
「もう気にすることがなくなりましたからね。シャルル様のおかげで胸の突起部分も出るようになったんですよ」と、メルモアお姉ちゃんが胸を張るとブラウスの上にポチッと突起部分があるのが見てとれます。
『良かったですねぇ、メルモア』
「はい、ルーシャ様」
今まで胸に埋もれていた突起部分が紐で縛ってあるために、ブラウスが擦れる度にゾクゾクっと気持ち良くなってきます。
「それにしても、よく最後まで立っていられましたね…」
『そうね、最近は屋敷の岩風呂に慣れてしまいましたからね』
「えっ、どういうことなんですか?」
「岩風呂の洗い場に柔らかい床の部分があるでしょう。いつもはそこに寝てシャルル様に洗ってもらっているんですよ」
「なっ!?」
『そ、そうだわ。今度はシャルルにあそこで横になってもらえば私達も全身でシャルルを洗って上げられるわ』
「ルーシャ様、それは良い案です!」
「それも良いですが、私はシャルル様みたいに揉みほぐす方も上手くなりたいですね」
『そうね、メルモア。シャルルに揉み洗いされると身体が軽くなりますしね』
「……」
お母さん達が楽しそうに話を続けています。
「今日泊まる宿はどんな部屋になるでしょうねぇ。二人部屋があるなら順番を考えないといけませんね」
『シエラ、私もこれから順番に混ざりますからね!』
「は…はい、ルーシャ様」
夕方前には町に到着しました。
これまでで一番平地部分の少ない町みたいです。
唯一の宿の前に着くと、そこは受付するだけの建物しかなく、その建物の後ろにある山の斜面に二段になっていくつか建物が建っていました。
エルスタイン領のリモア湖で泊まったように、建物の一つ一つを借りて泊まるようになっているようです。
『平地が少ないからこんな風になっているんですね』
チェックインすると、二段目の一番奥の建物になりました。
この建物が一番良いのだそうです。
「二段目まで上がるのが面倒ですが、見晴らしも良さそうですね」
建物に入ると、1階はリビングと簡易な厨房、便所に脱衣場と浴槽の無い浴場があって、2階は大部屋になっていました。
『なんだかすっかり大部屋に慣れてしまいましたね』
「シャルル様、この建物には外に地面から湧き出るお湯を引いているみたいです」
「それって、ケープノット領特有だよね」
「そうですよ」
「ケープノット領最後の宿でその形の浴場に入れて良かったよ」
『シャルルも喜んでくれていますし、また皆で入れますね』
『まずは荷物を置いて街へ夕食に行きましょう』
「「「「はい」」」」
街に行くと色んな所から良い匂いがしてきます。
中央を通っている道の両脇には屋台が立ち並び、色んな物を食べ歩き出来るようになっていました。
「これだと好きな物が食べられていいね」
『そうね、あそこには“うな”の串焼きもあるわね』
「エバーミット様もおっしゃっていたけれど、あれを食べると次の日ちょっと元気になるよね」
「シャ、シャルル様、あっちには羽の生えた動物の串焼が売られていますよ」
「美味しそうだね~。名物って書いてあるよ」
『では、気になる物から食べていきましょう!』
“うな”に液体の調味料が付いている物は甘辛くてやっぱり美味しいです。
お店の人に聞くと、この“うな”は海に繋がっている川で獲れるとのことでした。
「見て下さいシャルル様、ここの羽の生えた動物は大きいですよ~」
メルモアお姉ちゃんは丸焼きになっているそれを見て驚いています。
ケープノット領の羽の生えた動物は山間部で放し飼いになっているそうで、個体も比較的大きく、お肉には弾力があるとのことでした。
串焼きを頼んでみましたが、お肉は意外にも柔らかく噛むほどに味がしみでてきます。
「メルモアお姉ちゃん、このお肉、名物っていうだけはあるよね」
「はい、とっても食べ応えがありますね」
結局、その後も“うな”と羽の生えた動物の串焼きをたくさん食べてしまいました。
これだけ濃い味の物を食べているとさっぱりした物も食べたくなります。
「最後は少しさっぱりした物も食べたいなぁ」
「シャルル様、町の人に聞いてありますよ。あそこに売っている“くす”が人気なんだそうですよ」
皆で“くす”を頼むと、白くて少し透明で細長い物が何本も入ったものが出てきました。
甘い汁を掛けて食べるそうです。
一本一本が細いので食べにくいのですが、冷たくてプルプルしています。
口にするとそれはツルツルとのどに滑り込んできました。
『さっぱりして美味しいわね』
「“くす”は植物の根が原料で、それが加工されているようです」
「でも“くす”自体にはあまり味が無いですよね…」
「でも、この冷たくてツルっとした食感はめずらしいよ」
本当にお菓子は領によって様々なんだと思いました。
宿に戻って、皆で外の浴場に行くとお湯はミルクのように白い色をしていました。
「シャルル様、このお湯は元からこの色だとここに書いてあります」
「そうなんだ、驚いたよ」
「湯船の中が見えないとちょっと怖いよね」と、かかり湯をして湯船に入ります。
「屋敷の岩風呂みたいですね」
「でも、ちょっともたれるところがゴツゴツしていて痛いです」
お姉ちゃん達が色んな感想を言っています。
「メルモアの胸の突起部分、本当に出ているのですね」
「ええ」とメルモアお姉ちゃんが見せている突起部分は、さっきまで紐で縛っていたのか少し赤くなっています。
まぁ、しばらく縛るようにしていれば埋もれることはなくなっていくかな。
『本場のお風呂に入ってみましたが、屋敷の岩風呂の良さが分かるだけですね』
「そうですね。あんなに気持ちの良いお風呂は他には無いですよ~」
「ありがとう、お母さん、シエラお姉ちゃん。でもケープノット領のお風呂は地面から湧き出しているお湯が良いんだと思うよ」
「そうですね。この白いお湯は肌が綺麗になると書いてありました」
「このお湯ばっかりは魔法で作れないからね…」
「そうですね…」
その後、今回はトリスお姉ちゃんとヌエットお姉ちゃんに身体を洗ってもらい、シエラお姉ちゃんとヌエットお姉ちゃんと挟まれて眠るのでした。
山に開けられた穴を通っていけるのもその町までです。
「メルモア、あなた魔動力車に乗ってからシャルル様にベッタリね。ちょっとは離れなさいよ」
「いいですよねぇ、シャルル様~」
「それに山の穴の中を通っている間は肌寒くなるんですよ。シャルル様も私がくっ付いていると温かいはずです」
「それはそうですが…」
『メルモアの変わり方がすごくて驚きですね』
「もう気にすることがなくなりましたからね。シャルル様のおかげで胸の突起部分も出るようになったんですよ」と、メルモアお姉ちゃんが胸を張るとブラウスの上にポチッと突起部分があるのが見てとれます。
『良かったですねぇ、メルモア』
「はい、ルーシャ様」
今まで胸に埋もれていた突起部分が紐で縛ってあるために、ブラウスが擦れる度にゾクゾクっと気持ち良くなってきます。
「それにしても、よく最後まで立っていられましたね…」
『そうね、最近は屋敷の岩風呂に慣れてしまいましたからね』
「えっ、どういうことなんですか?」
「岩風呂の洗い場に柔らかい床の部分があるでしょう。いつもはそこに寝てシャルル様に洗ってもらっているんですよ」
「なっ!?」
『そ、そうだわ。今度はシャルルにあそこで横になってもらえば私達も全身でシャルルを洗って上げられるわ』
「ルーシャ様、それは良い案です!」
「それも良いですが、私はシャルル様みたいに揉みほぐす方も上手くなりたいですね」
『そうね、メルモア。シャルルに揉み洗いされると身体が軽くなりますしね』
「……」
お母さん達が楽しそうに話を続けています。
「今日泊まる宿はどんな部屋になるでしょうねぇ。二人部屋があるなら順番を考えないといけませんね」
『シエラ、私もこれから順番に混ざりますからね!』
「は…はい、ルーシャ様」
夕方前には町に到着しました。
これまでで一番平地部分の少ない町みたいです。
唯一の宿の前に着くと、そこは受付するだけの建物しかなく、その建物の後ろにある山の斜面に二段になっていくつか建物が建っていました。
エルスタイン領のリモア湖で泊まったように、建物の一つ一つを借りて泊まるようになっているようです。
『平地が少ないからこんな風になっているんですね』
チェックインすると、二段目の一番奥の建物になりました。
この建物が一番良いのだそうです。
「二段目まで上がるのが面倒ですが、見晴らしも良さそうですね」
建物に入ると、1階はリビングと簡易な厨房、便所に脱衣場と浴槽の無い浴場があって、2階は大部屋になっていました。
『なんだかすっかり大部屋に慣れてしまいましたね』
「シャルル様、この建物には外に地面から湧き出るお湯を引いているみたいです」
「それって、ケープノット領特有だよね」
「そうですよ」
「ケープノット領最後の宿でその形の浴場に入れて良かったよ」
『シャルルも喜んでくれていますし、また皆で入れますね』
『まずは荷物を置いて街へ夕食に行きましょう』
「「「「はい」」」」
街に行くと色んな所から良い匂いがしてきます。
中央を通っている道の両脇には屋台が立ち並び、色んな物を食べ歩き出来るようになっていました。
「これだと好きな物が食べられていいね」
『そうね、あそこには“うな”の串焼きもあるわね』
「エバーミット様もおっしゃっていたけれど、あれを食べると次の日ちょっと元気になるよね」
「シャ、シャルル様、あっちには羽の生えた動物の串焼が売られていますよ」
「美味しそうだね~。名物って書いてあるよ」
『では、気になる物から食べていきましょう!』
“うな”に液体の調味料が付いている物は甘辛くてやっぱり美味しいです。
お店の人に聞くと、この“うな”は海に繋がっている川で獲れるとのことでした。
「見て下さいシャルル様、ここの羽の生えた動物は大きいですよ~」
メルモアお姉ちゃんは丸焼きになっているそれを見て驚いています。
ケープノット領の羽の生えた動物は山間部で放し飼いになっているそうで、個体も比較的大きく、お肉には弾力があるとのことでした。
串焼きを頼んでみましたが、お肉は意外にも柔らかく噛むほどに味がしみでてきます。
「メルモアお姉ちゃん、このお肉、名物っていうだけはあるよね」
「はい、とっても食べ応えがありますね」
結局、その後も“うな”と羽の生えた動物の串焼きをたくさん食べてしまいました。
これだけ濃い味の物を食べているとさっぱりした物も食べたくなります。
「最後は少しさっぱりした物も食べたいなぁ」
「シャルル様、町の人に聞いてありますよ。あそこに売っている“くす”が人気なんだそうですよ」
皆で“くす”を頼むと、白くて少し透明で細長い物が何本も入ったものが出てきました。
甘い汁を掛けて食べるそうです。
一本一本が細いので食べにくいのですが、冷たくてプルプルしています。
口にするとそれはツルツルとのどに滑り込んできました。
『さっぱりして美味しいわね』
「“くす”は植物の根が原料で、それが加工されているようです」
「でも“くす”自体にはあまり味が無いですよね…」
「でも、この冷たくてツルっとした食感はめずらしいよ」
本当にお菓子は領によって様々なんだと思いました。
宿に戻って、皆で外の浴場に行くとお湯はミルクのように白い色をしていました。
「シャルル様、このお湯は元からこの色だとここに書いてあります」
「そうなんだ、驚いたよ」
「湯船の中が見えないとちょっと怖いよね」と、かかり湯をして湯船に入ります。
「屋敷の岩風呂みたいですね」
「でも、ちょっともたれるところがゴツゴツしていて痛いです」
お姉ちゃん達が色んな感想を言っています。
「メルモアの胸の突起部分、本当に出ているのですね」
「ええ」とメルモアお姉ちゃんが見せている突起部分は、さっきまで紐で縛っていたのか少し赤くなっています。
まぁ、しばらく縛るようにしていれば埋もれることはなくなっていくかな。
『本場のお風呂に入ってみましたが、屋敷の岩風呂の良さが分かるだけですね』
「そうですね。あんなに気持ちの良いお風呂は他には無いですよ~」
「ありがとう、お母さん、シエラお姉ちゃん。でもケープノット領のお風呂は地面から湧き出しているお湯が良いんだと思うよ」
「そうですね。この白いお湯は肌が綺麗になると書いてありました」
「このお湯ばっかりは魔法で作れないからね…」
「そうですね…」
その後、今回はトリスお姉ちゃんとヌエットお姉ちゃんに身体を洗ってもらい、シエラお姉ちゃんとヌエットお姉ちゃんと挟まれて眠るのでした。
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