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第85話 メンテールの気付き
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「キルシッカ、今日の部屋は浴槽もあることだし一緒にお風呂に入る?」
「えっ、はい、良いですけど…」
川には一緒に連れて行ってもらいましたが、肌を全部見せるのは緊張します。
「先に歯を磨いておいた方が良いわね」
「昨日シャルル様もそう言っておられました」
「なんだかカプランド領でお肉を食べてからの習慣になっちゃったわ」
「シエラ先輩もお肉を食べると臭くなるって言うから、シャルル様と一緒の部屋になる時は嫌われないようにするためにもお風呂に入る前に歯を磨くようになってしまったの…」
「そうだったんですか…」
シャルル様はお風呂に入るとすぐに眠たくなるから先に磨いておられる感じでしたけど…。
「さて、入りましょうか」
二人で浴場に入り、かかり湯をしてから湯船に入ります。
「トリス先輩って身体の肉付きがいいんですね」
「キルシッカ、私が太ってるとでも言いたいの?」
「いえ、そういうわけじゃ、ムッチリして女性らしいといいますか…」
「観察を始めてからあちこちが成長してねぇ」
「観察? 何の観察なんですか?」
「あっ、何でもないわ。とにかくシャルル様には抱き心地が良いと言われているのですよ」
「そんなことを言ってもらえるとはすごいですねぇ」
「それにしても、胸の形や色など様々なんですね…」
「そんなにジィ~ッと見ないでください」
トリス先輩は私の胸に顔を近づけて見ては、自分の胸と見比べていらっしゃいます。
「キルシッカの胸は突起部部の周りの色が違うところが胸から更にプックリ膨らんでいるのですね。薄いピンク色をしていてかわいいですよ」
「やっぱり普通はトリス先輩のような胸なんですか?」
「そんなことも無いんじゃない…かな?」
「ここだけの話、メルモア先輩は胸の突起部分が胸に埋もれていましたし、先日、川でエリオンの水着が取れた時に見えた胸は突起部分は小さめで、周りの色が付いている所が大きかったですよ」
「トリス先輩、よくあんな一瞬で見ていましたね」
そういえばあれから“シャルル様の岩風呂”でエリオンと一緒になった時に見たわね…。
これまで違いについてあまり考えたことが無かったですよ。
「ええ、ちょっと胸にも興味があってね…」
「そういえば、メンテール先輩と岩風呂の完成時に一緒にお風呂に入った時に見たのですが、胸自体も大きいですが、胸の突起部分も大きいみたいでした」
「そうなの…」
もしかしたら今頃はメンテール先輩もシャルル様に胸をたくさん触ってもらっているかもしれませんね。
XX XY
「シャルル様、お風呂はもう少し待ってくださいね。今準備していますので…」
「うん、別にあわてなくていいよ。歯を磨いておくから…」
部屋に戻ってきてからメンテールお姉ちゃんが急いでお風呂の準備をしだしました。
よっぽど早くお風呂に入りたかったのかもしれません。
(そうだ、私も歯を磨いておかなくっちゃ)
夕食後にシエラが「念のためにお風呂に入る前に磨いておいた方が良いですよ」と言っていましたね。
念のためとは一体何なのでしょう…。
「シャルル様、お風呂の準備ができましたわよ~」
私は脱衣場で服を脱ぎ、纏めていた髪をほどいて指先で軽くほぐします。
「えっ!? メンテールお姉ちゃん?」
「そういえば、シャルル様には髪をおろしたところを見せたことがなかったですね」
川に行った時も着替える所で髪を乾かしたりしていましたから。
「本当に長い髪だったんだね」
おろした髪の毛は背中の肩甲骨が隠れるぐらいまであり、白い肌に髪の深い青色が映えています。
「髪をおろしているだけで全然雰囲気が違うね。とってもきれいだよ」
「そ、そうですか。シャルル様にそんなことを言ってもらえるととても嬉しいです…」
よく考えればこの歳まで男性に肌を見られたり、一緒の部屋に泊まるという経験はしたことがありませんでした。
そんな風に思ってしまうと、なんだか胸がドキドキしてきます。
「じゃあ、入ろうか」
僕も服を脱いで一緒に浴場に入ります。
「シャルル様、シエラ達とはいつもはどうやってお風呂に入られているのですか?」
「私も同じようにして欲しいのですが…」
「うん…、分かったよ…」
かかり湯をしてから湯船に入ります。
「メンテールお姉ちゃんは股に毛が生えていないんだね」
「誰か毛が生えているのですか?」
シャルル様が先に湯船に入られ、私が続けて入ろうとした時にそう言われて一瞬ドキッとしました。
「うん、シエラお姉ちゃんが…」
「そうですか…」
シエラもやはり毛が生えていましたか…。
私も実は生えていましたが、シャルル様と湖に行くことになった時に脱毛してツルツルにしていたのです。
湯船に入った私にシャルル様が背中を向けてもたれかかってこられました。
いつもこうして湯船に浸かっているそうです。
「メンテールお姉ちゃんの胸も大きくて柔らかいねぇ」
シャルル様は私の胸に頭を乗せて手足を伸ばしておられます。
私は両腕をシャルル様の腰に回し、優しく抱きついてみせるのでした。
裸で誰かに抱き付くのがこんなにも気持ち良いものだなんて…、水着を着ているのと着ていないのとでは全く違いますね。
シエラ達はこんな羨ましい時間を過ごしていたのね。
「じゃあ、シャルル様、身体を洗いましょうか」
「うん、お願いね」
私はシャルル様と対面に座って、まずは髪用の泡を作って丁寧に洗っていきます。
シャルル様の髪は少し癖がありますが、柔らかくてルーシャ様と同じ綺麗な亜麻色です。
髪を洗っている最中にシャルル様は私の胸を下から支えて、「大きくて、おも~い」とポヨポヨさせて遊ばれました。
初めて触られた時は驚きましたが、なんだか少しくすぐったい気がします。
続けてシャルル様が私の胸の突起部分が大きいとおっしゃりながら、手の親指と人差し指で輪を作って私の突起部分にかぶせるように握られました。
「あっ、あんっ!」
その瞬間に声が出てしまい、胸の先端から頭の中までビクンッと何かが繋がったような気がしました。
シャルル様は両手で同じように胸の先端部分から突起部分にかけてゆっくり搾るように指を動かされます。
「これはねぇ、カプランド領都でミルク用の動物のミルクを搾る時の動かし方なんだよ」
そう言って時折、指でつくった輪をギュッと締めるようにして引っ張られるのです。
「ひぃ~っ、いぃ…うぐぅ…」
「あぁ~んっ、そ、そんなに強く引っ張られると、私の突起部分が伸びちゃいますよ~」
胸の先端を弄られているのに直接頭の中へ感覚が響いてきます。
「じゃあ、これは?」
クニュクニュ…、クリクリ…。
「うぐっ…、あはっ、いぃ~っ」
私の胸の先端部分がシャルル様の指先で揉み扱かれていきます。
そうされると、なぜか段々と下腹部がドクドクと熱くなったように感じ、腰がムズムズと動いてしまうのでした。
「シャ、シャルル様、も、もう耐えられな…いぃ…」
(なっ、何? この感覚…)
頭の中が蕩けてしまいそう…。
「あっ、ごめんね。胸の突起部分が大きくてプルプルしていたからつい弄っちゃったよ」
「い、いえ…、弄っていただくのはかまわないのですが…」
そう言うのが精いっぱいでした。
まだ心臓と女性器の奥がドクンドクンとしているのが分かります。
私はかろうじて繋ぎとめている意識を保って、シャルル様の髪と身体を洗い終えるのでした。
「メンテールお姉ちゃんも身体を洗って欲しい?」
その後、私が髪を洗い終えたのを見て、そんな事を聞いてこられました。
そういえば、屋敷の岩風呂が完成して一緒にお風呂に入った後に今度は一緒に入って欲しいとお願いしたら、「機会があったら背中を洗ってあげる」と、言ってくださっていましたね。
「シャルル様が私の身体を…?」
「うん、シエラお姉ちゃんはこの間洗ってあげたけれど、メンテールお姉ちゃんはどうする?」
「えっ!?」
この間って、シエラが驚くほど艶やかになった時のことですか…。
もしかしたら、シャルル様に身体を洗っていただくと私も同じように…。
「では、お願いしてもよろしいでしょうか…(ゴクリ…)」
「うん、もちろん!」
私達が再び向かい合って座ると、シャルル様は泡を作ってタオルで首筋と鎖骨あたりを丁寧に優しく洗ってくださいました。
それからシャルル様は手で両腕を指先から脇まで、胸も片方ずつモニュモニュと揉む力に強弱をつけながら洗ってくださり、またしても突起部分を軽く抓りながら引っ張るように洗っていかれるのです。
「うぐっ、あふっ…、くふぅ~っ」
身体がビクビクっと反応し、あまりの気持ち良さに意識を失いそうになりましたが、声を出してしまわないように唇をかみしめながら耐えていきます。
(胸が痺れている?)
そんな感覚も頭の中に伝わってきます。
そして再び下腹部が熱くなってきて、なんだかおしっこを漏らしそうな感覚になってくるのです。
私は自然と内股にグッと力をいれてその感覚を抑えるようにします。
ハァ~、フゥ~。
「メンテールお姉ちゃん、立ってくれる…」
上半身の前と背中を洗い終えられたシャルル様は次に私を立たせられると、私の片足を少し持ち上げ、座った状態のご自身の太ももの上に置かれました。
そして先ほどと同じように手で足の指先から太ももまで優しく丁寧に、力強く泡を滑らしながら揉み洗いをして下さるのです。
足の指の間にシャルル様の手の指を通され、一本ずつ洗われた時の感覚は言葉に出来ません。
「あんっ、うふっ、あひぃ~っ」
徐々に声が出るのを抑えられなくなってきました。
まさか、そんなところを手で洗ってくださるなんて…。
シャルル様の両手がとうとう太ももの付け根に到達しました。
二つの手で内ももと外ももを揉むように洗っていかれます。
時々、内ももに伸ばされた指が女性器を擦っていくのですが、その度に女性器と頭の中がピクビクッと繋がったような感覚になるのです。
「あはぁ~っ、き、気持ち、いい~」
自然に気持ち良いという言葉が出てしまいました。
女性器からおしっこではない何かがトロッと出てきたような感覚は分かりましたが、なぜか止められそうにありません。
もう片方の脚も同じように足の指先から洗ってくださるのですが、早く内ももの付け根を洗って欲しいと思ってしまうのでした。
最後にお尻まで両手で強く揉まれながら洗われてしまい、きっと色んなところを見られてしまったことでしょう。
「メンテールお姉ちゃん、洗い終わったよ」
「お湯を掛けて流すから座ってくれる…」
そう言われて座ってみると、最後に身体全部を手で優しく撫でながら泡を洗い流してくださるのでした。
「シャ、シャルル様、本当にありがとうございます。とっても気持ちが良かったです」
お礼を言うと「良かった」と言ってニコッと笑ってくださいました。
メイドなのに身体を洗っていただくなんて…。
再び湯船に入って身体を温めてから浴場から出ると、長風呂だったことが分かりました。
「こんなにゆっくりお風呂に入ったことなんて無かったですよ」
なんだか身体がとても軽くなったような気がします。
「そう? お母さんと一緒にお風呂に入ったらいつもこれぐらいなんだけど…」
きっとルーシャ様はいつもシャルル様に身体を洗っていただいているんでしょうね…、羨まし過ぎます。
「じゃあ、僕はそろそろ寝ようかな…」
シャルル様はベッドに入られるとすぐにスースーと寝息を立てられ始めました。
私も急いで寝る準備をして、シャルル様の隣へ潜り込むのでした。
「えっ、はい、良いですけど…」
川には一緒に連れて行ってもらいましたが、肌を全部見せるのは緊張します。
「先に歯を磨いておいた方が良いわね」
「昨日シャルル様もそう言っておられました」
「なんだかカプランド領でお肉を食べてからの習慣になっちゃったわ」
「シエラ先輩もお肉を食べると臭くなるって言うから、シャルル様と一緒の部屋になる時は嫌われないようにするためにもお風呂に入る前に歯を磨くようになってしまったの…」
「そうだったんですか…」
シャルル様はお風呂に入るとすぐに眠たくなるから先に磨いておられる感じでしたけど…。
「さて、入りましょうか」
二人で浴場に入り、かかり湯をしてから湯船に入ります。
「トリス先輩って身体の肉付きがいいんですね」
「キルシッカ、私が太ってるとでも言いたいの?」
「いえ、そういうわけじゃ、ムッチリして女性らしいといいますか…」
「観察を始めてからあちこちが成長してねぇ」
「観察? 何の観察なんですか?」
「あっ、何でもないわ。とにかくシャルル様には抱き心地が良いと言われているのですよ」
「そんなことを言ってもらえるとはすごいですねぇ」
「それにしても、胸の形や色など様々なんですね…」
「そんなにジィ~ッと見ないでください」
トリス先輩は私の胸に顔を近づけて見ては、自分の胸と見比べていらっしゃいます。
「キルシッカの胸は突起部部の周りの色が違うところが胸から更にプックリ膨らんでいるのですね。薄いピンク色をしていてかわいいですよ」
「やっぱり普通はトリス先輩のような胸なんですか?」
「そんなことも無いんじゃない…かな?」
「ここだけの話、メルモア先輩は胸の突起部分が胸に埋もれていましたし、先日、川でエリオンの水着が取れた時に見えた胸は突起部分は小さめで、周りの色が付いている所が大きかったですよ」
「トリス先輩、よくあんな一瞬で見ていましたね」
そういえばあれから“シャルル様の岩風呂”でエリオンと一緒になった時に見たわね…。
これまで違いについてあまり考えたことが無かったですよ。
「ええ、ちょっと胸にも興味があってね…」
「そういえば、メンテール先輩と岩風呂の完成時に一緒にお風呂に入った時に見たのですが、胸自体も大きいですが、胸の突起部分も大きいみたいでした」
「そうなの…」
もしかしたら今頃はメンテール先輩もシャルル様に胸をたくさん触ってもらっているかもしれませんね。
XX XY
「シャルル様、お風呂はもう少し待ってくださいね。今準備していますので…」
「うん、別にあわてなくていいよ。歯を磨いておくから…」
部屋に戻ってきてからメンテールお姉ちゃんが急いでお風呂の準備をしだしました。
よっぽど早くお風呂に入りたかったのかもしれません。
(そうだ、私も歯を磨いておかなくっちゃ)
夕食後にシエラが「念のためにお風呂に入る前に磨いておいた方が良いですよ」と言っていましたね。
念のためとは一体何なのでしょう…。
「シャルル様、お風呂の準備ができましたわよ~」
私は脱衣場で服を脱ぎ、纏めていた髪をほどいて指先で軽くほぐします。
「えっ!? メンテールお姉ちゃん?」
「そういえば、シャルル様には髪をおろしたところを見せたことがなかったですね」
川に行った時も着替える所で髪を乾かしたりしていましたから。
「本当に長い髪だったんだね」
おろした髪の毛は背中の肩甲骨が隠れるぐらいまであり、白い肌に髪の深い青色が映えています。
「髪をおろしているだけで全然雰囲気が違うね。とってもきれいだよ」
「そ、そうですか。シャルル様にそんなことを言ってもらえるととても嬉しいです…」
よく考えればこの歳まで男性に肌を見られたり、一緒の部屋に泊まるという経験はしたことがありませんでした。
そんな風に思ってしまうと、なんだか胸がドキドキしてきます。
「じゃあ、入ろうか」
僕も服を脱いで一緒に浴場に入ります。
「シャルル様、シエラ達とはいつもはどうやってお風呂に入られているのですか?」
「私も同じようにして欲しいのですが…」
「うん…、分かったよ…」
かかり湯をしてから湯船に入ります。
「メンテールお姉ちゃんは股に毛が生えていないんだね」
「誰か毛が生えているのですか?」
シャルル様が先に湯船に入られ、私が続けて入ろうとした時にそう言われて一瞬ドキッとしました。
「うん、シエラお姉ちゃんが…」
「そうですか…」
シエラもやはり毛が生えていましたか…。
私も実は生えていましたが、シャルル様と湖に行くことになった時に脱毛してツルツルにしていたのです。
湯船に入った私にシャルル様が背中を向けてもたれかかってこられました。
いつもこうして湯船に浸かっているそうです。
「メンテールお姉ちゃんの胸も大きくて柔らかいねぇ」
シャルル様は私の胸に頭を乗せて手足を伸ばしておられます。
私は両腕をシャルル様の腰に回し、優しく抱きついてみせるのでした。
裸で誰かに抱き付くのがこんなにも気持ち良いものだなんて…、水着を着ているのと着ていないのとでは全く違いますね。
シエラ達はこんな羨ましい時間を過ごしていたのね。
「じゃあ、シャルル様、身体を洗いましょうか」
「うん、お願いね」
私はシャルル様と対面に座って、まずは髪用の泡を作って丁寧に洗っていきます。
シャルル様の髪は少し癖がありますが、柔らかくてルーシャ様と同じ綺麗な亜麻色です。
髪を洗っている最中にシャルル様は私の胸を下から支えて、「大きくて、おも~い」とポヨポヨさせて遊ばれました。
初めて触られた時は驚きましたが、なんだか少しくすぐったい気がします。
続けてシャルル様が私の胸の突起部分が大きいとおっしゃりながら、手の親指と人差し指で輪を作って私の突起部分にかぶせるように握られました。
「あっ、あんっ!」
その瞬間に声が出てしまい、胸の先端から頭の中までビクンッと何かが繋がったような気がしました。
シャルル様は両手で同じように胸の先端部分から突起部分にかけてゆっくり搾るように指を動かされます。
「これはねぇ、カプランド領都でミルク用の動物のミルクを搾る時の動かし方なんだよ」
そう言って時折、指でつくった輪をギュッと締めるようにして引っ張られるのです。
「ひぃ~っ、いぃ…うぐぅ…」
「あぁ~んっ、そ、そんなに強く引っ張られると、私の突起部分が伸びちゃいますよ~」
胸の先端を弄られているのに直接頭の中へ感覚が響いてきます。
「じゃあ、これは?」
クニュクニュ…、クリクリ…。
「うぐっ…、あはっ、いぃ~っ」
私の胸の先端部分がシャルル様の指先で揉み扱かれていきます。
そうされると、なぜか段々と下腹部がドクドクと熱くなったように感じ、腰がムズムズと動いてしまうのでした。
「シャ、シャルル様、も、もう耐えられな…いぃ…」
(なっ、何? この感覚…)
頭の中が蕩けてしまいそう…。
「あっ、ごめんね。胸の突起部分が大きくてプルプルしていたからつい弄っちゃったよ」
「い、いえ…、弄っていただくのはかまわないのですが…」
そう言うのが精いっぱいでした。
まだ心臓と女性器の奥がドクンドクンとしているのが分かります。
私はかろうじて繋ぎとめている意識を保って、シャルル様の髪と身体を洗い終えるのでした。
「メンテールお姉ちゃんも身体を洗って欲しい?」
その後、私が髪を洗い終えたのを見て、そんな事を聞いてこられました。
そういえば、屋敷の岩風呂が完成して一緒にお風呂に入った後に今度は一緒に入って欲しいとお願いしたら、「機会があったら背中を洗ってあげる」と、言ってくださっていましたね。
「シャルル様が私の身体を…?」
「うん、シエラお姉ちゃんはこの間洗ってあげたけれど、メンテールお姉ちゃんはどうする?」
「えっ!?」
この間って、シエラが驚くほど艶やかになった時のことですか…。
もしかしたら、シャルル様に身体を洗っていただくと私も同じように…。
「では、お願いしてもよろしいでしょうか…(ゴクリ…)」
「うん、もちろん!」
私達が再び向かい合って座ると、シャルル様は泡を作ってタオルで首筋と鎖骨あたりを丁寧に優しく洗ってくださいました。
それからシャルル様は手で両腕を指先から脇まで、胸も片方ずつモニュモニュと揉む力に強弱をつけながら洗ってくださり、またしても突起部分を軽く抓りながら引っ張るように洗っていかれるのです。
「うぐっ、あふっ…、くふぅ~っ」
身体がビクビクっと反応し、あまりの気持ち良さに意識を失いそうになりましたが、声を出してしまわないように唇をかみしめながら耐えていきます。
(胸が痺れている?)
そんな感覚も頭の中に伝わってきます。
そして再び下腹部が熱くなってきて、なんだかおしっこを漏らしそうな感覚になってくるのです。
私は自然と内股にグッと力をいれてその感覚を抑えるようにします。
ハァ~、フゥ~。
「メンテールお姉ちゃん、立ってくれる…」
上半身の前と背中を洗い終えられたシャルル様は次に私を立たせられると、私の片足を少し持ち上げ、座った状態のご自身の太ももの上に置かれました。
そして先ほどと同じように手で足の指先から太ももまで優しく丁寧に、力強く泡を滑らしながら揉み洗いをして下さるのです。
足の指の間にシャルル様の手の指を通され、一本ずつ洗われた時の感覚は言葉に出来ません。
「あんっ、うふっ、あひぃ~っ」
徐々に声が出るのを抑えられなくなってきました。
まさか、そんなところを手で洗ってくださるなんて…。
シャルル様の両手がとうとう太ももの付け根に到達しました。
二つの手で内ももと外ももを揉むように洗っていかれます。
時々、内ももに伸ばされた指が女性器を擦っていくのですが、その度に女性器と頭の中がピクビクッと繋がったような感覚になるのです。
「あはぁ~っ、き、気持ち、いい~」
自然に気持ち良いという言葉が出てしまいました。
女性器からおしっこではない何かがトロッと出てきたような感覚は分かりましたが、なぜか止められそうにありません。
もう片方の脚も同じように足の指先から洗ってくださるのですが、早く内ももの付け根を洗って欲しいと思ってしまうのでした。
最後にお尻まで両手で強く揉まれながら洗われてしまい、きっと色んなところを見られてしまったことでしょう。
「メンテールお姉ちゃん、洗い終わったよ」
「お湯を掛けて流すから座ってくれる…」
そう言われて座ってみると、最後に身体全部を手で優しく撫でながら泡を洗い流してくださるのでした。
「シャ、シャルル様、本当にありがとうございます。とっても気持ちが良かったです」
お礼を言うと「良かった」と言ってニコッと笑ってくださいました。
メイドなのに身体を洗っていただくなんて…。
再び湯船に入って身体を温めてから浴場から出ると、長風呂だったことが分かりました。
「こんなにゆっくりお風呂に入ったことなんて無かったですよ」
なんだか身体がとても軽くなったような気がします。
「そう? お母さんと一緒にお風呂に入ったらいつもこれぐらいなんだけど…」
きっとルーシャ様はいつもシャルル様に身体を洗っていただいているんでしょうね…、羨まし過ぎます。
「じゃあ、僕はそろそろ寝ようかな…」
シャルル様はベッドに入られるとすぐにスースーと寝息を立てられ始めました。
私も急いで寝る準備をして、シャルル様の隣へ潜り込むのでした。
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