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第48話 女体くらべ
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シャルル様のことを心配しながら私も女性用の浴場に入ります。
脱衣場ではすでにルーシャ様と他の先輩方が服を脱ぎ終えて浴場に入られるところでした。
私も慌てて服を脱ぎ浴場へ向かいます。
浴場に入るとすでに皆さんは、かかり湯をすまし湯船に浸かっておられました。
『ヌエット、シャルルは男性用の方へ行ったのですか?』
「はい、一人でも大丈夫だとおっしゃられましたので…」
『まぁ、シャルルのことですから大丈夫でしょう』
そう言われるルーシャ様にシエラ先輩もトリス先輩も軽く頷かれます。
『せっかくみんなでお風呂に入れる機会なのですから楽しみましょう』
「ルーシャ様と一緒にお風呂に入れるなんて光栄ですっ」
「ヌエット、あまり大きな声でルーシャ様のお名前を呼ばないように…」
「す…すいません」
シエラ先輩にそう言われて周りを見てみると、確かに他に数人が浴場にいました。
「それにしてもルーシャ様お綺麗ですねぇ。なにか秘訣でもあるのでしょうか?」
「……」
早速メルモアがルーシャ様に秘訣があるのかを聞いています。
『な…何もありませんよ…。メルモアも体型が良くて羨ましいですよ』
「本当ですよ~。メルモア先輩はお肉ばかりたくさん食べているのに太らないってずるいです!」
「フフ…、トリスはシャルル様に着やせするって言われましたものね」
(((ジィ~ッ)))
「シエラ先輩、ひどいですぅ~。」
「それは胸が大きくなったっていう事なんですよ…きっと」
「……」
胸の大きさで言えば、メルモア先輩>ルーシャ様>シエラ先輩>トリス先輩と私…でしょうか。
トリス先輩は身体全体がムッチリしていますから、胸の大きさだけで言えば私の方が勝っているかもしれませんね。
(えっ!?)
ふと一番大きな胸をしているメルモア先輩を見ると、胸の突起部分が無いように見えました。
「メルモア先輩は胸の突起部分が無いように見えますね」
なんだかシャルル様に胸の突起部分を弄られてから興味があります。
「「そ…そういえば…」」
『本当ですねぇ』
「わ…私の胸の突起部分って胸の中にうずもれているんですよねぇ」
メルモア先輩が胸を持ち上げながら苦笑いをされています。
『胸が大きいからでしょうか』と、ルーシャ様も興味深く見られています。
「ルーシャ様もそんなにジロジロ見ないでください。恥かしいですよ…」
(毛…?)
メルモア先輩はそう言って湯船から立ち上がってそそくさと洗い場の方へ行ってしまわれましたが、立ち上がられた際にメルモア先輩の股間に髪の毛と同じような赤い毛が少し生えているのが見えたのです。
え~と、トリス先輩には生えていないのはこの間一緒にお風呂に入ったので知っています。
私も生えていませんが、ルーシャ様とシエラ先輩はどうなのでしょう。
そう思った時にルーシャ様も立ち上がられ洗い場に向かおうとされました。
ちらっと確認しましたが、ルーシャ様も毛は生えていないようです。
続けて立ち上がられたシエラ先輩を見ていると、メルモア先輩と同じように髪の毛と同じ色の毛が股間に生えていました。
「シエラ先輩って、股間に毛が生えているんですね?」
(あっ…)
トリス先輩が私の思っていたことを先に言ってくれました。
もしかしたらトリス先輩も気付いていたのかもしれません。
「えっ…、そ、そうなの…」
シエラ先輩もルーシャ様の後に続いてそそくさと洗い場に行かれました。
「トリス先輩見ました? シエラ先輩もそうですけれど、さっきメルモア先輩の股間にも毛が生えていましたよね?」
「そうね…。女性はみんながツルツルじゃないんですね…。もしかしてカラードになれば生える…とか?」
私達もそんな話をしながら洗い場に向かうのでした。
(やっぱり気付かれますよね…)
メルモアの胸の突起部分がうずもれていたのは驚きましたが、メルモアの股間にも毛が生えていて少し安心しました。
私だけが生えているわけじゃなかったようです。
ルーシャ様やトリスだけでなくヌエットにも生えていなかったので、私も機会があれば毛を抜いてツルツルにしようと思います。
「ル、ルーシャ様、お背中流しますね」
『ありがとうシエラ…』
「いえいえ…。そういえば先日、私もシャルル様に背中を洗っていただいたんですよ」
「「えっ!? ……、…、……」」
(何かしら…)
トリスとヌエットの方からなにやらヒソヒソと話しているのが聞こえます。
『シエラ~、なんて羨ましい…』
ルーシャ様の大きな目がキッと細められています。
「ル…ルーシャ様怒らないでくださいよ~。私が洗ってもらうのが気持ち良いと言いましたら、今度ルーシャ様の背中も洗ってあげようっておっしゃっていましたよ」
「絶対喜ばれますよ」って言っておきましたから…。
『そっ、それなら許します。シエラも見かけによらずシャルルに積極的なんだから…』
「え~っ、シャルル様の方から洗ってあげるって言っていただいたんですよ~」
でもお風呂でのぼせてしまって、その後の記憶は無いのですが…。
「それにしてもルーシャ様、相変わらず肌に張りがあってお綺麗ですね」
『ありがとう』
シエラが背中を流しながらそんなことを言ってきます。
「今回の領主会議でも他の領主様達が驚かれるのではないですか?」
『そうね。そう言われるのも嬉しいけれど、毎年毎年あれこれ聞かれるのも鬱陶しいものよ…』
今回もその話題は出来るだけ早く終わらせたいものです。
『シエラ…、あなた観察は続けていますか?(ボソッ)』
「一応、続けています…(ボソッ)」
メルモアに聞かれないように小声で話されているようです。
『やっぱりあれのおかげかもしれませんよ…(ボソッ)』
ルーシャ様とシエラの会話に聞き耳を立てていたのですが、小声だったのでよく聞き取れませんでした。
でも、“観察”…、“おかげ”…と聞こえた気がします。
シャルル様が何かしら若々しさに関係していると思っていたのですが、少し違うのかもしれません。
とりあえず、ルーシャ様達が何かを“観察”しているのは間違いないみたいです。
部屋に戻ると、シャルル様はすでにベッドの中で寝ておられました。
ルーシャ様達と長湯をしてしまったのですが、ちゃんと戻って来られていて安心しました。
せっかく一緒の部屋なのにお風呂にも入れませんでしたし、ゆっくりお話も出来ませんでした。
ちょっと残念な感じです。
私もベッドに入ろうとすると、シャルル様が「お…ちんちんが…、ちんが…」と、なにやら寝言を言っておられます。
おちんちんって男性器のことでしたよね…?
いったいどんな夢を見られているのでしょう。
浴場でなにか気になることがあったのかもしれませんね…。
脱衣場ではすでにルーシャ様と他の先輩方が服を脱ぎ終えて浴場に入られるところでした。
私も慌てて服を脱ぎ浴場へ向かいます。
浴場に入るとすでに皆さんは、かかり湯をすまし湯船に浸かっておられました。
『ヌエット、シャルルは男性用の方へ行ったのですか?』
「はい、一人でも大丈夫だとおっしゃられましたので…」
『まぁ、シャルルのことですから大丈夫でしょう』
そう言われるルーシャ様にシエラ先輩もトリス先輩も軽く頷かれます。
『せっかくみんなでお風呂に入れる機会なのですから楽しみましょう』
「ルーシャ様と一緒にお風呂に入れるなんて光栄ですっ」
「ヌエット、あまり大きな声でルーシャ様のお名前を呼ばないように…」
「す…すいません」
シエラ先輩にそう言われて周りを見てみると、確かに他に数人が浴場にいました。
「それにしてもルーシャ様お綺麗ですねぇ。なにか秘訣でもあるのでしょうか?」
「……」
早速メルモアがルーシャ様に秘訣があるのかを聞いています。
『な…何もありませんよ…。メルモアも体型が良くて羨ましいですよ』
「本当ですよ~。メルモア先輩はお肉ばかりたくさん食べているのに太らないってずるいです!」
「フフ…、トリスはシャルル様に着やせするって言われましたものね」
(((ジィ~ッ)))
「シエラ先輩、ひどいですぅ~。」
「それは胸が大きくなったっていう事なんですよ…きっと」
「……」
胸の大きさで言えば、メルモア先輩>ルーシャ様>シエラ先輩>トリス先輩と私…でしょうか。
トリス先輩は身体全体がムッチリしていますから、胸の大きさだけで言えば私の方が勝っているかもしれませんね。
(えっ!?)
ふと一番大きな胸をしているメルモア先輩を見ると、胸の突起部分が無いように見えました。
「メルモア先輩は胸の突起部分が無いように見えますね」
なんだかシャルル様に胸の突起部分を弄られてから興味があります。
「「そ…そういえば…」」
『本当ですねぇ』
「わ…私の胸の突起部分って胸の中にうずもれているんですよねぇ」
メルモア先輩が胸を持ち上げながら苦笑いをされています。
『胸が大きいからでしょうか』と、ルーシャ様も興味深く見られています。
「ルーシャ様もそんなにジロジロ見ないでください。恥かしいですよ…」
(毛…?)
メルモア先輩はそう言って湯船から立ち上がってそそくさと洗い場の方へ行ってしまわれましたが、立ち上がられた際にメルモア先輩の股間に髪の毛と同じような赤い毛が少し生えているのが見えたのです。
え~と、トリス先輩には生えていないのはこの間一緒にお風呂に入ったので知っています。
私も生えていませんが、ルーシャ様とシエラ先輩はどうなのでしょう。
そう思った時にルーシャ様も立ち上がられ洗い場に向かおうとされました。
ちらっと確認しましたが、ルーシャ様も毛は生えていないようです。
続けて立ち上がられたシエラ先輩を見ていると、メルモア先輩と同じように髪の毛と同じ色の毛が股間に生えていました。
「シエラ先輩って、股間に毛が生えているんですね?」
(あっ…)
トリス先輩が私の思っていたことを先に言ってくれました。
もしかしたらトリス先輩も気付いていたのかもしれません。
「えっ…、そ、そうなの…」
シエラ先輩もルーシャ様の後に続いてそそくさと洗い場に行かれました。
「トリス先輩見ました? シエラ先輩もそうですけれど、さっきメルモア先輩の股間にも毛が生えていましたよね?」
「そうね…。女性はみんながツルツルじゃないんですね…。もしかしてカラードになれば生える…とか?」
私達もそんな話をしながら洗い場に向かうのでした。
(やっぱり気付かれますよね…)
メルモアの胸の突起部分がうずもれていたのは驚きましたが、メルモアの股間にも毛が生えていて少し安心しました。
私だけが生えているわけじゃなかったようです。
ルーシャ様やトリスだけでなくヌエットにも生えていなかったので、私も機会があれば毛を抜いてツルツルにしようと思います。
「ル、ルーシャ様、お背中流しますね」
『ありがとうシエラ…』
「いえいえ…。そういえば先日、私もシャルル様に背中を洗っていただいたんですよ」
「「えっ!? ……、…、……」」
(何かしら…)
トリスとヌエットの方からなにやらヒソヒソと話しているのが聞こえます。
『シエラ~、なんて羨ましい…』
ルーシャ様の大きな目がキッと細められています。
「ル…ルーシャ様怒らないでくださいよ~。私が洗ってもらうのが気持ち良いと言いましたら、今度ルーシャ様の背中も洗ってあげようっておっしゃっていましたよ」
「絶対喜ばれますよ」って言っておきましたから…。
『そっ、それなら許します。シエラも見かけによらずシャルルに積極的なんだから…』
「え~っ、シャルル様の方から洗ってあげるって言っていただいたんですよ~」
でもお風呂でのぼせてしまって、その後の記憶は無いのですが…。
「それにしてもルーシャ様、相変わらず肌に張りがあってお綺麗ですね」
『ありがとう』
シエラが背中を流しながらそんなことを言ってきます。
「今回の領主会議でも他の領主様達が驚かれるのではないですか?」
『そうね。そう言われるのも嬉しいけれど、毎年毎年あれこれ聞かれるのも鬱陶しいものよ…』
今回もその話題は出来るだけ早く終わらせたいものです。
『シエラ…、あなた観察は続けていますか?(ボソッ)』
「一応、続けています…(ボソッ)」
メルモアに聞かれないように小声で話されているようです。
『やっぱりあれのおかげかもしれませんよ…(ボソッ)』
ルーシャ様とシエラの会話に聞き耳を立てていたのですが、小声だったのでよく聞き取れませんでした。
でも、“観察”…、“おかげ”…と聞こえた気がします。
シャルル様が何かしら若々しさに関係していると思っていたのですが、少し違うのかもしれません。
とりあえず、ルーシャ様達が何かを“観察”しているのは間違いないみたいです。
部屋に戻ると、シャルル様はすでにベッドの中で寝ておられました。
ルーシャ様達と長湯をしてしまったのですが、ちゃんと戻って来られていて安心しました。
せっかく一緒の部屋なのにお風呂にも入れませんでしたし、ゆっくりお話も出来ませんでした。
ちょっと残念な感じです。
私もベッドに入ろうとすると、シャルル様が「お…ちんちんが…、ちんが…」と、なにやら寝言を言っておられます。
おちんちんって男性器のことでしたよね…?
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浴場でなにか気になることがあったのかもしれませんね…。
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