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第39話 領主会議ーカプランド領編5
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翌朝、トトお姉さんと数人のメイドのお姉さんがお見送りしてくれました。
「ルーシャ様、領主会議の帰りもぜひお立ち寄りください」
「シャルル君もぜひ、もう一度“あ~ん”してね」
『そ、そうね。気が向いたら素通りしないであげる』
「ひどいですよ、ルーシャ様~」
あれからお母さんとトトお姉さんが再起動すると、ヌエットお姉ちゃんやトリスお姉ちゃんのように何度も“あ~ん”をせがんできたのでした。
もちろん僕も何度か“あ~ん”され、本当にしばらく“プーリン”を食べたくない気分です。
スローキに入ってきた時のように領界側にある穴を通り抜け、夕方より少し前までにカプランド領内の町にたどり着きました。
岩山を抜けてからカプランド領側は低木や草花の多い丘陵地になっていて、所々に大きな動物が群れで草を食べているように見えます。
『シャルル、このカプランド領は畜産業が盛んで私たちのエルスタイン領でも仕入れることがあるのよ』
「そうなんだ~」
「シャルル様、今晩はお肉ですよ、おにく~」
今まで静かだったメルモアお姉ちゃんが急に元気になってきました。
「メルモアお姉ちゃんはお肉が好きだよね~」
「メルモアは屋敷でもいつもお肉を要求しているのですよ~」
シエラお姉ちゃんが迷惑そうな顔をしてそう言っています。
「そうなんだ…、僕はお姉ちゃん達と一緒に食事をとっていないから気付かなかったよ」
「シャルル様、今晩は一緒にいっぱいお肉を食べましょうねぇ~」
メルモアお姉ちゃんはシエラお姉ちゃんの不満をよそにそう言いながら僕に抱きついてくるのでした。
「到着しました、ここが今晩の宿になります」
魔動力車が止まり、トリスお姉ちゃんが乗客室の扉を開けました。
「お屋敷みたいだね~」
魔動力車を降りると、目の前には町の規模にそぐわない大きさの宿がありました。
シエラお姉ちゃんが言うには町で一番大きな宿だそうです。
「では、トリスは部屋のチェックインを、ヌエットは魔動力車を車庫に移動させておいてください」
「私とメルモアは荷物を運び入れます」
シエラお姉ちゃんがテキパキと指示を出していきます。
「あっ!?」
今晩シャルル様と一緒の部屋は…、トリスでしたか。
カウンターでチェックインしているトリスがニコニコしているのが見えました。
ここは我慢です。
明日は私がシャルル様と一緒の部屋なんですから…。
「シエラ先輩、先輩達の部屋割りが3人部屋ではなく、2人部屋と個室になりました。どうされますか?」
「そうですか、今晩はメルモアがお肉をいっぱい食べると言っていたので、メルモアを個室の方にしておいてください」
メルモアは気にしている様子はありませんが、お肉を食べるとけっこう臭うのですよねぇ…。
「わかりました。メルモア先輩にそう伝えておきます」
XX XY
「シャルル様、今晩は私が一緒ですよ~」
「そっかぁ、メルモアお姉ちゃんは順番には入っていなかったんだよね…」
部屋に入ったとたん、トリスお姉ちゃんがニコニコ顔で話してきます。
「え~っ、シャルル様はメルモア先輩と一緒に寝たかったのですかぁ~」
ニコニコ顔がプンプン顔になりました。
「そ…そういう意味じゃ…」
これは機嫌を直しておかないと面倒なことになりそうです。
「あ~、ト、トリスお姉ちゃん、この部屋お風呂が付いているよ! 一緒に入ろうねぇ~」
「は、はいっ。喜んで!」
トリスお姉ちゃんは顔を赤くして今度はニタニタ顔になるのでした。
ふぅ~、簡単だけど気疲れします。
XX XY
夕食の時間になると1階に集まることになっていました。
この宿の1階はお肉を食べる為のお店にもなっていて、美味しいことでも有名なのだそうです。
宿に泊まっていない人も食べに来られるようになっていて、宿の出入り口の近くにお店への入口が設けられていました。
「すごい人気のあるお店なんだね」
お店の入口付近から中を見ると、もうすでにたくさんの人で席が埋め尽くされています。
その中で、メルモアお姉ちゃんがこっちこっちと手を振っているのが見えました。
「トリスお姉ちゃん、もうみんな席についているみたいだよ」
「混むのを察知して、メルモア先輩が早めに席を確保してくれたのかもしれませんね」
「お肉大好きお姉ちゃんだからねぇ~」
「それは言えてますね」
2人で笑いながらみんなの待っている席に向かいます。
席に着くやいなや、大量のお肉が運ばれてきます。
お肉にも種類があるそうなのですが、基本的に何でも焼いて食べるのだそうです。
「さぁ、いっぱい食べるわよ~。シャルル様、おいしいお肉を焼いてあげますからね~」
『シャルル、無理しないようにね』
「大丈夫だよ。僕もお肉は大好きだよ。屋敷ではあまりお肉が出てきた記憶は無いんだけれど…」
『えっ? シャルルはお肉を食べても体調は悪くならないの…?』
「たくさん食べると体調が悪くなるの? メルモアお姉ちゃんはいつも食べてるって言っていたようだけど…」
『そういえばシャルルは何でもよく食べるけれど、男性は小食な方が多くて、たまにお肉を食べても後でムカムカするらしいの』
『ラルクもあまり食べないわよ』
「そうなんだぁ」
お父さんがお肉を食べないから僕もあまりお肉を食べる機会が無かったのかぁ。
「美味しかったね~、ここのお肉…」
お肉を食べた量はダントツでメルモアお姉ちゃんが一番だったけど、意外に僕が二番目ぐらいに多く食べていました。
「シャルル様って本当によく食べられますよねぇ」
「お肉をこんなに食べられる男の子を初めてみましたよ…」
一緒にいっぱい食べましょうと言っていたメルモアお姉ちゃんも驚いていました。
「お母さん、屋敷でもお肉出してね」
『え、ええ…、本当に驚いたわ』
「シャルル様、私が良いお肉を確保しておきますから安心してくださいね」
まるで同志を得たような顔でメルモアお姉ちゃんがそう言って笑っているのでした。
「ルーシャ様、領主会議の帰りもぜひお立ち寄りください」
「シャルル君もぜひ、もう一度“あ~ん”してね」
『そ、そうね。気が向いたら素通りしないであげる』
「ひどいですよ、ルーシャ様~」
あれからお母さんとトトお姉さんが再起動すると、ヌエットお姉ちゃんやトリスお姉ちゃんのように何度も“あ~ん”をせがんできたのでした。
もちろん僕も何度か“あ~ん”され、本当にしばらく“プーリン”を食べたくない気分です。
スローキに入ってきた時のように領界側にある穴を通り抜け、夕方より少し前までにカプランド領内の町にたどり着きました。
岩山を抜けてからカプランド領側は低木や草花の多い丘陵地になっていて、所々に大きな動物が群れで草を食べているように見えます。
『シャルル、このカプランド領は畜産業が盛んで私たちのエルスタイン領でも仕入れることがあるのよ』
「そうなんだ~」
「シャルル様、今晩はお肉ですよ、おにく~」
今まで静かだったメルモアお姉ちゃんが急に元気になってきました。
「メルモアお姉ちゃんはお肉が好きだよね~」
「メルモアは屋敷でもいつもお肉を要求しているのですよ~」
シエラお姉ちゃんが迷惑そうな顔をしてそう言っています。
「そうなんだ…、僕はお姉ちゃん達と一緒に食事をとっていないから気付かなかったよ」
「シャルル様、今晩は一緒にいっぱいお肉を食べましょうねぇ~」
メルモアお姉ちゃんはシエラお姉ちゃんの不満をよそにそう言いながら僕に抱きついてくるのでした。
「到着しました、ここが今晩の宿になります」
魔動力車が止まり、トリスお姉ちゃんが乗客室の扉を開けました。
「お屋敷みたいだね~」
魔動力車を降りると、目の前には町の規模にそぐわない大きさの宿がありました。
シエラお姉ちゃんが言うには町で一番大きな宿だそうです。
「では、トリスは部屋のチェックインを、ヌエットは魔動力車を車庫に移動させておいてください」
「私とメルモアは荷物を運び入れます」
シエラお姉ちゃんがテキパキと指示を出していきます。
「あっ!?」
今晩シャルル様と一緒の部屋は…、トリスでしたか。
カウンターでチェックインしているトリスがニコニコしているのが見えました。
ここは我慢です。
明日は私がシャルル様と一緒の部屋なんですから…。
「シエラ先輩、先輩達の部屋割りが3人部屋ではなく、2人部屋と個室になりました。どうされますか?」
「そうですか、今晩はメルモアがお肉をいっぱい食べると言っていたので、メルモアを個室の方にしておいてください」
メルモアは気にしている様子はありませんが、お肉を食べるとけっこう臭うのですよねぇ…。
「わかりました。メルモア先輩にそう伝えておきます」
XX XY
「シャルル様、今晩は私が一緒ですよ~」
「そっかぁ、メルモアお姉ちゃんは順番には入っていなかったんだよね…」
部屋に入ったとたん、トリスお姉ちゃんがニコニコ顔で話してきます。
「え~っ、シャルル様はメルモア先輩と一緒に寝たかったのですかぁ~」
ニコニコ顔がプンプン顔になりました。
「そ…そういう意味じゃ…」
これは機嫌を直しておかないと面倒なことになりそうです。
「あ~、ト、トリスお姉ちゃん、この部屋お風呂が付いているよ! 一緒に入ろうねぇ~」
「は、はいっ。喜んで!」
トリスお姉ちゃんは顔を赤くして今度はニタニタ顔になるのでした。
ふぅ~、簡単だけど気疲れします。
XX XY
夕食の時間になると1階に集まることになっていました。
この宿の1階はお肉を食べる為のお店にもなっていて、美味しいことでも有名なのだそうです。
宿に泊まっていない人も食べに来られるようになっていて、宿の出入り口の近くにお店への入口が設けられていました。
「すごい人気のあるお店なんだね」
お店の入口付近から中を見ると、もうすでにたくさんの人で席が埋め尽くされています。
その中で、メルモアお姉ちゃんがこっちこっちと手を振っているのが見えました。
「トリスお姉ちゃん、もうみんな席についているみたいだよ」
「混むのを察知して、メルモア先輩が早めに席を確保してくれたのかもしれませんね」
「お肉大好きお姉ちゃんだからねぇ~」
「それは言えてますね」
2人で笑いながらみんなの待っている席に向かいます。
席に着くやいなや、大量のお肉が運ばれてきます。
お肉にも種類があるそうなのですが、基本的に何でも焼いて食べるのだそうです。
「さぁ、いっぱい食べるわよ~。シャルル様、おいしいお肉を焼いてあげますからね~」
『シャルル、無理しないようにね』
「大丈夫だよ。僕もお肉は大好きだよ。屋敷ではあまりお肉が出てきた記憶は無いんだけれど…」
『えっ? シャルルはお肉を食べても体調は悪くならないの…?』
「たくさん食べると体調が悪くなるの? メルモアお姉ちゃんはいつも食べてるって言っていたようだけど…」
『そういえばシャルルは何でもよく食べるけれど、男性は小食な方が多くて、たまにお肉を食べても後でムカムカするらしいの』
『ラルクもあまり食べないわよ』
「そうなんだぁ」
お父さんがお肉を食べないから僕もあまりお肉を食べる機会が無かったのかぁ。
「美味しかったね~、ここのお肉…」
お肉を食べた量はダントツでメルモアお姉ちゃんが一番だったけど、意外に僕が二番目ぐらいに多く食べていました。
「シャルル様って本当によく食べられますよねぇ」
「お肉をこんなに食べられる男の子を初めてみましたよ…」
一緒にいっぱい食べましょうと言っていたメルモアお姉ちゃんも驚いていました。
「お母さん、屋敷でもお肉出してね」
『え、ええ…、本当に驚いたわ』
「シャルル様、私が良いお肉を確保しておきますから安心してくださいね」
まるで同志を得たような顔でメルモアお姉ちゃんがそう言って笑っているのでした。
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