錬金術師が不遇なのってお前らだけの常識じゃん。

いいたか

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第三百七十九話

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おかしな現象? 事象とも言えるがこの場合は何なのだろうか。

『テイル神さん。 宜しいでしょうか?』

「どうしました?」

『こちらには様々な船があります。 それに技術者も』

「えぇ…」

『そちらには、それらの船に縁深き者も居ると聞き及んでおります』

「たしかに、縁深いと言えばそうかもしれませんが…」

その返事をした瞬間に魚人族が俺に集まってきた。

「命の恩人に魚人代表して全ての感謝を…」

「あ、あぁ…」

急に感謝されて驚きが隠せないないが一体どういう事だ!?

『彼らもまた、大元を辿れば異次元の存在なのでしょう』

「…」

神々でも分かりきっていない現状を見るからに更なる上位存在が居るのは明白だろうが…。
ここで事を荒立てるのは賢明ではないだろう。
それになにか思惑すらも感じる。

“ただ単に平行世界があるだけとも思えない”

チクリ。

嫌な視線を感じる。
だが、嫌とはいえ不快なものではなく、ただただ俺を試す様な視線だ。

何様のつもりなのだろうか。

『テイル神さん? どちらを見ていらっしゃるのです?』

「あぁ、ちょっと視線を感じたので」

『あぁ…』

視線の正体を知っているのか?
だとしたらどこまで突っ込んで聞いて良いのやら。
それ以前にこの方はどうして俺の見ている方向が分かったんだ!?
ちょっと恐ろしすぎるのだが…?

『あまり気にしない方が良いと思うぞ?』

「そうか…?」

「あ、あの…」

そういえば魚人族をすっかり忘れていた。

「どうした…? ところで、君達を助けた奴らは…?」

「あちらの隆起した場でお休みになりながら、こちらを眺めておりますが…」

なんであんな場所があるの!?
あれは一体なに!?

「あそこは元からあった意味の分からない隆起した場所です」

「意味の分からない隆起した場所」

「はい」

それには流石の俺も笑いそうになっていたが何よりリヴィは笑いを堪えて死にかけている。
それに多分念話越しの天照様ですら笑いを堪えている気がしている。

「枕まで置いてない?」

「あれは魚人族の伝統の枕で…あれはウチの家宝の枕でございます…」

「何やってんのあいつら!?」

『『ぶふっ!!!』』

もう我慢できなくて変な笑い方しちゃってるじゃん…。
流石に俺もあれは笑いそうだけども…。
あいつら俺をもう生贄にしてないか?

解せぬ。

「あ、あの…? こちらに居られるのはリヴァイアサン様でございますよね?」

『そうだが…』

「おぉ…! おぉ…!!!」

なんか急に流れが変わってきた。
急展開過ぎて眩暈がしてきたぞ。
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