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第百八十八話 商業ギルドの試作品冷蔵庫を改良
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なんか、式の後は大勢に囲まれ大変だった。
完全に成し遂げた。 あの狸爺共は俺がたじたじになる所が見たかったんだろうけどね。
我が忠義は~なんて言ったせいで騎士団とか魔法師団の希望者が増えたとか、マルディン領やマーガレット領に仕官したいって人が多かったとかなんとか。
処理は狸爺ことマーリン様に押し付けた。
もう一人の狸爺の陛下からは大層褒められた。
思惑通りにならなかったから少し悔しそうだったけれど。
王都の邸宅用の使用人を雇い次第マーガレット領に向かう事にしよう。
と言う事でやってまいりました商業ギルド。
「マーガレット様! 本日はどの様なご用件で!?」
「アンナさんじゃないですか! 普通に前みたいにテイル君って呼んでくれないんですか?」
「そ、それは流石に恐れ多いと言いますか…」
「あ、要件なんだけど、二つあるんだ。 一つは王都の邸宅に使用人を雇いたい。 何かない限りは王都にあまり来ないとは思うけれどそれでも大丈夫って人が良いな。 それと、もう一つは正式に商会を設立したいんだ」
「あ、それでしたらどちらも即日対応可能だと思いますよ? 最近執事志望だけでなく侍女志望の方も少し持て余してるんですよ。 まぁ、貴族の方ですと結構そういう家系の方とかを優先して雇いがちですからね…。 何名程必要なのでしょうか?」
「それなら邸宅が広いから合計十人程居れば良いかな?」
だが、そうか…。 基本的には使用人の家系や商家などから派遣される事が多いから余ってしまうのか。
それは嬉しい誤算でもあるが。
「畏まりました。 それではこちらがピックアップした十五名です。 その中から選んでいただければと。 あと、商会の登録名はどうされますか? それと、マーガレット様は元々幾つか売れ筋商品を抱えているので審査が無く商会を設立出来ます」
それは良かった。 正直幾つかすぐにでも作りたい商品も決まってたことだしありがたい。
「じゃあ、テイル商会にしておこうかな。 もしマーガレットにしちゃうといつかマーガレットの名前が無くなった時に不都合になっちゃうからね」
「まぁ、それは無いと思いますが…。 畏まりました」
「うん。 頼んだよ。 ちなみにこの十五人にはすぐに会えるかな?」
「すぐに…ですか。 大丈夫だとは思いますが」
「じゃあ、お願い。 待ってる間に少し試しに設置した冷蔵庫の様子とかも見て行って良いかな?」
「どうぞ、寧ろ良いんですか?」
笑顔で頷くと職員用の扉を開けてくれた。
「マーガレット様がギルドに設置した冷蔵庫の様子を見たいとの事なので中にお連れしました! 邪魔しないでくださいね!」
「ほな、冷蔵庫の中身の酒は全部飲んでまうわ~」
アルガスさん? 職務中の飲酒はどうなんですか?
「そうですね。 頂いてしまいましょう」
ルオーリアさん? 貴方には止めて欲しかったですよ!
「お! 丁度摘まめるもんも入っとるな! ええなぁ! 後はアンナちゃんに任せて皆で酒盛りやー!」
おー! と言う声と共に奥に消えていく職員達。
残されたアンナさんは…燃え尽きていた。
某漫画の主人公の様に。
そっとそれを放置して冷蔵庫に向かう。
「ふむ、排熱も順調だね。 だけどこれは少し回路が劣化してきている…かな? 魔石もあるしさっと交換しちゃおう。 そうだ、色々素材の持ち合わせもあるし、ちょっと現代的な冷蔵庫に改良しちゃおう」
新しく冷凍室を増設し、氷を作るトレーも作った。 本当は外気温に合わせて冷蔵室の温度を変える機能も欲しかったけどかなり複雑過ぎて量産出来ないのでやめておく。
とりあえず完了!
一仕事終えたぜ! と思って振り返ったら商業ギルドに居た人全員が近くでガン見しているじゃないか!
「作業が早いわ、訳わからんわでもう見るのが楽しくてようけ酒が進んだわ! んで? これは何をしたんや?」
全員に事細かく説明すると、大層喜んでいた。
氷は貴重らしく、手に入れる手段が出来るって言うのが相当な貢献だとか。
もちろんその場で登録させられた。
商会の目玉商品の一つになるだろうな。
完全に成し遂げた。 あの狸爺共は俺がたじたじになる所が見たかったんだろうけどね。
我が忠義は~なんて言ったせいで騎士団とか魔法師団の希望者が増えたとか、マルディン領やマーガレット領に仕官したいって人が多かったとかなんとか。
処理は狸爺ことマーリン様に押し付けた。
もう一人の狸爺の陛下からは大層褒められた。
思惑通りにならなかったから少し悔しそうだったけれど。
王都の邸宅用の使用人を雇い次第マーガレット領に向かう事にしよう。
と言う事でやってまいりました商業ギルド。
「マーガレット様! 本日はどの様なご用件で!?」
「アンナさんじゃないですか! 普通に前みたいにテイル君って呼んでくれないんですか?」
「そ、それは流石に恐れ多いと言いますか…」
「あ、要件なんだけど、二つあるんだ。 一つは王都の邸宅に使用人を雇いたい。 何かない限りは王都にあまり来ないとは思うけれどそれでも大丈夫って人が良いな。 それと、もう一つは正式に商会を設立したいんだ」
「あ、それでしたらどちらも即日対応可能だと思いますよ? 最近執事志望だけでなく侍女志望の方も少し持て余してるんですよ。 まぁ、貴族の方ですと結構そういう家系の方とかを優先して雇いがちですからね…。 何名程必要なのでしょうか?」
「それなら邸宅が広いから合計十人程居れば良いかな?」
だが、そうか…。 基本的には使用人の家系や商家などから派遣される事が多いから余ってしまうのか。
それは嬉しい誤算でもあるが。
「畏まりました。 それではこちらがピックアップした十五名です。 その中から選んでいただければと。 あと、商会の登録名はどうされますか? それと、マーガレット様は元々幾つか売れ筋商品を抱えているので審査が無く商会を設立出来ます」
それは良かった。 正直幾つかすぐにでも作りたい商品も決まってたことだしありがたい。
「じゃあ、テイル商会にしておこうかな。 もしマーガレットにしちゃうといつかマーガレットの名前が無くなった時に不都合になっちゃうからね」
「まぁ、それは無いと思いますが…。 畏まりました」
「うん。 頼んだよ。 ちなみにこの十五人にはすぐに会えるかな?」
「すぐに…ですか。 大丈夫だとは思いますが」
「じゃあ、お願い。 待ってる間に少し試しに設置した冷蔵庫の様子とかも見て行って良いかな?」
「どうぞ、寧ろ良いんですか?」
笑顔で頷くと職員用の扉を開けてくれた。
「マーガレット様がギルドに設置した冷蔵庫の様子を見たいとの事なので中にお連れしました! 邪魔しないでくださいね!」
「ほな、冷蔵庫の中身の酒は全部飲んでまうわ~」
アルガスさん? 職務中の飲酒はどうなんですか?
「そうですね。 頂いてしまいましょう」
ルオーリアさん? 貴方には止めて欲しかったですよ!
「お! 丁度摘まめるもんも入っとるな! ええなぁ! 後はアンナちゃんに任せて皆で酒盛りやー!」
おー! と言う声と共に奥に消えていく職員達。
残されたアンナさんは…燃え尽きていた。
某漫画の主人公の様に。
そっとそれを放置して冷蔵庫に向かう。
「ふむ、排熱も順調だね。 だけどこれは少し回路が劣化してきている…かな? 魔石もあるしさっと交換しちゃおう。 そうだ、色々素材の持ち合わせもあるし、ちょっと現代的な冷蔵庫に改良しちゃおう」
新しく冷凍室を増設し、氷を作るトレーも作った。 本当は外気温に合わせて冷蔵室の温度を変える機能も欲しかったけどかなり複雑過ぎて量産出来ないのでやめておく。
とりあえず完了!
一仕事終えたぜ! と思って振り返ったら商業ギルドに居た人全員が近くでガン見しているじゃないか!
「作業が早いわ、訳わからんわでもう見るのが楽しくてようけ酒が進んだわ! んで? これは何をしたんや?」
全員に事細かく説明すると、大層喜んでいた。
氷は貴重らしく、手に入れる手段が出来るって言うのが相当な貢献だとか。
もちろんその場で登録させられた。
商会の目玉商品の一つになるだろうな。
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