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可愛らしい生き物

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 ガイルは小さくて可愛らしいものが、好きだった。それは兄弟だったり、子猫だったり自分が守らないといけない弱い者に庇護欲を掻き立てられて大事にしてきた。 

 容姿も小柄で清楚、華奢な体、守ってあげたい系が好みだった。 
大きな胸、派手な見た目は苦手だった。もとのコレットはガイルの性癖に刺さりまくりだった。 
  
 そんなただでさえ、性癖に刺さりまくりの生き物が顔を真っ赤にして自分に素直に言ったのだ―――「ガ、ガイルに、お、お姫さま抱っこされても嫌じゃない、う、嬉しいの」……なんだこの可愛い生き物は、ガイルは心の中で叫んでしまった。  


「コレットその姿は?」 
「リリアカに聞いたんでしょ?今魔力がなくて変身魔法が使えないの。今の姿が私の本当の見た目なのよ。地味で恥ずかしでしょ?」 

「いや。恥ずかしない」
「え?本当?…気を使ってくれてありがとう、ガイル。」 
「いや、使ってない!いつもの姿より俺は良いと思う。」 
ガイルはコレットを見ながらハッキリ言った。 
 
「そ、そう」 
(ガイルは本当に優しい。) 
 気恥ずかしくなったコレットは毛布を鼻まで被り、おずおずとガイルを覗き見する。 
 
しかし、覗き見したはずのガイルとバッチリ目が合ってしまった。 
 
(うう恥ずかし) 
  
ますます赤くなり、縮こまるコレット。 
  
可愛い――ガイルはコレットの一連の動作を見ていた。 
おずおずと小さくなる様は小動物のようで抱きしめたくなる。 
思わず伸ばしかけた腕を誤魔化すようにコレットの頭をポンポン叩く。 

「あー。出血酷くて痛いんだってな。痛み止めの薬草とスープ持ってきたぞ、温めるから、コンロ借りる。」 
 
「あ、ありがとう。」 
ガイルの部屋と同じ作りのコレットの部屋は、小さいながら台所にコンロがついていた。 
ガイルは慣れた手つきで薬草を煎じると湯気の立つコップをコレットに渡した。 
 
「熱いから気をつけろよ」 
「ありがとうガイル。慣れた手つきね」 
「弟が喘息持ちで、毎日、薬草飲ませてたからな」 
 ふうふうとしてから、猫舌なコレットがゆっくりと薬草を飲み一息つくと「スープも食べろ」とお椀を渡してくれた。 
 
「ありがとうガイル。お腹ペコペコだったの」コレットは、お椀を受けとると更に暖かい気持ちになった。 

 口も舌も小さいな……あの小さな口の中に俺のをぶちこんだら気持ちいいだろうな、ゴクリとガイルの喉が上下した。 
 
仲間パーティーに発情しないハズだったが……ガイルの視線が口元に痛いほど注がれている事にコレットは気づかなかった。 


「う、うん」 
 コレットは、スープと薬草で体が温かくなり血が巡りだした。 
子宮から膣を伝わり経血が大量に溢れ、着けている布ナプキンを濡らす気持ち悪さに身震いした。 
辺りに仄かに血の匂いが漂い始めた。 
 
「おい、血の匂いが凄いぞ。大丈夫か?」 
  
炎狼のガイルは血の匂いを敏感に感じた、血の匂いの中に咲き出す前の花の甘さが混じる。 
なんだこの癖になる匂いは?ガイルは鼻を引くつかせ匂いを嗅ぎまくる。 

「ば、馬鹿ガイル!匂いなんて嗅がないでよ変態!」コレットは羞恥でわなわな震えた。 
 
「変態ってなんだ!お前出血酷いな、ちゃん止血できてないじゃないか!俺が診てやるから」  

「なななななな何言ってるの!見せられるわけないでしょ!」 
  
なぜ、片思いの相手に月経中の小股を晒さないといけないのか? 
 
「遠慮するな、止血は得意だ!」 
ガイルは茫然自失のコレットから毛布を剥ぎ取るとパジャマをめくり上げた。 

白く薄くて細い折れそうな腰、触りたい…ガイルは右手でへその周りを撫でた。 

「ひや!」コレットから思わず変な声が出た。 
「お前っ変な声だすな」   
「ご、ごめん」 
「もっと触りたくなるだろうが!」 
「え?」 
「す、すまん、忘れてくれ」ガイルは頭をガシガシ掻いた。 
「あー、そんなことよりお前どこから出血してるんだ?腹じゃないみたいだし」 
 
(どこからって月経なんだから、子宮からに決まってるじゃない!え?言わせたいの) 
 
「ガイルの馬鹿!エッチ!言えないわよ!」   
「さっきから変態とか馬鹿とかなんだよ!…いいぜ、炎狼族の鼻を試してるのか?俺が出血部位を見つけてやる!」 
    
 
何の勝負か、やる気になったガイルは鼻を引くつかせコレットの服の上から匂いを嗅いでいく。 
頭の先から下へ、鼻先が胸を掠めて堪らずコレットが「ガイルやめて!」とガイルの頭を突っぱねようとするものだから、ガイルはコレットの両手首を押さえつけた。 
  
へそから更に下へ、血の匂いと甘い匂いが濃厚になっていく。 
ガイルは甘い匂いにつられ鼻先を匂いの中心に押し付けると鼻から吸い上げた。 
なんて甘いにおいだ、クラクラする。 
「見つけたぞ、出血してるのはここだろう!」   

 
「あ、うう。」 
ガイルの鼻息がかかり、コレットは身をよじる。 
  
ガイルは顔を離し出血部位を確認した、そこはコレットの陰部おまただった。 
ガイルはコレットの陰部に鼻を擦りつけていたのだった。
 羞恥に顔を真っ赤に染めた、今にも泣きそうなコレットと目があった。  

 出血って―――月経か?ガイルはやっとすべてを理解した。俺は今何をした?押さえつけていた両手首を離し、自分の鼻に手を当てた。 
  
 無理やり押さえつけて陰部の匂いを嗅ぎまくった…確かに変態だ。
 
「す、すまんコレット。月経だと思ってなくて……怪我して出血したと勘違いしていた!すまん、本当にすまない。」 
ガイルはコレットに深々と頭を下げた、嫁入り前の娘になんてことしたんだ俺は! 
 
 恥ずかしくて顔から火が出そうなコレットは、頭から毛布をすっぽり被り丸くなった。 
 
「馬鹿ガイル。恥ずかしくて死んじゃいそう……でもガイルが私を心配してくれてたことはわかったから……許してあげる」 


 コレットに許しを得たガイルは急ぎ足で部屋に帰ってきた。 
ベッドに腰かけるとズボンを脱ぐのももどかしく、はち切れんばかりの肉棒を取り出し右手でしごいた。 
 
 ガイルはコレットに欲情していた、触った薄いお腹の感触、鼻孔に残る陰部の甘い匂いを思い出そうと鼻を引くつかせる。右手が世話しなく竿を擦り我慢汁が溢れて濡れる。 
 
「はあ、コレット。コレット!」 
 
ヌチャヌチャと何度も何度も肉棒を擦り上げる、コレットの小さな口が肉棒を咥え、上目遣いに見上げた姿を想像し、耐えきれず肉棒が爆ぜる。 
―ビュービュッビュッと白濁を吐き出し、ガイルは荒い息をした。 
 
足りねえ、全然足りねえ。 
もっと甘い匂いが嗅ぎてえ。
  


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