獣人専門弁護士の憂鬱

豆丸

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中編

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 私は赤くなった顔を隠そうとしたが、両手を拘束されているので出来なかった。拘束を逃れようともがくと破れたシャツから私の乳房がまろび出てしまった。 
 ごくりとガレリアの喉が動く。 

 このまま流されるのは嫌だ。女の人を口説く際、皆にあんたは俺の番だって言ってるかもしれないのだから……  

「わ、私はあなたに抱かれにきたのではありません。あなたが前に付き合っていたエリザさんが結婚詐欺されたと訴えているので確認したいのです。」 

「エリザ?誰だ?」ガレリアは思い出せないと顔をしかめている。 
 最低!関係を持った女性を忘れるなんて、私はイライラして「彼女はあなたに中出しされた!結婚前提だからokしたのに騙されたと言っています」 
「結婚前提も何も、俺は女を抱くときに番を探しているから付き合えない前提で抱いている。本人にもハッキリ言って、面倒だからそれでもいいと言う女しか抱かない!」言ってる内容はなかなかゲスいが彼は真面目に告げる。 

 ガレリアほどの美貌があれば、付き合えなくても抱いて欲しい女性は売るほどいることだろう。エリザも抱かれているうちにあわよくば結婚出来ると思ってしまったのだろうか? 

「少なくともエリザさんは納得していません、ガレリアさんとの結婚を望んでいます」 
「その女に悪いが、俺は番以外と結婚する気はない。そいつが訴えたいなら慰謝料でも何でも払うし、きちんと謝罪させてもらう」 

「ありがとうございます。エリザさんが納得するか解りませんが、私から説明します。」ガレリアからの誠意ある返答に依頼はすみそうで私は安心する。 

「ああ、質問は終りか?寧ろそいつに感謝だな、あんたが来てくれた」うっとりと美しいオッドアイで見つめられて戸惑ってしまう。 
 早かに腕の拘束を何とかしないとヤバい気がする。 

「ガレリアさん腕の拘束をと」焦る私に被せるようにガレリアは言葉を紡ぐ。
「次は俺に質問させてくれ。あんたは体の何処を触られると感じる?教えて欲しい」 
 彼は話しながら指でゆっくり私の顔の輪郭をなで、首筋をなぞる。 
 ゾクゾクする感覚が走り皮膚が粟立つ感覚を逃すように身を竦めると「くすぐったいのか?面白いな」更に下に、引き裂かれた衣服の隙間から直接右胸を揉み、指で乳首を何度も弾かれる。
「あ、あっ止めて」痛みと気持ちよさが胸先から浸透する。 
「良い反応だな。気持ちいいのか?」弾かれぷっくり膨らんだ先を「うまそうだ」とガレリアが口に含み転がす。 

 ざらざらした猫舌でペロッと先を舐められ、次に激しく吸われ甘噛され、痛いのか気持ち良いのかまぜこぜになり解らなくなる。 
 ぴちゃっぴちゃっと室内は、ガレリアの胸をなぶる音と私のくぐもった喘ぎ声しか聞こえない。下腹部より更に下に熱がこもり、はしたなく内腿をすり合わせてしまう。  

 ガレリアの気がすむまでむしゃぶりつかれた私の胸は涎と歯形で散々だった。 


「が、ガレリアさんこれ以上は…」息もたえだえな私は、それでも快楽に流されたくなかった。
「これ以上は?」彼は私の髪を一房掴むと口付ける。
「こ、これ以上の性交渉は私の同意がないので止めにしませんか?」 
何とか彼の肉欲を静めて快楽から逃れたい、私なりに必死だった。 
 
 「わかったよ。あんたの言う通りにしてやる」ガレリアはにっこりと微笑み、私の両手腕の拘束を解いてくれた。 
わかってもらえたと安心したのも次の間に、ガレリアは私をお姫さま抱っこして歩き出した。 
 
 「ガレリアさん、何で?離して下さい!」手足をバタバタさせるが、鍛え抜かれた騎士の前には無力だった。 
 ガレリアは私をゆっくりとベッドに横たえる。慌てて体を起こそうするが、きつく抱き締しめられ身動きがとれない。動けない私の首にガレリアが鼻先をすりつける。   
  
 「あんたが性交渉に同意して中に入れてと言い出すまで、ぐずぐずに愛してやる」 
「それは、同意じゃありませんよ!」 
  
 ガレリアは私の大腿部を掴むと大きく広げて固定し、自分の頭を間に入れ閉じられたいようにした。スカートが捲れ上がり、ストッキングとショーツに守られた私の陰部を食い入るように見つめ、吐息を漏らす。 
「濡れてる。」   
「や、見ないで!」 
散々胸をいじられた私のソコは既に蜜が溢れて、ショーツを通りこしてストッキングまで濡らしていた。羞恥に顔が赤くなる。 
  
「甘い匂いがするな、こんなに蜜を出して」ガレリアの舌が布越しに私の花芽をチロチロ舐める。ざらざらした熱い舌で何度も舐められ、蜜が止まらない。気持ちいいが布越しで歯がゆい。下腹部に鈍く熱が蓄積して、外に出たがっている。直接舐めて欲しい、腰がねだるように動いて止められない。
 
「あ、あ!こんなっ」 
「どうした?腰が動いてるぞ?」 
意地悪くニヤリと笑うと布越しでもわかるほど膨らんだ花芽をきつく摘まんだ。 
「ん、ん!」 
体をびくつかせるがイケそうでいけない。刺激が足りない、もどかしくて私はガレリアを潤んだ瞳で見上げた。 
 
「どうした?シフォンはどうして欲しい?」  
「な、なめて?」  
「もっと大きな声で……俺にどうして欲しい?」  
「舐めて!布越しじゃなくて直接舐めてっっ!」 
 ガレリアは、爪でストッキングを破りショーツを引き裂くと直接舌で蜜をすすり上げた。 熱くヌメヌメした舌が蜜壺で蠢き中を掻き分ける。花芽をちゅちゅと吸われ蜜が止まらない。

「あ、あああああっ!」
 やっと与えられた快楽に膣が痙攣し、頭が真っ白く染まり全身を震わせてイってしまった。 

「旨い、番の蜜は特別に甘い。」 
 ガレリアは、私の蜜でベタベタに汚れた口元を手の甲で拭うと恍惚の表情を浮かべた。 
「俺の舌で感じてくれて嬉しい。次は俺の指で感じてほしい」 
ガレリアは、剣を持つには細く綺麗な指を私の中に入れ、かき混ぜた。 
 
「ま、待って!イッたばかりだから、あっ!」イッたばかりの中は、柔らかく指を受け入れ、中に中にと指ををぎゅうぎゅう締め付ける。 
 
 「こんなに締め上げて、ぐっ、早くあんたの中に入れたい」 
ガレリアは、ズボンを脱ぎ、はち切れんばかりの自分の肉棒を取り出した。 
臍まで反り返った肉棒は、彼の美麗な外見から想像出来ないほど、巨大で赤黒く異質だった。肉棒は根本の方まで、先走りで濡れていて我慢出来ないと言わんばかりにビクビクしている。 
  
 私は肉棒から目が離せない、こんな凶悪な物が入るの? 学生時代に少ないながらに男性と経験があるが、ガレリアの肉棒は大きすぎる。久しぶりの私は、裂けてしまうかもしれない。 
 
「いや、無理です。そんな大きいの入らない」「だ、大丈夫だすぐには入れない。シフォンが受け入れてくれるまで待つ」 
苦悶の表情を浮かべ、息も荒くガレリアは耐えていた。なんとも色っぽく悩ましい、耐えるガレリアにわたしは胸がぎゅっと締め付けられた。 
 
 「はあ、はあ、もっとシフォンを気持ちよくしてやるから」 
 ガレリアは肉棒を私の密壺に擦りつけるとやわやわと抽送を始めた。 
 ぐちゅぐちゅと私の蜜とガレリアの先走りが混ざり卑猥な音とたてる。 
 
「あ、あ、あ、ああ」 
「イってくれ何度でも!俺で気持ちよくなれ」
 硬い肉棒で花芽をこすられ、強い刺激に涙がポロポロながれ、口から涎をたらす。 
 粘膜と粘膜が擦れあい気持ちよさに思考が蕩けて頭がおかしくなる、もう限界だった。

「い、入れて欲しいの。 
 私の中をめちゃくちゃのぐちゃぐちゃにかき混ぜて」    
 叫んだ瞬間、ガレリアの肉棒で最奥を穿たれ悲鳴をあげた。極太の肉棒が中をみっちり占拠して苦しい。ガツガツとガレリアは容赦ない抽送を始めた。
「やっと一つになれた、おれの番だ。離さない絶対に」

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