騎士団長様、ぐちゃぐちゃに汚れて落ちてきて

豆丸

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落ちてきて

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 私が抱き締めたことにより、必然的に胸に多量にかかった精子が団長の顔にもついた。 
 団長の左の頬から無駄に高い鼻に、もう、べったりとねばつく白濁。 

「はあ、はあっ、か、顔につけるな。貴様は、な、なんで、だ、抱きしめるんだ」 

 うふふ、綺麗な顔が汚れた。 
 自分の白濁にまみれ、呆然とする間抜けな顔は嫌いじゃない。 

「団長の惚けた顔、ステキね」 
「な、なっ」 

 私は団長の精子でねばつく両手で団長の頬を優しく撫でる…ふりをしながら、粘液を擦り付けた。 
 頬から首筋に、下に下に制服をぴったり着た服の上からもわかる、鍛えぬかれた胸元に精子を塗り込む。
 制服を執拗に塗りつぶしていくと途中で白濁が足りなくなった。 
 私はタイトスカートを捲りあげると、団長の首に両手を回ししがみつくように抱きつき、団長の肉棒を内ももに挟むように向かい合い椅子の座面と化した団長に股がった。 
 自慢の豊かな双丘をつぶし団長の胸に押し付けて、にゅるにゅると上半身を擦りつける。 

「あ、あ、ああっ」 
 私の胸元についた白濁を団長の制服にも、お裾分け。ぴったりとくっいた肢体から団長の早鐘のような心臓の音が聞こえる。   

「団長の心臓の音…凄い」 
 団長の制服の騎士団のシンボル聖鷹の刺繍を白く汚し、私はうっとりとする。

 すりすりと胸を擦り付ける私に我慢出来なくなったのか、ガタガタと椅子ごと団長の腰が動き、挟んだ太ももに怒張を擦り付け始めた。  

 ぬちょぬちょと水音が響く、硬い怒張は私の太ももに沈み、何度も擦り付けると更に太くまがまがしくなり、先走りと出したものでドロドロになる。 
 耐えきれない快楽に団長の瞳は淀み、口を大きく開けて喘ぎ続ける。

「ああっ、ああっ、」

 あふっ、なんて色っぽい……私は惹かれるように団長の大きく開いた口を口で塞ぎ、舌を差し込んだ。びっくりして大きく見開かれた、琥珀色の瞳。団長の舌を絡めとるとちゅるちゅる吸い上げる。
「ん、ん、ん」 
「あ、あ、はふっ」団長の喘ぎ声を飲み込むと私からも肉棒に内ももをすり付けた。私の中もひくつき、愛液が垂れ下着を汚す。 

 ずりずりずり、にゅるにゅる…ちゅるちゅる――

 ―――綺麗な団長。快楽に溺れて、汚れて、汚して、落ちてしまえ。 

 擦り付ける何度も何度も―― 

「はあ、こんな、気持ちいい、など…くっ。はあっ、ソ、ソフィア、む、胸、柔らか…い、ふ、太もも…イイ、た、耐えられなっ。はははあ!!くううっ、ああああああ――で、で出る!くはぁ」 

 団長の腰が一際大きく浮き上がり、ガタガタと全身を痙攣させ、ぶるりと白濁を巻き散らす、浴びるほどの精の量。

 綺麗な顔を快楽に歪ませ、ゼイゼイと熱い息を吐き、額から汗を滝のように流し、団長は果てた。椅子に体を預け、目を瞑りぐったりしている。

 荒くなった息を整え、ぐったりした団長の膝から下りると、辺りの惨状を確認する私。 

「あらら、凄いわね」
 夏の夢華の効果は恐ろしい、圧巻の精子量に、3回目にして団長の下半身は白濁でドロドロで金色の茂み、臀部、太もも、足首の方まで汚れてしまう。粘液が飛び散った床が、日光に照らされ所々光って見え、なんとも淫猥。 

 部屋全体が精の臭いを漂わせて、匂いが染み込みしばらく抜けないだろうな。

 もちろん、ひっついていた私の制服のタイトスカート、ストッキングもぐちゃぐちゃ。髪の毛もヌメヌメしてる。乾くとカピカピになっちゃう。 

 嫌だ!洗濯が大変だわ、粘着力あっておちにくいし、イカ臭いし、ここは、副団長にクリーニング代も払って頂こう!新しい制服でもいい!  

 肌にくっつきなんとも気持ち悪く、精子にまみれてべとつくシャツとスカートを無造作に脱ぎ、黒のお揃いのブラジャーとショーツにベージュのストッキングだけの姿になる。滑るので靴も脱いだ。 
 副団長に頼んで騎士砦の入浴場を貸し切りにしてもらい、早く落としたい。 

 はあ。こんなに精子臭いんじゃ、シャワーを浴びても臭いは落ちないかも、今日の副業は無理ね……。 

 くそぅ、1日の副業代も団長に請求してやる~!絶対、バチは当たらないわ~。 
 これも全部、媚薬を飲んだ団長のせいだわ、もう! 

 無性に腹が立ち団長を睨み付けると、ぐったりしていたはずの団長の一部は元気を取り戻していて………天を仰いでいた。

 うそでしょう?どんだけ出すつもりなの?唖然とする私。

 団長は、私の柔らかいおっぱい、細くくびれ折れそうな腰、肉付きの良いお尻と太もも――下着姿の私を瞬き一つせず食い入るように見つめていた。 

 鼻息荒く、明らかに私に欲情している団長の顔。 
 団長もそんな顔出来るのね―――雌を前にした獰猛な雄の表情に、私の子宮が期待にゾクッと震えた。    

「団長?どこ見てるんですか?恥ずかしいので見ないで下さい」わざとらしく肩をすくめ、ついでに両腕で胸を寄せて大きさを強調しておく。 

「な、な、見てないぞ」タプッと揺れた膨らみから慌てて目を反らす団長。 

 私は予備の椅子を団長と向かい合わせに置くと腰を掛けて座り、団長の膝に自分の膝が当たるまで椅子を近づけた。 
 肩のブラジャーの紐を落とし胸を押さえながら団長に詰め寄る。 

「団長の嘘つき……ずっと私のおっぱい見てたでしょう?団長が見たいと言うなら見てもよいし、触りたいとお願いするなら触っても良いですよ。私を抱きたい?」私が妖艶に微笑むと団長の喉がぐっと動ききゅうと鳴った。 

 ――さあ、団長落ちてきて、触りたい抱きたいと叫んでよ―

「ああっ、ううっ、俺は、嫌だ!こんな、媚薬で、抱くなど、ああっ、ソ、ソフィア、何して!!ぐはあっ!」 
 それでも拒絶する団長が憎らしい、私は団長の肉棒を足で踏みつけた。

 ぎゅむむーと踏み潰す勢いで……苦悶の表情を浮かべ、涙目の団長。一方肉棒は足の下、悦びの先走りをしとどに流し、更に硬く硬度を上げ私の足を押し返す勢い。 

「何が嫌なの?私にちんこ踏まれて、イキそうなくせに。もう三回も精子出してドロドロのぐちゃぐちゃなんだから、今さら何を守るの?笑っちゃうわ~!」 
「ぐ、ぐああっ、ソフィアや、止めろ、ひっああっ、」 

 団長の3回出したものと先走りをローション替わりにして、足の親指と人差し指をチョキの形に開いて肉棒を挟み、裏筋、カリを小刻みにしごいていくと嫌がりながらも、手指より力強い刺激に腰が揺れている。強烈な刺激を受容するしかない可哀想な団長。 
 喘ぎ声をあげながら、肉棒に這う私の足から視線を逸らせない。  

「本当に止めていいの団長?わあ、ちんこ硬くて凄い。またいっぱい精子出したいってココ、こんなにひくついてる…」 

 足先をひくつく尿道口にあてがう、亀頭をなぞったりつついたり刺激を優しく与えていく。溢れて止まらない先走りで、私のストッキングが濡れてしまう。 
 両足の土踏まずに肉棒を挟み直し、上下ににゅるにゅるしごいていくと面白いように跳ねる団長の体。

「あああああっ!も、もう、や、止めてくれ、出したくない、出したくないんだ!」 

 悲痛に叫び、ガタガタブルブルと全身を痙攣させ白目を向き果てる団長。体にロープが食い込み、椅子が軋み壊れそう。精子をこれでもかと飛ばし、周囲を汚して、私の足先を白く染め上げる。

 うふ、綺麗な顔を鼻水と涙と涎でぐちゃぐちゃにして、精子まみれでなんて汚い! 

 あは、楽しい!なんて楽しいの、綺麗な団長を汚して私は歓喜に震えた、私のアソコもぐちゃぐちゃに濡れていた。




 ◇◇◇


 
「幾らなんでも、やり過ぎたソフィア!」 
 失神して起きない団長に慌て、副団長を呼んだ私は、下着にタオルを巻いた姿のまま正座し、副団長に怒られていた。 
 入浴場のお湯が貯まるまで待機中に説教をくらう。 

「えー?治療して欲しい、抜いてと頼んだのは、副団長ですよね~」 
「確かに……頼んだか!部屋をぐちゃぐちゃにしろとは言ってないぞ。後片付け大変だろうが!」 
「精子出したのは、団長なんで、団長に言って下さいよー。ううっ、命令で、嫌々治療したのに酷いです」 
「嘘をつくな!ノリノリだったろうが!!」 
「あは、ばれました~?楽しかったですよ……でも団長、好きな人、居るんじゃないですか?媚薬でドロドロなのに、頑なに私を抱きたいと言いませんでしたよー。たいした忍耐力です」 
「な、なんだと!ここまで汚しといて、最後までヤッてないのか?」 
「ヤッてませんよ、団長は、ピカピカの童貞ですから安心してください」
「嘘だろ!この好条件でヤッてないなんて…団長、なんでですか?」 
 副団長は団長に詰め寄るが気を失っている団長は答えるわけない。 

「団長は、媚薬の力で抱きたくないって言ってましたよ。多分好きな人じゃないと、駄目なんでしょうねー。拒絶するから憎らしくなっちゃってやりすぎちゃいましたーごめんなさい」舌をペロッと出し軽く謝る。  

「あー、ソフィアを拒絶したんじゃない、媚薬を拒絶しだんだ……勘違いしないでやってほしい。団長は真面目だから媚薬抜きで抱きたいんだと思う」 
「そうですか?団長、好きな人抱けるといいですね」
 団長の色恋沙汰など興味はない、それより早くお風呂に入り、皮膚のカピカピをどうにかしたい。
「……全然、ソフィアに伝わってない。団長おいたわしや」ぶつくさと独り言の多い副団長。

「あっ!そうだ、副団長。それより、精子臭くて副業お休みするので、店に連絡してほしいです」 
「了解した、なんて名前の娼館だ?」 
「……私、今世は娼婦じゃありませんよ?」 
 ぎぎと副団長を睨みつける。寧ろ嫌な思い出が多いのだから遠慮したい。 

「な?歓楽街で副業と聞いていたが?」 
「歓楽街にある料亭で火の国の料理を教えているんですよ私。珍しい料理なので重宝されてます。勝手に娼婦にしないで下さいー」 
「すまん、団長も俺も誤解していた」 
「本当に!今世はまだ処女の私に抜いてやってくれって酷いと思いますよ~」 
 前世の女郎だった記憶がバッチリ残っていて経験者に見られがちだけど、まだ私は処女だった。 

「な、なななんだと!処女で団長を失神させたのか……恐ろしい奴だ」 

「恐ろしいって、酷くないですか?別に頑なに処女を守ってきた訳じゃなくて…前世は身売りされ処女も売ったし、いろんな人とやりまくったので……今世は、可愛く結婚相手に捧げたいなーって思ってるんですよー。あはは、柄にもないんですけどね…」前世で出来なかった普通の結婚がしたい。恥ずかしくて赤くなる。 

「団長、良かったですね。ソフィア娼館で働いてないし、まだ処女で結婚相手に捧げたいそうですよ。タヌキ寝入り止めて、欲しいなら全力で口説いて下さいよ」副団長は、にやっと人の悪い顔で笑う。 

「は?頭の硬い団長が私を口説くわけないでしょう~」冗談止めてと手をパタパタさせる。 

「わかった…全力で口説く」 
 いつの間にか失神から目覚めたのか…いつから話を聞いていたのか。 
「だ、団長」
 冷たい美貌の琥珀色の両瞳に驚いた私の顔が映っていた。

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