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番外編④ 休日はデート ~グレンさんと
しおりを挟む魔力譲渡の必要がないのに、ただグレンさんに触れることがこんなに気持ちいいなんて。
私が淫乱なだけなの?
グレンさんのズボンに視線を向ければ、股間部位がはち切れそうに大きくなっていて。
感じているのが私だけじゃないことに安心した。
「はっ、マナツ。濡れてる……俺に見えるように足を開いて」
熱くてもどかしい体。
貪欲に欲しがって浅ましく、グレンさんが脱がせやすいように腰を動かしてしまう。
白いレースのショーツが落とされ、立ったまま太ももを掴まれ足を開かされる。
濡れたソコが空気に触れてひんやりする。その刺激にグレンさんの情欲の滾る鋭い視線に身震いした。
「あっ」
「……感じてくれているのか?ぬれぬれだ。こんなに花芽をひくつかせて」
興奮したグレンさんの上擦った声。興奮に震える低い美声を聞くだけで腰が砕けそう。
「そ、そんな見ないで……あっ、恥ずかしいから」
「嘘だな……マナツは、見られるのが好きだろう?」
グレンさんには珍しく意地悪く笑う。
つぷっと人差し指を私の中に埋め込んでいく。ゆっくりと見せつけながら、根元まで入れ込むと蜜を滴らせる中をかき混ぜられて。
腟壁がわななく、欲しいと指を咥えて締め付ける。ぎゅっと中が収縮するたびに甘く痺れて、快感がパチパチ白く弾ける。
「あんっ!!あーーっ!!はぁん。な、中っで、動かしたらぁっ!!」
「もっとだ……もっと、気持ちよくなってくれ」
ぬぽ、ぬぽと、指を増やされ出し入れされる。同時にくりくりと敏感な花芽潰されたら、もう堪らない。
繰り返される執拗な甘い責め苦に、視界が白く染まる。快楽を逃そうと浮いてしまう腰を押さえつけられて、ただ喘ぐことしか出来ない。
「こんなに……濡らして」
太ももを伝う蜜が床にこぼれる。
グレンさんの手首はおろか肘まで滴る愛液をグレンさんはうっとりと恍惚の表情を浮かぶべて、舐めとった。舌を這わせながら、愛液まみれの自らの手首を手のひらを犬のように舐めた。
グレンさんは自分を舐めてから、その舌で私の臍下を舐めた。子宮の上を、熱く滑る舌が気持ちいい。舐められたところから蕩けてしまう。
「……うっ。 あっ、はっ、ああっん…!」
グレンさんは顔を陰部に押し付けるように、指を咥え込んだままの、蜜穴に狙いを定めると口を大きく開けた。
ねっとりした舌で花芽ごとソコをねぶる。舌でぬちゃりぬちゃりと上下に擦られ、赤く熟れてシコった実をずずっと啜った。
「ああっ!!そんなに、舐めたらーーっ!!!あああっ!んんっ!!」
「じゅっ。はっ、マナツはどこもかしこも……甘い……ここも」
「ーーーーっ!!あああぁっ!!」
ぱちんと快楽が弾けた。
どうしようもない愉悦に押し流されて、絶頂に包まれる。
胸を仰け反らせてびくびくする体を逃がさないとばかりに、グレンさんが抱き込んだ。
「はー。はー。俺もーーもうっ」
苦しく息を吐いたグレンさんは、もどかしくズボンを脱ぎ捨てた。
そそりたつ太く硬い欲棒は、はち切れそうに滴っていた。
私の太ももを割り開き、滴る穂先をひくつく穴に、ぬちゃりぬちゃりとともどかしく擦り合わせる。
これだけでも、気持ちいいのに、入り口は欲しいと先っぽに吸い付いて。
「あ、あっ。い、入れてぇ。グレンさん!」
いつのまにか甘ったるい声で腰をくねらせ、奥に招き入れる。
「ーーっ!欲しいのか?俺のが!」
「ほ、欲しい!グレンさんのーーーーあ、あんっ!!」
どちゅんと早急に際奥まで穿たれて、立っていられず、玄関ドアにもたれ掛かる。
あ、あっ、鍵、閉まっていないのに、誰か入ってきたら。考えただけで中が羞恥に締まる。
「中が、くっ。うねって……締まるっ!!」
ドアを背にし、崩れ落ちる私の腰をグレンさんが支え、そのまま座らせるように引き寄せられグレンさんの陰茎を咥えさせられる。ドンッと際奥を深く苛烈に抉られ、擦られて。揺すられる。
「あっ!あっ!ひっん!ああっ!!」
「マナツっ!マナツっ!」
どちゅん、どちゅんと圧倒的快楽を叩きつけられて脳が蕩ける。結合部から飛び散る液体はどちらのものかわからない。
「………愛してる」
熱く耳介に吐息とともにいとおしそうに囁かれて、髪を撫でられて。
顔中優しい口づけを雨のように降らされて。嬉しくて、こんなに胸が苦しい。視界が涙で滲む。
愛される幸福に子宮がキュンと締まる。私の中の居るグレンさんをきつく締め上げる。びくびくと拍動する陰茎が果てが近いと教えてくれる。
「あんっ!ああっ。はぁん。グ、グレンさんっ……んっ。はん。グレンさん……好きよっ。わ、私も、愛してるわ!」
グレンさんの首筋に腕を回して、その汗滴る首筋を甘く噛んだ。
その瞬間にグレンさんの体がぶるりと震えて、中の陰茎がずんと膨らみ肉壁をミシミシ広げた。
ただでさえ大きいのに、まだ大きくなる余地があるなんて。
「マナツっっ!!俺を、噛んでくれるのか!!くっ!はっ、で、出るっ!!」
ビュルルルルっと恍惚の表情を浮かべて、グレンさんは私の中で射精した。
「あーーっ!!んんんっ!!」
熱い飛沫が中を満たす。奥を穿たれて中に出されて甘く快楽の波に飲まれる。手足をピンとさせて、簡単に絶頂してしまう。
びくびく震える陰茎は、私の中に三度精子を巻き散らかすと、少しだけ小さくなる。入りきらない精子が結合部から床にポタポタと落ちた。
はあはあと荒い呼吸を繰り返す。お腹が熱くて、堪らない。
「……っ」
きつく私を抱き込んだグレンさんの熱が心地よくて、満たされて。
同じように呼吸を繰り返すグレンさんと目が合う。
ふふ。
同じタイミングで微笑み合う。手と手を絡めて繋ぐ。
ああ、私幸せだわ。
ここが玄関ドアの前と言うことを忘れて多幸感に包まれた。
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