56 / 69
56・第二戦の相手
しおりを挟む
「ほう、技師バイケンを破るか──」
蜥蜴老人のムサシが長い顎髭を撫でながら関心していた。
そんな中で勝利したばかりのキングが体に突き刺さった木片を抜きながらハートジャックに手を差し出す。
木片は深く刺さっていない。
刺さった数は多いが傷は浅いようだ。
「ハートジャック、ポーションをくれ」
「はいはーい」
陽気に答えたハートジャックが下げ鞄の中からグレーターヒールポーションの小瓶を取り出してキングに向かって放り投げた。
どうやらキングはバイケンに受けた傷をポーションで癒す積もりのようだ。
身体中に刺さった木片に、脛を分銅で削られている。
致命傷ではないが、キングはあと二戦も戦わなくてはならない。
僅かなダメージでも回復して起きたいのだろう。
「なるほどね~」
『どうしました、魔王様?』
「キングの野郎、捨て身で掛かったのはヒールポーションがあるからか」
『あ~、なるほどです。グレーターヒールポーションがあるからですね』
するとポーションの小瓶を受け取ったキングが瓶の蓋を口で開けながら、倒れているバイケンの元に近付いた。
そして、気絶しているバイケンの体を起こすと蜥蜴の口にポーションを流し込む。
「あれれ、自分を癒すんじゃなくて敵を癒すのかよ。予想外だわ……」
俺がキングの行動に驚いている刹那であった。
「ハッ!?」
瞳を大きく見開いたバイケンが跳ね飛んだ。
戸惑いながらキングの側から離れる。
そして、斬られたはずの胸を擦りながら言った。
「コ、コレハ……。確カ儂ハ斬ラレタハズ……」
バイケンの斬られた胸の傷は完治していた。
明らかに致命傷と思われる傷が瞬時に癒えたことで戸惑っているのはリザードマンばかりだった。
そしてバイケンがキングに言う。
「貴様、何故二儂ヲ助ケル!?」
キングは残ったポーションを自分で飲み干すと、傷が癒えたのを確認してからバイケンに答えた。
「私の目的は、貴様らの殺害ではない。貴様らに魔王様への忠誠を誓わせることだ」
キングは凛と言いはなった。
俺は小声で呟く。
「目的を忘れていないな、キングの野郎」
『ですね、魔王様』
キルルが笑顔で相槌を入れる。
「さて」
傷の癒えたキングがジュウベイに光るシミターの刀身を向けながら言った。
「次はどいつだ?」
残るは二戦である。
長老ムサシの申し出は、リザードマンが指定した三名に勝利することである。
あと二戦残っていた。
故に凛々しい眼光を凄ませるキングが敵を急かす。
「さあ、さっさと勝敗を着けようぞ。私は連戦でも構わぬ。早く次の対戦者を出すとよい!」
バイケン、ジュウベイ、それにガラシャが爬虫類な瞳でキングを睨んでいた。
そんな中で笑顔を微笑ませる老蜥蜴のムサシが述べる。
「ジュウベイ、行けるかぇ?」
するとキングを独眼で睨み続けるジュウベイが堂々と返した。
「御意ッ!」
答えたジュウベイが腰の二本差しから太刀を一本引き抜いた。
抜いたのは大太刀のほうである。
そして、刀を構えることなく自然体でユルユルと前に出てくる。
「今度ハ拙者ガ御相手イタス」
「二番手は貴様か」
キングも一度納めていたシミターを鞘から引き抜いた。
半月刀を鞘から引き抜いただけでキングが背負うオーラが力強く燃え上がる。
キングの戦闘数値が上昇していた。
「「イザッ!」」
瞬時、両者が刀を構える。
キングは右足を軽く前に、背筋を延ばして片手で光るシミターを中断に構えていた。
対するジュウベイは体を斜めに大きく股を開いて腰を落として両手で刀を縦に構えて見せる。
まるでバッターボックスに立つ野球選手のような構えだった。
剣学で言うところの八相の構だ。
またを八双の構えとも呼ばれている古流の構えである。
その構えを見ながらキングが呟いた。
「出来るな……」
俺もジュウベイの構えを見て戦力を悟る。
「やはり剣技だけならリザードマンのほうが鍛練度が上だな」
確かに技術や鍛練ではリザードマンのほうが上である。
だが、純粋な身体能力ならば、鮮血で強化されたキングのほうが明らかに上なのだ。
故に、尚武の勝敗は、磨き上げた技が勝つか、天然の身体能力が勝つかの勝負に伺えた。
「さてさて、キングの野郎。今度はどう戦うのかな。楽しみだぜ」
俺は胸の前で両手を組むと偉そうに観戦に励む。
そして、第二戦が始まろうとしていた。
キングvsジュウベイ。
いま、激戦の幕が再度開こうとしている。
もう、なんともワクワクである。
蜥蜴老人のムサシが長い顎髭を撫でながら関心していた。
そんな中で勝利したばかりのキングが体に突き刺さった木片を抜きながらハートジャックに手を差し出す。
木片は深く刺さっていない。
刺さった数は多いが傷は浅いようだ。
「ハートジャック、ポーションをくれ」
「はいはーい」
陽気に答えたハートジャックが下げ鞄の中からグレーターヒールポーションの小瓶を取り出してキングに向かって放り投げた。
どうやらキングはバイケンに受けた傷をポーションで癒す積もりのようだ。
身体中に刺さった木片に、脛を分銅で削られている。
致命傷ではないが、キングはあと二戦も戦わなくてはならない。
僅かなダメージでも回復して起きたいのだろう。
「なるほどね~」
『どうしました、魔王様?』
「キングの野郎、捨て身で掛かったのはヒールポーションがあるからか」
『あ~、なるほどです。グレーターヒールポーションがあるからですね』
するとポーションの小瓶を受け取ったキングが瓶の蓋を口で開けながら、倒れているバイケンの元に近付いた。
そして、気絶しているバイケンの体を起こすと蜥蜴の口にポーションを流し込む。
「あれれ、自分を癒すんじゃなくて敵を癒すのかよ。予想外だわ……」
俺がキングの行動に驚いている刹那であった。
「ハッ!?」
瞳を大きく見開いたバイケンが跳ね飛んだ。
戸惑いながらキングの側から離れる。
そして、斬られたはずの胸を擦りながら言った。
「コ、コレハ……。確カ儂ハ斬ラレタハズ……」
バイケンの斬られた胸の傷は完治していた。
明らかに致命傷と思われる傷が瞬時に癒えたことで戸惑っているのはリザードマンばかりだった。
そしてバイケンがキングに言う。
「貴様、何故二儂ヲ助ケル!?」
キングは残ったポーションを自分で飲み干すと、傷が癒えたのを確認してからバイケンに答えた。
「私の目的は、貴様らの殺害ではない。貴様らに魔王様への忠誠を誓わせることだ」
キングは凛と言いはなった。
俺は小声で呟く。
「目的を忘れていないな、キングの野郎」
『ですね、魔王様』
キルルが笑顔で相槌を入れる。
「さて」
傷の癒えたキングがジュウベイに光るシミターの刀身を向けながら言った。
「次はどいつだ?」
残るは二戦である。
長老ムサシの申し出は、リザードマンが指定した三名に勝利することである。
あと二戦残っていた。
故に凛々しい眼光を凄ませるキングが敵を急かす。
「さあ、さっさと勝敗を着けようぞ。私は連戦でも構わぬ。早く次の対戦者を出すとよい!」
バイケン、ジュウベイ、それにガラシャが爬虫類な瞳でキングを睨んでいた。
そんな中で笑顔を微笑ませる老蜥蜴のムサシが述べる。
「ジュウベイ、行けるかぇ?」
するとキングを独眼で睨み続けるジュウベイが堂々と返した。
「御意ッ!」
答えたジュウベイが腰の二本差しから太刀を一本引き抜いた。
抜いたのは大太刀のほうである。
そして、刀を構えることなく自然体でユルユルと前に出てくる。
「今度ハ拙者ガ御相手イタス」
「二番手は貴様か」
キングも一度納めていたシミターを鞘から引き抜いた。
半月刀を鞘から引き抜いただけでキングが背負うオーラが力強く燃え上がる。
キングの戦闘数値が上昇していた。
「「イザッ!」」
瞬時、両者が刀を構える。
キングは右足を軽く前に、背筋を延ばして片手で光るシミターを中断に構えていた。
対するジュウベイは体を斜めに大きく股を開いて腰を落として両手で刀を縦に構えて見せる。
まるでバッターボックスに立つ野球選手のような構えだった。
剣学で言うところの八相の構だ。
またを八双の構えとも呼ばれている古流の構えである。
その構えを見ながらキングが呟いた。
「出来るな……」
俺もジュウベイの構えを見て戦力を悟る。
「やはり剣技だけならリザードマンのほうが鍛練度が上だな」
確かに技術や鍛練ではリザードマンのほうが上である。
だが、純粋な身体能力ならば、鮮血で強化されたキングのほうが明らかに上なのだ。
故に、尚武の勝敗は、磨き上げた技が勝つか、天然の身体能力が勝つかの勝負に伺えた。
「さてさて、キングの野郎。今度はどう戦うのかな。楽しみだぜ」
俺は胸の前で両手を組むと偉そうに観戦に励む。
そして、第二戦が始まろうとしていた。
キングvsジュウベイ。
いま、激戦の幕が再度開こうとしている。
もう、なんともワクワクである。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
御機嫌ようそしてさようなら ~王太子妃の選んだ最悪の結末
Hinaki
恋愛
令嬢の名はエリザベス。
生まれた瞬間より両親達が創る公爵邸と言う名の箱庭の中で生きていた。
全てがその箱庭の中でなされ、そして彼女は箱庭より外へは出される事はなかった。
ただ一つ月に一度彼女を訪ねる5歳年上の少年を除いては……。
時は流れエリザベスが15歳の乙女へと成長し未来の王太子妃として半年後の結婚を控えたある日に彼女を包み込んでいた世界は崩壊していく。
ゆるふわ設定の短編です。
完結済みなので予約投稿しています。
「不細工なお前とは婚約破棄したい」と言ってみたら、秒で破棄されました。
桜乃
ファンタジー
ロイ王子の婚約者は、不細工と言われているテレーゼ・ハイウォール公爵令嬢。彼女からの愛を確かめたくて、思ってもいない事を言ってしまう。
「不細工なお前とは婚約破棄したい」
この一言が重要な言葉だなんて思いもよらずに。
※約4000文字のショートショートです。11/21に完結いたします。
※1回の投稿文字数は少な目です。
※前半と後半はストーリーの雰囲気が変わります。
表紙は「かんたん表紙メーカー2」にて作成いたしました。
❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年10月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
こちらの作品は完結しておりますが、10月20日より「番外編 バストリー・アルマンの事情」を追加投稿致しますので、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。
1ページの文字数は少な目です。
約4500文字程度の番外編です。
バストリー・アルマンって誰やねん……という読者様のお声が聞こえてきそう……(;´∀`)
ロイ王子の側近です。(←言っちゃう作者 笑)
※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
妹しか愛していない母親への仕返しに「わたくしはお母様が男に無理矢理に犯されてできた子」だと言ってやった。
ラララキヲ
ファンタジー
「貴女は次期当主なのだから」
そう言われて長女のアリーチェは育った。どれだけ寂しくてもどれだけツラくても、自分がこのエルカダ侯爵家を継がなければいけないのだからと我慢して頑張った。
長女と違って次女のルナリアは自由に育てられた。両親に愛され、勉強だって無理してしなくてもいいと甘やかされていた。
アリーチェはそれを羨ましいと思ったが、自分が長女で次期当主だから仕方がないと納得していて我慢した。
しかしアリーチェが18歳の時。
アリーチェの婚約者と恋仲になったルナリアを、両親は許し、二人を祝福しながら『次期当主をルナリアにする』と言い出したのだ。
それにはもうアリーチェは我慢ができなかった。
父は元々自分たち(子供)には無関心で、アリーチェに厳し過ぎる教育をしてきたのは母親だった。『次期当主だから』とあんなに言ってきた癖に、それを簡単に覆した母親をアリーチェは許せなかった。
そして両親はアリーチェを次期当主から下ろしておいて、アリーチェをルナリアの補佐に付けようとした。
そのどこまてもアリーチェの人格を否定する考え方にアリーチェの心は死んだ。
──自分を愛してくれないならこちらもあなたたちを愛さない──
アリーチェは行動を起こした。
もうあなたたちに情はない。
─────
◇これは『ざまぁ』の話です。
◇テンプレ [妹贔屓母]
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾もあるかも。
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング〔2位〕(4/19)☆ファンタジーランキング〔1位〕☆入り、ありがとうございます!!
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる