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第595話【武道魔法使い】
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手の中のヅラを見たあとに、俺のハゲ頭を見たアマデウスが言う。
「お前、ヅラだったのか……」
「すまないけど、それ、返してくれないか……」
「ほらよ」
アマデウスがポイッとヅラを投げた。
俺の足元に落ちたゴメスがワシャワシャと動き出す。
そして、俺の足から頭によじ登って行くとハゲ頭に鎮座する。
「それにしても……」
俺は手首で自分の鼻を拭った。
血は出てないな。
でも、ひで~痛いぞ。
鼻の下を打たれたのに頭痛がガンガンする。
まだ、若干景色が歪んで見える。
目が回っているのか?
足元がふらついている。
なので俺は頭を軽くトントンと叩いた。
それで景色が安定した。
足にも力がちゃんと入るぞ。
よし、これなら行けるかな。
俺は双剣を構え直す。
左足を前に出して双剣を前に並べて中断で構えた。
「もう、パンチなんて食らわねえぞ!」
「どうかな」
アマデウスがローブを脱ぎ捨てた。
更に上半身の服も脱ぎ捨てる。
そして、床に落としたローブと服の上に、風で飛ばされないようにスタッフを重石代わりに置いた。
スラリと立つアマデウスの体は魔法使いとは思えないほどに引き締まっている。
細いのに筋肉質。
細マッチョってやつだ。
美しい細マッチョは試合直前のプロボクサーのように引き締まっている。
まるでダイアモンドのように芸術的な筋肉だ。
アマデウスが語り出す。
「私の父は武道家系冒険者なのは知っているよな」
『知らん……」
「だが、死んだ母が魔法使いてね」
「俺の返答を無視したな……」
「だから俺は小さなころは武術と魔術を選考していた」
「だから殴り合いも強いと?」
「だが、父への反発から武道家ではなく、俺は魔法使いの道を進んだ。それでも冒険者として一流を極められたのは武道のお陰でもある。武術と魔術のハイブリット、それが攻防に有利と働く」
「攻めは魔法で、防御や回避は武術ってわけかい?」
「そうだ」
答えてからアマデウスが拳を固めて構えを築く。
左足を軽く前に出して、握った拳が上下縦に真っ直ぐ並んでいる。
何ともコンパクトな構えだ。
自分の正中線を防御して、相手の正中線を狙った構えである。
鋭い眼光を俺に向けるアマデウスがクールに述べた。
「だが、時には逆もあり得る」
「魔法が防御で、武術が攻めか……」
アマデウスがエンチャント魔法を複数唱え始めた。
「ジャイアントストレングス、アニマルタフネス、フォーカスアイ、バタフライディフェンス、スマッシュビー、ハイスピードスター、ライトナックル!」
ステータスの底上げ魔法だ。
バフ魔法の連続にアマデウスの身体が様々なオーラに包まれる。
そして、両拳が目映く輝いていた。
拳のパンチ力を強化したのだろう。
「なんだなんだ。俺が知らない魔法が入りまくりだぞ……」
「魔法の知識なら私のほうが一つも二つも上だからな」
「流石は魔法使いってわけだ。なら、俺も~」
俺もバフ魔法を唱え始める。
「ジャイアントストレングス、ディフェンスアーマー、フォーカスアイ、カウンターマジック、ファイアーエンチャントウェポン、アイスエンチャントウェポン!」
俺のグラディウスが燃え上がり、黄金剣が氷結に包まれた。
二つ並ぶ炎と氷の双剣。
その二刀の間から俺はアマデウスを睨んだ。
一方のアマデウスは光る拳を縦に並べて俺と向かい合っている。
その眼光には隙がない。
無いが──。
明らかに分かるリーチの違い。
向こうは素手の拳。
こちらはロングソードの二刀流。
この差は誰にでも理解できるリーチの違いだ。
俺のほうが圧倒的にリーチが長い。
長い、のだが──。
長いのだが、何故かアマデウスにこちらから打ち込めない。
リーチが五分に見える上に隙が無いのだ。
この感覚は勘違いでは無いだろう。
あいつの武術は、それだけのレベルを有しているのだろうさ。
「ふっ」
アマデウスが鼻で笑った。
「流石は若いのにソドムタウンでソロ冒険者を名乗るだけの実力者に育っただけはあるようだな」
「打ち込めない。あんたの間合いが何かを可笑しい……」
悔しいが事実だ。
俺はアマデウスに打ち込むだけの隙を見つけられないでいた。
アマデウスが摺り足で半歩前に出る。
「素手故に間合いが狭い。それは素手の武術の欠点だ。だが、その欠点を打開しているからこそ武道で武器を相手に戦えるのだよ。それが素手の武道家ギルガメッシュ流の武術。バカ親父を褒めたくないが、この武術だけは本物──っだ!!」
最後の「っだ」に合わせてアマデウスが前に跳ねた。
一歩の跳躍で4メートルある間合いを瞬時に積める。
「先手必勝っ!!」
二本並べるアスランのロングソードにアマデウスの顔面が超接近した。
双剣の刀身がアマデウスの二つの眉毛に触れそうな距離である。
刹那、二連の閃光が瞬いた。
「ふんっ、ふんっ!!」
二連のアッパーカット。
左右連続で打ち上げられた上げ突きで俺の両手が上へと弾かれた。
俺は剣を持ったままバンザイの状態になる。
両手を弾き上げられたのだ。
「ボディーがガラ空きになったぞ、アスラン」
アマデウスが俺の眼前で微笑んでやがる。
「不味い……」
そして、アマデウスの乱打が俺の胸や腹に打ち込まれた。
胸に正拳突きが四発。
腹に下突きが三発。
瞬時に打ち込まれる拳は計七発。
拳打の衝撃が皮鎧の走行を貫通して肋骨を軋ませながら肺と胃袋を激しく揺らした。
息が出来ない。
呼吸が強制的に止まった。
更にアマデウスが身体を捻って背を見せる。
そこからの中段後ろ廻し蹴りが俺の腹部に蹴り込まれた。
「くほっ!!」
俺の身体がくの字に曲がって飛んで行く。
後方に飛んだ俺は一回転してからすぐさま立ち上がる。
しかし、俺の後ろ足は第九の隅ぎりぎりであった。
もう後がない。
「あぶねぇ……」
あと一歩分飛ばされていたら落下していただろう。
「良く、落ちなかったな!!」
アマデウスが再び来る。
「この野郎ッ!!」
俺はグラディウスの縦切りでカウンターを狙うが、アマデウスは半身を右に躱して反撃を避ける。
「まだだ!」
俺が二打目の黄金剣を振りかぶった直後にアマデウスの裏拳が放たれた。
手首のスナップを効かせた素早い裏拳がジャブの速度で俺の鼻にヒットする。
「ぐあっ!!」
パチンっと言う響きと同時に瞑れた鼻から流れ込んだ電撃が脳に触れた。
視界が一瞬だけ白く染まる。
続いて鳩尾に衝撃。
更に股間にも衝撃が走る。
何を打ち込まれたか分からなかったが連続攻撃をされたのは間違いない。
その攻撃で仰け反った俺の身体が一歩後退した。
しかし、足場が無い。
落ちる──。
「落とさないぞ、アスラン!」
第九から落ちかけた俺の襟首をアマデウスが掴んで支えた。
そこからの背負い投げ。
担ぎ投げられた俺の身体が宙を高々と舞ってから地面に落ちる。
「ぐはっ!!」
背中を打った。
苦痛と共に自分の意思とは別に肺から息が吐き出される。
それでも俺はすぐさま立ち上がり剣を構えた。
戦意を見せる。
「く……そ……」
吐きそうだ。
それに身体のあちらこちらが痛い。
特に金玉が痛いぞ……。
内股になっちゃう……。
アマデウスが体を斜めに構えて可憐なステップを刻んでいた。
爪先で跳ねている。
「容易くは終わらせないぞ、アスラン。少し俺にも遊ばせてもらう」
「余裕をかましてンじゃあねえぞ、糞野郎……」
ヤバイ……。
こいつ、マジで強いぞ……。
【つづく】
「お前、ヅラだったのか……」
「すまないけど、それ、返してくれないか……」
「ほらよ」
アマデウスがポイッとヅラを投げた。
俺の足元に落ちたゴメスがワシャワシャと動き出す。
そして、俺の足から頭によじ登って行くとハゲ頭に鎮座する。
「それにしても……」
俺は手首で自分の鼻を拭った。
血は出てないな。
でも、ひで~痛いぞ。
鼻の下を打たれたのに頭痛がガンガンする。
まだ、若干景色が歪んで見える。
目が回っているのか?
足元がふらついている。
なので俺は頭を軽くトントンと叩いた。
それで景色が安定した。
足にも力がちゃんと入るぞ。
よし、これなら行けるかな。
俺は双剣を構え直す。
左足を前に出して双剣を前に並べて中断で構えた。
「もう、パンチなんて食らわねえぞ!」
「どうかな」
アマデウスがローブを脱ぎ捨てた。
更に上半身の服も脱ぎ捨てる。
そして、床に落としたローブと服の上に、風で飛ばされないようにスタッフを重石代わりに置いた。
スラリと立つアマデウスの体は魔法使いとは思えないほどに引き締まっている。
細いのに筋肉質。
細マッチョってやつだ。
美しい細マッチョは試合直前のプロボクサーのように引き締まっている。
まるでダイアモンドのように芸術的な筋肉だ。
アマデウスが語り出す。
「私の父は武道家系冒険者なのは知っているよな」
『知らん……」
「だが、死んだ母が魔法使いてね」
「俺の返答を無視したな……」
「だから俺は小さなころは武術と魔術を選考していた」
「だから殴り合いも強いと?」
「だが、父への反発から武道家ではなく、俺は魔法使いの道を進んだ。それでも冒険者として一流を極められたのは武道のお陰でもある。武術と魔術のハイブリット、それが攻防に有利と働く」
「攻めは魔法で、防御や回避は武術ってわけかい?」
「そうだ」
答えてからアマデウスが拳を固めて構えを築く。
左足を軽く前に出して、握った拳が上下縦に真っ直ぐ並んでいる。
何ともコンパクトな構えだ。
自分の正中線を防御して、相手の正中線を狙った構えである。
鋭い眼光を俺に向けるアマデウスがクールに述べた。
「だが、時には逆もあり得る」
「魔法が防御で、武術が攻めか……」
アマデウスがエンチャント魔法を複数唱え始めた。
「ジャイアントストレングス、アニマルタフネス、フォーカスアイ、バタフライディフェンス、スマッシュビー、ハイスピードスター、ライトナックル!」
ステータスの底上げ魔法だ。
バフ魔法の連続にアマデウスの身体が様々なオーラに包まれる。
そして、両拳が目映く輝いていた。
拳のパンチ力を強化したのだろう。
「なんだなんだ。俺が知らない魔法が入りまくりだぞ……」
「魔法の知識なら私のほうが一つも二つも上だからな」
「流石は魔法使いってわけだ。なら、俺も~」
俺もバフ魔法を唱え始める。
「ジャイアントストレングス、ディフェンスアーマー、フォーカスアイ、カウンターマジック、ファイアーエンチャントウェポン、アイスエンチャントウェポン!」
俺のグラディウスが燃え上がり、黄金剣が氷結に包まれた。
二つ並ぶ炎と氷の双剣。
その二刀の間から俺はアマデウスを睨んだ。
一方のアマデウスは光る拳を縦に並べて俺と向かい合っている。
その眼光には隙がない。
無いが──。
明らかに分かるリーチの違い。
向こうは素手の拳。
こちらはロングソードの二刀流。
この差は誰にでも理解できるリーチの違いだ。
俺のほうが圧倒的にリーチが長い。
長い、のだが──。
長いのだが、何故かアマデウスにこちらから打ち込めない。
リーチが五分に見える上に隙が無いのだ。
この感覚は勘違いでは無いだろう。
あいつの武術は、それだけのレベルを有しているのだろうさ。
「ふっ」
アマデウスが鼻で笑った。
「流石は若いのにソドムタウンでソロ冒険者を名乗るだけの実力者に育っただけはあるようだな」
「打ち込めない。あんたの間合いが何かを可笑しい……」
悔しいが事実だ。
俺はアマデウスに打ち込むだけの隙を見つけられないでいた。
アマデウスが摺り足で半歩前に出る。
「素手故に間合いが狭い。それは素手の武術の欠点だ。だが、その欠点を打開しているからこそ武道で武器を相手に戦えるのだよ。それが素手の武道家ギルガメッシュ流の武術。バカ親父を褒めたくないが、この武術だけは本物──っだ!!」
最後の「っだ」に合わせてアマデウスが前に跳ねた。
一歩の跳躍で4メートルある間合いを瞬時に積める。
「先手必勝っ!!」
二本並べるアスランのロングソードにアマデウスの顔面が超接近した。
双剣の刀身がアマデウスの二つの眉毛に触れそうな距離である。
刹那、二連の閃光が瞬いた。
「ふんっ、ふんっ!!」
二連のアッパーカット。
左右連続で打ち上げられた上げ突きで俺の両手が上へと弾かれた。
俺は剣を持ったままバンザイの状態になる。
両手を弾き上げられたのだ。
「ボディーがガラ空きになったぞ、アスラン」
アマデウスが俺の眼前で微笑んでやがる。
「不味い……」
そして、アマデウスの乱打が俺の胸や腹に打ち込まれた。
胸に正拳突きが四発。
腹に下突きが三発。
瞬時に打ち込まれる拳は計七発。
拳打の衝撃が皮鎧の走行を貫通して肋骨を軋ませながら肺と胃袋を激しく揺らした。
息が出来ない。
呼吸が強制的に止まった。
更にアマデウスが身体を捻って背を見せる。
そこからの中段後ろ廻し蹴りが俺の腹部に蹴り込まれた。
「くほっ!!」
俺の身体がくの字に曲がって飛んで行く。
後方に飛んだ俺は一回転してからすぐさま立ち上がる。
しかし、俺の後ろ足は第九の隅ぎりぎりであった。
もう後がない。
「あぶねぇ……」
あと一歩分飛ばされていたら落下していただろう。
「良く、落ちなかったな!!」
アマデウスが再び来る。
「この野郎ッ!!」
俺はグラディウスの縦切りでカウンターを狙うが、アマデウスは半身を右に躱して反撃を避ける。
「まだだ!」
俺が二打目の黄金剣を振りかぶった直後にアマデウスの裏拳が放たれた。
手首のスナップを効かせた素早い裏拳がジャブの速度で俺の鼻にヒットする。
「ぐあっ!!」
パチンっと言う響きと同時に瞑れた鼻から流れ込んだ電撃が脳に触れた。
視界が一瞬だけ白く染まる。
続いて鳩尾に衝撃。
更に股間にも衝撃が走る。
何を打ち込まれたか分からなかったが連続攻撃をされたのは間違いない。
その攻撃で仰け反った俺の身体が一歩後退した。
しかし、足場が無い。
落ちる──。
「落とさないぞ、アスラン!」
第九から落ちかけた俺の襟首をアマデウスが掴んで支えた。
そこからの背負い投げ。
担ぎ投げられた俺の身体が宙を高々と舞ってから地面に落ちる。
「ぐはっ!!」
背中を打った。
苦痛と共に自分の意思とは別に肺から息が吐き出される。
それでも俺はすぐさま立ち上がり剣を構えた。
戦意を見せる。
「く……そ……」
吐きそうだ。
それに身体のあちらこちらが痛い。
特に金玉が痛いぞ……。
内股になっちゃう……。
アマデウスが体を斜めに構えて可憐なステップを刻んでいた。
爪先で跳ねている。
「容易くは終わらせないぞ、アスラン。少し俺にも遊ばせてもらう」
「余裕をかましてンじゃあねえぞ、糞野郎……」
ヤバイ……。
こいつ、マジで強いぞ……。
【つづく】
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