551 / 604
第550話【鬼との決着】
しおりを挟む
巨鬼の手が俺の眼前に迫って来た。
俺は身体をゴロンと転がすと巨鬼の手から逃れる。
「やべぇ……、まだ視界がグチャグチャだぜ……」
俺は立ち上がるとふらつきながらもガイアたちが居る方向に歩んで行った。
「すまん、ガイア。本当にあれを止められるのか?」
「任せて~」
『止めるのは俺ですがな~』
引いて来た俺の横を過ぎて、フルプレート姿のメタルキャリアが前に出た。
「やっぱり戦うのはお前じゃあないのね、ガイア」
「当然よ。肉体労働は男の子の役目だからね」
巨鬼の前を目指すメタルキャリアが背中で語る。
『もう俺も男の子呼ばわりされる年齢じゃあないんだけどね~』
「何を言ってるの、この鉱物魔物が。私から見たら貴方なんて赤子よ、あ、か、ご」
確かガイアは、あの糞女神の祖母だよな。
だとするなら地上の魔物ですら赤子なのかも知れない。
実年齢は何億歳なんだろう……?
でも、その赤子に普段は遊んでもらってる野郎が言う台詞じゃあないよな。
『それじゃあ、一暴れするか~』
メタルキャリアは防御力はピカイチだ。
たぶん鬼の角付きパンチでも傷付かないだろうさ。
だが、攻撃力はどうなんだ?
巨鬼を倒せるだけの攻撃力は有しているのか?
まあ、お手並み拝見といたしましょうか。
俺はガイアの隣に座り込んで観戦する。
疲れた……。
てか、叩きつけは効きすぎだぜ。
やっと視界の歪みが消えて、まともに景色が見え始めたところだ。
『よ~~し、行くぞ~!』
メタルキャリアが拳を振り上げながら巨鬼に迫る。
こいつもテレホンパンチだよ。
やっぱり戦いの素人だ。
「うらぁぁああああ!!!」
行きなりの攻撃。
巨鬼のチョッピングライトがメタルキャリアの脳天を殴った。
メタルキャリアは、そのまま地面に顔面を叩きつけられる。
「「「よわっ!!」」」
物陰に隠れながら見ていた観客たちが声を揃えた。
だが、顔面を地面にめり込ませていたメタルキャリアがムクリと顔を上げる。
そして、何事もなかったように立ち上がる。
『なんだよ、なんだよ。俺には殴らせてもくれないのか~』
平然と述べるメタルキャリアを見て観客たちが度肝を抜かれていた。
普通なら死んでるだろう打撃だったからだ。
だが、メタルキャリアはノーダメージで平然と振る舞っていた。
平然とするメタルキャリアを見て巨鬼も次なるアクションを取った。
拳を振りかぶり背を見せる。
ド級のテレホンパンチのモーションだ。
『それ、知ってる知ってる。思いっきりぶん殴る気なんだろ~』
「うがぁぁああああ!!!」
振り返る勢いを乗せた全力のアッパーカット。
その突き上げがメタルキャリアの顎を殴り上げると振り切られた。
「ふがっ!!!」
角付きのアッパーカットにメタルキャリアが被っていた鉄のヘルムが粉砕して飛び散った。
『あっ、ヘルムが~』
メタルキャリアの素顔が露になると思ったが、ヘルムの下に土嚢袋を被っていた。
メタルキャリアは素肌を見られると身体が鋼鉄化して動けなくなる。
そうなったら終わりだ。
『もう、嫌だな~。あのヘルムは気に入ってたのにさ~』
言いながらメタルキャリアが片足を上げた。
そのまま巨鬼の足の甲を踏みつける。
「ぐうっ!!」
ゴキっと鈍い粉砕音が響いた。
メタルキャリアの踵が巨鬼の足にめり込んでいる。
足の痛みに巨鬼の姿勢が下がる。
低くなった頭にメタルキャリアが腕を回した。
ヘッドロックだ。
『ヘルムを弁償しないなら、頭を捻り潰しちゃうぞ』
グイグイとメタルキャリアが巨鬼の頭を締め上げて行った。
すると巨鬼が両腕をメタルキャリアの腰に回した。
臍の前でクラッチを組む。
折れたはずの左腕は治っているようだ。
「うがぁぁああああ!!!」
巨鬼が腰を割って全身を力ませる。
メタルキャリアを持ち上げる気だ。
「バックドロップで投げる気だぞ!」
俺が叫んだが巨鬼はメタルキャリアを持ち上げられなかった。
幾らフルプレートメイルを着込んでいようと、自分より小さいメタルキャリアを巨鬼が1ミリも持ち上げられないとは思えなかった。
『無理無理、俺は体重を変化できるんだ。俺を持ち上げるなんて神様だって無理だろうさ』
マジか!?
体重を増やせるのか?
「うごぉぉぉお……」
『じゃあ、そろそろ終わりね』
するとメタルキャリアにヘッドロックで固められていた巨鬼の身体が鉄化して行く。
感染しているんだ。
数秒の内に巨鬼は鋼化して動かなくなる。
俺やガイア、それに隠れて見ている観客が多いのだ。
鋼鉄化した巨鬼は動けないだろう。
でも、何故に素肌で触っていないのに感染したのだろうか?
その疑問を察したメタルキャリアが語り出す。
『俺にある程度の物理ダメージを食らうと、素肌で触られてなくても魔力で鉄化するんだよね~』
そうだったのか……。
怖いな……。
「じゃあ、次は私の番ね」
皆が見守るなかガイアがステージに上がった。
鉄化した巨鬼に近寄って行く。
すると胸の御札を剥がした。
「たぶん呪いの力で普段は焼けないし剥がせない効果なんでしょう。でも、神の私なら簡単に剥がせるわ」
「あれ、前は俺の呪いは解けないって言ってたじゃんか!?」
「女神のペナルティーと人間が掛けた呪いを同等のレベルで計らないでね」
「なるほど……」
ガイアは呪術札を破くと巨鬼の頬に口付けをした。
『ああ~、ガイアちゃんのキスなんていいな~』
あれ、メタルキャリアはロリコンかな?
メタルキャリアが羨ましそうに指を咥えていると鉄化していた巨鬼の色が普通に戻って行く。
更に巨体化した身体も縮んで行った。
元のサイズのジオンググに戻る。
「ここは……」
元に戻ったジオンググがステージの上でキョロキョロしながら狼狽していた。
どうやら鬼化している間の記憶が抜け落ちている様子だった。
「んん……?」
そして、自分の左腕が折れていることに気がついた。
「あれ、治ってないじゃんか……」
「腕ぇがぁぁああ!!」
ジオンググは両膝を付いて踞った。
「まあ、とりあえずは決着だな……」
【おめでとうございます。レベル48に成りました!】
あっ、またレベルが上がったぞ。
ラッキー!!
【つづく】
俺は身体をゴロンと転がすと巨鬼の手から逃れる。
「やべぇ……、まだ視界がグチャグチャだぜ……」
俺は立ち上がるとふらつきながらもガイアたちが居る方向に歩んで行った。
「すまん、ガイア。本当にあれを止められるのか?」
「任せて~」
『止めるのは俺ですがな~』
引いて来た俺の横を過ぎて、フルプレート姿のメタルキャリアが前に出た。
「やっぱり戦うのはお前じゃあないのね、ガイア」
「当然よ。肉体労働は男の子の役目だからね」
巨鬼の前を目指すメタルキャリアが背中で語る。
『もう俺も男の子呼ばわりされる年齢じゃあないんだけどね~』
「何を言ってるの、この鉱物魔物が。私から見たら貴方なんて赤子よ、あ、か、ご」
確かガイアは、あの糞女神の祖母だよな。
だとするなら地上の魔物ですら赤子なのかも知れない。
実年齢は何億歳なんだろう……?
でも、その赤子に普段は遊んでもらってる野郎が言う台詞じゃあないよな。
『それじゃあ、一暴れするか~』
メタルキャリアは防御力はピカイチだ。
たぶん鬼の角付きパンチでも傷付かないだろうさ。
だが、攻撃力はどうなんだ?
巨鬼を倒せるだけの攻撃力は有しているのか?
まあ、お手並み拝見といたしましょうか。
俺はガイアの隣に座り込んで観戦する。
疲れた……。
てか、叩きつけは効きすぎだぜ。
やっと視界の歪みが消えて、まともに景色が見え始めたところだ。
『よ~~し、行くぞ~!』
メタルキャリアが拳を振り上げながら巨鬼に迫る。
こいつもテレホンパンチだよ。
やっぱり戦いの素人だ。
「うらぁぁああああ!!!」
行きなりの攻撃。
巨鬼のチョッピングライトがメタルキャリアの脳天を殴った。
メタルキャリアは、そのまま地面に顔面を叩きつけられる。
「「「よわっ!!」」」
物陰に隠れながら見ていた観客たちが声を揃えた。
だが、顔面を地面にめり込ませていたメタルキャリアがムクリと顔を上げる。
そして、何事もなかったように立ち上がる。
『なんだよ、なんだよ。俺には殴らせてもくれないのか~』
平然と述べるメタルキャリアを見て観客たちが度肝を抜かれていた。
普通なら死んでるだろう打撃だったからだ。
だが、メタルキャリアはノーダメージで平然と振る舞っていた。
平然とするメタルキャリアを見て巨鬼も次なるアクションを取った。
拳を振りかぶり背を見せる。
ド級のテレホンパンチのモーションだ。
『それ、知ってる知ってる。思いっきりぶん殴る気なんだろ~』
「うがぁぁああああ!!!」
振り返る勢いを乗せた全力のアッパーカット。
その突き上げがメタルキャリアの顎を殴り上げると振り切られた。
「ふがっ!!!」
角付きのアッパーカットにメタルキャリアが被っていた鉄のヘルムが粉砕して飛び散った。
『あっ、ヘルムが~』
メタルキャリアの素顔が露になると思ったが、ヘルムの下に土嚢袋を被っていた。
メタルキャリアは素肌を見られると身体が鋼鉄化して動けなくなる。
そうなったら終わりだ。
『もう、嫌だな~。あのヘルムは気に入ってたのにさ~』
言いながらメタルキャリアが片足を上げた。
そのまま巨鬼の足の甲を踏みつける。
「ぐうっ!!」
ゴキっと鈍い粉砕音が響いた。
メタルキャリアの踵が巨鬼の足にめり込んでいる。
足の痛みに巨鬼の姿勢が下がる。
低くなった頭にメタルキャリアが腕を回した。
ヘッドロックだ。
『ヘルムを弁償しないなら、頭を捻り潰しちゃうぞ』
グイグイとメタルキャリアが巨鬼の頭を締め上げて行った。
すると巨鬼が両腕をメタルキャリアの腰に回した。
臍の前でクラッチを組む。
折れたはずの左腕は治っているようだ。
「うがぁぁああああ!!!」
巨鬼が腰を割って全身を力ませる。
メタルキャリアを持ち上げる気だ。
「バックドロップで投げる気だぞ!」
俺が叫んだが巨鬼はメタルキャリアを持ち上げられなかった。
幾らフルプレートメイルを着込んでいようと、自分より小さいメタルキャリアを巨鬼が1ミリも持ち上げられないとは思えなかった。
『無理無理、俺は体重を変化できるんだ。俺を持ち上げるなんて神様だって無理だろうさ』
マジか!?
体重を増やせるのか?
「うごぉぉぉお……」
『じゃあ、そろそろ終わりね』
するとメタルキャリアにヘッドロックで固められていた巨鬼の身体が鉄化して行く。
感染しているんだ。
数秒の内に巨鬼は鋼化して動かなくなる。
俺やガイア、それに隠れて見ている観客が多いのだ。
鋼鉄化した巨鬼は動けないだろう。
でも、何故に素肌で触っていないのに感染したのだろうか?
その疑問を察したメタルキャリアが語り出す。
『俺にある程度の物理ダメージを食らうと、素肌で触られてなくても魔力で鉄化するんだよね~』
そうだったのか……。
怖いな……。
「じゃあ、次は私の番ね」
皆が見守るなかガイアがステージに上がった。
鉄化した巨鬼に近寄って行く。
すると胸の御札を剥がした。
「たぶん呪いの力で普段は焼けないし剥がせない効果なんでしょう。でも、神の私なら簡単に剥がせるわ」
「あれ、前は俺の呪いは解けないって言ってたじゃんか!?」
「女神のペナルティーと人間が掛けた呪いを同等のレベルで計らないでね」
「なるほど……」
ガイアは呪術札を破くと巨鬼の頬に口付けをした。
『ああ~、ガイアちゃんのキスなんていいな~』
あれ、メタルキャリアはロリコンかな?
メタルキャリアが羨ましそうに指を咥えていると鉄化していた巨鬼の色が普通に戻って行く。
更に巨体化した身体も縮んで行った。
元のサイズのジオンググに戻る。
「ここは……」
元に戻ったジオンググがステージの上でキョロキョロしながら狼狽していた。
どうやら鬼化している間の記憶が抜け落ちている様子だった。
「んん……?」
そして、自分の左腕が折れていることに気がついた。
「あれ、治ってないじゃんか……」
「腕ぇがぁぁああ!!」
ジオンググは両膝を付いて踞った。
「まあ、とりあえずは決着だな……」
【おめでとうございます。レベル48に成りました!】
あっ、またレベルが上がったぞ。
ラッキー!!
【つづく】
0
お気に入りに追加
389
あなたにおすすめの小説

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。


称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!

【後日談完結】10日間の異世界旅行~帰れなくなった二人の異世界冒険譚~
ばいむ
ファンタジー
剣と魔法の世界であるライハンドリア・・・。魔獣と言われるモンスターがおり、剣と魔法でそれを倒す冒険者と言われる人達がいる世界。
高校の休み時間に突然その世界に行くことになってしまった。この世界での生活は10日間と言われ、混乱しながらも楽しむことにしたが、なぜか戻ることができなかった。
特殊な能力を授かるわけでもなく、生きるための力をつけるには自ら鍛錬しなければならなかった。魔獣を狩り、いろいろな遺跡を訪ね、いろいろな人と出会った。何度か死にそうになったこともあったが、多くの人に助けられながらも少しずつ成長していった。
冒険をともにするのは同じく異世界に転移してきた女性・ジェニファー。彼女と出会い、そして・・・。
初投稿というか、初作品というか、まともな初執筆品です。
今までこういうものをまともに書いたこともなかったのでいろいろと変なところがあるかもしれませんがご了承ください。
誤字脱字等あれば連絡をお願いします。
感想やレビューをいただけるととてもうれしいです。書くときの参考にさせていただきます。
おもしろかっただけでも励みになります。
2021/6/27 無事に完結しました。
2021/9/10 後日談の追加開始
2022/2/18 後日談完結
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。


うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる