461 / 604
第460話【竜宮城】
しおりを挟む
俺はノーチラス号のモニターから見える浮島を見て呟いた。
「これが、竜宮城……」
丸いシャボン玉のような球体に島は包まれていた。
巨大な球体だ。
おそらく空気の層だろう。
表面には富士山のような山が聳えて、裏側は剣山を逆さまにしたかのような鋭い氷柱のような岩が垂れ下がっていた。
大きさは端から端まで1キロは有りそうな島だった。
俺の横に立つ変態ネモ船長が述べる。
「この島に半魚人たちの半数が暮らしている。残りの半数は各地に砦を築いて暮らしているらしい」
俺は変態ネモ船長に訊いてみた。
「成人式が終わって宴とか言ってたけれど、祭りなのか?」
「ああ、祭りだな。和平が結ばれてからノーチラス号の船員は、成人式のあとは宴に呼ばれるようになったんだ。
一年に一度だが陸に上がれる僅かなチャンスなもんでな。俺たちも楽しみにしているんだ」
「上陸って、ことは中は陸地で空気が有るのか?」
「ああ、半魚人たちは下半身を魚スタイルと二脚スタイルに変化できるんだ。それに呼吸法もエラ呼吸と肺呼吸に切り替えられるんだ。だから島では陸地で暮らしている者も少なくない」
「へぇ~、水陸両用なんだ~」
「それに俺たちクルーもアンデッドだからな。もう呼吸をしてないから水中でも死なないしよ~」
「スケルトンも便利だな……」
でも、羨ましくもなんともない。
そんな話をしている間にノーチラス号は島の前方に開いていた洞窟に入って行く。
ライトで前方を照らしたノーチラス号が洞窟の突き当たりまで到着すると、今度は真上に浮上して行った。
ザバァ~ンっと波打つ音が船外から聴こえてきた。
空気が有る層に到達したのだろう。
「よし、島の中に上陸したぞ。さあ、皆で下船だぜ!!」
「「「おおーーー!!」」」
変態ネモ船長の言葉にスケルトンクルーたちが声を上げると、各自が軍服を脱ぎ始める。
変態ネモ船長も軍服を脱ぎ始めた。
骸骨な裸体を晒し出す。
「おいおい、なんで下船するのに服を脱ぐんだ!!」
変態ネモ船長が、当たり前のように答えた。
「島の中は衣類着用が禁じられている。何せマーマンやマーメイドの島だからな」
「えっ、半魚人って全裸主義なの!?」
「お前だって水浴びする時には服を脱ぐだろ。半魚人だって服を着たままだと泳ぎずらいんだろうさ」
「な、なるほどね……」
「お前も上陸して宴に参加したければ、ここで服を脱いでいけ。それともチンチンが小さくて見せたくないか?」
「チンチンは関係無いだろ」
挑発された俺は服を脱ぎ始めた。
そして装備を異次元宝物庫に投げ込んだ。
「よし、久々の全裸だぜ」
俺はモザイクが掛かった股間を片手でチンチロリンっと撫でた。
やはり、全裸は解放感に溢れていて素晴らしい。
もしかしてこの島は俺に取って楽園なのかもしれないぞ。
「よーーーし、皆、下船だ、上陸だ!!」
「「「おおーーー!!」」」
俺は元気良く全裸のスケルトンクルーたちと一緒にノーチラス号を出て行く。
天井のハッチを開けて次々と船から降りて行った。
外には空気が有った。
少し塩臭い空気だが、ノーチラス号の船内に立ち込める死臭よりはましである。
そして、俺がノーチラス号の上から辺りを見回すと、港には全裸のマーマンやマーメイドたちが並んで俺たちを待っていた。
左側にマーマンたちが固まって並び、右側にマーメイドたちが並んでいる。
マーマンたちはハープーンガンを両手に持ち、マーメイドたちはトライデントを槍のように地につけていた。
マーマンもマーメイドも全裸だ。
緑色に艶めく鱗の全身タイツを着ているようだった。
よーーーく見てみれば、股間に立派な竿や、豊満な胸にビーチクがハッキリと見える。
「うん、間違いなく全裸だ。やばっ……」
俺はマーメイドたちの全裸を見ていて心臓が痛み出す。
やばいぞ!!
マーメイドたちは鱗肌だがスタイルはバツグンだ。
平目顔のマーマンと違って表情も人間に見えるほどの美形が多い。
そんなのが全裸で立っているのだ。
もう俺の想像が先走ってチンチロリンってなっても仕方がない。
だから心臓が痛み出したのだ。
「これは、不味いぞ……」
俺はマーメイドから視線を反らした。
仕方無いので俺は左に並ぶマーマンたちに視線を向ける。
ぐっぐっぐっ……。
か、悲しい……。
何故だ……。
何故に全裸の美女を見放題眺め放題なのに、ムッキムキの野郎どもばかりを見ていなければならないのだ。
久々ながら呪いと女神に怒りを感じた。
すると俺の視線に気付いたスケルトンクルーの一人が耳打ちしてくる。
「なんだい、あんた。もしかして野郎のほうが好みなのかい?」
「ちゃうわい!!」
「いいよ、いいよ、俺たちは気にしないからさ。何せネモ船長もそっちだからさ」
「あの変態と一緒にすんな!!」
「まあ、照れずに今日一日は好きなように楽しみなよ~」
「誤解だ、すげー誤解だ!!」
俺は誤解されるがままスケルトンクルーたちと一緒に島に上陸した。
地面は湿っぽいが、ちゃんとした土である。
俺たちはマーマンとマーメイドたちが並ぶ道を通って先を目指した。
そして港から町に入った。
岩のブロックで作られた白い家がたくさん並んでいる。
家も壁も床も真っ白な町であった。
純白である。
その先に城が見えてくる。
あれが竜宮城だろう。
魔王城やゴモラタウンの城に比べると小さな城だった。
ちょっと立派な砦と言った感じの白い小城である。
そのまま俺たちは竜宮城の門を潜って城内に入って行く。
そして謁見室のようなところに通された。
赤い絨毯が敷かれた部屋の正面に、赤やピンクの珊瑚で飾られた豪華な玉座が在った。
その玉座に全裸な美女が腰かけている。
歳の頃は年配だが、熟女なりの魅惑に溢れた美女であった。
乳もメロンのように大きい。
おっとりとした垂れ目にプルルンっとした唇が妖艶だった。
そして、スマートな足を組んで、魅力的な眼差しでこちらを見ている。
完全な女王様キャラだろう。
俺たちが玉座の前に到着すると、変態ネモ船長が片膝をついて頭を下げる。
それに習ってスケルトンクルーたちも行動を真似た。
突っ立っているのは俺だけだ。
変態ネモ船長が畏まりながら述べた。
「この度は一年ぶりにお招き頂ありがとうございます、乙姫様」
「苦しゅうない、ネモ船長。楽に語って構わんぞ。何せ本日は年に一度の成人式だ。そちらの活躍にも感謝しておる」
こいつが乙姫か~。
ちょっとケバイばばあだな~。
もっときゃぴきゃぴした若い人魚ならばストライクゾーンだったんだけど、これだと完全にファーボールだな。
俺の趣味じゃあねえわ~。
そんなことを考えていると乙姫と目が合う。
「おや、そちらの生身は新しいクルーですか?」
変態ネモ船長が立ち上がると答えた。
「ええ、今年は献上物が御座いましてラッキーでした。捕まえたばかりの新鮮な人間ですよ」
「えっ、何を言ってるんだ?」
変態ネモ船長の言葉に俺が疑問を抱いていると、スケルトンクルーたちが俺の側から離れてい行く。
その時に一人のスケルトンクルーが言った。
「悪く思うなよ、人間。お前が生身なのが悪いんだ……」
スケルトンクルーたちが半魚人たちの背後に隠れると、俺はハープーンガンやトライデントを構えた兵士たちに取り囲まれていた。
「ああ~、俺ってば騙されたのかな?」
半魚人たちは誰も答えない。
武器を構えたまま俺を囲む輪を縮めて行くだけだった。
その数は百人を越えていそうだ。
人魚たちから殺気は感じられない。
殺す気は無いようだ。
それが俺を油断させた。
捕獲するき満々だよ。
どうだろう?
これは流石に勝てないかな?
だって防具も付けていない全裸だもの……。
【つづく】
「これが、竜宮城……」
丸いシャボン玉のような球体に島は包まれていた。
巨大な球体だ。
おそらく空気の層だろう。
表面には富士山のような山が聳えて、裏側は剣山を逆さまにしたかのような鋭い氷柱のような岩が垂れ下がっていた。
大きさは端から端まで1キロは有りそうな島だった。
俺の横に立つ変態ネモ船長が述べる。
「この島に半魚人たちの半数が暮らしている。残りの半数は各地に砦を築いて暮らしているらしい」
俺は変態ネモ船長に訊いてみた。
「成人式が終わって宴とか言ってたけれど、祭りなのか?」
「ああ、祭りだな。和平が結ばれてからノーチラス号の船員は、成人式のあとは宴に呼ばれるようになったんだ。
一年に一度だが陸に上がれる僅かなチャンスなもんでな。俺たちも楽しみにしているんだ」
「上陸って、ことは中は陸地で空気が有るのか?」
「ああ、半魚人たちは下半身を魚スタイルと二脚スタイルに変化できるんだ。それに呼吸法もエラ呼吸と肺呼吸に切り替えられるんだ。だから島では陸地で暮らしている者も少なくない」
「へぇ~、水陸両用なんだ~」
「それに俺たちクルーもアンデッドだからな。もう呼吸をしてないから水中でも死なないしよ~」
「スケルトンも便利だな……」
でも、羨ましくもなんともない。
そんな話をしている間にノーチラス号は島の前方に開いていた洞窟に入って行く。
ライトで前方を照らしたノーチラス号が洞窟の突き当たりまで到着すると、今度は真上に浮上して行った。
ザバァ~ンっと波打つ音が船外から聴こえてきた。
空気が有る層に到達したのだろう。
「よし、島の中に上陸したぞ。さあ、皆で下船だぜ!!」
「「「おおーーー!!」」」
変態ネモ船長の言葉にスケルトンクルーたちが声を上げると、各自が軍服を脱ぎ始める。
変態ネモ船長も軍服を脱ぎ始めた。
骸骨な裸体を晒し出す。
「おいおい、なんで下船するのに服を脱ぐんだ!!」
変態ネモ船長が、当たり前のように答えた。
「島の中は衣類着用が禁じられている。何せマーマンやマーメイドの島だからな」
「えっ、半魚人って全裸主義なの!?」
「お前だって水浴びする時には服を脱ぐだろ。半魚人だって服を着たままだと泳ぎずらいんだろうさ」
「な、なるほどね……」
「お前も上陸して宴に参加したければ、ここで服を脱いでいけ。それともチンチンが小さくて見せたくないか?」
「チンチンは関係無いだろ」
挑発された俺は服を脱ぎ始めた。
そして装備を異次元宝物庫に投げ込んだ。
「よし、久々の全裸だぜ」
俺はモザイクが掛かった股間を片手でチンチロリンっと撫でた。
やはり、全裸は解放感に溢れていて素晴らしい。
もしかしてこの島は俺に取って楽園なのかもしれないぞ。
「よーーーし、皆、下船だ、上陸だ!!」
「「「おおーーー!!」」」
俺は元気良く全裸のスケルトンクルーたちと一緒にノーチラス号を出て行く。
天井のハッチを開けて次々と船から降りて行った。
外には空気が有った。
少し塩臭い空気だが、ノーチラス号の船内に立ち込める死臭よりはましである。
そして、俺がノーチラス号の上から辺りを見回すと、港には全裸のマーマンやマーメイドたちが並んで俺たちを待っていた。
左側にマーマンたちが固まって並び、右側にマーメイドたちが並んでいる。
マーマンたちはハープーンガンを両手に持ち、マーメイドたちはトライデントを槍のように地につけていた。
マーマンもマーメイドも全裸だ。
緑色に艶めく鱗の全身タイツを着ているようだった。
よーーーく見てみれば、股間に立派な竿や、豊満な胸にビーチクがハッキリと見える。
「うん、間違いなく全裸だ。やばっ……」
俺はマーメイドたちの全裸を見ていて心臓が痛み出す。
やばいぞ!!
マーメイドたちは鱗肌だがスタイルはバツグンだ。
平目顔のマーマンと違って表情も人間に見えるほどの美形が多い。
そんなのが全裸で立っているのだ。
もう俺の想像が先走ってチンチロリンってなっても仕方がない。
だから心臓が痛み出したのだ。
「これは、不味いぞ……」
俺はマーメイドから視線を反らした。
仕方無いので俺は左に並ぶマーマンたちに視線を向ける。
ぐっぐっぐっ……。
か、悲しい……。
何故だ……。
何故に全裸の美女を見放題眺め放題なのに、ムッキムキの野郎どもばかりを見ていなければならないのだ。
久々ながら呪いと女神に怒りを感じた。
すると俺の視線に気付いたスケルトンクルーの一人が耳打ちしてくる。
「なんだい、あんた。もしかして野郎のほうが好みなのかい?」
「ちゃうわい!!」
「いいよ、いいよ、俺たちは気にしないからさ。何せネモ船長もそっちだからさ」
「あの変態と一緒にすんな!!」
「まあ、照れずに今日一日は好きなように楽しみなよ~」
「誤解だ、すげー誤解だ!!」
俺は誤解されるがままスケルトンクルーたちと一緒に島に上陸した。
地面は湿っぽいが、ちゃんとした土である。
俺たちはマーマンとマーメイドたちが並ぶ道を通って先を目指した。
そして港から町に入った。
岩のブロックで作られた白い家がたくさん並んでいる。
家も壁も床も真っ白な町であった。
純白である。
その先に城が見えてくる。
あれが竜宮城だろう。
魔王城やゴモラタウンの城に比べると小さな城だった。
ちょっと立派な砦と言った感じの白い小城である。
そのまま俺たちは竜宮城の門を潜って城内に入って行く。
そして謁見室のようなところに通された。
赤い絨毯が敷かれた部屋の正面に、赤やピンクの珊瑚で飾られた豪華な玉座が在った。
その玉座に全裸な美女が腰かけている。
歳の頃は年配だが、熟女なりの魅惑に溢れた美女であった。
乳もメロンのように大きい。
おっとりとした垂れ目にプルルンっとした唇が妖艶だった。
そして、スマートな足を組んで、魅力的な眼差しでこちらを見ている。
完全な女王様キャラだろう。
俺たちが玉座の前に到着すると、変態ネモ船長が片膝をついて頭を下げる。
それに習ってスケルトンクルーたちも行動を真似た。
突っ立っているのは俺だけだ。
変態ネモ船長が畏まりながら述べた。
「この度は一年ぶりにお招き頂ありがとうございます、乙姫様」
「苦しゅうない、ネモ船長。楽に語って構わんぞ。何せ本日は年に一度の成人式だ。そちらの活躍にも感謝しておる」
こいつが乙姫か~。
ちょっとケバイばばあだな~。
もっときゃぴきゃぴした若い人魚ならばストライクゾーンだったんだけど、これだと完全にファーボールだな。
俺の趣味じゃあねえわ~。
そんなことを考えていると乙姫と目が合う。
「おや、そちらの生身は新しいクルーですか?」
変態ネモ船長が立ち上がると答えた。
「ええ、今年は献上物が御座いましてラッキーでした。捕まえたばかりの新鮮な人間ですよ」
「えっ、何を言ってるんだ?」
変態ネモ船長の言葉に俺が疑問を抱いていると、スケルトンクルーたちが俺の側から離れてい行く。
その時に一人のスケルトンクルーが言った。
「悪く思うなよ、人間。お前が生身なのが悪いんだ……」
スケルトンクルーたちが半魚人たちの背後に隠れると、俺はハープーンガンやトライデントを構えた兵士たちに取り囲まれていた。
「ああ~、俺ってば騙されたのかな?」
半魚人たちは誰も答えない。
武器を構えたまま俺を囲む輪を縮めて行くだけだった。
その数は百人を越えていそうだ。
人魚たちから殺気は感じられない。
殺す気は無いようだ。
それが俺を油断させた。
捕獲するき満々だよ。
どうだろう?
これは流石に勝てないかな?
だって防具も付けていない全裸だもの……。
【つづく】
0
お気に入りに追加
389
あなたにおすすめの小説

スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。

元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
悪役令嬢の追放エンド………修道院が無いじゃない!(はっ!?ここを楽園にしましょう♪
naturalsoft
ファンタジー
シオン・アクエリアス公爵令嬢は転生者であった。そして、同じく転生者であるヒロインに負けて、北方にある辺境の国内で1番厳しいと呼ばれる修道院へ送られる事となった。
「きぃーーーー!!!!!私は負けておりませんわ!イベントの強制力に負けたのですわ!覚えてらっしゃいーーーー!!!!!」
そして、目的地まで運ばれて着いてみると………
「はて?修道院がありませんわ?」
why!?
えっ、領主が修道院や孤児院が無いのにあると言って、不正に補助金を着服しているって?
どこの現代社会でもある不正をしてんのよーーーーー!!!!!!
※ジャンルをファンタジーに変更しました。

集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる