380 / 604
第379話【味噌汁】
しおりを挟む
俺が目を覚ますとテントの天井が見えた。
鳥の囀りがテントの外から聴こえて来る。
外は明るいようだ。
「朝か……」
ここはどうやら魔王城外のキャンプだろう。
水辺にテントを張った覚えが有る。
「んん、いい匂いがするな」
テントの外からだ。
懐かしい香りである。
俺は眠たい目を擦りながらテントから這い出た。
するとテントの前で焚き火に鍋が吊るされている。
鍋は蓋が乗せられているが、その中から懐かしい香りが漂ってきていた。
あー、お腹が空いたな。
空腹に響く香りだ。
そういえば昨晩のことである。
魔王城から返って来てスカル姉さんにジャーマンスープレックスで投げられたんだ。
そこまでしか記憶が無い。
たぶん気絶したんだな。
その証拠に後頭部が少し痛む。
「んん~~?」
俺は辺りを見回した。
まだ早朝なのか人影は見られない。
木を切り倒し、切り株を掘り返し、周囲は工事現場のように荒れている。
エルフの村まで道を作ると言ってたが、その道もまだまだ僅かだ。
おそらく25メートルも進んでいない。
それにまだ舗装された様子も無い。
まあ、エルフたちが作業を始めたのは昨日のことだ。
ミケランジェロが作業に加わってもこんなもんだろう。
「んんーー……」
俺はテントから出ると朝日を浴びながら背伸びをした。
森の朝は空気も旨い。
爽やかだ。
「あたた……」
寝袋に入ることもなくテントで寝ていたから体が痛いな。
穴だらけのレザーアーマーも着たままだった。
おそらくジャーマンスープレックスで投げられて気絶すると、そのままテントに投げ込まれたのだろう。
魔王城の新しい主を粗末に扱い過ぎじゃね?
まあ、いいか。
俺は穴だらけのレザーアーマーを脱いだ。
下の服も穴が空き、血に染まっていた。
「これ、魔力で修復するかな……」
マジックアイテムの多くは完全に壊れない限り穴ぐらいならば時間で再生する。
急ぐなら魔力を注げば早く再生する。
だが、流石にこれは穴だらけのボロボロ過ぎないか……。
「しゃあない。あとで魔法使いギルドに持って行って修復を依頼しようかな」
俺はレザーアーマーを異次元宝物庫に投げ込むと鍋が置かれた焚き火の側に寄った。
腹も減っている。
昨晩は飯抜きだったもんな。
俺は鍋の蓋を開けて中身を見た。
「これは……」
味噌汁だ。
茶色く綺麗に濁ったスープに茸が浮いている。
香りといい、ビジュアルといい、これは昔よく啜った味噌汁だ。
「なんで味噌汁が……?」
俺は辺りを見渡した。
しかし、誰も居ない。
誰がこの味噌汁を作ったのだろう。
そんな疑問が浮かんだが、それより食欲に促される。
食べたい。
味噌汁を食べたいのだ。
器?
そうだ、器が居るな。
俺はテントに戻って中を見た。
だが食器は一つも無い。
俺は異次元宝物庫内に訊いてみた。
「食器は有るか?」
すると中から亡者が無い無いっと手を振っていた。
畜生、何故ここで食器が無いのだ!
不運だなー!!
ならば、素手で熱々の味噌汁を食べるか!?
できるか!?
やってみるか!?
いやいや、無理だろ!!
そんなことを考えていると、ふと霊気を感じ取った。
俺が魔王城のほうを見れば湖の上を霊体が一体歩いて来る。
「マミーレイス婦人!?」
そう、それは眠ったはずのマミーレイス婦人だった。
「なんでお前が! 成仏したんじゃあないの!?」
『成仏はしてませんよ』
フードの中で漆黒の闇が微笑んだように見えた。
そのマミーレイス婦人の手には幾つかの器と箸が数本あった。
俺は味噌汁の鍋を指差しながら訊いてみる。
「もしかして、あれ、お前が作ったの?」
マミーレイス婦人は鍋のほうまで歩きながら答えた。
『そうですよ、坊や』
「坊やはよせ、アスランだ」
『じゃあ、アスラン。味噌スープを飲むかしら?』
マミーレイス婦人はお玉で味噌汁を掬うと、持って来た器の一つに注いだ。
それを俺に差し出す。
「ありがとう、飲むよ、マミーレイス婦人」
俺は器と箸を受け取った。
『お箸は使える?』
「ああ、使える」
俺は箸を使い味噌汁を掻き回す。
そして器に口をつけて啜った。
俺の口からポツリと言葉が出る。
「旨い、懐かしい味だ……」
その後に具の茸を頬張った。
しかし、本当に旨いぞ。
「熱々……」
『うふっ♡』
マミーレイス婦人は喜んでいるようだった。
『お箸の使い方がお上手ね?』
「そうか」
『味噌スープはご存知?』
「味噌汁だろ。昔はよく飲んでた」
『あら~、まあ~、そうなの~』
そして俺は二杯目の味噌汁を頂いた。
パンも有ったので一緒に食べる。
本当に懐かしいな。
昔は朝食に食パンと一緒にお袋が作ってくれた味噌汁を啜ったもんだ。
友達は「パンは牛乳だろ。味噌汁じゃあないだろ」って言ってたが我が家は味噌汁でなんでも食べる。
味噌汁でカレーも食べたし、パスタも食べた。
そう言う家系だった。
「旨かった、ご馳走さまでした。ありがとう、マミーレイス婦人」
『どういたしまして、アスラン』
マミーレイス婦人は俺から食器を受け取ると水辺のほうに歩いて行く。
『じゃあ、お母さんは食器を洗ってきますね。その間にアスランは、その汚れた服を着替えてらっしゃい。洗濯してあげるから』
「ちょっと待てや!」
この幽霊は、聞き捨てならないことを言いやがったぞ。
『ええ、何かしら?』
「今、お母さんって言ったな?」
『あら、お母さんよりもママのほうが良かったかしら?』
「いやいや、そう言う問題じゃあねえよ!」
『はぁ?』
マミーレイス婦人は可愛らしく首を傾げて惚けた。
味噌汁の香りの代わりに、天然の香りが漂い始める。
「なんで、お前が俺の母なんだよ!?」
『私がママだと嫌かしら?』
「当たり前だろ!」
マミーレイス婦人はしくしくと啜り泣く。
『そんなにおっぱいの大きなママが嫌いなの……?』
「おっぱいの大きさは関係無いだろ。むしろ大きいほうが俺は好きだ!」
『じゃあなに、ママの何が気にくわないの!?』
「気にくわないとかじゃあねえよ!」
『こんなにママは息子に尽くしているのに、なんで分かってくれないの。これが親の苦労子知らずなのね!』
「いやいや、息子じゃあねえし!」
『じゃあ、この書類にサインして!!』
マミーレイス婦人が何やら羊皮紙を一枚広げた。
「なんだ、それは?」
『養子縁組の書類よ!!』
「マジか!?」
『これにサインしてくれたら、私たちは合法的に親子になれるわ!!』
「分かった、サインするよ、母さん!!」
俺はそう言いマミーレイス婦人から書類を受け取る。
しかし、サインなんかしないで書類を破り捨てた。
『なんでーーー!!!???』
「寝ぼけるな、当たり前だろ!!」
踵を返したマミーレイス婦人が湖のほうにトボトボと歩いて行く。
『諦めませんは、アスラン。あなたが立派な魔王になるまで、お母さんは諦めないで尽くし続けるんだから!』
「諦めろ! この悪霊が!!」
マミーレイス婦人はそのまま魔王城に帰って行った。
あの城は、マジでヤバイ悪霊が取り憑いているぞ!!
【つづく】
鳥の囀りがテントの外から聴こえて来る。
外は明るいようだ。
「朝か……」
ここはどうやら魔王城外のキャンプだろう。
水辺にテントを張った覚えが有る。
「んん、いい匂いがするな」
テントの外からだ。
懐かしい香りである。
俺は眠たい目を擦りながらテントから這い出た。
するとテントの前で焚き火に鍋が吊るされている。
鍋は蓋が乗せられているが、その中から懐かしい香りが漂ってきていた。
あー、お腹が空いたな。
空腹に響く香りだ。
そういえば昨晩のことである。
魔王城から返って来てスカル姉さんにジャーマンスープレックスで投げられたんだ。
そこまでしか記憶が無い。
たぶん気絶したんだな。
その証拠に後頭部が少し痛む。
「んん~~?」
俺は辺りを見回した。
まだ早朝なのか人影は見られない。
木を切り倒し、切り株を掘り返し、周囲は工事現場のように荒れている。
エルフの村まで道を作ると言ってたが、その道もまだまだ僅かだ。
おそらく25メートルも進んでいない。
それにまだ舗装された様子も無い。
まあ、エルフたちが作業を始めたのは昨日のことだ。
ミケランジェロが作業に加わってもこんなもんだろう。
「んんーー……」
俺はテントから出ると朝日を浴びながら背伸びをした。
森の朝は空気も旨い。
爽やかだ。
「あたた……」
寝袋に入ることもなくテントで寝ていたから体が痛いな。
穴だらけのレザーアーマーも着たままだった。
おそらくジャーマンスープレックスで投げられて気絶すると、そのままテントに投げ込まれたのだろう。
魔王城の新しい主を粗末に扱い過ぎじゃね?
まあ、いいか。
俺は穴だらけのレザーアーマーを脱いだ。
下の服も穴が空き、血に染まっていた。
「これ、魔力で修復するかな……」
マジックアイテムの多くは完全に壊れない限り穴ぐらいならば時間で再生する。
急ぐなら魔力を注げば早く再生する。
だが、流石にこれは穴だらけのボロボロ過ぎないか……。
「しゃあない。あとで魔法使いギルドに持って行って修復を依頼しようかな」
俺はレザーアーマーを異次元宝物庫に投げ込むと鍋が置かれた焚き火の側に寄った。
腹も減っている。
昨晩は飯抜きだったもんな。
俺は鍋の蓋を開けて中身を見た。
「これは……」
味噌汁だ。
茶色く綺麗に濁ったスープに茸が浮いている。
香りといい、ビジュアルといい、これは昔よく啜った味噌汁だ。
「なんで味噌汁が……?」
俺は辺りを見渡した。
しかし、誰も居ない。
誰がこの味噌汁を作ったのだろう。
そんな疑問が浮かんだが、それより食欲に促される。
食べたい。
味噌汁を食べたいのだ。
器?
そうだ、器が居るな。
俺はテントに戻って中を見た。
だが食器は一つも無い。
俺は異次元宝物庫内に訊いてみた。
「食器は有るか?」
すると中から亡者が無い無いっと手を振っていた。
畜生、何故ここで食器が無いのだ!
不運だなー!!
ならば、素手で熱々の味噌汁を食べるか!?
できるか!?
やってみるか!?
いやいや、無理だろ!!
そんなことを考えていると、ふと霊気を感じ取った。
俺が魔王城のほうを見れば湖の上を霊体が一体歩いて来る。
「マミーレイス婦人!?」
そう、それは眠ったはずのマミーレイス婦人だった。
「なんでお前が! 成仏したんじゃあないの!?」
『成仏はしてませんよ』
フードの中で漆黒の闇が微笑んだように見えた。
そのマミーレイス婦人の手には幾つかの器と箸が数本あった。
俺は味噌汁の鍋を指差しながら訊いてみる。
「もしかして、あれ、お前が作ったの?」
マミーレイス婦人は鍋のほうまで歩きながら答えた。
『そうですよ、坊や』
「坊やはよせ、アスランだ」
『じゃあ、アスラン。味噌スープを飲むかしら?』
マミーレイス婦人はお玉で味噌汁を掬うと、持って来た器の一つに注いだ。
それを俺に差し出す。
「ありがとう、飲むよ、マミーレイス婦人」
俺は器と箸を受け取った。
『お箸は使える?』
「ああ、使える」
俺は箸を使い味噌汁を掻き回す。
そして器に口をつけて啜った。
俺の口からポツリと言葉が出る。
「旨い、懐かしい味だ……」
その後に具の茸を頬張った。
しかし、本当に旨いぞ。
「熱々……」
『うふっ♡』
マミーレイス婦人は喜んでいるようだった。
『お箸の使い方がお上手ね?』
「そうか」
『味噌スープはご存知?』
「味噌汁だろ。昔はよく飲んでた」
『あら~、まあ~、そうなの~』
そして俺は二杯目の味噌汁を頂いた。
パンも有ったので一緒に食べる。
本当に懐かしいな。
昔は朝食に食パンと一緒にお袋が作ってくれた味噌汁を啜ったもんだ。
友達は「パンは牛乳だろ。味噌汁じゃあないだろ」って言ってたが我が家は味噌汁でなんでも食べる。
味噌汁でカレーも食べたし、パスタも食べた。
そう言う家系だった。
「旨かった、ご馳走さまでした。ありがとう、マミーレイス婦人」
『どういたしまして、アスラン』
マミーレイス婦人は俺から食器を受け取ると水辺のほうに歩いて行く。
『じゃあ、お母さんは食器を洗ってきますね。その間にアスランは、その汚れた服を着替えてらっしゃい。洗濯してあげるから』
「ちょっと待てや!」
この幽霊は、聞き捨てならないことを言いやがったぞ。
『ええ、何かしら?』
「今、お母さんって言ったな?」
『あら、お母さんよりもママのほうが良かったかしら?』
「いやいや、そう言う問題じゃあねえよ!」
『はぁ?』
マミーレイス婦人は可愛らしく首を傾げて惚けた。
味噌汁の香りの代わりに、天然の香りが漂い始める。
「なんで、お前が俺の母なんだよ!?」
『私がママだと嫌かしら?』
「当たり前だろ!」
マミーレイス婦人はしくしくと啜り泣く。
『そんなにおっぱいの大きなママが嫌いなの……?』
「おっぱいの大きさは関係無いだろ。むしろ大きいほうが俺は好きだ!」
『じゃあなに、ママの何が気にくわないの!?』
「気にくわないとかじゃあねえよ!」
『こんなにママは息子に尽くしているのに、なんで分かってくれないの。これが親の苦労子知らずなのね!』
「いやいや、息子じゃあねえし!」
『じゃあ、この書類にサインして!!』
マミーレイス婦人が何やら羊皮紙を一枚広げた。
「なんだ、それは?」
『養子縁組の書類よ!!』
「マジか!?」
『これにサインしてくれたら、私たちは合法的に親子になれるわ!!』
「分かった、サインするよ、母さん!!」
俺はそう言いマミーレイス婦人から書類を受け取る。
しかし、サインなんかしないで書類を破り捨てた。
『なんでーーー!!!???』
「寝ぼけるな、当たり前だろ!!」
踵を返したマミーレイス婦人が湖のほうにトボトボと歩いて行く。
『諦めませんは、アスラン。あなたが立派な魔王になるまで、お母さんは諦めないで尽くし続けるんだから!』
「諦めろ! この悪霊が!!」
マミーレイス婦人はそのまま魔王城に帰って行った。
あの城は、マジでヤバイ悪霊が取り憑いているぞ!!
【つづく】
0
お気に入りに追加
384
あなたにおすすめの小説
転生受験生の教科書チート生活 ~その知識、学校で習いましたよ?~
hisa
ファンタジー
受験生の少年が、大学受験前にいきなり異世界に転生してしまった。
自称天使に与えられたチートは、社会に出たら役に立たないことで定評のある、学校の教科書。
戦争で下級貴族に成り上がった脳筋親父の英才教育をくぐり抜けて、少年は知識チートで生きていけるのか?
教科書の力で、目指せ異世界成り上がり!!
※なろうとカクヨムにそれぞれ別のスピンオフがあるのでそちらもよろしく!
※第5章に突入しました。
※小説家になろう96万PV突破!
※カクヨム68万PV突破!
※令和4年10月2日タイトルを『転生した受験生の異世界成り上がり 〜生まれは脳筋な下級貴族家ですが、教科書の知識だけで成り上がってやります〜』から変更しました
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
ハズレスキル【分解】が超絶当たりだった件~仲間たちから捨てられたけど、拾ったゴミスキルを優良スキルに作り変えて何でも解決する~
名無し
ファンタジー
お前の代わりなんざいくらでもいる。パーティーリーダーからそう宣告され、あっさり捨てられた主人公フォード。彼のスキル【分解】は、所有物を瞬時にバラバラにして持ち運びやすくする程度の効果だと思われていたが、なんとスキルにも適用されるもので、【分解】したスキルなら幾らでも所有できるというチートスキルであった。捨てられているゴミスキルを【分解】することで有用なスキルに作り変えていくうち、彼はなんでも解決屋を開くことを思いつき、底辺冒険者から成り上がっていく。
『特別』を願った僕の転生先は放置された第7皇子!?
mio
ファンタジー
特別になることを望む『平凡』な大学生・弥登陽斗はある日突然亡くなる。
神様に『特別』になりたい願いを叶えてやると言われ、生まれ変わった先は異世界の第7皇子!? しかも母親はなんだかさびれた離宮に追いやられているし、騎士団に入っている兄はなかなか会うことができない。それでも穏やかな日々。
そんな生活も母の死を境に変わっていく。なぜか絡んでくる異母兄弟をあしらいつつ、兄の元で剣に魔法に、いろいろと学んでいくことに。兄と兄の部下との新たな日常に、以前とはまた違った幸せを感じていた。
日常を壊し、強制的に終わらせたとある不幸が起こるまでは。
神様、一つ言わせてください。僕が言っていた特別はこういうことではないと思うんですけど!?
他サイトでも投稿しております。
俺のセフレが義妹になった。そのあと毎日めちゃくちゃシた。
ねんごろ
恋愛
主人公のセフレがどういうわけか義妹になって家にやってきた。
その日を境に彼らの関係性はより深く親密になっていって……
毎日にエロがある、そんな時間を二人は過ごしていく。
※他サイトで連載していた作品です
公爵家三男に転生しましたが・・・
キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが…
色々と本当に色々とありまして・・・
転生しました。
前世は女性でしたが異世界では男!
記憶持ち葛藤をご覧下さい。
作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。
創造眼〜異世界転移で神の目を授かり無双する。勇者は神眼、魔王は魔眼だと?強くなる為に努力は必須のようだ〜
雅
ファンタジー
【HOTランキング入り!】【ファンタジーランキング入り!】
【次世代ファンタジーカップ参加】応援よろしくお願いします。
異世界転移し創造神様から【創造眼】の力を授かる主人公あさひ!
そして、あさひの精神世界には女神のような謎の美女ユヅキが現れる!
転移した先には絶世の美女ステラ!
ステラとの共同生活が始まり、ステラに惹かれながらも、強くなる為に努力するあさひ!
勇者は神眼、魔王は魔眼を持っているだと?
いずれあさひが無双するお話です。
二章後半からちょっとエッチな展開が増えます。
あさひはこれから少しずつ強くなっていきます!お楽しみください。
ざまぁはかなり後半になります。
小説家になろう様、カクヨム様にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる