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第311話【聞き込み調査】
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「ふぅ~~~」
俺は周囲に気配が無いことを確認すると、背を伸ばして溜め息を吐いた。
緊張感が緩む。
あのお姫様と農夫の野郎は何処かに消えて行った。
森の中を見渡したが何処に逃げたかわからない。
俺はしゃがみ込むと地面を眺めた。
「見えるな」
足跡が見えた。
地面に俺とお姫様が戦っていた跡がハッキリくっきりモッチリと見える。
その他には俺たち二人が町側から歩いて来た足跡が有り、更にお姫様と農夫が俺から逃げるために残した足跡が森の奥に続いていた。
「姿を消せても足跡は消せないか。それじゃあゆっくりと追って行きましょうかね~」
焦ることはない。
むしろゆっくりでいいのだ。
あの二人に俺が追跡していることが知られないまま最終地点まで向かってもらいたいからだ。
しゃがんでいた俺は立ち上がると二人の足跡をゆるゆると追った。
そして、どのぐらい森の中を歩いただろうか。
森の奥から水が激しく打つ音が聞こえて来た。
「滝の音かな?」
足跡は小さな川に続いていた。
更に足跡を追って川を上ると森の中から滝が見えて来る。
「ほら、やっぱり滝だ」
足跡は滝のほうに進んで続いていたが、やがて見失う。
川の周りは岩場で足跡が残らないのだ。
だが、この辺に何か痕跡が残ってそうだな。
滝の周辺を探してみようか。
ここまで追って来て、逃がしたくないもんな。
水辺、滝の上、滝壺、探せるところは全部探した。
しかし二人の痕跡は見つからない。
可笑しいな?
この滝から離れたら、足跡ぐらい残りそうなのに、土や草に移動した痕跡が見当たら無いぞ。
あの二人は、この滝の周辺に居るはずだ。
空か?
いやいや、居るわけない……。
いや、空の可能性は捨てがたいな。
飛んだかな?
飛行能力か?
姿を消す魔法が使えるなら、飛行魔法を使っても可笑しくない。
兎に角、完全に消えた。
ここには居ないな……。
俺は酒場のマスターの言葉を思い出す。
「何故か消えるらしい」
そう言ってたっけな……。
確かに消えたわ……。
「しゃあない、町に帰るか……」
捜索を諦めた俺は、しょんぼりとしながら町に帰った。
俺が酒場に入るとマスターが出迎えてくれる。
「お客さん、お帰り。それでどうでした?」
「どうでしたって、なんだよ?」
「姫様を追っかけたんだろ」
「ああ、森まで追ったよ」
「それで?」
「消えた……」
「やっぱりかい」
「滝が在る場所まで追ったんだが、そこで完全に見失ったぜ」
「森の中の滝か~。確か、追いかけた町の者も滝で見失ったとか言ってたっけな……」
あー、やっぱりあの滝のポイントが怪しいのかな……。
「なあ、マスター」
「なんだい、お客さん?」
俺は自分の額を指差しながら訊いた。
「額に火傷の痣がある若者を知らないか?」
「額に火傷……?」
マスターはグラスを磨きながら考え込む。
「知らんな……。何せこの町には二千人ぐらいの人が住んでいるからな。酒場に来るお客さんなら顔は忘れないが、酒を飲まない奴までは知らないな」
「ん~、そうか……」
空振ったな……。
額に火傷の痣なんて特徴的だから、マスターに訊けば直ぐ分かるかと思ったんだが……。
甘かったか。
じゃあ、それならば──。
「この町にはヒーラーは居ないのか?」
「在住のヒーラーは居ないな」
「ん~……」
ヒールなら火傷の跡は残らないか。
なら、医者はどうだ?
あれだけ大きな火傷の跡なら医者に見せているはずだ。
「それじゃあ、医者は居ないか?」
「医者も居ないが、薬師の婆さんなら居るぞ」
「どこに?」
「この店から十軒ぐらい先に店を出している」
「サンキュー!」
俺は酒場を飛び出した。
すぐさま薬師の店を訪れる。
薬師の店は酒場よりも小さく、雑貨屋のような内装だった。
店の棚には薬瓶が沢山並んでいる。
そして、カウンター内の席には、鼻のデカイ老婆が座っていた。
ちょっと小ぶりで背中は丸まっている。
俺が店に入って来ても、老眼鏡で本を読んでいた。
こちらには気付いていない。
「なあ、婆さん」
「あら、いらっしゃい。本に夢中で気が付かなかったわ、ごめんなさいね」
「いや、別に構わんが、訊きたいことがあるんだよ」
「何かしら?」
「額に火傷の有る若者を知らないか?」
「あらあら、火傷の薬ね。それならあそこの棚よ」
「いや、薬は要らんがな。俺は額に火傷の傷がある若者を知らないかって訊いているんだよ。もしかしたら火傷の薬を買いに来たことがないかと思ってね」
「それなら、値段が高い薬ほど効き目は高いわよ」
うわ、この婆さん、耳が遠いのか……。
面倒臭いな……。
そうだ!!
この婆さんは耳が遠いが、本を読めるほどに目は良いはずだ。
ならばと俺は、異次元宝物庫から羊皮紙とペンを取り出して、額に火傷のある若者の似顔絵を書いた。
あー……、駄目だ……。
俺、絵心なかったわ……。
描いてから気が付いたが、画伯レベルだよ……。
駄目だこりゃあ……。
そうだ!!
文字で書けばいいじゃんか!!
俺って馬鹿だな~。
よーし、これで良し!!
俺は文章で婆さんに問うた。
「額に火傷がある若者かいな?」
知ってるかな~?
知ってるといいんだがな~。
「それなら、ルークじゃあないかね?」
ルークって誰だいって文章で書いて見せる。
「鍛冶屋のダースさんところの息子さんだよ」
よし、判明したぞ!!
俺は薬屋を飛び出すと、露店で果物を売っている奥さんに鍛冶屋の場所を訊いた。
「ああ、ダースさんの店なら、この先だよ」
おかみさんは親切に鍛冶屋の場所を教えてくれる。
俺は更に訊いた。
「なあ、おかみさん、ちょっと込み入ったことを訊きたいんだが、いいかな?」
俺は露店のリンゴを一つ手に取ると、おかみさんに五倍の料金を払う。
「何かね、お客さん。なんだって訊いておくれよ」
「ダースって鍛冶屋はどんな人物だ?」
「普通の強面な鍛冶屋だよ」
偏見だな……。
鍛冶屋が強面なのが普通なのかよ。
「ダースさんは、昔はお城で兵長を勤めてたんだけど、兵士の一斉解雇後に、家の店を継いだんだよ」
「へぇ~、そうなんだ~」
よし、繋がったぞ。
ならば更に。
「息子のルークって、どんなヤツか知ってるかい?」
「ああ、知ってるともさ。親父さんに似ないで、ちょっとやわな感じだけど、鍛冶の腕前はなかなかだよ」
「お姫様と付き合ってるとか無いよな?」
俺の質問におかみさんはキョトンとする。
その後に笑いながら述べた。
「そんな馬鹿な話は聞いたこと無いよ。だって姫様は魂を邪神に食われて廃人だよ。もう誰とも付き合いなんて出来ないわよ。あんた何を言い出すんだね~。可笑しな人だよ、も~」
「そうだよな……。よし、じゃあサンキュー!」
俺は果物屋の露店を離れると鍛冶屋を探した。
そして、すぐに見付ける。
鍛冶屋では髭親父が一人で仕事に励んでいた。
火鉢の炎がなんとも暑そうだ。
俺はダースに話し掛けた。
「あんたが鍛冶屋のダースかい?」
「そうだが……?」
ぶっきらぼうなダースは、仕事を止めることなく俺と会話を続けた。
その間、視線を一度も合わせない。
「息子のルークについて訊きたいんだが?」
「息子のことなら息子に訊け……」
愛想悪いな。
なんで鍛冶屋のイメージって、こんなオヤジばかりなんだよ。
「それで、その息子さんは何処に居るんだ?」
「今日は仕事を休んで何処かに行ってる。何処に行ったかは、俺も知らんな……。そこまで息子に構ってられんから……」
「寂しいのか?」
「さ、寂しくなんてないわい……」
「あー、寂しいんだ」
「だから、寂しくなんて無いって言ってるだろ!!」
「じゃあなんで怒るのさ。本当のことを言われて怒ってるんじゃないの?」
「貴様のような餓鬼に親の気持ちが分かるもんか!!」
「わかんねーよ」
「だったら黙ってろ!!」
「まあ、とりあえず、息子さんが帰って来るのをここで待たせてもらうぞ」
「勝手にしろ………」
俺は鍛冶屋の隅にあった椅子に腰かけると、オヤジの仕事っぷりを眺めていた。
オヤジは黙々と仕事を続けている。
「すげー、手際がいいな。腕の立つ鍛冶屋って噂は本当なんだ~」
俺が呟くと、オヤジが俺に水を差し出す。
「の、飲め……。今日は暑いだろ……」
なに、ツンデレかよ……。
俺はオレンジジュースで腹がたぷたぷだったが水を頂く。
そんな感じでしばらくルークの帰りを待って居ると、日が沈み掛けた頃にルークが帰って来た。
ルークは店先に居る俺を見て足を止めた。
表情も引きつっている。
「よう、ルークさ~ん」
俺は嫌らしい笑みでルークを迎え入れる。
「お、お前は……」
ルークは逃げなかった。
諦めたかな?
【つづく】
俺は周囲に気配が無いことを確認すると、背を伸ばして溜め息を吐いた。
緊張感が緩む。
あのお姫様と農夫の野郎は何処かに消えて行った。
森の中を見渡したが何処に逃げたかわからない。
俺はしゃがみ込むと地面を眺めた。
「見えるな」
足跡が見えた。
地面に俺とお姫様が戦っていた跡がハッキリくっきりモッチリと見える。
その他には俺たち二人が町側から歩いて来た足跡が有り、更にお姫様と農夫が俺から逃げるために残した足跡が森の奥に続いていた。
「姿を消せても足跡は消せないか。それじゃあゆっくりと追って行きましょうかね~」
焦ることはない。
むしろゆっくりでいいのだ。
あの二人に俺が追跡していることが知られないまま最終地点まで向かってもらいたいからだ。
しゃがんでいた俺は立ち上がると二人の足跡をゆるゆると追った。
そして、どのぐらい森の中を歩いただろうか。
森の奥から水が激しく打つ音が聞こえて来た。
「滝の音かな?」
足跡は小さな川に続いていた。
更に足跡を追って川を上ると森の中から滝が見えて来る。
「ほら、やっぱり滝だ」
足跡は滝のほうに進んで続いていたが、やがて見失う。
川の周りは岩場で足跡が残らないのだ。
だが、この辺に何か痕跡が残ってそうだな。
滝の周辺を探してみようか。
ここまで追って来て、逃がしたくないもんな。
水辺、滝の上、滝壺、探せるところは全部探した。
しかし二人の痕跡は見つからない。
可笑しいな?
この滝から離れたら、足跡ぐらい残りそうなのに、土や草に移動した痕跡が見当たら無いぞ。
あの二人は、この滝の周辺に居るはずだ。
空か?
いやいや、居るわけない……。
いや、空の可能性は捨てがたいな。
飛んだかな?
飛行能力か?
姿を消す魔法が使えるなら、飛行魔法を使っても可笑しくない。
兎に角、完全に消えた。
ここには居ないな……。
俺は酒場のマスターの言葉を思い出す。
「何故か消えるらしい」
そう言ってたっけな……。
確かに消えたわ……。
「しゃあない、町に帰るか……」
捜索を諦めた俺は、しょんぼりとしながら町に帰った。
俺が酒場に入るとマスターが出迎えてくれる。
「お客さん、お帰り。それでどうでした?」
「どうでしたって、なんだよ?」
「姫様を追っかけたんだろ」
「ああ、森まで追ったよ」
「それで?」
「消えた……」
「やっぱりかい」
「滝が在る場所まで追ったんだが、そこで完全に見失ったぜ」
「森の中の滝か~。確か、追いかけた町の者も滝で見失ったとか言ってたっけな……」
あー、やっぱりあの滝のポイントが怪しいのかな……。
「なあ、マスター」
「なんだい、お客さん?」
俺は自分の額を指差しながら訊いた。
「額に火傷の痣がある若者を知らないか?」
「額に火傷……?」
マスターはグラスを磨きながら考え込む。
「知らんな……。何せこの町には二千人ぐらいの人が住んでいるからな。酒場に来るお客さんなら顔は忘れないが、酒を飲まない奴までは知らないな」
「ん~、そうか……」
空振ったな……。
額に火傷の痣なんて特徴的だから、マスターに訊けば直ぐ分かるかと思ったんだが……。
甘かったか。
じゃあ、それならば──。
「この町にはヒーラーは居ないのか?」
「在住のヒーラーは居ないな」
「ん~……」
ヒールなら火傷の跡は残らないか。
なら、医者はどうだ?
あれだけ大きな火傷の跡なら医者に見せているはずだ。
「それじゃあ、医者は居ないか?」
「医者も居ないが、薬師の婆さんなら居るぞ」
「どこに?」
「この店から十軒ぐらい先に店を出している」
「サンキュー!」
俺は酒場を飛び出した。
すぐさま薬師の店を訪れる。
薬師の店は酒場よりも小さく、雑貨屋のような内装だった。
店の棚には薬瓶が沢山並んでいる。
そして、カウンター内の席には、鼻のデカイ老婆が座っていた。
ちょっと小ぶりで背中は丸まっている。
俺が店に入って来ても、老眼鏡で本を読んでいた。
こちらには気付いていない。
「なあ、婆さん」
「あら、いらっしゃい。本に夢中で気が付かなかったわ、ごめんなさいね」
「いや、別に構わんが、訊きたいことがあるんだよ」
「何かしら?」
「額に火傷の有る若者を知らないか?」
「あらあら、火傷の薬ね。それならあそこの棚よ」
「いや、薬は要らんがな。俺は額に火傷の傷がある若者を知らないかって訊いているんだよ。もしかしたら火傷の薬を買いに来たことがないかと思ってね」
「それなら、値段が高い薬ほど効き目は高いわよ」
うわ、この婆さん、耳が遠いのか……。
面倒臭いな……。
そうだ!!
この婆さんは耳が遠いが、本を読めるほどに目は良いはずだ。
ならばと俺は、異次元宝物庫から羊皮紙とペンを取り出して、額に火傷のある若者の似顔絵を書いた。
あー……、駄目だ……。
俺、絵心なかったわ……。
描いてから気が付いたが、画伯レベルだよ……。
駄目だこりゃあ……。
そうだ!!
文字で書けばいいじゃんか!!
俺って馬鹿だな~。
よーし、これで良し!!
俺は文章で婆さんに問うた。
「額に火傷がある若者かいな?」
知ってるかな~?
知ってるといいんだがな~。
「それなら、ルークじゃあないかね?」
ルークって誰だいって文章で書いて見せる。
「鍛冶屋のダースさんところの息子さんだよ」
よし、判明したぞ!!
俺は薬屋を飛び出すと、露店で果物を売っている奥さんに鍛冶屋の場所を訊いた。
「ああ、ダースさんの店なら、この先だよ」
おかみさんは親切に鍛冶屋の場所を教えてくれる。
俺は更に訊いた。
「なあ、おかみさん、ちょっと込み入ったことを訊きたいんだが、いいかな?」
俺は露店のリンゴを一つ手に取ると、おかみさんに五倍の料金を払う。
「何かね、お客さん。なんだって訊いておくれよ」
「ダースって鍛冶屋はどんな人物だ?」
「普通の強面な鍛冶屋だよ」
偏見だな……。
鍛冶屋が強面なのが普通なのかよ。
「ダースさんは、昔はお城で兵長を勤めてたんだけど、兵士の一斉解雇後に、家の店を継いだんだよ」
「へぇ~、そうなんだ~」
よし、繋がったぞ。
ならば更に。
「息子のルークって、どんなヤツか知ってるかい?」
「ああ、知ってるともさ。親父さんに似ないで、ちょっとやわな感じだけど、鍛冶の腕前はなかなかだよ」
「お姫様と付き合ってるとか無いよな?」
俺の質問におかみさんはキョトンとする。
その後に笑いながら述べた。
「そんな馬鹿な話は聞いたこと無いよ。だって姫様は魂を邪神に食われて廃人だよ。もう誰とも付き合いなんて出来ないわよ。あんた何を言い出すんだね~。可笑しな人だよ、も~」
「そうだよな……。よし、じゃあサンキュー!」
俺は果物屋の露店を離れると鍛冶屋を探した。
そして、すぐに見付ける。
鍛冶屋では髭親父が一人で仕事に励んでいた。
火鉢の炎がなんとも暑そうだ。
俺はダースに話し掛けた。
「あんたが鍛冶屋のダースかい?」
「そうだが……?」
ぶっきらぼうなダースは、仕事を止めることなく俺と会話を続けた。
その間、視線を一度も合わせない。
「息子のルークについて訊きたいんだが?」
「息子のことなら息子に訊け……」
愛想悪いな。
なんで鍛冶屋のイメージって、こんなオヤジばかりなんだよ。
「それで、その息子さんは何処に居るんだ?」
「今日は仕事を休んで何処かに行ってる。何処に行ったかは、俺も知らんな……。そこまで息子に構ってられんから……」
「寂しいのか?」
「さ、寂しくなんてないわい……」
「あー、寂しいんだ」
「だから、寂しくなんて無いって言ってるだろ!!」
「じゃあなんで怒るのさ。本当のことを言われて怒ってるんじゃないの?」
「貴様のような餓鬼に親の気持ちが分かるもんか!!」
「わかんねーよ」
「だったら黙ってろ!!」
「まあ、とりあえず、息子さんが帰って来るのをここで待たせてもらうぞ」
「勝手にしろ………」
俺は鍛冶屋の隅にあった椅子に腰かけると、オヤジの仕事っぷりを眺めていた。
オヤジは黙々と仕事を続けている。
「すげー、手際がいいな。腕の立つ鍛冶屋って噂は本当なんだ~」
俺が呟くと、オヤジが俺に水を差し出す。
「の、飲め……。今日は暑いだろ……」
なに、ツンデレかよ……。
俺はオレンジジュースで腹がたぷたぷだったが水を頂く。
そんな感じでしばらくルークの帰りを待って居ると、日が沈み掛けた頃にルークが帰って来た。
ルークは店先に居る俺を見て足を止めた。
表情も引きつっている。
「よう、ルークさ~ん」
俺は嫌らしい笑みでルークを迎え入れる。
「お、お前は……」
ルークは逃げなかった。
諦めたかな?
【つづく】
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