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第284話【今後の話】
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壁の中の森での冒険を終えた俺は、一旦ソドムタウンに帰って来ていた。
俺が今居るのはソドムタウンの郊外にある古びだログハウスだった。
ログハウスは暖炉が備えられた応接間を中心に、寝室が四部屋備わっている物件である。
ここは、スカル姉さんが借りた物件で、借りた理由は、ついに空き地に大工が入るとのことらしい。
寝室の振り分けは、スカル姉さんが一部屋、ガイアとパンダゴーレムで一部屋、ゴリとバイマンとオアイドスで一部屋、そして俺が一部屋で振り分けられた。
バイマンはボロ屋を引き払ったらしい。
完全に居候になったのだ。
そして男たち三人は人足の仕事に出ており、ガイアは外でパンダと遊んでいやがる。
勿論ながら俺の部屋には転送絨毯が敷かれていた。
ここの家賃はほとんど俺が払うことになっている。
何せ、スカル姉さん以外は貧乏人の集まりだからな……。
しかも、そいつらを集めたのは俺だしさ……。
まあ、それはしゃあないよね。
そして今俺は、スカル姉さんと向かい合いながらテーブルを囲んでいた。
何故か同じテーブルにはドラゴンのグラブルとアンの姉妹もいた。
そう、姉妹だ。
グラブルはかなり女体化が進んで、ほとんど女性に見えるぐらいに変わっているのだ。
美青年から美女に変貌していた。
ただ聞いた話では、まだチ◯コは健在らしい。
そしてアンは相変わらず全裸リボンスタイルを貫いていた。
だが何故か、アンには煩悩が湧かない。
何故だろう?
まあ、本日ここに我々が集まったのは、今後の話を詰めるためである。
「紅茶になります」
転落事故でも無傷だったプロ子が、台所からお茶を運んで来て俺たち二人と二匹の前にティーカップを差し出す。
確か転落した時にもプロ子は居たはずなのに、何故か無傷なのだ。
訊けば丈夫なのが取り柄だとか──。
あの転落で二十一体居たメイドたちの内、動けるのは八体だけらしい。
その動ける八体で、粉砕したメイドたちを裁縫で修復しているらしいのだ。
兎に角、縫い合わせているらしい。
「ありがとう、プロ子」
「お粗末さまです」
一礼したプロ子は異次元宝物庫内に消えて行った。
お茶を一口啜ったのちにグラブルがスカル姉さんに言う。
「ドクトル・スカル。約束の物は、あと二ヶ月程度で完成します」
「いや~、助かるよ~、グラブルちゃん。わがまま言って悪いね~」
テーブルの上には図面が広げられていた。
新しい診療所の図面だ。
俺は二人の話を聞いて眉間に皺を寄せていた。
なんだかスゲー怪しい……。
「二人とも、なんの話をしているんだ?」
俺の質問にスカル姉さんが図面の一階部分を指差しながら言った。
「ここだよ、ここ~」
俺が指差された部分を見れば、そこは敷地の半分を使った大部屋だった。
隣には診療所の図面が引かれている。
診療所は分かるが、この大部屋はなんだろう?
「この部屋はなんだ?」
スカル姉さんは微笑みながら答えた。
「お前のための部屋だ」
「俺のための部屋?」
SM専用の部屋かな?
いや、それは流石に無いか……。
もう一度俺は、図面をマジマジと見回した。
一階は、謎の大部屋と診療所だ。
二回は宿屋にするらしい。
そして三階は、前と同じようにスカル姉さんの住居スペースだけである。
二階が宿屋になると、俺の部屋が無いじゃんか?
俺も宿屋に暮らすのか?
それとも旧魔王城に住めばいいのかな?
まあ、どちらにしろ俺専用の住居スペースは無いようだ。
だが、それなのに、一階の大部屋は俺のためだと言うのだ。
それが分からん。
やっぱりSMルームかな……。
俺が考え込んでいると、スカル姉さんが明るい声で言う。
「ここに転送絨毯を敷いて、魔王城と繋ぐんだよ」
「そのための専用部屋か?」
「当然だ。ソドムタウンと魔王城が繋がれば、人の出入りも激しくなるだろ」
「まあ、そうだろうね」
「ならば、それなりの専用部屋が必要になるだろうさ」
「そうなるのかな」
「だって人の出入りがあれば、ドタドタと五月蝿いだろ。ちゃんと分けないとならんだろ」
「うん、確かに」
そこでグラブルが口を挟んで来た。
「僕もドクトルからこの話を聞いたときに面白いと思ってね。少し協力してあげようと考えたんだ」
「なんでお前が……」
「僕がキミが作る秘密基地の守護者を勤めようと言ってるんだ」
「マジで!!」
「最近さ、しばらく連絡がつかなかったテイアーと連絡が取れてね。生存が分かったんだよ」
こいつらテイアーと知り合いかよ!
「そして話を聞いたらキミが絡んでいると言うじゃあないか」
「あー、テイアーは元気だったか?」
「ああ、元気だったよ。まあ、それでだ。今後彼女はベルセルクJr.が将来的に君主になったら彼と結婚して、ドラゴンがゴモラタウンの守護者だと宣言すると言い出してね」
「マ、マジで……」
あのペチャパイドラゴンは、また大胆なことを言い出しやがったな……。
「だからこの世界のバランスが大きく崩れると思うんだ」
「そりゃあそうだわな。何せ龍神が君主の妻なんだもの……」
「そこで僕が魔王城の守護者を宣言して、バランスを取ろうと思うんだ」
「対抗馬かよ……。いや、対抗龍かな?」
「まあ、そんなわけで僕もその内に、魔王城に引っ越すからさ」
なんか押し掛け女房っぽいな……。
「ところでお前ならテイアーに勝てるのか?」
グラブルはサラリと言った。
「それは無理だよ。勝てるわけがない」
「バランス取れてねーじゃんか!!」
「相手はトップクラスの神龍だよ。何万年生きてると思うんだい。テイアーからしたら、僕やアンなんて小童さ」
「まあでも、お前が魔王城に住むならば、人間相手なら、かなりの露払いにはなるわな」
「まあ、そこでこの大部屋だ」
あれ、話が図面の大部屋に戻ったぞ?
「ここに、もっと大きな転送魔方陣を築こうと思うんだ」
「マジで!?」
「まあ、まだ二ヶ月ぐらいかかると思うけれどね」
スカル姉さんが言う。
「何しろ診療所の建築も大工が入ったばかりだから問題ないさ」
俺はスカル姉さんに訊いてみた。
「診療所の完成は、どのぐらいなんだい?」
「棟梁の話だと、一ヶ月半ぐらいだそうな」
「じゃあどちらにしろ、まだまだ先の話だな」
なるほどね。
この大部屋は、魔王城に物資や大勢の人を送り込むための部屋なのか。
まあ、電車の待合室みたいな感じかな。
これはありがたい話だ。
俺が居無いところで話が進んでいてくれて助かるわ~。
ここで今まで黙っていたアンが俺の裾を引きながら言う。
「だからだからアンが、アスランをぱぱっと魔王城まで翔んで運んでやろうか。楽チンだぞ。あっと言う間だぞ」
おお、それは助かるよな!
「こら、アン!!」
俺がアンの申し出に承諾するよりも早くグラブルが声を荒立てた。
何故に怒る!?
「アンは分かってないな。アスランは冒険者なんだぞ。彼は旅を楽しんでいるんだ。だからソドムタウンから旧魔王城まで一人で旅をしているんだ。そのぐらい察しておあげ!」
「わ、分かった、御姉様……」
グラブルお姉さまに怒られた妹のアンは、しょぼくれて肩を落とす。
「いや、あの……」
俺が意見しようとした刹那だ。
俺より大きな声でスカル姉さんが割って入る。
「いや~~、グラブルちゃんは分かってるね、冒険者を、アスランを、本当に理解してるよ。そうだよアンちゃん、冒険者の旅を邪魔しちゃあかんよ~!」
言いながらスカル姉さんがチラリと俺を見た。
「そ、そうだね……」
ちくしょう……。
俺も二人に同意するしかなくなっていた。
グラブルは天然で言ってやがるが、スカル姉さんは分かってて意地悪してやがる。
俺が格好つけるしか無いように誘導しやがった。
ちっ……。
まあ、いいや。
ゆっくりと旅を楽しんでやるぞ。
どうせあと少しで到着だ。
旅は八割ほど終わっているんだ。
もう少しの旅だもんねぇ~だ!
【つづく】
俺が今居るのはソドムタウンの郊外にある古びだログハウスだった。
ログハウスは暖炉が備えられた応接間を中心に、寝室が四部屋備わっている物件である。
ここは、スカル姉さんが借りた物件で、借りた理由は、ついに空き地に大工が入るとのことらしい。
寝室の振り分けは、スカル姉さんが一部屋、ガイアとパンダゴーレムで一部屋、ゴリとバイマンとオアイドスで一部屋、そして俺が一部屋で振り分けられた。
バイマンはボロ屋を引き払ったらしい。
完全に居候になったのだ。
そして男たち三人は人足の仕事に出ており、ガイアは外でパンダと遊んでいやがる。
勿論ながら俺の部屋には転送絨毯が敷かれていた。
ここの家賃はほとんど俺が払うことになっている。
何せ、スカル姉さん以外は貧乏人の集まりだからな……。
しかも、そいつらを集めたのは俺だしさ……。
まあ、それはしゃあないよね。
そして今俺は、スカル姉さんと向かい合いながらテーブルを囲んでいた。
何故か同じテーブルにはドラゴンのグラブルとアンの姉妹もいた。
そう、姉妹だ。
グラブルはかなり女体化が進んで、ほとんど女性に見えるぐらいに変わっているのだ。
美青年から美女に変貌していた。
ただ聞いた話では、まだチ◯コは健在らしい。
そしてアンは相変わらず全裸リボンスタイルを貫いていた。
だが何故か、アンには煩悩が湧かない。
何故だろう?
まあ、本日ここに我々が集まったのは、今後の話を詰めるためである。
「紅茶になります」
転落事故でも無傷だったプロ子が、台所からお茶を運んで来て俺たち二人と二匹の前にティーカップを差し出す。
確か転落した時にもプロ子は居たはずなのに、何故か無傷なのだ。
訊けば丈夫なのが取り柄だとか──。
あの転落で二十一体居たメイドたちの内、動けるのは八体だけらしい。
その動ける八体で、粉砕したメイドたちを裁縫で修復しているらしいのだ。
兎に角、縫い合わせているらしい。
「ありがとう、プロ子」
「お粗末さまです」
一礼したプロ子は異次元宝物庫内に消えて行った。
お茶を一口啜ったのちにグラブルがスカル姉さんに言う。
「ドクトル・スカル。約束の物は、あと二ヶ月程度で完成します」
「いや~、助かるよ~、グラブルちゃん。わがまま言って悪いね~」
テーブルの上には図面が広げられていた。
新しい診療所の図面だ。
俺は二人の話を聞いて眉間に皺を寄せていた。
なんだかスゲー怪しい……。
「二人とも、なんの話をしているんだ?」
俺の質問にスカル姉さんが図面の一階部分を指差しながら言った。
「ここだよ、ここ~」
俺が指差された部分を見れば、そこは敷地の半分を使った大部屋だった。
隣には診療所の図面が引かれている。
診療所は分かるが、この大部屋はなんだろう?
「この部屋はなんだ?」
スカル姉さんは微笑みながら答えた。
「お前のための部屋だ」
「俺のための部屋?」
SM専用の部屋かな?
いや、それは流石に無いか……。
もう一度俺は、図面をマジマジと見回した。
一階は、謎の大部屋と診療所だ。
二回は宿屋にするらしい。
そして三階は、前と同じようにスカル姉さんの住居スペースだけである。
二階が宿屋になると、俺の部屋が無いじゃんか?
俺も宿屋に暮らすのか?
それとも旧魔王城に住めばいいのかな?
まあ、どちらにしろ俺専用の住居スペースは無いようだ。
だが、それなのに、一階の大部屋は俺のためだと言うのだ。
それが分からん。
やっぱりSMルームかな……。
俺が考え込んでいると、スカル姉さんが明るい声で言う。
「ここに転送絨毯を敷いて、魔王城と繋ぐんだよ」
「そのための専用部屋か?」
「当然だ。ソドムタウンと魔王城が繋がれば、人の出入りも激しくなるだろ」
「まあ、そうだろうね」
「ならば、それなりの専用部屋が必要になるだろうさ」
「そうなるのかな」
「だって人の出入りがあれば、ドタドタと五月蝿いだろ。ちゃんと分けないとならんだろ」
「うん、確かに」
そこでグラブルが口を挟んで来た。
「僕もドクトルからこの話を聞いたときに面白いと思ってね。少し協力してあげようと考えたんだ」
「なんでお前が……」
「僕がキミが作る秘密基地の守護者を勤めようと言ってるんだ」
「マジで!!」
「最近さ、しばらく連絡がつかなかったテイアーと連絡が取れてね。生存が分かったんだよ」
こいつらテイアーと知り合いかよ!
「そして話を聞いたらキミが絡んでいると言うじゃあないか」
「あー、テイアーは元気だったか?」
「ああ、元気だったよ。まあ、それでだ。今後彼女はベルセルクJr.が将来的に君主になったら彼と結婚して、ドラゴンがゴモラタウンの守護者だと宣言すると言い出してね」
「マ、マジで……」
あのペチャパイドラゴンは、また大胆なことを言い出しやがったな……。
「だからこの世界のバランスが大きく崩れると思うんだ」
「そりゃあそうだわな。何せ龍神が君主の妻なんだもの……」
「そこで僕が魔王城の守護者を宣言して、バランスを取ろうと思うんだ」
「対抗馬かよ……。いや、対抗龍かな?」
「まあ、そんなわけで僕もその内に、魔王城に引っ越すからさ」
なんか押し掛け女房っぽいな……。
「ところでお前ならテイアーに勝てるのか?」
グラブルはサラリと言った。
「それは無理だよ。勝てるわけがない」
「バランス取れてねーじゃんか!!」
「相手はトップクラスの神龍だよ。何万年生きてると思うんだい。テイアーからしたら、僕やアンなんて小童さ」
「まあでも、お前が魔王城に住むならば、人間相手なら、かなりの露払いにはなるわな」
「まあ、そこでこの大部屋だ」
あれ、話が図面の大部屋に戻ったぞ?
「ここに、もっと大きな転送魔方陣を築こうと思うんだ」
「マジで!?」
「まあ、まだ二ヶ月ぐらいかかると思うけれどね」
スカル姉さんが言う。
「何しろ診療所の建築も大工が入ったばかりだから問題ないさ」
俺はスカル姉さんに訊いてみた。
「診療所の完成は、どのぐらいなんだい?」
「棟梁の話だと、一ヶ月半ぐらいだそうな」
「じゃあどちらにしろ、まだまだ先の話だな」
なるほどね。
この大部屋は、魔王城に物資や大勢の人を送り込むための部屋なのか。
まあ、電車の待合室みたいな感じかな。
これはありがたい話だ。
俺が居無いところで話が進んでいてくれて助かるわ~。
ここで今まで黙っていたアンが俺の裾を引きながら言う。
「だからだからアンが、アスランをぱぱっと魔王城まで翔んで運んでやろうか。楽チンだぞ。あっと言う間だぞ」
おお、それは助かるよな!
「こら、アン!!」
俺がアンの申し出に承諾するよりも早くグラブルが声を荒立てた。
何故に怒る!?
「アンは分かってないな。アスランは冒険者なんだぞ。彼は旅を楽しんでいるんだ。だからソドムタウンから旧魔王城まで一人で旅をしているんだ。そのぐらい察しておあげ!」
「わ、分かった、御姉様……」
グラブルお姉さまに怒られた妹のアンは、しょぼくれて肩を落とす。
「いや、あの……」
俺が意見しようとした刹那だ。
俺より大きな声でスカル姉さんが割って入る。
「いや~~、グラブルちゃんは分かってるね、冒険者を、アスランを、本当に理解してるよ。そうだよアンちゃん、冒険者の旅を邪魔しちゃあかんよ~!」
言いながらスカル姉さんがチラリと俺を見た。
「そ、そうだね……」
ちくしょう……。
俺も二人に同意するしかなくなっていた。
グラブルは天然で言ってやがるが、スカル姉さんは分かってて意地悪してやがる。
俺が格好つけるしか無いように誘導しやがった。
ちっ……。
まあ、いいや。
ゆっくりと旅を楽しんでやるぞ。
どうせあと少しで到着だ。
旅は八割ほど終わっているんだ。
もう少しの旅だもんねぇ~だ!
【つづく】
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