283 / 604
第283話【魔法使いの塔の戦利品】
しおりを挟む
俺はソファーに座りながら、新しく生えた鋼鉄の腕を眺めていた。
グーパーグーパーを繰り返しているが、なんの違和感も無い。
まさに感覚は、まるで生の腕である。
鋼鉄とは思えない。
「おーい、次はこれを運び出してくれ~」
「チーフ~、この大型水槽はどうしますか~」
「それは運び出せないだろ。まあ、置いて行こうか」
俺の眼前ではソドムタウンから転送絨毯で来た魔法使いギルドの面々たちが、魔法使いブライが残した研究成果の書物などを回収していた。
俺とゾディアックさんで交渉して、全て売り払ったのだ。
何せ塔の荷物は、魔法使いブライの死亡が確認できた段階で、すべて俺の物となったのだからだ。
まあ、魔法使いギルドの面々が荷物を取りに来る前に、マジックアイテムやスクロールはすべて回収してある。
兎に角だ。
今回はかなり金になった冒険である。
魔法使いブライの遺品は、すべてで100000Gとなった。
ほとんどが魔法研究の書類ばかりで、俺ではちんぷんかんぷんな物ばかりである。
なので魔法使いギルドが引き取って、研究を引き継ぐのが一番良いのだろう。
しかし、俺が得たマジックアイテムは、ほとんどが使えない物ばかりだった。
魔法使いブライは、魔法研究ばかりでマジックアイテムの収集やスクロールの製作は、あまり励んでいなかったのだろう。
まあ、面倒臭いので、獲得できたマジックアイテムと魔法のスクロールをダイジェストで紹介しましょう。
まずはマジックアイテムだ。
【ハチェット+1。攻撃力向上】
【ダガー+1。命中率向上】
【インセクトクローナックル+1。攻撃力向上】
【スタッフ+1。インセクトに魔法ダメージ向上】
【プロテクションリング+1。インセクトからのダメージ軽減】
【虫除けランタン+1。明かりの中に昆虫が入ってこれない】
【魅惑の髪飾り+1。魅力が小向上】
【陽気なタンバリン+1。気分を陽気にさせる】
【日除けの麦わら帽子+1。猛暑耐久向上】
【ホット毛布+1。温かさ向上】
【首を振るう赤べこ+1。首を揺らすと暇潰しになる】
こんな感じですわぁ~……。
なんだか要らない物が幾つか有ったけれど……。
まあ、要らないものでもマジックアイテムはマジックアイテムだから、売れるだろうさ……。
では、続いてスクロールだ。
今回は被った物が幾つも有ったから、俺が新しく覚えられる物だけ紹介します。
では、ダイジェストでお送りします。
【魔法ロングショットアロー。攻撃力は小。無属性。射程距離50メートルの飛翔体魔法。回数は本人レベルが10おきに、一回ずつ撃てる。発動条件は魔法名を口に出す】
【魔法ファイアーアロー。攻撃力は小。炎属性。射程距離15メートルの飛翔体魔法。回数は本人レベルが4おきに、一回ずつ撃てる。発動条件は魔法名を口に出す】
【魔法インセクトパラライズ。攻撃力は小。麻痺属性。インセクト系を麻痺させる。射程距離10メートルの魔法。回数は本人レベルが5おきに、一回ずつ撃てる。発動条件は魔法名を口に出す】
【魔法インセクトスリープ。攻撃力は大。睡眠属性。インセクト系を寝かせる。射程距離5メートル、直径5メートルの範囲魔法。回数は本人レベルが8おきに、一回ずつ撃てる。発動条件は魔法名を口に出す】
【魔法プロテクションインセクト。インセクト系からのダメージ軽減。一日に術者のレベルの5おきに一回使える。効果時間は30分間】
【魔法プロテクションポイズン。毒の抵抗率が向上。一日に術者のレベルの8おきに一回使える。効果時間は30分間】
【魔法セルフキュアポイズン。術者本人の毒を小回復させる。一日に術者のレベルの5おきに一回使える】
【魔法キュアポイズン。毒を小回復させる。一日に術者のレベルの7おきに一回使える】
【魔法マスターキュアポイズン。毒を回復させる。一日に術者のレベルの10おきに一回使える】
【魔法マスターヒール。術者本人の傷を回復させる。一日に術者のレベルの10おきに一回分の回復】
まあ、これだけ覚えられる魔法のスクロールが有ったわけだ。
勿論ながら全部覚えましたよ。
ただ、いざ戦いの場面になると、けっこう忘れるんだよね。
覚えた魔法の種類をさ~……。
まあ、その辺は慣れて行くしかないよね。
こんな魔法が有ったな~って、忘れないように努力しますよ。
さてさて、続いてはレベルアップもしているので新スキルのチェックですわん。
今回はレベル30と言う節目だから、良いスキルを習得できてるといいんだけどな~。
どれどれ、ステータス画面でも開くかな……。
あー、魔法使いギルドの人が周りに居るな……。
ちょっと塔の外に出るか。
俺はスタスタと塔を降りて行く。
すると森の中から巨大昆虫たちが覗き見ていた。
その中にはバーバラも居るし、アイラやグレーテも居た。
「アスラーン、ちょっとちょっと……」
「んん?」
俺は草むらから上半身を出して居るバーバラに手招きされたので彼女に近付く。
「なんだ、バーバラ?」
「あの人たちは、どこから来たの?」
バーバラは塔のてっぺんを指差しながら言った。
そのバーバラの髪の中からベェノムがちょこんと頭を出している。
このミミズ野郎は、本当にバーバラに寄生してやがるんだな。
そして、俺が塔を見上げれば、テラスからチラホラと作業に励む魔法使いギルドの人たちが見えた。
俺は彼女の疑問に答える。
「魔法で飛んで来たんだ」
まあ、適当だが問題無いだろう。
「彼らは塔に住むのか?」
「いや、ブライの荷物を回収したら出て行くぞ」
「じゃあ、残るのはアスランだけか?」
「いや、俺も出て行くぞ」
バーバラは少し驚いた顔をしたあとに寂しそうに俯く。
「そうか……」
「お前も俺と一緒に来るか?」
バーバラは、首を左右に振った。
「無理よ。お母様や皆を残して行けないわ……。それに、私はベェノムとつがいになるから……」
「マジで!?」
いやいやいやいや!!
ちょっと驚きですわ!!
なんで!?
マジでなんで!?
つがいって結婚して夫婦になることだよね!!
「ど、どうしてベェノムとつがいになるの……?」
「小さい頃からの約束だったの。ベェノムが人間になれたらつがいになるってさ」
ベェノムの野郎がバーバラの頭の上で「てへ♡」って照れてやがる。
イラっ!!
なんかムカツクな、このミミズ野郎が!!
こうなったら告げ口してやるぞ!!
「おい、知ってるかバーバラ」
「何を?」
「ベェノムは人間になって森を出たら、ハーレムを作ろうとしていたんだぞ!!」
くっくっくっ、ザマー!!
告げ口してやったぜ!!
この浮気野郎が~!!
「それは雄だから仕方無いよ」
なに!?
俺もそんなことを言ってくれる嫁さんが欲しいわ!!
「私とベェノムは幼馴染みなの。それで、小さな頃の約束を、私は守りたいのよ」
「いや、もう人間じゃないし! てか、こいつは人体に寄生してただけだから!!」
「でも、一度は人間になれたし、それに私もベェノムが好きだったから……。ぽっ♡」
「て、照れるな~。バーバラ♡」
イラっ!!
なに、この二匹は!?
なんなのさ!?
バーバラが草むらの中でモジモジしながら言う。
「だからアスラン。森を去る前に、私たちを祝ってくれないかな。魔法使い様に代わってさ」
イラっ!!
イライラっ!!!
プッチン…………。
あー、俺の中で何かが切れた音が聞こえたわ。
なんだろう?
スゲー冷静な気分ですわ~。
怒りを通り越したって感じかな~。
空が青いな~。
太陽が眩しいな~。
「どうしたのアスラン?」
「いや、なんでもない」
俺は清々しい笑顔で答えた。
「じゃあ、幸せになるんだぞ、バーバラ」
「「うん!」」
バーバラとベェノムが声を揃えて頷いた。
あー、そうだ。
ステータス画面から新スキルを確認するんだった。
でも、今はそんな気分じゃあないわ。
どこか泣ける場所を探そうかな。
一人で泣ける場所をさ……。
そうだ、殿様バッタちゃんに会いに行こうかな。
とりあえず、彼女に慰めてもらおう。
この際だから、殿様バッタでもいいや……。
【つづく】
グーパーグーパーを繰り返しているが、なんの違和感も無い。
まさに感覚は、まるで生の腕である。
鋼鉄とは思えない。
「おーい、次はこれを運び出してくれ~」
「チーフ~、この大型水槽はどうしますか~」
「それは運び出せないだろ。まあ、置いて行こうか」
俺の眼前ではソドムタウンから転送絨毯で来た魔法使いギルドの面々たちが、魔法使いブライが残した研究成果の書物などを回収していた。
俺とゾディアックさんで交渉して、全て売り払ったのだ。
何せ塔の荷物は、魔法使いブライの死亡が確認できた段階で、すべて俺の物となったのだからだ。
まあ、魔法使いギルドの面々が荷物を取りに来る前に、マジックアイテムやスクロールはすべて回収してある。
兎に角だ。
今回はかなり金になった冒険である。
魔法使いブライの遺品は、すべてで100000Gとなった。
ほとんどが魔法研究の書類ばかりで、俺ではちんぷんかんぷんな物ばかりである。
なので魔法使いギルドが引き取って、研究を引き継ぐのが一番良いのだろう。
しかし、俺が得たマジックアイテムは、ほとんどが使えない物ばかりだった。
魔法使いブライは、魔法研究ばかりでマジックアイテムの収集やスクロールの製作は、あまり励んでいなかったのだろう。
まあ、面倒臭いので、獲得できたマジックアイテムと魔法のスクロールをダイジェストで紹介しましょう。
まずはマジックアイテムだ。
【ハチェット+1。攻撃力向上】
【ダガー+1。命中率向上】
【インセクトクローナックル+1。攻撃力向上】
【スタッフ+1。インセクトに魔法ダメージ向上】
【プロテクションリング+1。インセクトからのダメージ軽減】
【虫除けランタン+1。明かりの中に昆虫が入ってこれない】
【魅惑の髪飾り+1。魅力が小向上】
【陽気なタンバリン+1。気分を陽気にさせる】
【日除けの麦わら帽子+1。猛暑耐久向上】
【ホット毛布+1。温かさ向上】
【首を振るう赤べこ+1。首を揺らすと暇潰しになる】
こんな感じですわぁ~……。
なんだか要らない物が幾つか有ったけれど……。
まあ、要らないものでもマジックアイテムはマジックアイテムだから、売れるだろうさ……。
では、続いてスクロールだ。
今回は被った物が幾つも有ったから、俺が新しく覚えられる物だけ紹介します。
では、ダイジェストでお送りします。
【魔法ロングショットアロー。攻撃力は小。無属性。射程距離50メートルの飛翔体魔法。回数は本人レベルが10おきに、一回ずつ撃てる。発動条件は魔法名を口に出す】
【魔法ファイアーアロー。攻撃力は小。炎属性。射程距離15メートルの飛翔体魔法。回数は本人レベルが4おきに、一回ずつ撃てる。発動条件は魔法名を口に出す】
【魔法インセクトパラライズ。攻撃力は小。麻痺属性。インセクト系を麻痺させる。射程距離10メートルの魔法。回数は本人レベルが5おきに、一回ずつ撃てる。発動条件は魔法名を口に出す】
【魔法インセクトスリープ。攻撃力は大。睡眠属性。インセクト系を寝かせる。射程距離5メートル、直径5メートルの範囲魔法。回数は本人レベルが8おきに、一回ずつ撃てる。発動条件は魔法名を口に出す】
【魔法プロテクションインセクト。インセクト系からのダメージ軽減。一日に術者のレベルの5おきに一回使える。効果時間は30分間】
【魔法プロテクションポイズン。毒の抵抗率が向上。一日に術者のレベルの8おきに一回使える。効果時間は30分間】
【魔法セルフキュアポイズン。術者本人の毒を小回復させる。一日に術者のレベルの5おきに一回使える】
【魔法キュアポイズン。毒を小回復させる。一日に術者のレベルの7おきに一回使える】
【魔法マスターキュアポイズン。毒を回復させる。一日に術者のレベルの10おきに一回使える】
【魔法マスターヒール。術者本人の傷を回復させる。一日に術者のレベルの10おきに一回分の回復】
まあ、これだけ覚えられる魔法のスクロールが有ったわけだ。
勿論ながら全部覚えましたよ。
ただ、いざ戦いの場面になると、けっこう忘れるんだよね。
覚えた魔法の種類をさ~……。
まあ、その辺は慣れて行くしかないよね。
こんな魔法が有ったな~って、忘れないように努力しますよ。
さてさて、続いてはレベルアップもしているので新スキルのチェックですわん。
今回はレベル30と言う節目だから、良いスキルを習得できてるといいんだけどな~。
どれどれ、ステータス画面でも開くかな……。
あー、魔法使いギルドの人が周りに居るな……。
ちょっと塔の外に出るか。
俺はスタスタと塔を降りて行く。
すると森の中から巨大昆虫たちが覗き見ていた。
その中にはバーバラも居るし、アイラやグレーテも居た。
「アスラーン、ちょっとちょっと……」
「んん?」
俺は草むらから上半身を出して居るバーバラに手招きされたので彼女に近付く。
「なんだ、バーバラ?」
「あの人たちは、どこから来たの?」
バーバラは塔のてっぺんを指差しながら言った。
そのバーバラの髪の中からベェノムがちょこんと頭を出している。
このミミズ野郎は、本当にバーバラに寄生してやがるんだな。
そして、俺が塔を見上げれば、テラスからチラホラと作業に励む魔法使いギルドの人たちが見えた。
俺は彼女の疑問に答える。
「魔法で飛んで来たんだ」
まあ、適当だが問題無いだろう。
「彼らは塔に住むのか?」
「いや、ブライの荷物を回収したら出て行くぞ」
「じゃあ、残るのはアスランだけか?」
「いや、俺も出て行くぞ」
バーバラは少し驚いた顔をしたあとに寂しそうに俯く。
「そうか……」
「お前も俺と一緒に来るか?」
バーバラは、首を左右に振った。
「無理よ。お母様や皆を残して行けないわ……。それに、私はベェノムとつがいになるから……」
「マジで!?」
いやいやいやいや!!
ちょっと驚きですわ!!
なんで!?
マジでなんで!?
つがいって結婚して夫婦になることだよね!!
「ど、どうしてベェノムとつがいになるの……?」
「小さい頃からの約束だったの。ベェノムが人間になれたらつがいになるってさ」
ベェノムの野郎がバーバラの頭の上で「てへ♡」って照れてやがる。
イラっ!!
なんかムカツクな、このミミズ野郎が!!
こうなったら告げ口してやるぞ!!
「おい、知ってるかバーバラ」
「何を?」
「ベェノムは人間になって森を出たら、ハーレムを作ろうとしていたんだぞ!!」
くっくっくっ、ザマー!!
告げ口してやったぜ!!
この浮気野郎が~!!
「それは雄だから仕方無いよ」
なに!?
俺もそんなことを言ってくれる嫁さんが欲しいわ!!
「私とベェノムは幼馴染みなの。それで、小さな頃の約束を、私は守りたいのよ」
「いや、もう人間じゃないし! てか、こいつは人体に寄生してただけだから!!」
「でも、一度は人間になれたし、それに私もベェノムが好きだったから……。ぽっ♡」
「て、照れるな~。バーバラ♡」
イラっ!!
なに、この二匹は!?
なんなのさ!?
バーバラが草むらの中でモジモジしながら言う。
「だからアスラン。森を去る前に、私たちを祝ってくれないかな。魔法使い様に代わってさ」
イラっ!!
イライラっ!!!
プッチン…………。
あー、俺の中で何かが切れた音が聞こえたわ。
なんだろう?
スゲー冷静な気分ですわ~。
怒りを通り越したって感じかな~。
空が青いな~。
太陽が眩しいな~。
「どうしたのアスラン?」
「いや、なんでもない」
俺は清々しい笑顔で答えた。
「じゃあ、幸せになるんだぞ、バーバラ」
「「うん!」」
バーバラとベェノムが声を揃えて頷いた。
あー、そうだ。
ステータス画面から新スキルを確認するんだった。
でも、今はそんな気分じゃあないわ。
どこか泣ける場所を探そうかな。
一人で泣ける場所をさ……。
そうだ、殿様バッタちゃんに会いに行こうかな。
とりあえず、彼女に慰めてもらおう。
この際だから、殿様バッタでもいいや……。
【つづく】
0
お気に入りに追加
384
あなたにおすすめの小説
屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。
彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。
父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。
わー、凄いテンプレ展開ですね!
ふふふ、私はこの時を待っていた!
いざ行かん、正義の旅へ!
え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。
でも……美味しいは正義、ですよね?
2021/02/19 第一部完結
2021/02/21 第二部連載開始
2021/05/05 第二部完結
ハズレスキル【分解】が超絶当たりだった件~仲間たちから捨てられたけど、拾ったゴミスキルを優良スキルに作り変えて何でも解決する~
名無し
ファンタジー
お前の代わりなんざいくらでもいる。パーティーリーダーからそう宣告され、あっさり捨てられた主人公フォード。彼のスキル【分解】は、所有物を瞬時にバラバラにして持ち運びやすくする程度の効果だと思われていたが、なんとスキルにも適用されるもので、【分解】したスキルなら幾らでも所有できるというチートスキルであった。捨てられているゴミスキルを【分解】することで有用なスキルに作り変えていくうち、彼はなんでも解決屋を開くことを思いつき、底辺冒険者から成り上がっていく。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
『特別』を願った僕の転生先は放置された第7皇子!?
mio
ファンタジー
特別になることを望む『平凡』な大学生・弥登陽斗はある日突然亡くなる。
神様に『特別』になりたい願いを叶えてやると言われ、生まれ変わった先は異世界の第7皇子!? しかも母親はなんだかさびれた離宮に追いやられているし、騎士団に入っている兄はなかなか会うことができない。それでも穏やかな日々。
そんな生活も母の死を境に変わっていく。なぜか絡んでくる異母兄弟をあしらいつつ、兄の元で剣に魔法に、いろいろと学んでいくことに。兄と兄の部下との新たな日常に、以前とはまた違った幸せを感じていた。
日常を壊し、強制的に終わらせたとある不幸が起こるまでは。
神様、一つ言わせてください。僕が言っていた特別はこういうことではないと思うんですけど!?
他サイトでも投稿しております。
俺のセフレが義妹になった。そのあと毎日めちゃくちゃシた。
ねんごろ
恋愛
主人公のセフレがどういうわけか義妹になって家にやってきた。
その日を境に彼らの関係性はより深く親密になっていって……
毎日にエロがある、そんな時間を二人は過ごしていく。
※他サイトで連載していた作品です
公爵家三男に転生しましたが・・・
キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが…
色々と本当に色々とありまして・・・
転生しました。
前世は女性でしたが異世界では男!
記憶持ち葛藤をご覧下さい。
作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる