237 / 611
【第九章】アンデッドなメイドたち編
9-2【悪酔い魔界】
しおりを挟む
俺は不思議に考えていた。
なんで男なら酒を飲めだのこうだのって言われなければならないのかが不思議で仕方がない。
若い俺には、すげー疑問だわ。
飲めない物は飲めないんだよ。
だって美味しく感じないどころか苦くてアルコール臭いだけで不味いんだもの。
それを無理矢理飲ますのが大人の男のやることかって言うんだ。
こうなったら飲めない男に無理矢理飲ませたことを後悔させてやるぞ。
「おらっ! 次のヤツ、掛かってこいや!!」
いきり立つ俺が椅子に乗り片足をテーブルの上に乗せて叫ぶと周りの男たちの歓声が上がった。
「うぉぉおおおおおお!!!」
「いいぞ、にーちゃん、もっとやれ!!」
男たちの歓声に押されて俺はウイスキーのボトルをラッパ飲みする。
ここはドリフターズ亭の酒場だ。
俺の周りには酔いどれ鉱夫たちが群がりワンヤワンヤと騒いでいる。
すると人混みを掻き分けて大男が俺の前に出て来た。
つるっぱげのおっさんだ。
「なんだー、今度はお前が相手か!!」
「そうだ、俺が相手だ!!」
「よーし、上等だ、ハゲ!!」
俺は大男を煽ると椅子から下りてテーブルに肘を付いた。
「誰がハゲだ! 俺はエコヘアーだ!!」
すると大男もテーブルに肘を付いて俺の手を握る。
腕相撲だ。
そして、見知らぬオヤジが俺たちの前でなんの前触れもなく叫ぶ。
「レーディー、ゴー!!」
「うりゃぁああああ!!!」
「どらぁぁああああ!!!」
俺の腕とハゲ男の太い腕が力比べに力んだ。
テーブルが俺たち二人の闘志で軋んで揺れる。
最初は両者ともに動かない。
力任せに震えるだけだった。
だが、少しずつ俺がハゲ男の腕を倒し始めると、周囲の歓声が大きくなってい 行く。
「ぬぬぬぬっ……」
ハゲ男の頭も顔も真っ赤に染まる。
まるで茹でタコだ。
「終わりだ、このズラ野郎!!」
「ズラなんて被ってねーよ、うわぁぁあ!!」
大男の手の甲がテーブルに付く。
すると勢いに押されてテーブルの足が一本折れてハゲ男が派手に転倒してしまう。
腕相撲に勝ったのは俺だった。
「どうだい、ごらぁーー!!」
「おおーーー!!」
俺は歓声を浴びながらウイスキーをラッパ飲みすると、周りのオヤジたちに言う。
「また俺が勝ったから、罰ゲームタイムだぞ!!」
「おおおおおーーー!!」
騒ぎ立てるオヤジたちが、俺に負けた大男を羽交い締めにする。
怪しい笑みを浮かべながら俺が、押さえ込まれている大男の前に立った。
「ヒック、覚悟はいいな~」
「や、やめてくれ……!!」
「誰かズボンをめくれや!!」
「や、やめろ……」
「これもすべて飲めない俺に酒を飲ませた天罰だ!!」
するとオヤジの一人が大男のズボンの前を広げる。
そこに俺が問答無用でゲロを吐いた。
「ゲロゲロゲロゲロ~~」
「ぎぃぁあああ、やーめーてー!!!」
俺はハゲ男の胯間にゲロを存分に吐き終わると更に述べる。
「他に勇敢な挑戦者は居ないか~。今度は背中の中に吐いてやるぞ。ゲロケロゲロ~……」
言いながら俺は吐き散らしていた。
もうこのホールで吐いたのは一回二回ではない。
記憶に残ってないが、十回は吐いている。
これで明日の掃除は大変だろうさ。
酒場の中は俺のゲロで魔界と化しているはずだ。
ゲロ魔界だ!
大笑いだぜ!!
はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ~~……………。
ゲロケロゲロ~~……
はい、ごめんなさい、笑い過ぎだわ……。
ヒック、また吐いたぜ!!
俺の記憶に残っているのは、このぐらいのエピソードだけです。
次の記憶は昼過ぎに宿屋の裏のゴミ捨て場で野良犬と寝ていたことですわ……。
俺はヨタヨタと起き上がると、またゲロを吐きました。
ゲロを浴びた野良犬が逃げて行く。
「きゃんきゃん!!」
「ああ、俺を見捨てないでくれ……」
それにしても気持ち悪いな……。
これが噂に名高い二日酔いってヤツですか……。
これはキツイぞ……。
頭がガンガンして、まだ目が回っている感覚が続いていますがな……。
あー、体が酒臭いな……。
何故かゲロの臭いもするしさ……。
み、水が飲みたい……。
俺はフラフラと歩きながら店の中に戻る。
すると昨日のマスターがモップで床掃除をしていた。
床はまだゲロだらけである。
「糞ガキ、目覚めやがったな!!」
「おはよう……。悪いが大声はやめてくれ、頭に響くから……」
「ホールが、てめーのゲロだらけだ。てめーも掃除しやがれ!!」
「だからゲコの俺に酒なんて飲ませたらアカンのだよ……。飲ませたあんたが悪い……」
「くそっ………」
「オヤジさん、とりあえず水くれ……」
「水だと~。酒を飲め、酒を! 迎え酒だ、馬鹿野郎!!」
「マジで……、また吐きまくるぞ……」
マスターは少し考えてから、考えを改める。
「分かった分かった……。ほら、水だ。だからもう吐くなよ」
「できるだけ努力する……」
「いいから、ぜってーに吐くな!!」
「あと部屋を貸してくれ……」
「金はあるのか?」
俺がカウンターの上に手の平内からコインを召喚するとマスターは驚いていた。
「魔法かい、坊主……?」
「そんなもんだよ……」
「部屋を貸すが、室内で吐くなよ」
「分かってるって……」
俺は部屋の鍵を借りると二階に上がった。
道中の階段がかなり長く感じておっくうだったが、なんとか部屋に辿り付いた。
俺はとにかくまだ眠りたかったのでベッドに倒れ込んで眠りに付いた。
そのままぐっすりと眠り続ける。
「はっ!!」
そして突然に俺は目が覚めた。
ベッドから跳ね起きる。
「ま、魔女が……」
えっ、魔女?
何か悪い夢を見ていたような気がするが、瞬時に忘れてしまったぞ……。
俺が窓の外を見れば夜だった。
しかし酒場のほうからは、騒がしい音が聴こえてきたから、そんなに遅い時間でもないのだろう。
あー、喉が渇いたな。
腹も減ったぞ……。
下に行って飯でも食うかな。
そして俺が一階に下りて行くと、騒いでいたオヤジたちが俺に気付いて静まりかえる。
えっ、なんで……?
皆が驚きと恐れの眼差しで俺を見ていた。
なに、この反応は……?
俺はカウンター席に座るとマスターに問う。
「昨日、俺は何をしたんだ?」
「坊主、覚えていないのか?」
「腕相撲してたのは、覚えているが……」
「じゃあ、そのあとは覚えてないのか?」
「ああ、全然記憶に御座いません……」
「そうか、なら忘れろ……」
「マジで……」
「で、また酒か?」
「飯と水を頼む」
「分かった。じゃあ、二階の自室で待っててくれないか、注文は運ばせるから」
俺は静まりかえった酒場を見回してから気付く。
マスターが気を使ってくれてるんだな。
「分かった、そうするよ……」
俺が二階の部屋に戻って少しすると、再び一階が騒がしくなる。
俺は昨日、本当に何を仕出かしたんだろう?
お、思い出せない……。
いや、思い出せないほうが良いのかも知れない……。
やっぱり俺は酒を飲まないほうが良いのだろうさ。
うん、そうしよう……。
今後は絶対に酒を飲まないぞ。
あれ、ベッドに何かあるな?
俺はそれを拾って広げて見た。
ブラジャーとパンティーだ。
「なんで!?」
なんで男なら酒を飲めだのこうだのって言われなければならないのかが不思議で仕方がない。
若い俺には、すげー疑問だわ。
飲めない物は飲めないんだよ。
だって美味しく感じないどころか苦くてアルコール臭いだけで不味いんだもの。
それを無理矢理飲ますのが大人の男のやることかって言うんだ。
こうなったら飲めない男に無理矢理飲ませたことを後悔させてやるぞ。
「おらっ! 次のヤツ、掛かってこいや!!」
いきり立つ俺が椅子に乗り片足をテーブルの上に乗せて叫ぶと周りの男たちの歓声が上がった。
「うぉぉおおおおおお!!!」
「いいぞ、にーちゃん、もっとやれ!!」
男たちの歓声に押されて俺はウイスキーのボトルをラッパ飲みする。
ここはドリフターズ亭の酒場だ。
俺の周りには酔いどれ鉱夫たちが群がりワンヤワンヤと騒いでいる。
すると人混みを掻き分けて大男が俺の前に出て来た。
つるっぱげのおっさんだ。
「なんだー、今度はお前が相手か!!」
「そうだ、俺が相手だ!!」
「よーし、上等だ、ハゲ!!」
俺は大男を煽ると椅子から下りてテーブルに肘を付いた。
「誰がハゲだ! 俺はエコヘアーだ!!」
すると大男もテーブルに肘を付いて俺の手を握る。
腕相撲だ。
そして、見知らぬオヤジが俺たちの前でなんの前触れもなく叫ぶ。
「レーディー、ゴー!!」
「うりゃぁああああ!!!」
「どらぁぁああああ!!!」
俺の腕とハゲ男の太い腕が力比べに力んだ。
テーブルが俺たち二人の闘志で軋んで揺れる。
最初は両者ともに動かない。
力任せに震えるだけだった。
だが、少しずつ俺がハゲ男の腕を倒し始めると、周囲の歓声が大きくなってい 行く。
「ぬぬぬぬっ……」
ハゲ男の頭も顔も真っ赤に染まる。
まるで茹でタコだ。
「終わりだ、このズラ野郎!!」
「ズラなんて被ってねーよ、うわぁぁあ!!」
大男の手の甲がテーブルに付く。
すると勢いに押されてテーブルの足が一本折れてハゲ男が派手に転倒してしまう。
腕相撲に勝ったのは俺だった。
「どうだい、ごらぁーー!!」
「おおーーー!!」
俺は歓声を浴びながらウイスキーをラッパ飲みすると、周りのオヤジたちに言う。
「また俺が勝ったから、罰ゲームタイムだぞ!!」
「おおおおおーーー!!」
騒ぎ立てるオヤジたちが、俺に負けた大男を羽交い締めにする。
怪しい笑みを浮かべながら俺が、押さえ込まれている大男の前に立った。
「ヒック、覚悟はいいな~」
「や、やめてくれ……!!」
「誰かズボンをめくれや!!」
「や、やめろ……」
「これもすべて飲めない俺に酒を飲ませた天罰だ!!」
するとオヤジの一人が大男のズボンの前を広げる。
そこに俺が問答無用でゲロを吐いた。
「ゲロゲロゲロゲロ~~」
「ぎぃぁあああ、やーめーてー!!!」
俺はハゲ男の胯間にゲロを存分に吐き終わると更に述べる。
「他に勇敢な挑戦者は居ないか~。今度は背中の中に吐いてやるぞ。ゲロケロゲロ~……」
言いながら俺は吐き散らしていた。
もうこのホールで吐いたのは一回二回ではない。
記憶に残ってないが、十回は吐いている。
これで明日の掃除は大変だろうさ。
酒場の中は俺のゲロで魔界と化しているはずだ。
ゲロ魔界だ!
大笑いだぜ!!
はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ~~……………。
ゲロケロゲロ~~……
はい、ごめんなさい、笑い過ぎだわ……。
ヒック、また吐いたぜ!!
俺の記憶に残っているのは、このぐらいのエピソードだけです。
次の記憶は昼過ぎに宿屋の裏のゴミ捨て場で野良犬と寝ていたことですわ……。
俺はヨタヨタと起き上がると、またゲロを吐きました。
ゲロを浴びた野良犬が逃げて行く。
「きゃんきゃん!!」
「ああ、俺を見捨てないでくれ……」
それにしても気持ち悪いな……。
これが噂に名高い二日酔いってヤツですか……。
これはキツイぞ……。
頭がガンガンして、まだ目が回っている感覚が続いていますがな……。
あー、体が酒臭いな……。
何故かゲロの臭いもするしさ……。
み、水が飲みたい……。
俺はフラフラと歩きながら店の中に戻る。
すると昨日のマスターがモップで床掃除をしていた。
床はまだゲロだらけである。
「糞ガキ、目覚めやがったな!!」
「おはよう……。悪いが大声はやめてくれ、頭に響くから……」
「ホールが、てめーのゲロだらけだ。てめーも掃除しやがれ!!」
「だからゲコの俺に酒なんて飲ませたらアカンのだよ……。飲ませたあんたが悪い……」
「くそっ………」
「オヤジさん、とりあえず水くれ……」
「水だと~。酒を飲め、酒を! 迎え酒だ、馬鹿野郎!!」
「マジで……、また吐きまくるぞ……」
マスターは少し考えてから、考えを改める。
「分かった分かった……。ほら、水だ。だからもう吐くなよ」
「できるだけ努力する……」
「いいから、ぜってーに吐くな!!」
「あと部屋を貸してくれ……」
「金はあるのか?」
俺がカウンターの上に手の平内からコインを召喚するとマスターは驚いていた。
「魔法かい、坊主……?」
「そんなもんだよ……」
「部屋を貸すが、室内で吐くなよ」
「分かってるって……」
俺は部屋の鍵を借りると二階に上がった。
道中の階段がかなり長く感じておっくうだったが、なんとか部屋に辿り付いた。
俺はとにかくまだ眠りたかったのでベッドに倒れ込んで眠りに付いた。
そのままぐっすりと眠り続ける。
「はっ!!」
そして突然に俺は目が覚めた。
ベッドから跳ね起きる。
「ま、魔女が……」
えっ、魔女?
何か悪い夢を見ていたような気がするが、瞬時に忘れてしまったぞ……。
俺が窓の外を見れば夜だった。
しかし酒場のほうからは、騒がしい音が聴こえてきたから、そんなに遅い時間でもないのだろう。
あー、喉が渇いたな。
腹も減ったぞ……。
下に行って飯でも食うかな。
そして俺が一階に下りて行くと、騒いでいたオヤジたちが俺に気付いて静まりかえる。
えっ、なんで……?
皆が驚きと恐れの眼差しで俺を見ていた。
なに、この反応は……?
俺はカウンター席に座るとマスターに問う。
「昨日、俺は何をしたんだ?」
「坊主、覚えていないのか?」
「腕相撲してたのは、覚えているが……」
「じゃあ、そのあとは覚えてないのか?」
「ああ、全然記憶に御座いません……」
「そうか、なら忘れろ……」
「マジで……」
「で、また酒か?」
「飯と水を頼む」
「分かった。じゃあ、二階の自室で待っててくれないか、注文は運ばせるから」
俺は静まりかえった酒場を見回してから気付く。
マスターが気を使ってくれてるんだな。
「分かった、そうするよ……」
俺が二階の部屋に戻って少しすると、再び一階が騒がしくなる。
俺は昨日、本当に何を仕出かしたんだろう?
お、思い出せない……。
いや、思い出せないほうが良いのかも知れない……。
やっぱり俺は酒を飲まないほうが良いのだろうさ。
うん、そうしよう……。
今後は絶対に酒を飲まないぞ。
あれ、ベッドに何かあるな?
俺はそれを拾って広げて見た。
ブラジャーとパンティーだ。
「なんで!?」
10
お気に入りに追加
53
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
伯爵家の次男に転生しましたが、10歳で当主になってしまいました
竹桜
ファンタジー
自動運転の試験車両に轢かれて、死んでしまった主人公は異世界のランガン伯爵家の次男に転生した。
転生後の生活は順調そのものだった。
だが、プライドだけ高い兄が愚かな行為をしてしまった。
その結果、主人公の両親は当主の座を追われ、主人公が10歳で当主になってしまった。
これは10歳で当主になってしまった者の物語だ。
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
ハクスラ異世界に転生したから、ひたすらレベル上げしながらマジックアイテムを掘りまくって、飽きたら拾ったマジックアイテムで色々と遊んでみる物語
ヒィッツカラルド
ファンタジー
ハクスラ異世界✕ソロ冒険✕ハーレム禁止✕変態パラダイス✕脱線大暴走ストーリー=166万文字完結÷微妙に癖になる。
変態が、変態のために、変態が送る、変態的な少年のハチャメチャ変態冒険記。
ハクスラとはハックアンドスラッシュの略語である。敵と戦い、どんどんレベルアップを果たし、更に強い敵と戦いながら、より良いマジックアイテムを発掘するゲームのことを指す。
タイトルのままの世界で奮闘しながらも冒険を楽しむ少年のストーリーです。(タイトルに一部偽りアリ)
欠損奴隷を治して高値で売りつけよう!破滅フラグしかない悪役奴隷商人は、死にたくないので回復魔法を修行します
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
主人公が転生したのは、ゲームに出てくる噛ませ犬の悪役奴隷商人だった!このままだと破滅フラグしかないから、奴隷に反乱されて八つ裂きにされてしまう!
そうだ!子供の今から回復魔法を練習して極めておけば、自分がやられたとき自分で治せるのでは?しかも奴隷にも媚びを売れるから一石二鳥だね!
なんか自分が助かるために奴隷治してるだけで感謝されるんだけどなんで!?
欠損奴隷を安く買って高値で売りつけてたらむしろ感謝されるんだけどどういうことなんだろうか!?
え!?主人公は光の勇者!?あ、俺が先に治癒魔法で回復しておきました!いや、スマン。
※この作品は現実の奴隷制を肯定する意図はありません
なろう日間週間月間1位
カクヨムブクマ14000
カクヨム週間3位
他サイトにも掲載
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる